公立中学生のための先行学習の方法を考えましょう

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433ゆめときぼう2 ◆xcrNWSUCcQ
>>391さん >>395さんへ
 長期にわたるモチベーションの維持についてですが、
これこそ、人によって様々になるかと思います。
 私の場合は、家庭が、法律の無知によってトラブルに巻き込まれてしまったこと
中学のときに、校内でトラブルがあったのですが、何もしていない同級生が警察で事情徴収を受けざるを得なかったこと
中学高校のときに、裁判を傍聴していて、裁判官の一言により刑罰が科される重さにショックを受けたこと
このことが、私に法律の勉強をする必要があるという気持ちにさせたのかもしれません。
 もう1つ、自分自身には他人に優位に立てる能力がないだから、
勉強を頑張ることでしか方法が残されていないことを強く自覚できていたというのもあります。
以上が、私の大学受験に対する動機付けでした。
 ただ、後者については、今の中学生には通用しませんね。
ものが有り余るほどの現在の社会では、それほど頑張らなくても生きていくことができるので、
強いインセンティブが働かないかもしれません。
 
 長期にわたった学習をする際には、3年間、6年間を通した全体像をつかんでおくことと同時に、
1ヶ月や1週間といった短期間に細分化して、短期間ごとにある程度の目標を設定することが大切です。
テキストを6冊仕上げなさいとなれば、やる気もなくなりますが、
1週間に何ページすべきか見当をつけ、きめ細かく目標設定を行えば、達成しやすくなります。
特に、中学生にとって一人で勉強していくときは、1週間程度に区切っておくと、
自分自身によって管理できる力も身につきます。
 そして、目標を達成すれば、自分自身に対して、なんらかのご褒美を与えます。
例えば、日曜日は丸ごと友達と遊んでもよいことにするというふうにです。
結局は、自分で自分を律することが必要になるのですが、
自分を律することができるようになることもまた、大人になっていく過程で求められることですし、
中高の6年間の勉強を通じて得られることだと思います。
  
 あとは、親の力量にかかっていると思います。
子供に勉強をさせる理由や目的を示すのに、
勉強をしたら学歴を得られるので社会に出たときに得をするといった、損得勘定でしか提示できないのなら、
私個人では、どうかなとは思います。