兵庫県の公立高校

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スポーツ入試で調査書改ざん 県立高校教諭ら処分
 大学のスポーツ入試に絡み、生徒の調査書を改ざんしたとして、兵庫県教委は
六日、明石市の県立明石城西高校の教諭三人を停職、校長(59)と事務長(58)を
訓告処分とした。
 停職処分は、生徒が所属する運動部顧問の男性教諭(53)と三年生の教務係の
男性教諭(42)が停職六カ月、生徒のクラス担任の男性教諭(61)が停職三カ月。
顧問と教務係の教諭は退職届を出し、同日付で承認された。
 県教委によると、顧問は八月二十七日、担任から調査書を受け取った際、生徒の
成績が低く出願資格に達していないことに気付き、担任に成績を書き換えるよう
要求。担任は拒否したものの、結局、校長印と担任印を押していない調査書を
顧問に渡した。
 教務係は顧問の圧力を受け、この調査書をコピーし、評定値など七カ所を切り
張りするなどして改ざん。顧問は事務長に部活動の書類だと偽って校長印を押印、
担任も印を押して出願した。
 その後、大学の出願者対象の説明会に出席するため、生徒が高校に公認欠席届を
提出した際、進路指導部の教諭が生徒の成績が出願資格に足りなかったことに
気付き、大学側に確認、発覚した。
 顧問は「生徒の夢を実現させてやりたいという思いが強すぎた。後悔している」
と話しているという。県教委は「調査書の点検について各校に徹底したい」として
いる。

(11/6 21:05)