【PSU】新ジャンル「パシリ」十四体目

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254名無しオンライン
サクラの花が舞い散るサグラギ保護区。
一人のご主人がPMを待っている。

「430は遅いなぁ。またゲームにはまってるのかな?」
『ガーガー…こちら430。目的地に到着した』
突然、通信機からパシリの声。
「あれ?どこにいるんだい430?」
『ご主人。潜入任務なので明かせない』
「へ?潜入任務?」

・・・ゴト。

ご主人が後ろを振り向くと、道の真ん中にダン・ボールが置いてある。
茶色の四角い立体物。山道にあるには不自然この上無い。
「…430何をしている…」
『ダン・ボールをかぶってます』
「ダン・ボール?なぜそんな…」
『ダン・ボールは敵の目を欺く最高の偽装。潜入任務の必需品です』
「… … …」
『いかに使いこなすかが任務の成否を決定するといっても過言ではないでしょう』
「… … …」

ご主人の後ろをヒョコヒョコついて行くダン・ボール。
途中に現れるエネミーは430のライフルで狙撃。
430が狙撃銃は必須とか言っていた気がするが、ご主人は無視する事にする。
ジゴ・ブーマも現れたがこれも狙撃して無事に任務クリア。

「おお!シャトが出たぞ430!!やったな!!」
『ああ、分かった。で、味は?』
「は?」
『だから味は?』
今度からゲームをチェックしようと誓うご主人であった。

メタルパシリ・ソリッド(完)