国立大附属校の本来的な存在理由わかってる?
教育学部の学生用のモルモット保管所なんだよ。
年に3回、計8週間、その間全ての授業は教育実習生によっておこなわれる。
自分が生徒としていた学校では1期間、1クラスにつき教育実習生12,3人。
世界史の授業、なぜかインド史だけ無視したなぁと思ったら近世に入る頃
教育実習期間。実習生の専門は古代インド史。
自分の担任は常々、自分達が生徒の教師である以上に教育実習生の教官であることを強調してた。
彼は進路指導主任だったが、最終の面談の際の会話で、彼が私立大の願書が書店で販売されている
ことを知らないことに気づいた。それほどまでに、書店へ足が向かない、関心がないのだ。
彼らが与えてくれるものは生活指導、学習指導などあらゆる意味での拘束のなさだけだった。
そして振り返ってみてその点にこそ自分は感謝しているのだけれども。