京都進学教室

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補足です。
社員のお偉いさん方の一部には、どうも楽しさを売りにしていこうという考えを持った人もいるようで。
喜んで来たくなるような塾、というところに付加価値をつけて、差別化を図ろうということのようです。
まあ、学校の授業がいやで勉強しないという子供にはいいかもしれませんが、全国に名高い難関中学を
受験するようなクラスで、どこまでそういう理念がかみ合うかは私は結構疑問だと思っています。

ふつうの小学6年生には、後のことを考えて、目の前のことを我慢するというような、ストイックな生活は
相当な負担だと思います。結果や実績を出すことを考えれば、やはり多少強引にでも牽引するやり方の方が
近道ではないかと感じます。困難なことへの挑戦なのか、単なる無謀なのかは、私には判断が付きません。

ただ、「勉強は本来は楽しいものだ」という楽観的な考え方は、半分は嘘でしょうから、どうでも嫌な子のために、
少しでも前向きに取り組んでもらえるような工夫を考える土壌はあった方がいいとは思います。
塾は意欲のある子が来る、というのは必ずしも前提ではありませんし、「やりたくないのならやめろ」と
すぐに突き放すのも、ものを教える人間としては若干問題もあるでしょうし。

うまくやれば、和気藹々さは、売りにできるかもしれませんが・・・うまくやれるんかいな。