【君が僕の】ECOリレー小説スレッド【小説を書く】
「や、やめてください!っていうかままごとって!」
突然の事に驚いたのか、マガツはそう叫ぶと私の腕を振り落とした。
「きゃあっ!」
私はその勢いで地面に尻餅をついた。痛い!
「あ……」
マガツはしまった、という表情をした。
「………」
しばらく私は沈黙した……なによ……なによコイツ……
「も、もうしわけございません姫様!大丈夫ですか!」
また……姫様?ほんとにこいつは……こいつは……
「わ、私はただ、会議に出席してほしくて……」
また言い訳…?…あんたなんか…あんたなんか……
「だいっっっっきらいっっっっ!!!」
ドガラガッシャアアアアアン!
一方アクロニアのダウンタウンの一角では
エミルくんとヴァレリアちゃんが愛のチュートリアルの夢中だった・・・
ガバッ!
ヴァレリア兄「ゆ、夢か・・・・何だレイシアって・・・」
一方アクロニアのアップタウンの一角では
新米タタラベから奪った精製炉を売りさばく、ヴァレリアの姿があった…
起き上がったヴァレリア兄は、
隣で裸で泣いているウァテス(♂)とタバコを吸っているタタラベ(♂)を発見した
ヴァレリア兄に気付いたタタラベ(♂)は、気まずそうに言った。
「ナゲット、いかがですか?」
ヴァレリア兄はそのぶら下ってるタタラベの見事な金のナゲットを見て
ごくりと唾を飲み込んだ・・・そしてふるえた声で
「すごく・・・おおきいです・・・」」
吹っ飛んだマガツの方は見向きもせず私は走った。
どうして私はお姫様なんかに生まれたの?「国のため、みんなの幸せのため・・・」
いっつもこんな事言われて礼儀作法から親善大使、色々な国の仕事に関わってきたわ。
みんなの幸せ?みんなの中に私は含まれているの?私は・・・幸せなのかしら・・・
「レイシアーーーー!」 マガツが追いかけてきた。
「来ないで!私、会議になんて出席しないもん!全員氏ねー!」
「またそんな言葉を使って!いいから僕の話を聞いて!」
広いお城の中を、二人で追いかけっこ。昔はここで、マガツとよく鬼ごっこして遊んだっけ・・・
「悔しかったら私を捕まえてみなさいよ!運動オンチのあんたに捕まえられるものならね!」
そう、マガツは極度の運動オンチ。どうしてコイツが騎士団に入ることができたのか、今でも不思議なくらい。
「ぐ・・・あんまり男を舐めるなよ!!」
あ、なんだかいつものマガツっぽくなってきたわ。よーし・・・
「あっかんべー!」
私はさらに勢いをつけて走った。マガツも焦ってスピードを上げたけど、所詮はマガツね。
遅いったらありゃしないわ。
「はぁ、はぁ、も、もうダメ・・・まって・・・レイシア・・・」
何とか私についてきたマガツだけど、もう限界のようだ。情けない!
「はぁ・・・あんた、それでも騎士団員?かけっこで女の子にも追いつけないなんて・・・」
「うぅ・・・ご、ごめん・・・って、な、何で僕が謝らなきゃいけないんだよ!」
ギャーギャーうるさい男は無視して歩く。ん・・・?
「あれ、こんなトコロに階段なんてあったっけ・・・?」
見慣れない階段が、そこにあった。
お城は私のテリトリーみたいなもんだから、見慣れないなんて事はないんだけど・・・
「あれ、ここは宝物庫だね・・・レイシアを追いかけてたらこんな所にまで来ちゃったか」
いつの間にかマガツが私の隣で腕組みをしながら立っていた。
「なるほど、宝物庫ね・・・。いっつも鍵が掛かってるから、入った事はあんまりないわ。」
辺りを見回すと、何やら訳のわからない書物や道具みたいなものがたくさんあった。
宝物庫っていうからキラキラの宝石を期待したんだけど、そんなものは何処にも見当たらない。
「・・・・おかしい」
マガツが真剣な顔をして言った。
「おかしい?どこが?」
特におかしいところなんて見当たらないけど。
「いや、鍵さ。レイシアだって滅多に入ったことない部屋なんだろ?
なんで今日に限って部屋の鍵が開いてるのかなって。うーん」
そういえば。いつもはこのおもーい鉄の扉がガッチリと閉まっているのに。
tumannne
309 名前: ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン [sage] 投稿日: 2005/11/23(水) 20:09:17 ID:jnvcQq3s
>>296で思い出したんだが、
今日CD買いに行ってレジに並んだら前に幼女が千円札数枚と小銭いっぱいを握りしめて
動物の森DSを買おうとしてたんだ。
店員が十円と五円がいっぱいの小銭を数えてたら
10円足りなかったようで幼女がおどおどし始めた。
俺はそっとその場でしゃがんで自分の財布から10円玉を出して「落ちてるよ」と言ってその子に渡してあげたんだ。
その子は満面の笑みでありがとうと言ってホクホク顔で買っていった。
レジが俺の番になったとき店員が「優しいんですね」と言って微笑んでくれた。
宝物庫の扉を開けたレイシアが、そこに見た光景に唖然とするのも無理ではなかった。
北国のエミルの男がもう一人のタタラベらしき男の金のナゲットを舐めていたのだ。
タタラベは恍惚の表情を浮かべている… 宝物とはタタラベの金…やめておこう。
「うぇwwwテラキモス」
「姫様、そんなこtぐぽぅ!」
レイシアの肘鉄がマガツの鳩尾にクリティカルヒットした。
ヴァレリア兄は丹念にタタラベさんの金ナゲットを舐めていたのだが、部屋に別の人間がいる事に気付いた。
上品かつ悪魔的な意匠を凝らしたドレスに身を包んだドミニオンの少女と、甲冑の同じくドミニオンの少年…は腹を押さえて倒れこんでいる。
ヴァレリアの兄はさっき見た夢に出た子が目の前にいる事に動揺を隠せなかったが、思わず言ってみた。
「れ、レイシア……?」
な、なんでこの男、初対面なのに私の名前を知ってるのーーーー?
一瞬動揺したが、なんとか姫としての体裁を保った。
「ふんっ、なんであなた達、ここをドミニオンの王城の宝物庫と知ってそんな…破廉恥な行為をしてるのかしら?」
見たものが衝撃的過ぎたので、その言葉に若干の照れは隠せなかった。
「マガツ、そこの者どもを捕らえなさい」
と言ったものの、マガツは姫のクリティカルが効き過ぎて既に戦闘不能である。
「うわっっ、ま、マガツ! マガツ! しっかりしてよ!あんた騎士でしょ?戦うのよ!こんなことにしたのは誰よ!?」
レイシア、てめえだよ… と言いたかったもののマガツは声も出す事もできなかった…。
で、場面は変わってダウンタウンの酒場前…
そこには、一人のタイタニアのウァテスが居た。
?「ふえー、依頼主さんは何処ですかー?」
どうやら、依頼を受けているようだ
61 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/01/12(木) 14:49:17.11 ID:R3NCxOeQ
??? 「待っていたよ」
62 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/01/12(木) 14:49:47.10 ID:R3NCxOeQ
??? 「待っていたよ」
63 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/01/12(木) 14:51:14.86 ID:R3NCxOeQ
??? 「うぇwwwww」
64 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/01/13(金) 00:07:18.27 ID:chJRzjjV
?「オープン発言しないでください。晒しますよ^^;;;;」
65 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/01/13(金) 06:53:56.85 ID:0aaEAvqn
??「またしのくえはたいへんなのだよ」
少年は自慢の豆を煮た鍋の火を消すと、透明なグラスに水を1杯汲んで、
父親の部屋に立ち寄ってから男のいた部屋に向かった。
部屋に顔を覗かせると男が戻っている。
男はベッドに腰掛けて少年を待っているようだった。
「すみません、こんな物しかなくて・・・父の服なので少し大きいかもしれませんが、
何も着ていないよりはいいと思って。あと、これ水です」
少年が腕を差し出すと、男は受け取ってそれを脇のテーブルに置いた。
「いらない。それよりもっと欲しい物があるんだけど」
「何ですか?何でも言ってください。」
「君の体だ。」
「!」
67 :
ひみつの検疫さん:2025/01/08(水) 04:26:47 ID:MarkedRes
汚染を除去しました。
「憑依してクエストに一緒に連れて行ってもらえるってことでしょうか。それならいいですけど。
あれ、でも憑依ってどうするんだっけ・・・・・・ルルイエさんに聞きに行こうか。」
一方そのころアップタウン入り口では
「入れてくれたっていいじゃん!けーちー!!」
肌黒の女と背の低い男が守衛と問答していた
(続きは>>でレスつけて誰かどうぞ
>>70 腹黒「ぷっくーーー」
守衛「ぷっくーーー」
そのころ 名前に「姫」とつけた頭の悪い人が
「今日も馬鹿な内藤から採集クエ品を貢いでもらったですの。明日もきっと貢いでもらうですの」
ふいたwwwwwwwwwwwwwwww
76 :
ひまつぶし:2006/06/02(金) 13:58:32.68 ID:aCCvlgiz
――思えば僕は、ずっと青空というものに憧れていたんだと思う。
僕が産まれたのは、ノーザンプロムナードの程近くにある、小さくて名もない村だ。
地図にも載ってないような場所だから、たくましい冒険者が立ち寄ることすら滅多にない。
村から見上げた先にある空はいつだって灰色で、時々雪がやむ以外に姿を変えることはない。
だけど僕は知っていた。あの灰色は空を覆う分厚い雲で、雲を抜けた先には青い空が広がっているのだと。
そんな当たり前のことを僕に教えてくれたのは、小さい頃ノーザンプロムナードで買った、絵本の中の御伽噺だった。
青い空と白い雲の下、緑色の野原で出会った農家の娘と二人の冒険者。
短いお話だったけど、そこには胸躍る冒険と淡い恋心……そしてなによりも、心奪う美しい世界が描かれていたんだ。
――どうやらこの世界には、いつだって青空が広がる場所があるらしい。
空を仰げば、当たり前にそこに在る青。
僕が村を出て冒険を始める決意をしたのも、そんな日常に憧れたからなんだ。
なんだ、けど。
77 :
ひまつぶし:2006/06/02(金) 14:00:35.33 ID:aCCvlgiz
「……ど、どうしよう」
雪の壁を背に、僕はがくがくと震えていた。
目の前には大きな白熊。ダラダラとだらしなく涎をたらしながら、獰猛な目で僕を睨んでいる。
くたびれた薄いコートしか着ていないから、凍傷を起こしそうなくらい背中が冷たい。
だけどここから一歩でも踏み出したら、白熊に襲われて死んでしまうだろう。
(走って逃げれば、きっとなんとか……)
逃げ道を探して視線を走らせる。
だけど、白熊のほかにも大きな怪物や白い変な羽が何匹もうろうろしていて、安全な道なんて見つけられなかった。
(くそ……)
このまま留まっていても、いつか凍え死ぬだろう。
悔しかった。大きな決意ではじめた冒険が、こんなところで終わるなんて。
78 :
ひまつぶし:2006/06/02(金) 14:01:15.19 ID:aCCvlgiz
(……そんなことになるなら、いっそ)
僕は軽く唇を噛んだ。
開けてる道は二つだけだ。留まって死ぬか、動いて死ぬか。
僕は小さく足を動かし、体重を前に傾けた。ぎゅ、と、積もった雪が音をたてて沈む。
腰に下げた小さな剣に手をかけ、重心を下げて……
(いっそ……散ってやる!)
「──ねぇ、聞きたいんだけど」
「え」
僕が覚悟を決めた瞬間、白熊の隣りに奇妙な女の子が現れた。
(助けに現れた女の子の職募集)
(´-`).。oO(レイシアの声が青山ゆかりで脳内再生されたよ・・・・・・)
(´-`).。oO(もしかして、漏れってスレッドストッパー・・・・・・?)
81 :
ヽ(`Д´)ノ ウワァァァン:2006/09/19(火) 15:25:33.61 ID:Ux7IbrBy
「 」
―― 。
、 。
『 』、 、
。
「 」
「 、 」
、『 』 、 。
誰かが泣いている
小さい声だ。
かなり遠くのようだ。
そこにいたのはなんと!!
やわらかタイニーヘイビーだった!!
退却しすぎて親と離れ離れに
仕方ないから俺も退却しながら探すのを手伝った。
すると、更にそこから10k先に親はいた。
しかもまだ退却中。
「お前、開錠もってやがらねーですの?」
――。はい?
「開錠ですの、開錠。箱が重いんですの。開けられんのか開けられねーのか聞いてんですの。」
前は開けるだけタダでしたのに、と呟く突然現れた羽根のある少女に、僕はそう、尋ねられていた。
一瞬遅れて存在に気がついたのか、白熊は自分の隣に現れた少女に威嚇の声を上げ、襲いかかる。
それが見えない筈も無いのに少女は熊を全く気にする様子も無く、じっとこちらを見つめている。
――僕がもうちょっと冒険者について知識を持っていたなら、彼女の服装からそれが当然であると知れただろうに。
結果、避けるでもない少女に白熊の攻撃は全く届かず。
それでも僕はその光景に驚いて、何も言えず立ち尽くすしかなかった。
そして。
「…その顔からすると無理なんですの?けっ、しけたやろーですの」
そういって少女はそのまま僕に背を向けこの場を去りかける。
瞬間、白熊の一撃が少女の髪をかすめ、去りかけた背中が止まり…ぞろり、と首の動きだけで少女が振り向いた。
「レアもおとさねーから見逃してやるつもりだったですのに…。もういいから死ね♪ですの♪」
少女の声が終わるか終わらないか、一瞬にして彼女の前に青白い光球が現れ――
――次の瞬間、白熊は紙のように吹き飛び、塵となって消えていた。
「こんなのにグローブなんてMPの無駄ですの」
そう言って飛び立とうとする少女。いつもの僕だったら何も言えず、少女を見送っていただろう。
少女が僕と同じ年頃だったこと。初めて見た鮮やかな魔法。冒険者らしいその振る舞い。
そして何より――僕はその子に恋してしまっていたんだ。
「ねぇ!待って!待ってよ!!」
凍りついた体で搾り出した声は存外に大きく、少女を驚かせたらしい。
黒目の大きい目をさらに見開き、次に眉をひそめ、
「なんですの?使えねー奴に興味はないで――」
「君、冒険者だよね?僕も冒険者になりたいんだ。よければ、一緒に、冒険、してくれないかな。お願い…」
最後は声がかすれて、聞き取れなかったに違いない。
あんな魔法を使える少女のことだ。僕なんか相手にされるはずもない。
それでも一縷の望みを抱き、寒さと緊張に震えながら少女の言葉を待った。
「開錠代。それとあったかいスープ」
「…ふぇ?」
「重たい箱持ってこの寒い中立たされたんですの。それくらい払え、ですの」
少女は顔をしかめたままくるりと向きを変え、パタパタと飛び出した。
ついてこい、ってことか。
僕は安堵して、そして彼女の飛び方があまりにもかわいらしくて、思わず笑ってしまった。
空はいつもどおり灰色だったけど、僕の心は晴れやかで、暖かい風が吹いていた。
きっと、もうすぐ青空も見えるだろう。
なにこの糞スレ
ヽ(の_の)ゝ
「使えねーやつがじろじろみてんじゃねえですの」
僕が彼女にみとれてると振り返って怒鳴りつけた。
「あんまりかわいい飛び方だから…」
普段の僕ならそんなに素直な気持ちなんか出さなかった。
でも彼女の怒った顔をみると気持ちを隠すことなんてできなかった。
「使えねーエミルのくせにそんなこと言うなんて生意気ですの。ちゃんちゃら可笑しい、おとといきやがれですの」
僕は頭にきた。
なんだこいつ。
さっきから言いたいこといいやがって。
気がつくと僕は彼女の背中から生えた羽根を鷲掴みにしていた。
「なにするですの!?羽根を放すですの!!」
じたばた暴れる彼女を雪が積もる地面に押し倒して組み敷いた。
さっきまでの生意気な表情は消え、涙で目を潤ませながら「やめろですの…」と弱々しい声で懇願した。
僕はもう止まらなかった。
彼女の中に僕の青空がある…。
/ニYニヽ
(ヽ /( ゚ )( ゚ )ヽ /)
(((i ) /::::⌒`´⌒::::\ ( i))) ででっででっででっていうwwwwwww
/∠_| ,-)___(-,|_ゝ \
( ___、 |-┬-| ,__ )
| `ー'´ /´
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「…いいよ、…ああ、わてたんッ…むにゃ」
…これが実の兄だと思うとゾッとする。
「寝ても覚めてもお盛んだこと」
にやけた顔で、母。いつまで経っても起きてこない兄を心配して来て
みれば、これだ。
さて、どうやってこのバカをたたき起こしてやろうか…。
「ハッハッハッ、ハッハッ、ハッ、ハッ…ハッ…ハッ」
規則的に続いていた呼吸だが、徐々にその間隔は広くなっていた。
駆け付けた警察の懐中電灯が、彼の姿を捕らえた。
「ハッ……ハッ…………」
彼の命のカウントダウンを刻むように、呼吸の間隔はその幅を広げる。
「も……もう駄目だ…」
懐中電灯は、彼が重症の体で辛うじて支えている腕の下にある、それを照らす。
「…ッ!全員退避ィイーッ!」
ダイソンは、起爆スイッチを、
「…………ハッ。」
押した。
tes
(゜д゜)