その日暮らし何でも集

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159今日のところは名無しで
バブル時代のフリーターは、国策だった?

 中流意識が高く、全員社員だった時代に高度成長を遂げたが
それに伴い、人件費の暴騰をもたらし製品価格に反映されてしまうようになる。
そのため、海外での輸出による競争にかげりが見え始めた。
 
 当時の日本製品は、性能がよく、小さく、なによりも安い。
しかし、人件費が露骨に価格へ反映されては、製品価格が高くなる。
そうすれば、海外競争にまけてしまう。

 そこで、国はリクルートと結託しある施策をうった。
それがフリーターの出現である。
学校を卒業し、定職につくという当時の既成概念を日本の慣習から払拭し、
自由に、自分志向でいきるという考え方を広めた。
 その結果、社員とは違い年金や社会保険、昇給も賞与も有給等がない上、
必要なときに雇用し必要ではない時は雇用を打ち切ることのできる労働者。
フリーターの原型を完成させた。
 安い人件費で製品を作れば、もちろん価格も安くできる。
これで、すべてはうまくいくはずだった。