●●最近おたく版険悪だな●●

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384清水ミチコ
いつものシゴトを終え、ちょっと買い物をし、
PARCO劇場でやってる三谷幸喜さんの
「彦馬が行く」を見にでかける。わくわく。
私の隣の席が市村正規さんだったんだけど、
さすがどことなく「(芝居を)見なれてる」という雰囲気。
いつか、ここのPARCO劇場のステージで、
市村さんが歌いながら舞台から降りてきて、
「いかがでしたか?お客さん」と、
客席にいた私にマイクを向けたことがあり、
私はびっくりして、そうおもしろい事も思いつかず、
「三波晴夫の浪曲がヨカッタ!」と言ったことがあり、
あの時は失礼しました、とお互いあやまった。
「彦馬が行く」、おもしろかったなあああ!
どの登場人物の気持ちもよくわかるし、また誰もが
その役になるために生まれてきたような顔だった。
三谷さんは不本意かもしれないが、
最後の靴のシーンではぐーっと泣けてしまった。
しかし、鼻をすすってる人は
ほかにもたくさんいたようだった。
もう一回見たくなった。