★★公立中学から弁護士を目指すには?★★

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26ゆめときぼう ◆xcrNWSUCcQ
 まずは、ロースクール(法科大学院法曹専攻)の仕組みから説明します。
法学部出身者は、学部卒のあとに2年間の課程
法学未修者は、3年間の課程があります。
 そして、そのあとに新司法試験を受けていきます。
新司法試験の合格率は、与党自民党は50%程度を想定しているようです。
受験回数を制限することにより、
大切な若い時期を受験勉強で浪費してしまわないようにとの狙いからです。
 目玉としては、法律未修者の枠が拡大したことです。
以前も、毎年のように東京工大さんからの司法試験合格者が出ていましたが、
その数が、飛躍的に増加されることが予想されます。
 私の通う大学では、法学部出身者の定員が200名に対し
法学未修者のそれは、100名も存在します。
つまり、法学以外に何をしてきたのか、相当に要求されてきているといえます。
(法学部は、定員数を削減して、教養化する方向らしいです)
 また、大学によって、そのロースクールの性格を異にします。
私の大学では、ビジネススクールとして側面を強調していました。
そのため、刑事手続法や家族法に特化したい人は、他大学の進学を考えているようです。
27ゆめときぼう ◆xcrNWSUCcQ :03/01/15 00:17 ID:2ACAPJia
 次に、入学の際に何を要求されるのか、(私の大学の場合です)
1つ目に、大学4年間の成績が良いことです
相当に評価されます
2つ目に、英語の力です
TOEFLの成績の提出をしないといけません。
3つ目に、事務処理能力等の法律実務家としての素質です
国家公務員T種の教養試験を想定してください。
出題は、全ての大学共通で、大学入試センターが実施機関となる模様です(これは未定)
先月の模擬試験は 大学入試センターの主催で行われました。
ここからは、法学部だけの話なのですが、
2年次編入として、法律の力の評価がされます。
 
 以上の点から分かるとおり、
○最初から、法学部を前提にしないで、他の分野を専攻してからロースクールへ
○英語を重点に置くこと、
○事務処理能力が求められることから、日頃の学習に力を入れること
 特に、数学(と国語)をしっかり勉強しておく必要があります 
 
 そもそも、実務家としての法律家というのは、
まずはじめに生の事件があり、法的紛争に対して何らかの解決策を見出すことにあります。
最初から、エリート(?)法律家だけを目指してきた、いわゆる「世間知らず」では、
務まりにくいように考えます。
 時には「民暴」として、ヤクザさんとやりあっていく必要もありますし、
離婚など、他人のどろどろとしたものに向き合っていかないといけません。
他人の苦しみやつらさを理解できる力も、当然に必要でしょう。
どの程度社会経験を積んできたのか、それが問われています。
中学生としては、せめて社会(そして世界)で何が起こっているのか、
しっかりと観察する必要があります

○最後に、いろいろな人に会おう(2ちゃんねるをしよう)
 新聞・テレビ等のマスメディアから、様々なことを勉強しよう
 特に、これがいちばんの重要です。