学校対決

洛星vs洛南。カトリックと仏教の宗教戦争が京の都を舞台に戦われています。
洛北を本拠とする武装したキリスト教民兵と、洛南を本拠とする東寺の僧兵の争いです。

かつてはキリスト教民兵が圧倒的優位でしたが、二十数年前から東寺の僧兵が力を
伸ばし、現在ではキリスト教民兵はやや劣勢となってしています。 東寺の僧兵は同じ
真言宗の総本山のある高野山に基地をもち、毎年訓練を行っています。

一方、弱体化が著しかった朝廷は数年前から 息を吹き返しています。朝廷は 堀川
戦線では東寺の僧兵を圧倒する勢いです。また、西京戦線、洛北戦線にも兵士を
送り 込み始めており、キリスト教民兵の牙城が揺らぎ始めています。

東寺の僧兵は、勢力を維持するために、女人禁制の掟を破り、女性兵士を募集し
始めました。更に、近日中に稚児の募集も開始する予定となっています。

一方、摂津の国西部では灘vs甲陽の日本酒戦争が行われています。居酒屋を舞台に
両勢力の兵士達がその酒豪度を競い合っています。両者ともスポンサーの提供する酒
で肝臓を鍛えているだけあってハイレベルでの戦いが続いています。この争いのために、
摂津の国の西部では、かつては栄華を誇った守護大名の弱体化が著しくなっています。

栄光vs聖光。カトリックどうしの宗教戦争が、相模国から武蔵国南部にかけての範囲で
繰り広げられています。栄光はカトリック修道会の一つであるイエズス会を母体としており、
相模国では圧倒的な勢力を有してきました。しかし、最近になって、キリスト教教育修士会
が設立した聖光が勢力を伸ばしつつあり、両者は全く互角となっています。

栄光・聖光の争いの中で、第三の勢力である浅野も台頭してきています。浅野は越中の国に
生まれ、漆喰の商いで一大財閥を築いた浅野総一郎が起こした一派です。

相模の国や武蔵の国南部でも、これらの勢力の激しい争いのために守護大名の威厳は著しく
低下しています。