74 :
おたく、名無しさん?:
1の独白
どうして、ぼくの言う言葉をだれも聞いてくれないのか?
どうして、正しいことだとみな知っているくせに、無視しているのか?
日本人は冷たい。少なくとも、いまの、日本人はみな冷たい。
正しいことが通らない。
どうしてなんだろう?
わからなかった。やる気も情熱もなくしていた。自信もなくなっていた。
でも、隣国から来た連中はみんなあったかかった。正しいことを正しいこととして、自分を捨てて正し
いことのために動く仲間がいた。
これまで生きててよかったと思った。生きる喜び、希望をとりもどすことができた。
それがぼくにとっての、「留学生」であり「外国人」です。
だから、ぼくはかれらのために、かれらとともに生きることに決めたのです。
かれらこそ真の友人。心を許せる仲間。かれらを悪く言う日本人は絶対許さない。
ぼくはだから、つながる人は必ずいる、と信じてます。というか、すでにつながってます。かれらの声
を日本社会につなぐ「拡声機」になろうと思ってます。かれらは声を上げたくても、上げられる状況に
まだないからです。
それが日本人のぼくを、あの絶望的な状態から救ってくれたかれらへの恩返しなのです。