【女王の】静香様に冷たく罵られたい226【教室】

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>>266
ヒマなので書き起してみますた。

千鶴「2位になりました」
杉爺「あのー2位と言いましてもね、内容的には1位」
千鶴「はい」
杉爺「そう言われるくらいの2位でしたからねぇ。やっぱあの、SPのミスってのは大きいですよね」

杉爺「まあ荒川さんは、あの、今年はほんとに国際大会でいい演技をしてるんですよねぇ」
千鶴「はい」
杉爺「それで、非常に海外の審判とか関係者からは高く評価されてますねぇ」
千鶴「ああ、そうなんですかー」
杉爺「ええ。それだけに日本がやっぱりオリンピック3人出られたらなあって残念でしょうがないですねぇ」
千鶴「そうですねぇ…」

千鶴「今シーズンはスケートアメリカで第4位、パリの大会では第6位でした」
杉爺「まああの、スケートアメリカでは実際には2〜3位になってもおかしくないっていうくらい、言われてますからね。
   それとパリの大会もショートでの大失敗があった後、フリーやって、結果は上まで行きませんでしたけども
   関係者の中ではあの時のフリーも、もうベスト3に入ると、そういう定評がありますからねぇ。
   ほんとに今シーズンはね、滑りが良くなりました」
千鶴「ああ、そうなんですか」
杉爺「そのためにジャンプに安定度が出てきたんですね。…3回転。ほんとに流れで自然に跳んでいくようになりましたね。
   元々いとも簡単に出来る才能を持ってた選手なんですけどもね」
千鶴「ええ」
杉爺「やっぱ大人の雰囲気が出てきましたねぇ」
千鶴「ええ。ハタチになりました」
千鶴「綺麗ですよねぇ…」
杉爺「ええ。ジャンプに流れがありますよね。で特にあのー大学に入ってから、佐藤信夫さんに教わるようになって
   佐藤さんてのはあの、お嬢さんが世界チャンピオンになってる」
千鶴「ええ、有香さん」
杉爺「佐藤さん自身も世界4位の実績を持ってて、その時はメダルを獲っててもおかしくないと言われるくらい
   スケーティングが素晴らしいって言われてたんですね」
千鶴「ええ」
杉爺「やっぱり、そういう所をキチンと教えてますね。すごく良くなりましたね」
千鶴「フリーの時には3つのジャンプのコンビネーションも披露しました」
杉爺「ま、あの試合でも頭にミスが無ければ、もう最後、後半はほんとに素晴らしかったですからねぇ」
千鶴「そうですねぇ…」
杉爺「まああの、ライバルっていわれている村主さんが、佐藤さんの奥さんがメインで教えられてる。やっぱりだから、
   佐藤ファミリーっていうか佐藤先生のところで二人が競いあってる。とてもいいことですね」
千鶴「そうですねぇ。お互いに刺激しあって、高めあっていくということですね」
杉爺「そうですね。まだまだこれから伸びる選手ですからね」
千鶴「はい」
杉爺「だからそういう意味では恩田さん、村主さん、荒川さんという風に、こうタイプの違う3人が競いあうってのは
   本当に日本のスケート界にとってはとてもいいことだと思いますね。それに刺激されてジュニアの選手が上がってきますね」
千鶴「…あっ(3−3−2のコンビを見て)」
杉爺「…これは中々大変ですよー」
千鶴「そうですねー」
杉爺「ええ。3回転3回転2回転の連続ジャンプ。これ簡単に、いとも、もう難しさを感じさせないで出来るってのはもう、
   彼女の素晴らしさですね」
千鶴「ええ…女子シングルの時に城田さんに解説いただいたんですけども、『彼女はなんでも後に付けられるんだ』って
   言ってましたけれども。ほんとに簡単そうに跳んでしまいますねぇ」
杉爺「はい。それはほんとにスケートが滑るようになったから出来るようになったんですね。
   だから流れの中で体が自然に使えるわけですね」
千鶴「女子シングル銀メダリスト、日本の荒川静香でした」