TRONに関する証言を淡々と集めるスレ2

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179麻生太郎様とTRON(どこでもコンピューター)と坂村健とビルゲイツ
ロケットに関しては、防衛庁がやっているのではなくて、文科省がやっているのですが、
多分あれを

 上げられたら困る人が周りにいっぱいいる

わけです。
例えば電波妨害、ジャミングというものを出されるであろうという予想は、あの人たちはまったくしていないと思います。
だから、成功する時というのは予定外に時間を変更して上げた時とかなんですけれども、
そういう考え方はあの人たちはしないんです。

今回のように予定通りに上げたものについては、私の邪推ですけれども、
世界の常識では、そんなものに成功されたら困る人はいっぱいいるわけです。
アメリカだって日本が成功したら自分のロケットを買ってくれなくなる。
液体酸素とか液体窒素とかではなく、いわゆる

 固形燃料で飛ばせるロケットを開発しているのは日本だけ

なんですけれども、科学技術研究所に行くと、本当に倉庫の隅にポイと置いてあるんです。
固形燃料を盗まれたらというと、

「えっ、誰が盗むんです?」

という、そんな感じで、

 完全に研究者

なんですよ。
それが軍事技術としてものすごい価値があるものだということを知っている人がいないようなので、
あわてて
「ばかたれ、冗談じゃないぞ」
というわけです。
180麻生太郎様とTRON(どこでもコンピューター)と坂村健とビルゲイツ:2006/11/05(日) 11:54:45
今はそうなっていないけれども、当時は技術屋さんとか科学者というのは、
それを作ることにだけ興味があって、それを盗まれるとか悪用されるという発想はまったくない。
純粋な技術屋さんや科学者という感じがします。
少なくともあのH2ロケットに関しては、あんな単純なものでひっかかるというのは通常では考えられませんから、
何となくそんなことかなと思って疑うくらいの感じを持たないといけないところなのではないでしょうか。
この間、文科省でそう言ったら、そんなこと誰がするんでしょうかと言われました。
誰がするんでしょうかって、周りでしてもらいたくないということでいえば、
北朝鮮だって中国だってアメリカだって皆そうでしょう。
アメリカもですかというけれども、自分のロケットを買わずに自分で打たれたら、
昔アメリカの車を買ってくれたけれども、今トヨタの車を買わないといけないという話と同じ話です。
どのみち日本がやり始めたら、安くて小さくて軽いなんてなったらとてもじゃないぞ
ということになるから、絶対反対と思うのが常識じゃないかと言ったら、はあと言っていました。
やはり、そういうひねた発想をする人は科学者にならないわけです。