自分の中で未レポ宿が溜まってきたので、暇見ながら書いていこうと思う。
長文になるかもしれないけれど、そこはご容赦を。
◆宿名・場所
・来馬温泉 風吹荘(長野県小谷村)
◆交通
・大糸線北小谷駅・徒歩5分ほど
(大糸北線は運行本数に注意)
◆料金
・一泊二日8500円(オール込)+ピール500円+酒400円
◆予約
・たまたまこのあたりの地図を見てて温泉に気づき、webで調べる
・予約は電話にて。連休中だったが、あっさりok
◆施設・部屋
・もともと公営の建物ということで、華やかさとは無縁。また、小さい
宿(5〜6室程度)である。部屋は、8畳間で縁側つき。トイレは無い。
・キレイにされており、気持ちよく泊まれる。
・部屋は南に面しており、姫川とその広い川原(当日は雪原だったが)、
さらに山々が見渡せる。少し高台ということもあり、眺めが良い。
◆風呂
・男女別内湯のみ
・風呂場は、5〜6人がゆっくり入れる大きさ。
・2源泉を混合して湯温を調節して、さらに完全かけ流しとのこと。
湯量はたいへん豊富で、湯船からはどんどんお湯があふれ出してゆく。
床は、流れ出したお湯の成分で真っ赤である。
・やや熱いが比較的さらっとした感じ。やや鉄系の感じあり。ナトリウ
ム-炭酸水素塩・塩化物泉
・日帰り客がいなくなってからは貸切状態であり、寝転んであふれ出す
お湯を楽しんだ。
(続く)
(風吹荘つづき)
◆食事
・朝夕とも食事どころにて。
・夕食は非常にボリュームが多く、さらにそれだけではなく、味も見た目
もよいものが多方面から出てくる。
最初席についたとき、「これは豪勢だ」と思ったのだが、後から後から
料理が追加されるのにはたまげた。
・料理の一部を挙げると、小型の毛蟹等の海鮮なべ(カセットコンロ!)、
刺身、寿司(鯵だったかをあぶったやつ)、鴨と茸の煮たもの、やきとり
(ぼんじり)、タラバガニ足など。比較的海に近いからか海鮮中心。
写真から数えたら、大小12皿+松茸茶碗蒸し。ごはんは鍋へ投入。
・朝もボリュームは多い。小皿類が充実していた。
大小10皿とすいものとつけもの。
◆その他
・当日は、地元の人を中心として日帰り客が多かったが、道の駅の温泉
(同源泉)が工事中で混んでいるとのこと。宿の人いわく、「いつもは
静かなもの」。
・さらに、当日は連休中なのに自分のほかは、1人旅がもうひとりいただ
け。この宿の繁忙期は登山の時期で、冬場は閑散としているとのこと。
なお、この宿からも大糸線が見える。また、撮り鉄の基地でもあるよう
で、館内には鉄道写真がたくさん飾ってあった
・もともと村営であるが、実際の運営は家族経営の様子。
・ちょうど、大糸線のキハ52が3月で無くなるということで、乗り収め
の旅であったが、食事、風呂、料金と三拍子揃った大当たり宿であり、
鉄道を抜きにしても再訪したいと思った。