アヌシュの故郷に行って来ました。

　ハンマー投げという競技をドーピングで穢したアヌシュから金メダルが剥奪される前に
我々は何故アヌシュがこの様な愚かな事をしたのか
疑問を解決するため、アヌシュの故郷であるハンガリーのブタペストに向かった。
｢まだ東欧にこんなところがあったのか…｣
思わず口に出てしまった言葉を同行した上司に失礼だと咎められた。

小人が住むような小さな家、ツギハギだらけの服を着る農夫たち、
そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。
水泳王国だの、ロス五輪以来だの、オリンピックだので浮かれていた
我々は改めてハンガリーの現状を噛み締めていた。

ボロ屑のような家に居たのは老いた母親一人
我々を見るなり全てを悟ったのか、涙ながらに
｢息子が申し訳ありません｣と我々に何度も土下座して詫びた。

我々はこの時初めてアヌシュを許そうと思った。
誰が悪い訳ではない、ハンガリーの貧しさが全て悪かったのだ。
我々はアヌシュの母親から貰ったじゃがいもを手に、
打ちひしがれながら日本へと帰路についた。

大丈夫

そうか

>>1
つまんね

群馬だっけ？

アナル

1>>そして彼らは余所者で身なりのいい我々を監視する様に見詰めている。


余所者はわかるが、おまえの身なりはよくないｗ

>>1
よくやった！非常に感動した。今後とも精力的に取材を敢行してくれ。
その為の援助ならいくらでも出す。