★ 中高一貫校は大学受験に有利というのは大嘘 2★ [転載禁止]©2ch.net

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21実名攻撃大好きKITTY
進学塾という選択 日経プレミアより

「学校歴」よりも「塾歴」

現役東大生の座談会。桜蔭出身者も麻布出身者も「学校の授業は受験を意識したものではなかった。受験勉強はもっぱら塾でした。」と口をそろえる。

実際、東大をはじめとする難関大の学生に話を聞くと「大学受験のことだけでいうなら、学校より塾の方が役に立ったという意見が大半だ。

開成・麻布・灘・筑駒・桜蔭などの名門校では学校で受験勉強のやり方を事細かに指導しないという点が共通している。
宿題も多くないし、放課後の強制補習も制度としてほとんどない。その分生徒たちは、自分の学習スタイルに合った塾を上手に利用して受験を乗り切る。

毎年、春先に週刊誌が高校別の東大合格者ランキングを発表し、どこの高校がランキングを上げたとか下げたとか話題になるが、
実際にそのような学校に入ったところで、ほとんどの生徒は受験勉強を塾でしているのだ。

このことからも、私は常々、大学進学実績で学校を選ぶことはバカげていると訴えている。

いい大学に行きたいのであれば、自分の学習スタイルにあった塾に通えばいいだけの話である。
進学に関してだけいえば、「学校歴」よりも「塾歴」なのだ。
こんなことをいうと学校の先生たちに怒られてしまうかもしれない。しかし、学校には学校の役割があり、塾には塾の役割がある。

筑駒から東大に進学した学生は

「学校は学校で授業は楽しいし、仲間も先生も魅力的だった。ただし、学校では受験指導は一切してくれないので、塾に通うというスタイルが当たり前だった」という。
麻布出身の東大生が「受験勉強に関しては、やっぱり塾のほうが大きかったと思います。学校も受験勉強で塾に頼っていることはわかっているので、塾では教えないようなことを教えることに力を入れている。それがいいところだと思う」と発言している。

いずれの学生も学校と塾をうまく使い分けていることがわかる。
「受験勉強は塾で。それ以外のもっと根本的な学力や意欲・感心を高めるのは学校で」という感じだ。
この役割分担が日本の教育を豊にしていると私は思う。