わたしが始めてひとりえっちをしたのは、小学四年生のときです。
きっかけは学校にあった登り棒です。
体育の授業で登っていて、すべりおりるときにあそこがむずむずしました。
なんだかきもちよくて、えっちな気分になりました。
そのころわたしはえっちなこととかよく知らなくて、世の中にひとりえっちがあるなんて
知りませんでした。もちろんセッ○スのことも知りません。
それでもえっちな気分になるのですから、やっぱりこれって本能なんでしょうか。
わたしはそれから、休み時間になると登り棒にしがみつくようになりました。
するするすべりながら、おなかのなかがくすぐったくなるようなきもちよさに、
うっとりとしていました。同級生の男の子とかも、たまにいっしょにしてました。何も
言わなかったけど、その子もうっとりしていました。
いま思い返すと、わたしたちはふたりでひとりえっちをしてたのですね。ときどきそのことを
考えながらひとりえっちしちゃいます。
だから、わたしのひとりえっちは、あそこをなにかに擦りつけるというやり方です。
登り棒の次は机の角にあそこを擦りつけてました。爪先立ちになってあそこを机にのせて、
おしりをひこひこ動かすんです。休み時間に友達とおしゃべりをしながら、ついついしちゃう
こともありました。あそこを刺激するときもちいいなんて知っているのはわたしひとりだけ
だろうから、誰かに見られてもバレないだろうと思っていたんです。