ようやく熱も下がった模様。
しかし風邪なんか全く流行ってないのに。何でひいたのか謎。
みなさんもお気を付けて。では投下します。
その夜。俺は部屋で横になりゴロゴロしながら昼の事を考えてた。
(…多分何にもないよな)
あの日の事を思い出そうとするが何か上手く思い出せない。
(俺ってやっぱ最低人間だよな…)
読んでいたジャンプを放り投げじっと天井を見つめた。
しばらくすると眠気が襲ってきた。
(もうどうにでもなれだ)夢の中に飛び込んでいく俺。
…とその時。
「兄貴〜 あゆみから電話〜」と弟が下から叫んでた。
「うるせえよ〜!! はいはい 今行く!!」
…完全な睡眠妨害だ。しかしあゆみからとはよくやった!よくやったぞ!
誉めてやる フーハハハア!!
何故か上機嫌になり下に降りていく。単純な男だった。
一応説明しとくと弟はあのあと一応高校に合格しやがった。 昔はスポーツマンだった弟だが最近はずっと家でゴロゴロする日々だった。
何故か「あんたの真似ね!あんたのせいよ!」と何故か母親に怒られる俺だ。かわいそうなパトラッシュ。
俺とあゆみの中は知ってるのか知らないのか結局知らない。
親に密告されたりしたら一大事になるだろうが、今のところは何も無いので良しとする。っていう感じだった。
「もしもし?」久々にあゆみの声を聞いた。胸が飛び出るかと思うぐらい嬉しかった。
「ヘヘヘ もしもし 強盗で〜す」照れ笑いに変なギャグを言う。何故強盗だったのか。答えは風の中にまっている。
「つまんな〜…」自分でも十分に承知だった。
「で何かよう?」
「別になんにもないけど。」
それから俺達はたわいもない会話で盛り上がったが俺は心に不発弾を抱えていた。
いつかは爆発するだろう不発弾を。
(俺がもしあゆみにあの夜の事をいったらあゆみはどう思うかな?)
俺は最低人間だと言葉がそこまででそうになるが言葉はでずにかわりに愛想笑いが漏れていた
そんなことは言えない。だけど いつかは言わなきゃならないのかな?男として。人間として。…そんなことを思っていた。
…そして次のバイトの日がやってきた。
「ちーっす」
何事も無いようにまさよしと挨拶する。チキンな俺は冷や汗をかきながら。
「ちーっす」
何事も無いようにまさよしが挨拶をする。拍子抜けだった。
…やっぱ何にも無かったんだ。良かった。
ほっと胸をとりあえずなでおろす。
とりあえずいつもの用に荷物を運ぶ。段ボールを解体する。
いつもと変わらない仕事だった。その時、まさよしはふと思い出したように言った。
「ああ そういえばえくぼの子っていたじゃーん。」
心臓を死に神に掴まれたかと思った。
冷や汗をかく。動きが停止する。
「ああ〜 ああ いたなあ」
何気なく話をあわせながらも心が地獄に真っ逆さまに落ちていく。
「実はこの前会ったんだよな〜。お前が大に言ってるとき。」
やっぱり二人は会っていたのか。逃げ出して正解だった。逃げ出したって何で?自分が悪いのに?
「っていうかお前便所ながいんだよ、俺一人でかえっちまいましたとさ。」
そんなことは全く聞いていない。大事なのは別の事だ。
「それでその子は?」
「ああ。お前もここでバイトしてるって言ったらさ」
言ったのか。何で言ったんだよ。
「バイトしてるって言ったら?」
「驚いてた。」
「それだけ?」
絶対セーフだ。絶対大丈夫だ。チキンな俺はようやく足が地面に着いた気がした。
「それだけじゃないんだな〜 それが」
一発で地獄に叩きつけられる。まるで坂を転がるようなスピードで。
「お前あの子となかよかったよな〜そういえば。つきあってたんだっけ?」
「んなことないよ。付き合ってなんかない。」見苦しく否定する俺。
「こんど電話するっていっといてってよ。
なんかずっと話たいことがあったらしいよ。さては愛の告白かな〜w」
終わりの始まりが始まる音が聞こえた。
さて。さて。今日はここいらで。また明日も投下できたらいいなぁ。
物語りも佳境に差し掛かりましたな。あの子の電話、一体どうなるんだろうね。
という訳で乙!
昨晩電話したところ・・・・
出たのは叔母さまですた
やっぱり徹底して嫌われている模様
とりあえず届いた報告のみで終了して夜分遅くだったのを
謝って終了です。
電話した後で気づいたのは伝票に書いてあった携帯の番号が
叔母の番号ですた。メモリに入ってるよ・・・ショボーン(AA略)
お疲れ様です。
576さんの誠意はきっとどこかで通じるとおもいますよ。
嫌なことばっかな時もありますがへこたれず一生懸命がんばってるならきっと歯車はまた周り始めるハズだとおもいますいまはそうでも時が何もかも洗い流してくれるハズ
とりあえず今はゆっくり休んでください。
…陳腐なカキコですいません。
576氏
つうか勝手に煽ってたクセに後じゃ都合の良いこと言ってしまってすいません…
921 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/12(日) 10:41:03
agee
そろそろ投下して良いかな?
1000までに終わるかな。微妙なところ。
その日、俺は電話を待っていた。電話を。そんな日が2、3日続いた。
おそらく今日だろう。いや明日かもしれない。そんなことはどうでも良かった。
「ケジメつけるべきだよな…」
事態がどっちの方向に転ぶのかわからなかった。 最悪の場合は警察沙汰。親やあゆみはどうなるのか。
考えるだけでも怖かった。まるで世界に俺一人みたいに。
「でもそんなことはないよな。確率的に。」
呟く。呟いてみるけど全く慰めにはならない。
確率的に言えば1%でも最悪の結果は存在しているのだ。
そんなことにうすうす気づいていた。自分のやってしまったことの重さに。
世界で最悪の人間。それが俺だった。
自分への苛立ち。自分へのどうしようもない怒り。
やるせなさと同時に湧き出てくる。
「ダメ人間め。」
やるべきことは何もやらずに逃げてばっかりいる。
基本的に俺はそんな人間だ。無性にイライラしてきた。
「でぃら男〜 電話よ〜」
ベッドからぱっと起きあがる。ゾンビが蘇ったみたいに。
(やっと来たのかな。その時が。)
「もしもし?」
「なんだあゆみか…」
ほっとすると同時に苛立つ俺。
「どうかしたの?」
「別に。」
沈黙。俺は単純な人間なので声のトーンに心の奥底が出てしまう。
「…あのさあ最近どうしてる?」
「どうって。普通。」
いつものような会話なのに不思議なほど全くかみ合わない。
「…じゃあバイバイ」
いつものバイバイとはやはりトーンが違った。
憂鬱な気分でベッドに倒れ込む。
天井を見上げる。グルグル回っているような気がする。
部屋の中が憂鬱であふれかえる。
このままベッドにずぶずぶと沈んでいくような気さえする。
そんなままさらに数日が経過した。
sien
4円
つC
929 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/15(水) 20:36:13
age
パート10かあ・・・凄いな。
つC
四円
932 :
ハギオ:2005/06/17(金) 18:36:32
今日の夜、地元から23才の従妹がオレ(24)ん家に泊りで遊びに来るんだけど、どうしようかな?
投下しようかな?
「アイツ最近なんか変だよな。」
アイツとは勿論俺の事だ。
何故か馬鹿な俺は他人にあたってしまう。授業中は寝てばっかり。
まともに授業は聞かない。教師に怒られても反抗的な態度をとる。
普段他人には、ほとんど反抗しない素直でスネ夫で単純な俺だ。
もちろん他人も変だと思うだろう。馬鹿な俺は態度に深層心理が出てしまう。
「ほっといてくださいよ。眠いんだから」
とうとう心配していた教師もキレた。
「誰に口聞いてるんだ!!!」
クラス中の怠い雰囲気が一気にシャキっとする。
「起きりゃいいんでしょ、起きりゃ」
とりあえず顔を起こす。
ぼーっと空中を眺める。
休み時間も何をするでもなくひたすら寝る。
そんなこんなで放課後、教師に呼び出された。当たり前だ。
「お前もう受験だろ?そんなことで良いのか。後で後悔するのはお前だ。」
「わかってる…」
「本当にわかってるのか?何か悩み事でもあるのか?」
…本当は今すぐにでも教師に泣きつきたかった。
先生、俺は。。。
言葉は喉に詰まって2度と浮いてこなかった。
誰にも言えるワケがない。
本当は誰かに今すぐに泣きつきたかったのに。
マサヨシにもあゆみにも。母親にも父にも弟にも。
ベッドに転がる。今後の事を考える。
あれ以来あゆみからは1度も電話がかかってこなかった。
完全に世界から孤立した気分になる。
学校に行ってバイトして寝て学校に行く。
無限ループに巻き込まれているみたいでうんざりした。
電話してくるといったきり。何も無かった。
今日にも今にもかかってくるけどしれないけど。
そしてある決意?が思い浮かんだ。
「自分から電話しようか。」
何を言ってるんだ俺は?
自分で自分の考えが嫌になる。
だがこのまま浮ついた日々を送っていては
大学受験にもどうせ落ちてしまうだろう。
…もう金輪際だ。あんなこと。
いっそのこと自分から電話した方が良いのだろうか。
自分の事は自分で決着をつける。
一体どうなるかは全くわからない。多分悪いことが起こるだろう。
でも確実に今の浮ついた日々からは脱出はできる。
sien
>>932 どんなもんでしょうね。
現時点の親密度に照らして、無理なさらないように。
>>932氏
>>939氏の言うとおり今は焦らずゆっくりと!もしやった時は報告をし(ry
関係が悪くなるとやっぱいろいろ辛かったりしますからね…なんて中途半端な経験でいってみたりしてみたり。とりあえずがんばって!
941 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/18(土) 23:19:02
age
締め切りまであと2週間で書きおろしを書いてる柏偽さんが保守しにきますたよ。
>でぃら男氏
投下はし終わりそうですか?
このスレ内で投下が終わりそうなら、新スレ即死回避の投下を受け持ちます。
ダメそうなら、こっちのスレの埋め立てで私が投下します。
次スレは950でいいのでしょうか? それとも980ぐらい? >ALL
これ関係の返信だけで950逝っちゃいそうですが‥‥(´・ω・`)
♯進行状況のチラシの裏♯
・印刷所からの見積もりが、吐血しそうな額になってますた。新刊は200P越えになりそうです。
・友人から表紙用の絵が届く。えろ小説とはとても思えない、サワヤカな表紙でした。GJ
・修羅場中の私に、お義姉さまが構ってオーラを出してきて、義姉さん、事件です。
>>柏偽氏
正直ちょっと厳しいかも…というのが現状です。
というわけで投下どうぞー!
これだけ自分の投下が長引くと流石に迷惑ですよね…
自分は漫画の製作の事は良くわからないけど
200ページってめちゃ凄いですね。圧巻じゃないですか!
どりゃ!
(´-`).oO(ここの書き手さんは、すぐアク禁になるなぁ・・・w)
947 :
ぼぶでぃら男 ◆V4pV9CGpa. :2005/06/21(火) 00:50:21
>>作者氏
おっ!パソ禁から復活ですか?ていうか奥様は元気ですかね?
>947
作者氏と麻美タン夫婦は子作りに励んでると思われ
949 :
名無しさん@ピンキー:2005/06/23(木) 21:29:23
そして受話器をおそるおそる俺はとった
「私メリーさん今あなたの後ろにいるの」
後ろから殺気を感じる。これは洒落にならない。
(ここまでか…)
その時、声が聞こえた気がした
「CQCの基本を思い出して。」
そして俺は後ろにいる少女をぶん投げ
一撃で気絶させた後、
今はもう返事がこない受話器にこう呟いた
「こちらスネーク!
これよりバーチャスミッションを開始する!」
すみません誤爆しました…
何の問題もないんじゃないでしょうか! (゚∀゚)アヒャ!
>>949氏はどこに書き込むつもりだったのか気になるが・・・・
あえてスルーw
最近になって新事実はっかくw
来年の今頃は親父方の従姉が家の隣の祖母の家に下宿してるらすぃです。
ちなみにおいらの部屋は祖母の家の二階の西側で
下宿先として予定されている部屋は東側・・・・
ふつーにビデオとかオーディオの音聞こえちゃうじゃん・・・
エロトピア崩壊の危機!!
メガネはずすと可愛いから危険・・・
また広告の裏カキコごめんなさいな
メガネかけると可愛いの間違いじゃないのか?
そろそろ新スレ立ての時期?
立ててくるか…規制されてたらごめんな
梅!
958 :
名無しさん@ピンキー:
酒?