規制と荒らしが調子に乗りすぎ

親は知らない　ＰＡＲＴ３
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/oya3/oya090814.htm
>（１）魔物すむ掲示板
>学校裏サイト　力に酔う１５歳
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>※以下上記より部分抜粋
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>学校裏サイトにあふれる中傷の言葉。削除するも残すも管理人の判断一つ
>「『俺には、ほかとは違う力がある』と感じていた。全能感と言っていいかもしれない」。
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>アクセスは多い日で１０００件以上。〈きもい〉〈うざい〉といった書き込みも増えていった。

>書き込みを消したり、特定の投稿者のアクセスを制限したりするのは管理人の権限だ。
>トオルの元には〈私の悪口を削除して〉と依頼してくるメールが３日に１度は届くようになった。
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>ある日、そんなメールに〈本人確認のため顔写真を送って〉と返信してみた。
>悪ふざけのつもりだったのに、本当に送ってきた。女の子の写真だった。
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>「管理人の力ってスゴイ」。気持ちが高ぶるのを感じた。
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>こんな手口で１０人ほどの少女から顔写真を送らせた後。その中学３年の少女には、下着姿の写真を要求してみた。〈従わないなら消せない〉。相手はためらったが、数時間後、写真を送ってきた。
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>「俺の命令を何でも聞くぞ」。
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>欲望はエスカレートしていく。〈じゃあ今度は下半身を〉〈次は全裸〉〈言うことをきかなければネットに流すぞ〉――。
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>入手した画像は６枚。ケータイの向こうで、少女がどんなに恐怖に震えていたか、想像する心は失われていた。

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>児童買春・児童ポルノ禁止法違反と強要の容疑で逮捕されたのは、その１か月後だった。
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>「罪の意識がマヒしていた」。
>少年鑑別所を出て、今は地元企業で働くトオルはネットの魔力を時々考える。
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>「何の能力もない自分なのに、見知らぬ人から次々と頼み事をされて、自分が大きくなったと勘違いしてしまったのかもしれない」
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