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実名攻撃大好き教育ママごんさん?:
(つづき)
「当初はノートの取り方など、学習のやり方が身について来るからかなと思
っていましたが、それだけでは説明できない子どもの変化を感じました。
そのことを特にはっきり意識するようになったのは、4年連続して担任した
子どもたちの知能指数が非常に高まっていることがわかったときからです」
(p.223)。
最初はその理由が、読み書き計算にあるとは確信は持てず、脳に関する本を
買いあさったが、それと思えるものはなかったそうである。
「それで結局、それは自分の思いこみではないかとあきらめていたのです。
ところが最近になってそれが単なる思いこみではなかったということを教え
てくれる研究に出会いました。東北大学の川島隆太教授による研究がそれです」
(p.224)。
かくして昨日引用した、川島教授の研究が、自分たちの実践の結果を理論的
に裏付けるものとして紹介される。
実際、陰山氏の実践を続けると、「テストで平均点が90超えるようになる」
とか、「写生などでも、大変粘り強くなり、緻密な絵を描く子が増え、結果的
にコンクールなどの入賞も多くなる」(いずれもp.76)などの成果があるとい
う。
また知能指数については、「私が4年連続して担当した学年の子の知能指数
を調べると、100以下は9人から5人に、100から120の子は、9人から12人に、
120台は4人から6人に、130以上は1人から3人へと変化していました。つまりど
の層の子どもも伸びているのです」(p.77)。と述べられている。全国テストで
も、クラス平均が全国平均を、「これ以上はないほど」大きく上回るそうであ
る(同書p.29のグラフ参照)。
陰山氏は、川島氏の『自分の脳を自分で育てる』について、「これからの教
育を語るのに、この本を避けては通ることができない画期的な内容」としてい
る(p.225) 。
実は、私は最初、この山口小の陰山氏の本を読んで感銘をうけ、川島氏の本
を知った。そしてその結果を昨日、掲示板にアップロードさせていただいた。
公文とは何の関係もない人間であることを断っておきたい。