なあ、monaの開発はどうなったの?

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235Be名無しさん
> 本日 Mona OSプロジェクトはfile_server_on_linux-0.0.1をリリースしました。
> download
>
> https://sourceforge.jp/projects/mona/files/?release_id=21273#21273
> 開発者向けリリースです
>
> Mona OSのサーバーなどを開発する devloper 向けのリリースです。
>
> file_serverの開発者だけでなく、他の必須コンポーネントやGUIをLinux上で開発するのに参考になると思います。
>
> 特にMona OSの core であるメッセージAPIと共有メモリAPIをLinux上でエミュレートしている部分は再利用が可能でしょう。
>
> file_server_on_linuxとは?
>
> file_server_on_linuxとは、Mona OSのサーバー(ユーザーモードで動作するOSコアコンポーネント)であるfile_serverをLinux上で動作するようにしたものです。
>
> Mona OSプロジェクトでは、Mona OS上で動作するOS機能をできる限り、cygwin/Linux上で開発・デバッグ・動作確認をし、その後Mona OSにportするという開発スタイルを心がけてきました。
>
> これを実践することで
>
> * 開発を安定、成熟したOS上で行うので開発効率が上がる
> * 既存OS上でも動作することが必須なのでポータビリティが上がる
>
> など多大なメリットが得らています。
236Be名無しさん:2006/08/06(日) 20:42:08
> 開発の動機
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> 次期Mona OSのリリースでサポート予定の仮想メモリの実装に必須であったため。
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> 大きな変更点
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> 今回file_serverをLinuxにまず移植し、その後に以下の大きな拡張をしました。
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> この拡張は今後Mona OS本体に取り込まれる予定です。
>
> * VFS/Vnodeフレームワークの導入
> o Solarisなどでも利用されている、ファイルシステムフレームワークであるVFSの概念を導入し、フルスクラッチで書きおこしました。
> o ファイルアクセスをすべてVnode経由でおこなうようになり open/read/write/stat/close/readdirなどのAPIを提供しています。
> o 今後新しいファイルシステムを追加する場合はVFSフレームワークを利用することになります。既存のFAT12も簡単に再利用できたという実績がああります。
> * touch/writeのサポート
> o FAT12に関してMonAPI経由の touch/write を正式にサポートしました。
> * file_serverが提供するすべてのAPIに関してCPPUNITによるテストコードを付加しました。
> * valgrindを利用しfile_serverのメモリリークをつぶしました
>
>
> ひげぽんの個人的な感想
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> OSの必須コンポーネントであるファイルシステムがまるごとLinuxで動くようになったのは大きなメリットだと思います。
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> おおげさではなく開発効率は10倍くらいになるのではないでしょうか。
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> 以前から気になっていたfile_serverのジャングルコードが解消されたのと、VFSについて深い理解が得られたのも個人的にはかなり大きかったと思います。