何が何でも公立には逝かせたくない親、集合 PART4

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869実名攻撃大好きKITTY
ご承知のように、最近の公立中学校の退廃ぶりは、
目を覆うべき状況にあります。
学級崩壊、不登校、いじめなど、本来、模範となるはずの教育現場
が抱えている問題は、実にさまざまです。
しかも、中学生が関わる犯罪や事件、また自殺なども増えており、
その深刻さの度合いはますます高まるばかりです。
870実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:39 ID:PRr8xPvG
なぜ、公立中学校がここまで退廃してしまったのでしょう。
いろいろなことが言われますが、その理由の一つは、
とりわけ教育現場に「戦後民主主義」の風潮が
過度に高められたことにあると考えます。
人権、自由、平等といった思想が、教育現場に無条件に取り入れられ、
それらが学校や先生の権威を貶め、気概を奪ってしまった
という面はあるのではないでしょうか。
871実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:39 ID:PRr8xPvG
まあ、そういった問題はさておき、人気の高い私立中学校では、
それほど深刻な問題は見受けられません。
波風の立たないところがいいのかという論議はありそうですが、
親の気持ちとして、なるべく問題の少ないところに我が子を託したい
というのは当たり前です。
872実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:40 ID:PRr8xPvG
私立学校の場合、目標を明確に定め、独自のカリキュラム
による教育を行っていますから、中学卒業時の公立中学校との格差は、
きわめて大きく広がっています。
高校卒業までの6年間を、大学へのアプローチ期間と考えれば、
中学卒業時は、まさに中間点、折り返し地点です。
この時点で、もう進路をあきらめざるを得ないとすれば、事は重大です。
873実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:40 ID:PRr8xPvG
公立中学校に導入された「ゆとり教育」も、
ここにきてやっと問題視され始めたようです。
「ゆとり」という美しい言葉のもと、授業時間が大幅に削減された挙句、
私立との格差はますます広がってしまいました。
874実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:41 ID:PRr8xPvG
公立学校の週休二日制の導入に際しても、文部科学省の岸田副大臣が、
「学力は低下しない。
ゆとりはたるみではない。指導要領では学習内容を厳選したが、
発展学習などを上乗せできる」というようなことを言っていましたが、
ただちに信じてはならないと思います。
履修項目のレベルを下げたり減らしたりすることを「厳選」といい、
その穴埋めを「発展」というふうに、もっともらしい言葉を使って
糊塗しているだけのような気がします。
そもそも「ゆとり教育」の「ゆとり」というのも、
言葉の言い換えではないでしょうか。
その裏にあるのは、現実には「ぬるま湯」であり「堕落」です。
875実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:42 ID:PRr8xPvG
実際、公立学校の週休二日制が始まって、土曜日の午前中から繁華街
をフラフラしている多くの中・高校生などの姿を見ると、
そういう言葉のそらぞらしさと弊害を如実に感じます。
元教育課程審議会会長の三浦朱門さんが、「できん者はできんままで結構。
戦後50年、落ちこぼれの底辺を上げることにばかり注いできた労力を、
できる者を限りなく伸ばすことに振り向ける。
限りなくできない非才、無才にはせめて実直な精神だけを
養っておいてもらいたい」というようなことを言っていたそうです。
結局、「ゆとり教育」の裏にあるものは、こういうことなのではないでしょうか。
876実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:43 ID:PRr8xPvG
私立校では、大学進学を前提に、中・高校の枠組みを取り払い、
6年間を通したカリキュラム編成をとる学校が殆どです。
すなわち、中学3年で高校の課程に入り、高校2年で
すべてのカリキュラムを終了し、高校3年の1年間を受験勉強に
集中させるというシステムです。
877実名攻撃大好きKITTY:03/08/13 22:44 ID:PRr8xPvG
高校受験の準備に時間を割かれることもなく、重複学習もないことから、
時間をかけて基礎を徹底的に習得させることもできます。
この「基礎を徹底的に」というのが、きわめて大切なのです。

先生方の意気込みも、ただものではありません。
そういう真摯な姿勢は敏感な子供たちにはすぐ伝わります。
大学進学という明確な目標に向かってまっしぐらに
効率よく進むことのできるメリットは、私立校ならではのものです。