東大寺学園について議論するスレ其の7

このエントリーをはてなブックマークに追加
305実名攻撃大好きKITTY
北海道旅行
D組18番 高橋良平
 稚内空港に着く前、飛行機の窓から北海道の広大な土地がみえた。見えるものは、山と丘陵の緑だけで、とても日本の風景とは思えなかった。
そして、道北コースを選んで良かったなと思った。
 空港から出ると、涼しくて心地よい風が吹いていて、前日までの試験の苦しみが、一気に吹き飛ばされた感じだった。
 バスに乗ると、バスガイドの人が、利尻富士を見て大騒ぎしていた。
こんなに美しく見えるのは、めったにないそうだ。しばらくして、日本最北端の岬である宗谷岬に着いた。そこでは、マイナス二十度で流氷が保存されていた。
時間があまり無く、また寒かったためよく分からなかったので、今度は実物を見てみたいと思った。その後、ノシャップ岬に到着した。ノシャップとは「あご」の意味だそうで、帰ってから実際に地図帳をみると、確かにあごのように見える感じがしてくる。
306実名攻撃大好きKITTY:03/12/13 15:15 ID:4ob9gRVY
 二日目の中心は天売島だった。その日はウニ祭の日だった。実際にウニを食べてみたのだが、海水の味ばかりして、僕には合わなかったようだ。
その後、島を一周する遊覧船に乗った。海上や島の崖の部分などに、ウトウやウミネコなどの海鳥がたくさんいた。
その度に、船のガイドの人が、海鳥の名前や見分け方を丁寧に解説して下さった。しばらくして、「オロロン鳥が見えた。」と歓声が上がった。
船の中の人はみな、オロロン鳥が見える左側の窓に集まった。そこには十一羽のオロロン鳥が泳いでいた。説明によると、島には現在十八羽しか生息していないそうだ。
そのうちの十一羽が見れたというのは、大変幸運だったようだ。夜には展望台に行き、ウトウの帰巣を見た。
観光客がウトウに石を投げたりしてマナーが悪いので、最近はウトウの数も減っていると説明があったが、それでも六十万羽ぐらいいるそうだ。
また、ウトウは飛ぶのが下手で、ガードレールや標識にたびたびぶつかるそうだ。三日目に島を後にし、旭川に向かった。
 四日目は、美瑛町でサイクリングをした。美瑛町はのどかな農村のような感じで、道路のほかはすべて畑だった。
中でも、うすむらさき色のラベンダーが帯状に咲いている花畑があり、それが見渡す限り続いているところが、特に美しかったと思う。このような自然を見て、北海道の広大さを改めて感じさせられた。
307実名攻撃大好きKITTY:03/12/13 15:16 ID:4ob9gRVY
 五日目は、南富良野町の空知側でラフティングをした。僕の班はあまり息があわず、しょっちゅう船が岩に引っかかり、そのたびに船を下りて動かさなければならなかった。
やっているうちにだんだん楽しくなってきたのだが、落ちこみや流れの急なところが少なくて、あまりスリルがなかった。
しかし、川の水は澄んでいて冷たく、緑が豊かで、いい所だと思った。
 六日目は、札幌市内で自由行動だった。札幌の街は大阪などの都市と同じように見えたが、屋根は雪下ろしがしやすい工夫がしてあるそうだ。
札幌は京都をモデルにして碁盤のようになっていて、道がたいへん分かりやすい。
 関西国際空港に帰ってくると、たいへん蒸し暑かった。北海道でも暑かったが、湿度が低かったので、風が吹けば涼しく、過ごしやすかった。
今回の旅行で夏の北海道は味わえたと思うので、今度は冬に北海道旅行に行ってみたいと思う。
308実名攻撃大好きKITTY:03/12/13 16:19 ID:Efnuducz
六日目は、札幌市内で自由行動だった。札幌の街は大阪などの都市と同じように見えたが、屋根は雪下ろしがしやすい工夫がしてあるそうだ。
札幌は京都をモデルにして碁盤のようになっていて、道がたいへん分かりやすい。
おかげでススキノにも迷わず行くことができた。道産子の肌は雪のように白く、プレイはまるで南国のような熱さだった。
素敵な一時を過ごした僕たちは、ロビーで雑談している先生たちに見つからぬよう、ホテルの通用口から業務用エレベーターを使って部屋に帰った。
 関西国際空港に帰ってくると、たいへん蒸し暑かった。北海道でも暑かったが、湿度が低かったので、風が吹けば涼しく、過ごしやすかった。
今回の旅行で夏の北海道は味わえたと思うので、今度は冬にススキノもとい、北海道旅行に行ってみたいと思う。