【東三河の】桜丘学園パート１１【名門校】

桜丘高等学校（さくらがおかこうとうがっこう）、
桜丘学園桜丘高等学校（さくらがおかがくえんさくらがおかこうとうがっこう）は、
愛知県豊橋市南牛川にある私立の高等学校である。
高等学校と道を挟んだ反対側には、桜丘中学校がある。
両学校の設置者は、学校法人桜丘学園である。
地元では桜丘（さくらがおか）や桜（さくら）と呼ばれ、学校法人桜丘学園が設置する学校の生徒を桜丘生（さくらせい）と呼ぶ場合もある。

2002年 文化祭の名称を櫻輝祭に改める。
2005年 80周年記念事業を行う。
（高等学校新校舎建設、体育館改修、桜丘中学校と繋がる歩道橋建設、中高一貫教育校開校）

比較的自由な校風。特に櫻輝祭（文化祭）では、生徒に自由な形で運営を行わせる。
政治思想的には左派系であり、特に反戦運動や反核兵器運動、韓国の歴史観を重視した「日韓平和企画」という活動などを行っている。
また、中国人教師による中国語の授業を実施している(一年生のみ。起立・着席等も全て中国語で行う)。
かつては生徒の豊橋市内における非行が問題となり、市民からの苦情が絶えなかった。
教師陣を中心に「生徒を信じる」という言葉の下、市民からの苦情を重く受け止めず生徒の行き過ぎた行いすらも強く咎めずにいたことがこれら問題の一要因であった。
制服は正装（フォーマル）としてのブレザーのほかに、
「カジュアル」と称した軽装風の制服が用意されており、登校・学校生活はいずれの制服でも可能である。
しかし、現実的には積極的にカジュアルを着る生徒は限られており、多くの生徒はブレザーを着用している。
また灰色の体育用ジャージを上下またはズボンとして登校したり、そのまま市内のアルバイト先で働く女子生徒が少なくないが、これは本来禁止されているものである。
同校が唯一、厳重に生徒に徹底させている校則として「四ナイ運動」がある。これは同校生徒がバイク事故で死亡したことを受けて「バイク禁止（免許の取得含む）」が徹底されるようになったものであるが、
現実的には、その後も同校生徒が原付バイクを運転し、愛知県立豊橋南高等学校の教師の運転する自動車と接触事故を起こして死亡する事故を起こしたり、隠れて免許を取得する生徒が少なくなく、
まだまだ指導が甘いと言える。
普通科と商業科は行事・全校集会共に共通であることが多いため、
学内の印刷物や集会では「普商科」と称され実質一学科扱いされることが多い。更に英数科は本来「普通科英数コース」が正式名称なのだが、
普通科とのレベルの違いや校舎・職員室が異なる点などから、実質一学科扱いの「英数科」と呼ばれており、正式名称は殆ど使われない。全学科をまとめて「普商科・英数科・音楽科」と並び称されることもある。

渥美夜間歩行(Atsumi Midnight Fever)
一学年時の行事。田原市の伊良湖岬最先端から、同校までの約4、50キロ間を夜通しで歩く。
途中数箇所設営された休憩所では、飲み物やパンが支給される。
このイベントは、2005年8月NHKのにんげんドキュメントで「15歳の長い一日〜渥美半島 夜の50キロ 歩行」というタイトルで放送された。
番組では、愛知県のある高校となっている。余談だが、正確な総距離は50キロではなく、40キロ強〜40キロ台である。
似た行事には豊川高等学校の「オールナイトウォーク」がある。
櫻輝祭
いわゆる文化祭。準備のために開催前日の2日間は授業が全て中止となる。
マスコットキャラクターやテーマソングの披露のほか、芸能人などのゲストが呼ばれることがある。
桜丘では最大の行事であり、毎年多額の行事費が投入されるが、50万円もの行事費が使途不明となった年もある。
名目上は文化祭であるが、運動部や同校の後援組織などが多数参加したり、文化祭とは無縁の催しが行われることも多いため、実質的には桜丘の総合的な祭り行事的形となっている。
なお2002年ゲストのくりぃむしちゅーは、舞台上にて「偏差値かなり低そうな学校だな」、更に生徒の態度を見て「偏差値2くらいじゃないのか？」というコメントを行っているが、それがネタ上のものであるか本音の感想であるのかは不明である。
ピースリレー
左翼団体（いわゆるプロ市民など）と、行進、平和の集い、原爆パネル展示、映画上映などを行う。
日韓平和企画
日韓友好を目指す平和企画、という趣旨の企画。ピースリレーの行事と合同で行うこともある。
安重根を英雄として展示したパネル展を行うなど韓国側の歴史史観がかなり重視されており、
日本側の史観は殆ど取り込まれていない。既に事実ではないという見方が強く、
戦後朝日新聞の虚報によって作られたといわれる従軍慰安婦強制連行等についても、事実であるかように取り扱っており、
正確性や公平性という観点では疑問が絶えないものとなっている。
また、原爆の火を持って韓国旅行を行うこともある

推薦入試が中心である。普通科（進学クラス含む）・商業科は主に作文と面接で、
一般入試を除き学力試験はない。英数科は学力試験が課され、音楽科は実技試験がある。
入試難易度は総合的に低いのが現状であり、特に普通科では顕著である。
近年では同じ私立高校の豊川高等学校にも入試難易度で追い上げられているか、一部学科においては既に追い抜かされている向きがある。
このため、桜丘高普通科を単願で受験する生徒は、県立の職業科高校や平野部から山間部奥三河の県立高への進学を志望しない生徒が中心となる傾向があり、
英数科は、愛知県立豊橋南高等学校など地元県立中堅校の滑り止めとして併願受験した生徒が県立高に不合格だった場合に入学することが多い。
また、音楽科は愛知県内は他に名古屋市立菊里高等学校しかないため、東三河地方を中心に設置当初から目的を持って受験する生徒が多い。
中高一貫教育校であるが、桜丘中学校から、豊橋市内等の県立高校への進学が比較的多い。逆に、桜丘高等学校へは公立中学校からの入学者が桜丘中学校からの進学者を上回る。
東京、名古屋、京阪神等の私立中高一貫教育校では見られず、愛知産業大学附属三河高等学校と共に愛知県東部で見られる特異な進学傾向である

大学および専門学校、各種学校への進学が中心。普通科・商業科は主に指定校推薦入試が、英数科、音楽科は一般入試を中心に据えた進学指導を行っており、
特に国公立大学進学者は英数科・音楽科の生徒が大半である。
2000年までは国公立大学に4、50人、私立大学に500人超の進学者を出していたが、総生徒数の多さと対比すると決して高い数値ではない。
近年は国公立大学進学者が20人代に落ち込むなど、低迷する年度が見られる


以上ウィキペディアより