BeOSではじめるプログラミング。

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103Be名無しさん
>>83
買って来てみましたが、ざっと見た感じでは内容的にはいまいちかも。
フィルターや、オーディオデータを直接扱うといったオーディオ処理に
関しては、ほとんど触れられていません。 Windows でのウェーブ
バッファの循環や、タイミングの問題などに関してはわりと具体的に
触れられています(「具体的」と「詳しく」とは異なることに注意)。

ま、特定のプラットフォームに限った話じゃないので、オーディオを
扱う時に必要な知識(のちょっと泥臭い部分)を見ることができるかな、
という気がします。

BeOS ではこれらのことは Media Kit の枠で提供されており、
当たり前のように使っている訳ですが、Media Kitが提供している
機能の意義を知るとか、なぜサウンドカードがデフォルトの
BTimeSource なのかといったことの理解に役立つかも知れません。
Windows でということを考えると、 DirectSound を利用せず
Win32API でのサウンドで扱っていますので、 DirectSound で
提供されている機能の理解にも役立つかも知れません。

後半は MIDI を取り扱っています。知っている人にとっては、わりと
どうでもよい内容じゃないかという気がします。というか、知らない人が
ターゲットの本なんでしょう。