VIPクオリティ、内藤ホライゾン、ジョルジュ長岡、荒巻スカルチノフ、
華麗なVIPのあらゆるスレの中に不思議な世界が広がっている。
あの幻想的なハピマテや滑稽な音楽は、一般人にとっては大きな魅力である。
しかし、これは本当に愉快だからやっていることなのか。
それとも、VIPPERは自分の不幸で他人を傷つけまいとして微笑することがあるが、
あれと同じで、そこには何か悲しみがあるのではないか。
突撃をするブーン達は全く気の毒に見える。
彼らポーズを決め、突撃を果たしてはいるが、個体の中には荒らしの血と一緒になって、
全く異なった感情を抱いているのである。
外観はほがらかでいかなる場合も微笑していながら、その裏には哀愁と深い感傷を抱いている。
これが独自の文化を持ち、それを独自に表現しているVIPの姿である。
――「2ちゃんねる私観」より ハード・ゲイ