居酒屋〜前衛〜

竜：おや。召じゃないですか。その節はどうも。
忍：…懐かしいね。みんなで紅玉を取り合ったじゃないか。覚えてる？
召：…もう、一生サポシで過ごすって分かってるんです。ほうっておいてください。
真空も大地も…雷鼓みたいなネタ技でさえ…他の後続のほうが得意で…。
都合のいいときだけ呼ばれる。そんな女なんですよ。僕は…。

か：…狩さんが心配してるよ。帰ってあげて。
苦しいとき、都合のいいときだけとか…狩さんだってそうでしょ？
一緒に辛いこと、悲しいこと、乗り越えてきたんでしょ？
獣：楽しいことを一緒に続けるのは恋。辛いことを共に乗り越えるのが…。
…狩は昔は調子に乗ってたし、非情な男だったよ。でもね。
彼は辛いことに立ち向かう心と、大切な人と共に乗り越えようとする強さを得たんだ。
…それは君のためだ。

踊：居場所があって、求めてくれて、一緒に辛いことを乗り越えてくれる人がいる。
か：それって幸せじゃないかなぁ…。ね。
召：...蜘蛛狩りに行ってきます。いこう。フェンリル…。

竜：…あの子は狩の元に行く…よかったのか？
獣：…いまさら兄貴とは名乗れんよ。