アレクセイ・ヤグディン総合スレ Part23

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344ライーヨーを語る1
>>335
リクエストにお答えして。まあ、いい話だ。

ヤグディン、ストイコに感謝
オリンピックチャンピオンはストイコを見て「たくさんのことを学んだ」

オリンピックチャンピオンのアレクセイ・ヤグディンは、昨日、
フィギュアスケート世界選手権タイトルを奪還することについて
情熱を込めて語った。

しかし、友人であり古くからのライバルがいっしょに参加しない
という話題になると、彼の声の調子はがらりと変わった。

「悲しいニュースだ」。カナダのエルヴィス・ストイコがプロ転向を
発表し長野には参加しないことを知ると、ヤグディンはそう言った。

ロシアのサンクトペテルスブルク出身で三度の世界選手権タイトルを
獲得したヤグディンは、ずっと以前から、ストイコの不屈の精神と
ファイティングスピリッツを賞賛していた。ストイコが1997年に
ローザンヌで三度目の世界タイトルを獲得したとき、彼はまだ十代で、
世界の舞台に登場したばかりだった。
345ライーヨーを語る2:02/03/15 05:43
「何年もの間トップに立ち続けるのは本当に大変だ。ぼくには
それがわかる」と、昨年バンクーバーの世界選手権で同じロシア人の
エフゲニー・プルシェンコにタイトルを奪われたヤグディンは言う。
「彼のおかげでぼくはずいぶん助かった……彼からは本当にたくさん
のことを学んだ。彼やトッド・エルドリッジのような年上の選手と
戦えなくなるのは残念だ」

ヤグディンにとって、ストイコの第一印象は、演技の最中に見せるその
「誰にも止められないパワー」だった。

「『すごい、彼はロシア人と違って最後で力尽きたりしない』と考えた
のを覚えている」とヤグディンは言う。「世界選手権で滑る彼は、ぼく
から見れば神のようだった。あの四回転ジャンプの跳び方とか、とにかく
すべてがすごかった」

近年、スケートのレベルを上げているのはヤグディンやプルシェンコ
のような選手だが、彼らがそうなるための道を開いたのはストイコだ。

「常に技術が向上し高い身体能力が求められるスポーツにおいて、彼の
存在は救いだった」と、前スケートカナダ総裁のデヴィッド・ドレイは言う。
「男子シングルのレベルを本当に上げたのは、まさに彼だった」
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四回転「必要条件」

「四回転ジャンプを最初に降りたのはカート・ブラウニングだけど、
それはほとんどただの珍しいことだった。エルヴィスは四回転を
取り入れ、それを必要条件にした。次に四回転、三回転のコンビに
ついても同じようにした」

ヤグディンは21歳でオリンピックの金メダルを獲得し、2006年に
イタリアのトリノで行われる次のオリンピックにも参加すると語って
いるが、一方ストイコは四度のオリンピック挑戦で、最高の結果は1994年
のリレハンメルとその四年後の長野で獲得した二度の銀メダルだった。

「彼がオリンピックで金メダルを獲れなかったのは本当に残念だ」
とヤグディンは言う。彼は5月1日のコレルセンター開催まで続く
スターズ・オン・アイス・ツアーのキャストの一員だ。
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ヤグディンはストイコを「主要ライバルのひとり」と呼んでいたが、
しだいに友人だとも思うようになっていった。12月にカナダの
キッチナーで行われたグランプリファイナルで、ヤグディンは、
ハミルトンの同大会でストイコに初めて会ったときのことを、
心温まるようすで思い出した。

トップスケーターが一堂に集まり、出番がくるのを静かに
座って待っていた。部屋には緊迫した空気が立ちこめていた。

しかし、それもストイコが現れるまでだった。

「彼は選手みんなのところをまわって握手したんだ」とヤグディンは言う。
「本当にあれにはグッときた。エルヴィスはいい人だよ。
今では(すべての大会で)彼と握手するのが楽しみになっている」
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ふたりが次に握手をするのは、アメリカで行われるチャンピオンズ・
オン・アイスまで待たなければならない。ヤグディンは、
カナダのツアーを終えてから、6月の初めにそのツアーに参加する予定だ。

ストイコが次にリンクの上に姿を見せるのは、4月3日にフロリダ州の
フォートローダーデールで始まるチャンピオンズ・ツアーになるだろう。

ツアーの開催地がカナダにいちばん近づくのは、4月27日のデトロイト、
そして5月17日のバッファーローだ。

「ぼくはたくさんのツアーに参加するつもりだ」とストイコは言う。
そして、1990年代に毎年秋にカナダで行っていたツアーも
再開させたいとも付け加えた。

おわり