金曜ロードショー「千と千尋の神隠し」反省会場

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829既にその名前は使われています
>>567

温泉宿=社会。働かざる者は食うべからずの場所。全体の利益が大事。「札」は資本。

おばあちゃん=社会の秩序。権力者。

坊=過保護に育てられた坊や。わがままなニート。与えられるだけの生活を送ってきたが、千尋についていって自分で立って歩くことを覚えた。

Boku=金持ち。莫大な財力を持っているが、社会では金目当てでしか人が寄ってこない。本人にも金に物をいわせて人を思い通りに動かすことしかできない。
千尋のことが好きだが、いくら貢いでも振り向いてくれない。千尋についていってなんとか就職でき、人間性を認めてくれる居場所を得た。

はく=子供のころからの自分を知っている故郷の友人やご近所さん。親しい人。社会的立場でなく個人として自分と接してくれる人。


社会では、個人(本当の名)よりも役割(つけられた名前)が重視される。生きていくためには社会の歯車になり頑張って働くしかない。
忙しい社会の中でも本当の自分を見失わないように気をつけよう。社会的立場でなく個人として関われる人がいたら、大切にしよう。


千と千尋を見ててこんなことを思ったんだが、30歳ニートの俺には耳が痛い作品だった。今からでもがんばろうって思った。