『またまた浪人、今年は北予備で頑張る』
N・A君(明治学園高校卒 元ニート)
不合格大学 久留米大学(医―医) 福岡大学(医―医)
埼玉医科大学(医―医) 金沢医科大学(医―医)
★四浪目の不合格体験記
4度目の受験にもかかわらず、今年も受験に失敗したのは、私が自分自身に甘すぎたからに他ならない。
予備校選択の時点で甘かった。私は自分がしばられていないと勉強できない事をよく知っていたのに、
「自由」な校風で有名な大手予備校を選んだのだ。しかも全ての授業をテレビ授業にしていたため、
出席してもボーッとしている事が多くなった結果、ほとんどの授業を欠席するようになってしまった。
そして、他校で浪人している友達や大学生の友達と遊んだり、ゲームセンターで時間をつぶすようになった。
こうなると、生活リズムも狂い始め、朝起きるのが10時を過ぎるのもザラとなった。
朝がおそくなると朝食自体とらなくなり、1日2食となった。もはや、受験生の生活サイクルでは
なくなってしまい、勉強する気自体、完全に無くなっていた。
夏になり、大学生が休みになると、曲がった生活はさらに加速していた。
夏期講座も取ってはいたが、やはり途中から欠席するようになってしまい、完全に勉強から離れてしまった。
この時期、ペンを持ったのは家庭教師が家に来てる間だけだった。
やらなくてはいけない事は分かっているが、勉強に適しているとは言い難いその時の環境で集中出来るほど、
私の精神力は強くなかった。このためダラダラした生活態度のまま受験日を迎えてしまった。
勉強においては、意志の弱さから、最も嫌いな英単語、有機、無機等の暗記科目から逃げ続けたため、
中でも化学は全く力を付ける事が出来なかった。
今年は北予備で、自分への甘さを無くし、規則正しい学習生活の継続が出来るよう努力している。
(原文のまま)
http://www.kitayobi.ac.jp/index.php?id=166