慶応義塾、小中一貫校の開校延期 赤字で見直し
学校法人慶応義塾は21日、横浜市青葉区に設置する小中一貫校の開校を当初計画の2011年4月から
当面延期すると発表した。法人の08年度決算が金融資産の含み損拡大などで約269億円の赤字となり、
事業全体を見直したため。
慶応義塾は「開校時期は未定だが、できるだけ早く決定したい」としている。
一貫校は慶応義塾創立150年記念事業として計画。08年度に横浜市から予定地計約5ヘクタールを
約53億5千万円で購入したが、校舎は未着工。定員は当初1学年144人を予定していたが、120人に
縮小し、9学年で1080人となる。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009072101000913.html