>>395-396さんに関連して
私の高校では、授業といっても教科書に書かれていたことを黒板に板書するだけでした。
それならば、あらかじめ教科書を利用して知識を覚え、
市販のテキスト等で、問題処理手順を理解暗記してしまうほうが、短時間で効率的でした。
そして、数学の問題に対して、高校の教師は「考える必要があるんだ」の一点張りでしたが、
それは、数学の問題のパターン化し、それを提示できないことに対する言い訳だったと思っています。
数学の問題をパターン化することにより、高校生なりの数学の体系を築き上げることができます。
そういった事前の準備を行うことで、初見の問題をなくしていくことが大事だと考えます。
例えば、高1の二次関数の軸の区間の問題などでも、一切教科書には触れられていない事項ですので、
教科書のみの学習で、全く問題パターンを準備できていなければ、
豊かな発想力を相当持ち合わせていなければ解答は不能になってしまいます。
けだし、教科書には、問題処理手順などはほとんど書かれていませんから。
また、授業時間に数研さんなどの問題集を使う場合でも、1授業時間に扱える絶対量には限りがあります。
その点、なんらかの市販のテキスト(青チャートシリーズなど)には、
あらかじめ解答が提示されていますので、少ない時間で解法手順の習得ができます。
数学ができないというのは、単に数学的知識しかインプットされていなく、
問題解法手順に対し、あらかじめ準備がなされていないからだと考えます。
ということは、逆にどのような高校に行ったとしても、市販のテキストを利用して
問題解法手順を完全に習得できればよいことになります。
ただ、トップ高にいるほど、以上のことができる生徒が多く集まるので、
進学実績がよくなるのが実情でしょう。