173 :
第1話:
>>157-170 ここは2ちゃん町。天気の良いある日の事・・・
町に税金経理会計という公園ができました。税金経理会計という名前なんだから僕らの公園だ!と、実務家
たちは大喜び。会社経理や税金に関係する実務家の人たちはその公園でみんなと仲良く遊ぶことにしました。
ところがある日。「おい!実務家!ここは税金経理会計公園なんだから俺たちも使っていいよな!」と、
たくさんの乱暴者がやってきたのです。彼らはこの町に新しくやってきた「税金経理会計に関係する資格」の
受験生でした。受験生たちは乱暴者で、砂場も滑り台もブランコも全て実務家たちから奪ってしまいます。
いつ来ても受験生が公園を占領してしまっているので、実務家たちは次第に公園に来なくなってしまいました。
そんなある日・・・
174 :
第2話:03/12/25 16:15 ID:JcJrPC5k
175 :
第3話:03/12/25 16:17 ID:JcJrPC5k
「あめぇらよ〜、あのすみっこにいる実務家ってのうざくね〜?わけのわかんね〜看板あるじゃん。
あれって実務家が勝手に町役場に行って頼んできたもんだろ?」「こうなりゃ、むしろ名前変えちゃう?
ぐらいの愛のバイブス全開のそんなポジティブな感じでどーよ!」
さぁ大変です。彼らは税金経理会計公園の名前を変えてしまうつもりです。名前が変わってしまえば実務家は
この公園に入ることすらできません。そこで、危機感を感じた実務家は再び町役場に訴えることにしました。
(参考)
>>157-
しかし・・・
176 :
最終話:03/12/25 16:20 ID:JcJrPC5k
どこの町でもそうですが、行政というものは民の意見を尊重してはくれません。返事はこうでした。
「まずは当事者同士で話し合ってください。」
「町としては看板を立てたのですから、受験生に公園から出て行くように言えばよいでしょう。」
「仲良くしたらよいではないですか。」
実務家は愕然としました。彼はがっくりと肩をおとし、来た道を帰っていきます。夕日が彼の背中を
照らす時、彼はある事に気がつきました。
「そうか・・・この町って税金(利用料や月会費)ないんだった・・・」
「公園を良くするように提言できても、それって権利じゃないんだ・・・」
「町役場が住民の声に応えるのは義務じゃないんだ・・・」
実務家は少しだけこの町の仕組みがわかったような気がしました。沈みかけている夕日を背に、
ちょっとだけ背筋を伸ばして実務家は帰っていくのでした・・・・・
「帰って芋焼酎でも飲むか・・・」
「あっ!その前にセブンでおでん買お・・・」
おしまい!!!