ttp://www.47news.jp/CN/201002/CN2010022501000959.html 進学塾社長を在宅起訴へ 土地取引で1億円隠す
東海地区で進学塾「名進研」を運営する「教育企画」の社長(60)が
土地取引などで得た所得約1億円を隠し、約3千万円を脱税した疑いが強まったとして、
岐阜地検は25日までに、所得税法違反罪で近く、社長を在宅起訴する方針を固めた。
関係者によると、社長は2006年までの3年間で、名古屋市の土地数カ所の取引仲介手数料や
土地転売などで得た利益約1億円を申告せず、約3千万円を脱税した疑いが持たれている。
こうした所得隠しは塾運営とは関係なく、社長が個人的に行っていたという。
ほかに個人的な貸し付けで得た利益を合わせると隠した所得は2億数千万円に上るもようで、
教育企画に貸し付けの形にしたり、預貯金で保管していたという。
社長は取材に「個人的に金を貸したことはあるが、業としてではない。
金額は相手もあり言えない」などと話している。
社長は07年6月に名古屋国税局の強制調査(査察)を受けた際、
署名を求められた文書を破ったとして公文書棄損罪で起訴、有罪判決を受けた。
教育企画によると、名進研は1984年創業。中高、大学受験の進学塾で
昨年9月現在で愛知、岐阜両県で計36校を展開、生徒数は6500人。
2010/02/25 22:17 【共同通信】