(前奏部分)
Z いつのことでしょうか
この当て所(ど)ない
漆黒の荒野に
最後の花が咲いたのは
いつのことでしょうか
茨の鎖で覆われた瓦礫
その中心に咲く
残酷な結晶の数々
それが私たち
最果てから落とされた
私たちの成れの果て
嗚呼 あの永遠の輝きさえ
一瞬の煌きに過ぎないのならば
いっそのこと
刹那の輝きを求めて
宇宙の塵となりましょう
時を刻む歯車に
記憶の糸を絡めるように
因果は巡り 生命(いのち)は巡り
私は巡り あなたに出逢う
(間奏部分)
Z’遠くの心を求める心
時の円環に囚われし天使(とり)は
あなたを想って散る運命(さだめ)
輪廻の殻に閉じこもり
あなたを想って散る運命(さだめ)
秘密の炎が揺らめいて
黒き魂を抱えし天使(とり)は
塵となって散る運命(さだめ)
この凍て付く大地から羽ばたき
塵となって散る運命(さだめ)