みんないなくなればいい
僕を残して
笑ってればいい。
みんなみんな、
そうだ。
僕を残して どこかにいっちゃう・・・。
みんな 消えればいい
みんな 死んでしまえば
そうすれば
少しは、
この気持ち悪い感情も
消えてなくなるんじゃないかな。
切る
事
は
いけない
、
らしい
瀉血も
いけない
、
らしい
でも
僕のストレスは
止まらない
僕が欲しいのは
なにも考えなくする痛み
そういえば
人間は妄想力に長けた
生物だ
目を閉じて
鋏を肌に当てる
いつものように
滑らせる
あたりまえだけど
きれない
しかし
腕を切った感触を
妄想する
背筋が震えた
恋しくなるだけだ
失敗。
知らない人に忌み嫌われる。
目があうとそらされる。
そんな世界に快感。
僕は君たちが嫌いだから
好きに嫌ってください。
脅えてください。
キチガイだと感じるでしょう、僕が。
でももしそのなかに
僕を見て
愛しく思ってくれる人が現れたなら
「こっちにきてもいいよ。」
そう微笑んで
僕の半径三bに入ってもいい許可書をあげる