青春時代の自分と「対面」、横浜平沼高で10年前のタイムカプセル開封
2010年7月4日
県立横浜平沼高校(横浜市西区)の創立100周年を記念して校庭に埋められたタイムカプセルが3日、10年の時を経て掘り返された。
当時の在校生ら約200人が集まり、青春時代の自分との”対面”に赤面しながら盛り上がった。
カプセルは2000年9月22日、シドニー五輪開催中に埋められた。れんがの標識の地中に眠っていた箱が取り出されると、歓声と拍手に包まれた。
箱の中には「日本を動かすビッグな男に」「温かい家庭を築く」―など在学中だった約960人が書き残したメッセージがびっしり。互いに見せ合うなどして、思い出話に花を咲かせた。
カプセルを企画した平沼祭実行委員会(当時)の中心メンバーだった寺田美月(旧姓=久保)さん(27)=同市港南区=は「きれいに残っていて感動。青春してたな…」と笑顔。
同校の数学教師として教壇に立つ佐々木智三さん(27)は「友情の大切さを今の生徒に伝えたい。今夜は楽しいお酒が飲めそう」と旧交を温めていた。
http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1007030042/