75 :
名無しオンライン:
620 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金) 22:41:12 ID:4ap9deJL
【ピンクと海王の逸話】第1章、旅立ち
「語尾にモニモニつけるカワイイ種族には気を付けれ!」、
そう教わってきたパンデモスの少年ピンクが、隠れ家の入り口で眠っている。
種族間大戦時にエルモニーに睨まれたピンク坊やは、その人を人と思わない大きな眼が今でも夢に出てくると悩んでいた。
それを克服する旅にやってきたのだ。
夜が明け、いざ出発、、、ドサッ!崖から落ちるも、ピンク不死身。
だが、痛手を負ったようだ。ピンクは銀行の前で休んだ。。。
。。。気付くと昼をまわっていた、急いで来た道を戻る。。だが、旅人殺しの第二トラップ、死の水溜まりを通らなければならない。ピンクは初めて泳ぐのだ、先程の崖とはわけが違う。
恐る恐る水に入る。沈まないようにゆっくり足をバタバタさせて、、上を向いて、、あぁ。。なんとかなりそうだ。
安心して泳いでいると、後ろに体が水と共に引っ張られる。その直後、シュパーーッッ!、一瞬だった。矢のような速さで何かが横を通り過ぎ、ピンクは水渦に飲み込まれた。
ピンクは無我夢中で脱出し、焚き火で先程の出来事を反芻するのであった。。。
水の上を走った?いや、走るよりも速かった。あれは人なのか?いや、まさか、たぶんラグだ、今日は回線の調子が良くない。でなかったら、いったい。。。
第2章につづく
76 :
名無しオンライン:2007/01/06(土) 19:13:48.06 ID:jycD8ilW
622 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金) 23:14:44 ID:4ap9deJL
第2章 陸で釣り!?
ピンクは先程の動揺を引きずったまま、とぼとぼと海に向かう道を歩いていた。
もう辺りは暗くなってきた。怪しい難波船が見えてきて雰囲気抜群である。そのとき!背後からギュワァァという唸り声と共に殴りかかられる。ふりかえると、なんか腐ってる奴が追っ掛けてくる。
来た道を戻る、一目散に、途中、、、夢に出てくるあの大きな眼の女の種族が釣り竿をもっているのが見えた。次の瞬間、腐った奴が女に向かってグイグイと寄せられている。
なんだ?ここは陸だぞ?釣り?わけわかめだぞ?wiki先生に聞いてみよう。。。ふむぅ、キャッチター…陸の獲物をー…‥、必要な‥マスタ…!う、うみ、海戦士!!
気付けば、ピンクは目の前で繰り広げられる戦いを夢中で見守っていたのである。夢に出てくるあの大きな眼は、腐ったのの動きを完全に読んでいた。。。
右手を挙げ光を放つエルモニー、wiki先生曰く、フーリガンダンスとやらである。すごかった、一瞬で片付いた。ただものではない。
ピンクは逃げた。恥ずかしかった、本当に自分は男なのか、初めてのハテナに気付いた瞬間だった。
第3章につづく
77 :
名無しオンライン:2007/01/06(土) 19:14:09.63 ID:jycD8ilW
626 :名無しさん@ゴーゴーゴーゴー!:2007/01/05(金) 23:50:52 ID:4ap9deJL
第3章 ひとりじゃない!
ピンクは海を泳ぎながら、今日起こった全てのことを整理していた。
昨日までは自分が海を泳ぐなんて想像しなかったのに、ふしぎなものだわ。
!?わっ!え、オレ、いまへんな語尾だったぞ。。。いやな汗だ、今日はあの島で寝よう。
。。。ちと寒いなぁ、目が覚めちゃったな、と、横に竿を垂らす海戦死がいる。なんか気まずいから寝たフリや。
「眠れるジュエルマスターよ、コーンポタージュでもどうかね?」
あちゃ、ばれてたのか、先程はありがとうっす、おっす!、、、はて、ジュエムマム…?「あの、ジュエルなんとかってのは?」
「うむ、試しに、私の体を右クリしてみなされ」
?う、み、お、う?海王 ○○○
[メモ]○○○は釣りっこ、、、って(苦笑)
か、海王さま!イヤ、マテ噂で聞いたことあるぞ、「あなたさまは、もしや!、」
「少年よ、今の自分に違和感ないか?わしもあなた位の時に気付いたのだよ、自分はもしかしたら、モニオなんじゃないかって。少年よ、自分がジュエルマスターってことも気付いてなかったんじゃないかい?」
すげえ、この方、何もかもわかってる、、、なんなんだろうこの不思議なオーラは、、、
ザッパーン!
きっ、キングシャーク!デケー@@;、まさか、会話をしているときに戦っていたっていうの!
この人、男だわ、もにおだわ、あたし、本当はこんな旅、海王さまに出会った時に終わってたのかも。。。
第4章につづく