これか...
悲惨な出来事は1月18日に行なわれたクオリフィケイション・ダウンヒル(滑降予選レース)
で起こった。このレースにゼッケン44番で出場したゲルノ・ラインシュタドラー(20歳)が、
コース最終ゲート近くのジャンプでコントロールを失い安全ネットに激突。すぐヘリコプターで
近くのインターラーケン病院に運ばれ手術を受けたが、結局19日未明に死亡した。
オフィシャルの発表によれば、ラインシュタドラーは激突の際、骨盤破損、内臓損傷など
腰部を中心に重傷を負い、多量の出血に見舞われた。(片方のスキーがネットに刺さり、
高いGで股が裂けたのである)。6時間以上にわたる手術を行なったが19日午前1時、
出血多量により死亡した。