1 :
おはようございますクポ、ご主人様 :
2008/05/20(火) 00:00:08.80 ID:FEVuehym 眠って起きたら、次の日も、いつもと全然変わらない、
何の変哲もない朝がやってくるのだと、そのときまでは信じきっていた。
目が覚めて視界に入ってきたのは見知らぬ天井。
中空にはどこかで見覚えのある白い生き物が浮かんでいた。
誰何するとそいつは怪訝そうな顔で、やはり聞いた覚えのある名前を口にし自分に挨拶をする。
その名前は確かに覚えがあった。
それはヴァナ・ディールでの自分の名前。
もう一度確認しようとし、覚えのない自身の声に動揺する自分へ、
そいつ……モーグリはどこからか取り出した鏡を手渡した。
覗き込んだその姿は、モニターの中の自分のキャラクターのそれ。
信じがたい。朝起きたら、自キャラになっていたなどとは。
これは夢だ、これは夢だ…そう自分に言い聞かせながら、毛布をかぶりなおしベッドに潜り込む。
毛布の向こう側から心配げに呼びかけてくる声は、いつまでたっても消えてなくならなかった。
前スレ:「朝起きたら自キャラになってた」で物語を書く32
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1207277265/
"リンクしたお話を書いている人向けの"共通設定。これは絶対ではありません。 ある程度共通していた方が、読み手の方も分かりやすいのではという意図のものです。 参考程度に留めて、投下する方が自由に想像し設定してください。 冒険者証明書は金属のカードやクリスタルのペンダント等に魔法で情報を刻んだもの。 競売は魔法紙で取引されている。 LPは映像付きが多い (例:Yurifina氏のSSでは映るが、Lead氏のSSでは会話のみ)。 Say・sh・echoはリアルと同じ。PT・Tellは念話、LSは直接と念話の両方で通じる。 みつめる(/c)はとても嫌な視線扱い。が、気にしない人は気にしないのもリアルと同じ。 リアルからヴァナに入り込んだ人々の事を「来訪者」と呼ぶことが多い。 「来訪者」はリアルの品物を三つまでヴァナに持ち込める、こともまれによくある。 いわゆるGMと同じ姿の連中がいて、なんらかの思惑をもって「来訪者」を抹殺したり、 洗脳した「来訪者」を使役して、何かを行っているようだ。 この世界はゲーム内ではない、"実際のヴァナ・ディール"なのかも知れない? レイズは意識不明(戦闘不能)に有効だが、完全に死んだ者には効果が無い。
キャラ紹介テンプレ。使いたい人はどうぞ。 初出: 別スレ同番の人もいるようなので、スレも併せてお願いします PC(仮)名: / 中の人: 種族フェイス: ジョブ&Lv: 特記事項: 活動エリア: あらすじ: 他キャラとの接触: 独自レギュレーション: 共通設定(?)と目される設定とは敢えて変えてある部分を明記するのはどうでしょう
朝、起きたら自キャラになっていたFFXIプレイヤーたち。 ステキに過酷なヴァナ・ディール、笑いと涙の右往左往。 俺たち“来訪者”を排除していく、謎の集団も現れた! この異世界に出口はあるのか? リアルに帰還できるのか? 熱血、友情、ラヴ、バトル! 陰謀、シリアス、ギャグ、微エロ! 俺たちの明日はどっちだ!?
6 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 00:12:40.99 ID:FEVuehym
というわけで、テンプレここまでです。 語りたい、続きを聞きたい。 そんな物語がある限り、このスレは暗黒アーンNMのように… 「そこは"フェニックスのように"くらい言えませんか。マニアックすぎます」 「や、アンデッドのように…とか言うよりはマシだろう」 「貴方に良識を期待した僕がバカでした」 ともあれ、貴方の物語を、聞かせてください。 誰かと共に創る物語でも、貴方だけが紡ぐ物語でも。
7 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 01:47:23.86 ID:hILoAyBt
ガルカになったばかりに仰向けで眠れなくなったとか、よくある話。
>>1 新スレ乙です
8 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 02:13:07.28 ID:ynnhTKUK
あら、えらくシンプルなスレタイにしたのね。 何は兎も角、スレ立て乙です。
(524) 内心で、ルーファスは舌打ちを打った。できるものなら、とっくにそうしてる。 ただし、それはエルリッドが先ずルーファスを兄であると認めた上での話だ。 逆に言うと、そう言った前提が無いと話をする準備がなかったルーファスの見通しが甘かったという事にもなる。 夜半に目覚めて考えていた事が、自分の都合に基づいた意味の無いものであると気が付くと、それもまた腹が立つ。 こうなるとルーファス自身も苛立ちを隠しきれるものではなかった。 「ルーファス様は、まだお嬢様と向き合ってお話をされていません。そのことでお嬢様は傷ついていると思います」 マルトは実に淡々と、そう言った。 「どうか、お嬢様ときちんとお話してください、お願いします」 その場でペコリと頭を下げる。 「決まりだな。ファーロス、さっさとエルリッドの所へ行け。これは命令だ」 領事はそう言うと、その場で踵を返した。 「残りは領事館に行くぞ。今日も共和国の連中が手薬煉を引いて待ってるはずだからな」 その言葉で全員が腰を上げようとしたところで、部屋のドアが突然開かれた。
(525) 「失礼、パレーデ領事はこちらか」 ドアを開けたのは、鎧に身を包んだエルヴァーンの男だった。 あぁ、と領事が短く返事をすると、男はサンドリア式の敬礼をしてサンドリア本国からの使者であることを告げた。 「騎士ファーロス・S・シュヴィヤール叙任の任にてお伺いした次第です。領事館はまだ開いておりませんでしたので」 そう言い、懐から蝋で封をされた手紙を領事に手渡した。 「そうか、ご苦労。随分早い到着だな。叙任式であれば領事館で……」 「いえ、先ずはお読みください」 騎士は頑なな口調でそう言った。 その口調に違和感を感じた領事は、その場で封を乱暴に開けて中を確かめた。 中には書状が2枚。内容はファーロス・S・シュヴィヤールの王立騎士団騎士叙任の文面だ。 だが、封筒の裏側に奇妙なふくらみがあった。領事はさらに封筒そのものを破いてふくらみを確認する。 そこにはさらに1枚の書状が封入されていた。 書状を一通り読んだ領事は、押し殺したような笑いを漏らした。 「ふふ…… 我らが宰相殿も中々やるではないか」 言いながら、その書状をルーファスに投げる。 「読んでみろ、面白いことが書いてあるぞ」
代理でした。 待ってた!スレ立て乙です!
12 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 08:30:51.14 ID:hILoAyBt
代理投下も乙です〜。
13 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 11:15:36.05 ID:VfD2sv25
ルーファス(物語の中の人です、念のため)は拗ねてるんかいな? そりゃそうか、助けにいっていきなり向かい討たれたもんな
14 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 11:57:30.82 ID:L9jS33I1
単純に不器用&鈍感&朴念仁なだけなんじゃないか? 俺のイメージだと某拳が真っ赤に燃える人が被るんだが。 おかげで最近、ルーファスの脳内ボイスが関になってるぜ。
15 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 14:44:49.64 ID:FEVuehym
あんまり人の心の機微に聡すぎるルーファスさんというのもなんか似合わないので これはこれでいいものです(*´Д`*)
16 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 17:46:43.30 ID:ul7sh9Eo
>>1 乙ですー。
代理の方も乙です。
寝る前の即興が使われてると恥ずかしさのあまり悶絶したくなりますねッ(ノ∀`)
ルーファスさんは素敵な朴念仁さんなんですね。
17 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 19:47:30.16 ID:ynnhTKUK
朴念仁って言葉久しぶりに見たわage
18 :
既にその名前は使われています :2008/05/20(火) 21:56:35.74 ID:FEVuehym
それほどでもない
19 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 00:19:05.97 ID:qc6dgwhh
明日もよい日でありますように
20 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 02:14:21.91 ID:NsuCIkyR
眠くて眠くて、布団に潜り込むのも億劫な夜。 目を閉じればすぐに眠れてしまいそうな、そんな時。 ふいと、意識が世界から離れてしまう感覚。 目が覚めたら、いつもどおりの朝が来る? それとも、白い生物のいる見知らぬ部屋で目覚める? どうか、いつもと同じ朝が来ますように。
21 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 07:35:29.59 ID:qc6dgwhh
愛すべき平穏に、おはよう
22 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 10:54:25.27 ID:qc6dgwhh
で、保守なわけだ
「いるんだよなー、口が上手いくせに、必要なときに限ってそれを発揮できない奴って」 「切り抜けられないのはなんでだろうな」 「そりゃ相手のこと気遣うから、そうなるんじゃないのかな」 「…まてまて、じゃ気遣う必要のない相手には、全自動で対応してるってのか?」 「そういうと身も蓋もないわけで」 突然のセールスの対応、アポなしの営業突撃、気になるあの子のアタックに!! ルーファス人形(手のひらサイズ、声音変更可)は如何!? ホシュ
24 :
Kiesel ◆nu123wJPbk :2008/05/21(水) 13:09:16.15 ID:xTNzv6aw
よろしい、ならば保守だ。
・・・え、保守にしては長すぎる?
前回の投下は前スレ
>>421-423 でした。
それでは続きを少し。
大きなバスケットを手に、天の塔へと続く道をゆっくりと歩く。 博士たちの邸宅があるためか、もとからあまり人の姿がないこの辺りは、日が落ちかけていっそう気配がない。遠くに鳥やダルメルの鳴き声が聞こえてくるくらいだ。 今はまだ灯りがなくても危なくはないけれど、もう少し暗くなれば視界が悪くなるだろう。 そんな中を、私はカイと一緒に歩いていた。 「・・・キーゼル、さん」 無言で歩いていたカイが、不意に口を開く。上にあるその顔を見ずに、私は軽く応える。 「あなたは、キースを・・・自分が『本物』だって、自信はある?」 恐る恐るの問い。 吐息が触れるだけでも飛んでいってしまう羽毛を扱うような、そんな不安が、その声に含まれていた。 「私は、」 私は、そもそも偽物だ。"キーゼル"の、いや、"彼女"の真似をしているだけの。 「あなたは、キーゼルじゃない。"彼女"でもない。じゃあ、あなたは誰なんですか?」 少し声が震えている。どういう答えを望んでいるんだろうか。 『私はあなたたちと同じ人間です、だから普通に接してください』?馬鹿馬鹿しい、私は人間じゃない。 「私は、システムに介入するもの、かな。・・・私もよく分からない。でも、私はこの『世界』に定義される存在じゃない」 「システム・・・この世界の定義って?」 「新しく創られ、そして統廃合され正しく運用されるべき『世界』。その『世界』の創造主にして管理者たちが定めたもの。 私は・・・私たちは、それを打ち破るためにある。そう教わったよ」 私の言葉にカイは困ったようにうつむき、ええと、ええと、と繰り返す。
私たちは神に抗う。なんて言うとかっこいいかもしれない。実際には、重箱の隅をつつくようなちっぽけな存在なのだけど。 でも、壁に小さな穴が開くことで、そこに亀裂が走り、ついには崩壊させてしまうこともある。 つまり私たちは、そういう存在なんだ。 「・・・ええと、あなたは、その。・・・もうちょっと分かりやすく・・・」 「種族はヒューム。性別は男。フェイスはパターン4『ジロー』のBタイプ。サイズはS。ジョブは赤魔道士を基本に戦士の能力を付加。 システム上の限界は解除。メリットポイントによる能力値付加は全カテゴリーの最上限まで。但しメイン・サポート共に他ジョブへの変更は不可能」 「・・・そ、そういうことじゃなくて」 「私の人格は、蓄積された"彼女"の情報から構築された疑似人格。つまり私は、誰でもない偽物なんだ」 そこまで言って、私は自分がどんな表情をしているだろうかとなぜか思った。 私はこうして考え、存在している。だけど私は私じゃない。私は誰かに造られた偽物でしかない。 じゃあ、『私』って何だろう。造られた存在であるのに、こうして存在している私は何? そもそも存在って何だろう。本物って何だろう。たとえ偽物でも、もしかして、存在することは許されているんだろうか。 「私はここにいる。"彼女"でも、"キーゼル"でもない、私という存在はここにいる」 意味もなくバスケットを持ち直し、そしてようやく私は、カイが足を止めていたことに気付いた。 カイは視線を落とし、悲しそうな表情を隠さず、そっと手を握りしめている。 「以前に、あの子と話したことがあるんです。最初には、あの子がケイン兄様たちと話したことだって言ってたけど・・・ 物語の登場人物は、ぼくたちから見れば架空の存在かもしれない。けれどその世界では、確かに存在しているんだって。 あなたはきっと、この世界の人じゃない。ぼくたちが物語の世界の住人なのか、あなたがそうなのか、それは分からないけれど。 でも、あなたとぼくはこうして存在している。だとしたら、あなたは、きっと本物なんだと思うよ」
優しく微笑んで、それからゆっくりと私に歩み寄る。分からない。なぜ私を肯定するのだろう。 私は"キーゼル"を奪うのに。 「・・・ん」 何だ、今の違和感。 キーゼル?そうだ。"あれ"が"キーゼル"?どうしてそんなことを考えたんだ? 私は『赤魔道士』で、"彼女"も『赤魔道士』だ。つまり来訪者となるべき素体は『赤魔道士』であるはず。簡単に言えば"シオン"のはずだ。 なのにどうして、"キーゼル"なのだろう。いや、そもそも"キーゼル"は、・・・"あれ"が、キーゼル? そうだ。"あれ"は"キーゼル"じゃない。 「は、は」 自然と笑みがこぼれた。難解なパズルの理屈を解き明かした、そんな気分だった。 でも、そうすると"あれ"は『終わり』?来訪者ではない?"彼女"は誰? まだ分からないことはあるけれど、とりあえずひとつは解決した。 「キーゼル、さん?」 カイが心配そうに私を見る。 私はにっこりと笑って、ひらりと身を翻して見せた。 「分かった。やっぱり"あれ"は"キーゼル"じゃない。『本物』の"キーゼル"じゃないんだ」 「・・・え?」 唐突な言葉に、きょとんとする。けれど次の表情は、呆れでも嘲笑でも、あるいは怒りでもなく、確信と諦めだった。
喉を震わせ、深く息を吐いてから、カイは悲しげに首を振る。 「そうだよ。キースは、本当のキーゼルは死んでいる。・・・彼は、キーゼルじゃない」 言葉を口にすることで、彼は信じたくなかったものを信じた。認めた。 "あれ"と同じ姿の私を見つめ、けれどただ悲しむだけでなく、疑問を口にする。 「タブナジアの、礼拝堂の奥。あの子の遺体はそこで見つかった。だけど、遺体は消えてしまった。 その直後に"彼女"が、サンドリアに姿を見せた。だからぼくは、シオンには言っていないけれど、"彼女"を追っていた。 来訪者とか、今でもよく分からないんだけど、でも、ぼくがサンドリアにいた頃に聞いた話は嘘じゃないって知ったんだ。 バストゥークで、彼は自分がキーゼルだと言った。どちらが本物なんだろう?それとも、どちらも違うんだろうか。 それとも、じゃあ、もしかしたら、きみが本物なんだろうか。・・・本物のあの子はどこに行ってしまったんだろう?」
Q.この物語は何ですか?
A.多人数同時参加型オンラインRPG『ファイナルファンタジーXI』を舞台にした、『朝起きたら自キャラになってヴァナにいた』と言う大前提の下に語られる物語です。
多分。
初出:指定避難場所123
PC(仮)名:キーゼル(Kiesel)/中の人:Kiesel◆nu123wJPbk
種族フェイス:ヒュム♂F4金
ジョブ&Lv:自キャラだったキーゼルが戦士だったので自称戦士。しかし赤魔道士であることが判明。
特記事項:中の人は知識も技能も村人A。色々と小さい。キーゼルとシオンは、アカウント上は中の人が同じ。
"凶鳥"は既存のプレイヤーキャラクターではない。ちなみに"凶鳥"は男。
活動エリア:サンド→コンシュ→バス→タロンギ →ウィン:アルザビ
前スレまでのあらすじ:"私"はアルザビでトリオンに出会い、徐々に『リアル』が『世界』を侵食している事実を知る。
また偶然にも天蛇将ルガジーンを下敷きにしたことから、シャララトでトリオンと共にルガジーンを慰めることに。
しかしトリオンと別れた後に蛮族の行軍が告げられ、ビシージに参加することになる。
他キャラとの接触:なし
独自レギュレーション:ヴァナに順応した来訪者による、新規の来訪者のサポートを行う機関がある。
来訪者を狙う組織らしいものが存在する。何らかの方法で、リアルとヴァナをつなげることが目的のようだ。
まとめ:
ttp://wiki.livedoor.jp/jikyaramatome/d/Kiesel%20%a2%a1nu123wJPbk%a1%a1%a4%de%a4%c8%a4%e1
懐かしいなぁ…書くのリタイアした時は20行ってなかったってのにw 同時期に居た人どんだけ居るか判らんが、自分の納得出来る結末まで頑張ってくれ ネコシより。
31 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 16:14:00.95 ID:qc6dgwhh
帰ってきてもイインダヨー グリーンダヨー
(526) 雲ひとつ無い空から日差しが容赦なく降り注ぐグスタベルグは、昼頃ともなるとじっとしているだけでも汗ばむ。 エルリッドは背中を伝う汗の感覚で、不意に目を覚ました。 (あ…… 寝ちゃった……) この数日、おそらく1日の半分ほどを睡眠に費やしている。ルーファスと戦った際の疲労が未だ抜けきっていないのだ。 外傷はないものの、万全と言うには程遠い。 (ルーファスさんが、本当に兄さまだったらどうだろう……) それも悪くはないのかも知れない、とエルリッドは思った。 彼の強さは身に染みているし、少なくとも悪い人間ではないというのは解る気がする。 そうでなければ、マティエールを初めとした彼の仲間達があれほど信頼を寄せる訳もない。 だが実際、ルーファスという男は来訪者であり、エルリッドどころかこの世界とも縁のない人間であるはずだ。 では、そんな男が何故兄などと名乗るのか。そこが、エルリッドがどうしても理解できない点だった。 叔父と名乗った男は、ルーファスの身体がファーロス・S・シュヴィヤールの物であると言っていた。 今となってはそれが本当であるかどうかも疑わしいが、仮にそうだとしたら…… (もしかして、責任を感じてるのかも……?) 身体を乗っ取った事を後悔しているのだとして、彼は本来ファーロス・S・シュヴィヤールが果たすべき事を果たそうとしているのかも知れない。 買い被りすぎだ、とエルリッドも思わなくもなかったが、そうすると彼の行動にある程度筋が通るような気がしていた。
(527) 朝からルーファスが気まずそうにしていたのも、後ろめたい気持ちからであったのかも知れない。 こうして、エルリッドの中で一連の出来事が全て線で結ばれた。 (そっか、そう言うことだったんだぁ……) いかにも納得をしたと言うように、腕を組んで頷く。 しかしそう言うことなら、とエルリッドには別の考えが浮かんだ。何も彼が兄自身である必要はないのだ。 なんらかの形でシュヴィヤール家に迎えてしまえば良い。 (あの人なら……) 顔を赤らめながら、エルリッドはニンマリと笑顔になる。 (あ、でも身体が本当に兄さまだったら色々と問題があるよね……) 「お嬢ちゃん、何か良いことでもあったのかい?」 不意に声をかけられて、エルリッドはすぐさま立ち上がった。 前方に、3人のヒュームの男達が立っていた。あまり一般人には見えない、柄の悪い顔をしている。 「エルリッド・S・シュヴィヤールだな。うちのお頭が呼んで来いって言っててよぅ」 天晶堂だ、とエルリッドはすぐさま感じ取った。 ここ数日エルリッドが外出を禁じられていたのは、こういった事態を避けるためだと聞かされていたからだ。
(528) 簡素なガンビスンに身を包んでいるエルリッドは、剣を佩いていない。 対して、男たちは槍などのやや長めの獲物を持っている。 エルリッドは舌打ちをして、武器も持たずに出てきてしまった無用心を激しく後悔した。 「お断りします」 内心の不安を振り払うように、エルリッドは毅然とそう言った。 いざとなれば、走ってゲートまで逃げようという算段だ。身軽さに関しては申し分はない。 だが、その思惑は3人が囲むように広がった時点で潰える。 ならばその前に、とエルリッドは駆け出した。 「おっと、何処に行くんだい?」 背にしていた岩山の影から、今度はガルカが現れた。 反対側を振り返ると、同じようにエルヴァーンの男が立っている。 逃げようとする事などは、男たちの予想の範囲内であった、という事だった。 エルリッドは悔しさのあまり、きつく目を閉じる。 「そうそう、最初からそうやって大人しく…… っん? ……へぶっ!」 再びエルリッドが目を開けると、そこにはガルカの代わりにチョコボに乗ったエルヴァーンがいた。
「嬉しい事言ってくれるじゃないの。こりゃうんと気持ちよくしてやらないとな」
「て、てめえは阿部さん!? いいんです、ボク阿部さんみたいな人好きですから」
ガルカがうつむきがちにはにかむと、少しワルそうなエルヴァーンは獣のような笑みを浮かべ、ツナギの前を開き始めたのだった。
というのは嘘で、代理人でした。
>>30 MIA! MIAじゃないか!(違ったらごめんね)
36 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 18:55:42.69 ID:+Nm08SZo
お二方、投下乙でーす。
37 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 21:26:43.20 ID:qc6dgwhh
いいところで…括弧が消えてなかったら騙されるところでした。 むう。
38 :
既にその名前は使われています :2008/05/21(水) 23:33:45.70 ID:yv4/RJq7
つまり代理人さんはエルヴァーン
39 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 01:08:21.40 ID:IRm5JKzL
そこは意表をついて、タルだったりするのだと思うがね
40 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 01:09:12.30 ID:IRm5JKzL
おやすみ〜ホシュ
41 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 02:11:24.27 ID:v7vo5isr
タルとガルカは無理じゃないかなぁ・・・ あ、いや、意味はないんです、意味は。
気合いでカヴァーだ!
43 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 09:24:26.95 ID:JtXK1VcP
緊急浮上
44 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 12:27:28.24 ID:v7vo5isr
気合いでカバー・・・ ええと、ガルカの肩にタルが・・・あれ?
45 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 12:27:31.53 ID:JtXK1VcP
やはり大作が(ry
46 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 15:24:50.49 ID:kNeT7cIk
けだものage
47 :
Kiesel ◆nu123wJPbk :2008/05/22(木) 17:49:48.68 ID:wWHyweyH
『美しき野獣』(ヤマジュンのほう)ネタを持ち出そうと思ったけどやっぱりやめておきます。 今日は暑いですね。 それでは続きを少し。
ぴりぴりとした空気。急編成のパーティを組むシャウトが飛び交う。 傭兵たちが慌ただしく行き交うのを何となしに見やり、私は細身の剣を手に背後を振り返った。 風蛇将ナジュリス。アミール装束にトレダーシャポーをかぶったヒュームの将軍は、弓を負いウルタラム大通りの方角を見つめている。 いや、もしかしたらその向こう、魔笛が安置される封魔堂を見つめていたのかもしれない。 私の視線に気付くと彼女はそっと微笑み、 「大丈夫。この戦いは、必ず勝てます」 揺るぎない自信をもって言った。 当然だ。誰が負けるものか。とかく冒険者という奴らは、『勝つ』あるいは『倒す』ことにこだわる。 そのこだわりを満たすことこそが自身への報酬である、主なき傭兵たち。いや、自身こそが主と言えるだろうか。 皇国に義理立てする理由はないのに、それでも戦い勝つことを望む。まったく、冒険者は暇人揃いだと思う。もちろん自分も含めて。 「ん・・・」 何だ、この思考。誰のものだろう。 わずかに視線を落とした私のその仕草を頷きと受け取り、ナジュリスは優しく頷き返した。 エラントカフスをはめた手を握りしめ、息苦しさを感じてウプランドの襟元に触れる。 "私"じゃない私が考える。感情も、感覚も、私のもの。けれど確実に、着実に、私は私を見失う。 [ は、 な ?] 脳裏に響く。それは亡羊とした声。 [お前は、 にな の ?] 黙れ。
[お前は、私になるのか?] 「黙れ」 唇の中で呟く。声はそれきり聞こえない。 いや、数瞬の間を置いて、はっきりと彼は言った。 [・・・私がお前になるのか・・・?] 悲鳴にも似た声。信じがたい、認めがたい事実を、否応なく突きつけられた時にも似た。 同じ声で、私は彼へ呟く。 「私たちは、同時に存在しない」 [・・・"道をはずれたもの"め・・・] 「私だって、好きでここにいるわけじゃない」 好きで、自分を失っていくわけじゃない。 でも、私が彼になっても、彼が私になっても、結局はいつか、私は失われるのだろう。戻らなければ、きっとそうなる。 戻る?どこへ。今一瞬思い出した気がした。けれどもう、忘れてしまった。"私"の記憶などそんなものだ。 私もまた彼と同じであると知ったらしく、彼は悲嘆に暮れ懊悩する。 [何故・・・女神よ、慈悲を・・・私への死を・・・死を・・・] 私への死を? 何を、と訊いても、彼は虚ろに繰り返すばかりで応えない。 "道をはずれたもの"。彼はそう言った。確か、いつかどこだかで読んだ本で、その話があった気がする。 道を、理をはずれたが故に不死である存在。この『世界』の理を超越した存在。
来訪者は『世界』の理を曲げる。来訪者が不死だとは言わないけれど、この『世界』の存在ではないのは確かだ。 私が"キーゼル"になったから、彼は『世界』の理からはずれてしまった?はずれてしまった彼は、・・・死ぬことができない? 彼がなぜ死を望んでいるのかは分からない。けれど確かに彼は死ねない。 「どうして、」 言いかけたその時。 「警戒警報!警戒警報!トロール傭兵団、バルラーン絶対防衛ラインを突破!!」 第一級戒厳令を告げる声が高く、そして緊張をはらんで響いた。 来たる戦いへの高揚と緊張に、傭兵たちのざわめきが一瞬高まり、そして波のように引いていく。 その理由が何であれ、戦いの前には心地よい高揚が体の内を満たす。吐き出した呼吸は、もしかしたら熱を帯びていたかもしれない。 恐れるのは不名誉のみ。死などどうして恐れようか。危うい恍惚に身震いする。けれど意識は意外にも冷静で、とても冴えている。 脳裏に響いていた声は私と同じで、いつか私はその声が私のものであると気付いていた。 [死を・・・] 望むのは私。けれどそれは私自身へのものでなく。 「・・・死を」 私の気分を害するものへの。 それは"あれ"ではない、真実の私自身の感覚。 意識の外で、死ねッ、と、笑い声が聞こえた。
というところで今回は以上です。 ナジュリスの側にいるのに、何故かガダラルとザザーグの鼓舞台詞も聞こえている不具合。 でも兄貴の声はきっと隣の隣の区画まで聞こえると思うんです。 ガダラルは・・・張り切りすぎちゃって声が上ずってたりとか? ミリは内心びくびくしてるんだけど強がってるとか、妄想がとまりません。 ビシージが実装されてもう随分経ちますが、今でも開始前になると楽しくなってきます。
きーさん、筆乗ってるね♪ omaeramonoreyo? age
53 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 21:27:25.30 ID:kNeT7cIk
前向きに善処したいデス…とカーズナage
54 :
既にその名前は使われています :2008/05/22(木) 23:36:14.63 ID:wWHyweyH
実は各方面からの反応が怖くてびくびくしてるのは内緒なのだぜ? そしてきーさん実は書き溜めてから投下してるのも内緒です。 保守も含めてスレが落ちない程度に投下できればいいなぁ、と思いつつ。 書き手さんたちそれぞれのペースで投下できますように。
55 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 01:19:37.66 ID:Ccp3lZKx
おやすみなのですよ(゜▽゜)
ほす
(529) 「おう、てめぇら!うちの妹に何してくれてんだ!?」 そう言うや否や、チョコボに乗ったエルヴァーンはそのまま3人のヒュムが立っている方向に駆け出す。 武器を構える暇もなく、チョコボの蹄と騎上からの蹴りであっさりと3人が地に伏した。 反対側の岩陰にいたエルヴァーンは逃げようと既に走り出していたが、あっという間にチョコボが追いつく。 襟首を嘴でつかまれて振り回された挙句に、素早くチョコボから降りた男が鳩尾に一撃を加え、そのまま仰向けに倒れた。 「エルリッド!無事か!?」 「ルーファスさん……」 エルリッドはそう言うと、思わずルーファスとは反対側を向いた。 「おい、大丈夫か?」 チョコボと一緒に駆け寄ってくるルーファスが背後から呼び掛ける。 「ちょっと、怖かったです…… でも大丈夫です」 声が上ずっているのを隠そうと、できるだけエルリッドはゆっくりと言った。 「そうか、ならいいんだが……」 ルーファスは駆け寄る速度を緩めて、チョコボを落ち着かせるように撫でていた。
(530) 鼻をすすりながらどうにか落ち着いたエルリッドは、ルーファスの方を振り向いた。 ルーファスはチョコボを撫でながら、何処から取り出したのか草のような物をチョコボに与えていた。 「この人、多分天晶堂の人たちです」 「ほぉ〜」 そう言うと、ルーファスはチョコボの尻を叩いて走るように促し、チョコボはそのまま西の方角へ走って行った。 「で、天晶堂がどうしてお前を?」 「なんだか、連れて来いって言われたとかなんとか……」 「ふぅん……」 生返事をしたルーファスは、倒れ伏した男たちを一人一人見て回った 最初にチョコボが蹴り倒したガルカは、息はしているが目覚めそうには見えない。 3人のヒュムもチョコボの勢いを借りたせいか、すっかり失神してしまっている。 結局、比較的怪我のなかった、最後に倒したエルヴァーンの襟を掴んで頬に一つ平手打ちをした。 唸り声を上げながら目を覚ました男は、ルーファスを見て思わず悲鳴と共に顔を背ける。 背けた先にエルリッドがおり、それに気が付くと彼女に向かって声を上げた。 「え、エルリッドちゃん!僕だよ!ほら、食事とか運んでた……」 「あっ……」
(531) 「で、どうして天晶堂がエルリッドに用があるんだ?」 「そ、それは……」 男が口ごもると、ルーファスはゆっくりと平手打ちの構えを見せる。 「ひ、ひぃ!し、知らないです!とにかくお頭が連れて来いって!」 その言葉を聞くと、ルーファスはそのまま襟を掴んで男を立たせた。 エルリッドは、何をするのかとハラハラしながら見守っていたが、すぐにルーファスが彼女に向かって声をかけた。 「用があるらしい、出向いてやろうか。丁度俺も用があったんだ」 「え……?あ、はい…… あの…… 少しの間ですがお世話になった方なので、あんまりひどい事は……」 エルリッドは返事に付け加えてこういった。 「お前、俺を鬼や悪魔かなんかと勘違いしてないか?」 ルーファスは寂しそうな苦笑いをしながら呟いた。 「あ…… ご、ごめんなさい……」 その返事にさらに苦笑いをして、ルーファスはエルヴァーンの男を先に立たせてゲートへと歩き出す。 「色々と話があるが、まぁそれは後でな」 「……! はいっ!」 元気に返事をし、エルリッドもその後を追って歩き出した。
いつもの代理でした。 こぴぺするだけって楽だわぁ*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:* それはそれとして投下&保守乙です!
61 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 07:43:43.26 ID:1ha/Fy5r
代理の方自身はFFやってないのかな?
62 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 11:16:55.40 ID:cYAvFGz6
投下おつなのです。 すっかり穏やかになられましてよかったねぇ(ノД`)
63 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 14:13:35.72 ID:vTzUOMij
上へ参りマース
64 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 16:12:21.06 ID:hdP2ZBEi
「時に、モーグリ」 「クポ?」 「今度から、お前の代わりにフェローが居候することになった」 「よろしくお願いします」 「クポ!?もももモーグリの代わりにクポ!?」 「だってお前、私のベッドで勝手に私の装備品をチェックしていたじゃないか」 「ご主人様の装備は布系が多いから、虫食いが出ないように気を付けているクポ!女性の身だしなみは大切クポ!」 「・・・ほぉ。だからワーロックタイツをかぶっていたのか」 「な、なぜそれを知っているクポ!?」 「カマかけだ」 「クポッ・・・」 「バスにいた頃のモーグリは今ボナンザのアルバイト中だからな。仕事が終わるまで呼び戻せない」 「だから私ですか・・・」 「主従契約の破棄はもう申請して受理された。あとはラバオのノマド見習いにするように、管理組合に言ってある」 「クポー!?あの暑くて乾燥してて砂ぼこりにさらされまくるラバオクポ!?」 「水もある。よかったじゃないか、砂漠のオアシスなんてリゾート地だぞ。その代わり日陰は少ないが」 「ご、ご主人様ー!!」 「誰が貴様のご主人様だ。もうお前は私のモーグリではないぞ」 そんなことがあったりなかったり。
65 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 18:57:43.61 ID:KTv2IZSn
来訪者やりたい放題だな…
66 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 21:30:52.58 ID:1ha/Fy5r
まあ限度を超えると赤い鎧を着たお兄さんお姉さんが 命に関わる勢いで脅かしに来るから気をつけろ!
67 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 23:32:22.85 ID:cYAvFGz6
ともあれ、保守
68 :
既にその名前は使われています :2008/05/23(金) 23:34:29.07 ID:hdP2ZBEi
快適な冒険者ライフのためにモーグリたちは日々努力しているんだから、冒険者の意見を受け入れるのは当然だろう。 ってミスラの赤が言ってた! 意見を取り入れていない気もしますけど。
69 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 01:58:07.23 ID:oc5dgChw
age
70 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 04:27:50.35 ID:QPVK3MVJ
>61 代理人ですが超やってます。 でもミスラじゃないし赤魔道士も25かそこらまでしか上げてません。 て言うか最近はMHP2GとTRPGと同人誌に夢中です。 て言うかエロとか背景とか書けません助けて。
71 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 09:25:39.39 ID:1aW1TXcY
あさ〜、あさだよ〜
72 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 11:52:14.16 ID:phupZ75z
ミスラで赤だけど、エロも背景もちっとも書けてないのだぜ? ていうか登場人物が野郎ばかりで、ネオロマンスとか少女マンガとか言われちゃったりしてます。 やったことも読んだこともないのにあれー?(´・ω・`)
73 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 12:14:33.83 ID:8tWO7D1W
野郎ばっかりだったらハードボイルドと言われてみたいね(w
74 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 12:49:00.01 ID:+Hs3tUYx
ミスラの竜ですがエロも(ry
75 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 16:29:49.14 ID:CzEeLFbi
えっちなのはいけないと思います! ワッフルワッフル
76 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 19:44:25.61 ID:CzEeLFbi
age
77 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 21:40:55.40 ID:phupZ75z
えっちなのは・・・狙っても無理なのでやめておきます。
78 :
既にその名前は使われています :2008/05/24(土) 22:42:10.89 ID:8tWO7D1W
ほす
79 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 02:26:00.52 ID:uyWdo4I+
あげ
80 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 05:16:11.50 ID:sMcPgtoO
おはようございます。
81 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 10:18:01.04 ID:sMcPgtoO
狙わずしてそれっぽい雰囲気を醸し出せたら もしかして最高ではないのか?
82 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 13:42:32.24 ID:1VLq0Y7z
男ばっかりしか出てませんががんばってみます(⊃Д⊂) ・・・いや、赤い鎧の人が来そうなのでやっぱりやめておきます・・・
83 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 16:15:17.08 ID:uyWdo4I+
アッガーレ↑
84 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 18:48:02.05 ID:1VLq0Y7z
頭痛が痛い。 言葉がおかしいが、頭痛が痛いのだから仕方がない。 「・・・体調、崩したか」 かりかりと書類にサインを記し、ふぅっと息を吐く。 まったく、ここしばらく低レベルの冒険者が増えていると思ったら。モーグリたちが訳の分からんイベントなどをやりやがる。 参加資格は、レベル5以上なら誰でもOK。こぞって倉庫連中がレベル上げにいそしんでいるわけだ。 レベル上げで無茶をするから、またリージョンバランスがおかしくなっている。 三国に隣接したリージョンが獣人支配になるとかもうね・・・ それにしても。 「・・・1等は、1億ギルか」 1億。100,000,000。 いちおく、か。 ずずっ。カップの茶をすする。 「・・・あとでオレも、買いに行くかな」 ぽつりと呟いた。
85 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 19:24:38.09 ID:QEdtDsFy
>モーグリたちが訳の分からんイベントなどをやりやがる。 やってやがる。か やるらしい。じゃないか? >参加資格は、レベル5以上なら誰でもOK。 参加資格は、レベル5以上。じゃね? 頭痛のせいでおかしい設定?それとも天然?
86 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 20:32:34.13 ID:ycfNNv+e
釣られたらプギャーですよ、と最初に宣言してんじゃね? 「頭痛が痛い」んだから。
87 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 23:13:39.90 ID:1VLq0Y7z
プギャーどころか即興の保守に反応されても(´・ω・`) 行き当たりばったりのネタにツッコミを入れられると、非常に困ります・・・ 大体が、厳格な表現が求められているわけではないですし、逆に正確な表現を用いると堅い印象を与えてしまうと思うのです。 表現の都合上、三人称と一人称を混ぜたりとかしますしね。 無論、即興だからと語彙の拙さを棚に上げるつもりはないのですけども。 まあ、私の駄文などラノベ以下なので難しく考えずに(´ー`) あ、粗製乱造されたケータイ小説以上ではありたいです・・・
88 :
既にその名前は使われています :2008/05/25(日) 23:57:58.72 ID:+Umxa0WL
まぁ^^;やたらに^^;日本語に厳しい人が^^;ネ実にいるのは事実です^^; この前^^;スレタイに^^;突っ込んでるひとがいましたが^^;あながち間違っていないため^^; スレ住人も困ってしまい^^;追従する人間も出てしまい^^;あまりスレ番進まずに落ちてしまいました^^; いいスレだったのに^^;え?^^;幼女スレじゃないですよ?^^;勘違いしないで下さいね^^; 厳重注意^^;厳重注意ですよ^^; さて^^;実は日本語が乱れているのは^^;今に始まったことではないのです^^; 平安時代^^;江戸時代^^;明治時代の^^;著名な作家さんたちが一様に同じこと書き残しています^^; 「うはwwww日本語ww終ってるwwwマジwww」 ま^^;大体こんな感じ^^;どの時代でも^^;嘆かれてるわけですね^^; 他^^;有名な作家で^^;文法も漢字も^^;滅茶苦茶だった人も^^;いるわけです^^;担当の方^^;推敲大変だったでしょうね^^; というより^^;日本語事態が^^;様々な言葉を進化させたり^^;淘汰したり^^;変化させたりして^^;今の形になっているわけです^^; このように^^;今ある言葉が^^;昔とまるっきり違う^^;というのも^^;世界的に珍しいのです^^; ぶっちゃけ言ってしまえば^^;なんでもあり^^;認められたら^^;おっけぇええええぃ!!!!^^;なのです^^; 現代の^^;基礎用語辞典にも^^;変な言葉が^^;いっぱい載ってますしね^^;
あなたの世界基準で見た幸福度をチェックします yesの数がいくつあるか数えてください。 16〜20: とても不幸 11〜15: 不幸 05〜10: 普通 01〜04: 幸福 0 : とても幸福
・腹を壊すか病気になるリスクが高い水しか飲めない ・食事は平均すると1日に1食以下である ・冷蔵庫は持っていない ・屋根がないところに住んでいる ・冷暖房器具は持っていない ・持ってる服は3着以下で、下着は持っていない ・政治家を批判すると投獄される ・警察の助けを借りるときは賄賂が必須である ・役所に相談に行くときは賄賂が必須である ・一番近い病院にいくまで1時間以上かかる ・健康保険に入っていない ・健康保険に入っているが、病院や医者や治療の有無は保険会社が決める ・預金がない ・年利100%以上の借金がある ・お金の価値は1年で10分の1以下になる ・教育を受けた期間は6年未満である ・文字が読めない ・日が落ちてから外を歩くことは自殺行為である ・マスクをせずに外を出歩くと肺をやられる ・蚊に刺されると高い確率でマラリアになり死に至る
91 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 01:30:01.83 ID:vlhAz5bN
>>88 言葉は水物ですから、意味などすぐに変わってしまいますねー。
たった一文字の字ですら意味が変わってしまうのだから、言葉とは難しいものです。
>>89-90 幸せとは主観でしかなく、どんなに中立的な条件を与えても、それが客観的になることはないと思います。
「宝石の海に浮かび遊ぶ人のほんとうの悲しみを」って、怪盗きらめきマンのOPにもありますし。
他人から見ればどんなに満たされていても、本人が不幸だー不幸だーって言ってればその人はきっと不幸です。
だからうちの鯖でサンドが2位になることは、とても幸せなんです。
なんで最近ずっと最下位なんだろう・・・調理人にはきついですorz
ところでヴァナの人にとって、スーパーみたいなところってあるんでしょうか。
旅商人みたいな人はいるみたいですけど、一般の人も冒険者と同じお店で買い物したりとか?
そうすると、名声での値段とかどうなるんだろう・・・常連さん割引とかあるのかな。
92 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 07:03:10.15 ID:XJyhMblf
あge
93 :
Kiesel ◆nu123wJPbk :2008/05/26(月) 12:28:49.41 ID:kC2Uwaas
ボナンザ終了まであと2日。
当たらないと分かっているのに、お金がなくてもつい買ってしまうんですよね。
金庫圧迫【残念です。】
前回は
>>48-50 でした。
それでは少し。
94 :
◆nu123wJPbk :2008/05/26(月) 12:47:53.68 ID:kC2Uwaas
風が吹きすさぶ。 傭兵の用いた魔法か、あるいは斬撃か。皇都防衛戦の折には、いつもは静かな人民街区も数多の人と音が乱れゆく。 人。女神アルタナの加護を受けた子らと、異形の蛮族たち。あるいは、人の形すら持たぬ魔物たち。 音。得物が交わされ、理を操る音律が結ばれる。戦の空気はいくつもの煩雑なものが雑多に入り混じり、平常の感覚を麻痺させる。 魔笛を目的とした互い・・・一方は守るため、一方は奪うため・・・は、決して終結しない果てのない戦いに興じる。 そのさなか、一陣の風もなく周囲の喧噪も彼我さえもないかのごとく、トロールを狙い弓に矢をつがえ一点を見据えた。 凪のように静かに、呼気すらも集中を乱すことを恐れ、ゆっくりと弦を引き絞る。 戦いは好きではない。無論、命を弄びいたぶり嬲ることなどは。だからこそ、狙撃の術を磨き、速やかなる死を。 矢を放とうとしたその瞬間、不意に。 「!」 大柄なガルカの侍が彼女の射線に入り、わずかに手元が狂う。直後、怨嗟に満ちた叫びが響いた。 急所をはずれた矢はしかしトロールを射ており、それが苦痛で周囲の『敵』たちへ無差別に拳を振るう。無防備にも直撃を受けた数人の傭兵が、階上から階下へ落ちた。 「いけない・・・!」 小さく悲鳴をあげ再び矢をつがえるが、無我に暴れるトロールへ狙いを付けることが難しい。 豪腕に兵たちが薙ぎ倒され、滾る感情に満ちた瞳が彼女を睨む。その瞳があまりにも猛々しく、あろうことか狙うことを一瞬忘れた。 が、しかし、次の瞬間その瞳はゆっくりと色を失い、巨体がくずおれた。幾人かが慌てて避け、逃げ切れなかった数人が下敷きになる。 ちょっと痛いかもしれないけれど、耐えられる・・・わよね?みんな強いのだし。 心配しながらも周囲を見回し何が起きたのか確かめると、倒れたトロールの背後に、不敵な笑みを浮かべたガルカの将軍が立ち尽くしている。 「よう、ナジュリス!危ねぇとこだったなぁ」 片腕を掲げ得物を見せながら笑う。ナジュリスもまた、彼へ苦笑じみた笑みを返した。
95 :
◆nu123wJPbk :2008/05/26(月) 13:10:44.27 ID:kC2Uwaas
「こちらへ来ていても大丈夫なのですか?」 「おうよ、あんまり暇なもんでな。加勢に来たつもりなんだが、さっさと終わっちまったなぁ」 「あら、それは」 ガダラルのとこは守りが堅ぇし遠出するとまた厄介だからな、とひとりごちるザザーグに、今度は柔らかな笑みで応じる。 どれほどの苦境でも常に兵たちと共にあり、この男は決して驕りを見せない。だからこそ付き従う者たちが多く、それが彼の悩みなのだと言う。 人徳は望んで得難いものだが、彼の場合望まずとも得てしまうのだからどうしようもない。 戦で血が逸ったか、いくらか楽しげなザザーグのその表情が、しかし不意に凍る。唐突のことにナジュリスも笑みを消し、彼の視線の先を振り返る。 金の装飾が施された青い長弓を構え、ヒュームの少年が何の感情も浮かべずにこちらを見据えていた。 何を、と問うよりも早く少年が矢を放つ。小鳥のさえずりに似た風鳴りが空気を振るわせ、金色が散る。 確かめる間もなく彼は得物を細身の剣へと持ち替え地を蹴り、ナジュリスとザザーグを越えるほど高く飛び上がって剣を叩き込む。 どう、と鈍い音が響いた。 「・・・え?」 金色の鱗粉を散らせながら、巨大なワモーラがぴくりともせず落ちていた。 所々傷を負い、せめて一撃を報いようとしたのだろうか。片目に矢を受け脳天を割られている。それが少年の攻撃によるものなのは、新たに吹き出した体液から明らかだった。 少年は剣を振って汚れを払うと、わずかに背後、ナジュリスとザザーグを振り返る。言葉によらぬ安否の確認をし、ウルタラム大通りから新たに現れたトロールへと得物を構える。 時間にすればいくらも経ちはしていないだろう。ほんのわずかな数瞬に、彼はあまりにも無関心にそれだけのことをやった。 と、炎蛇将の守る、傭兵たちの言う競売エリアでの戦闘が終わったのか。「ガダラル将軍、戦闘解除」と告げる声がここまで聞こえた。 元より競売エリア(むしろ炎蛇将)の護りは堅い。ましてザザーグが暇を持て余すほどならば、敵襲があっても充分にいなせるだろう。 それでも戦闘不能に陥るのが炎蛇将の炎蛇将たる所以だが、と気を取られた一瞬に少年の姿はどこかへ消え、見失ってしまう。
96 :
◆nu123wJPbk :2008/05/26(月) 13:24:28.00 ID:kC2Uwaas
捜そうにも同じような衣装の傭兵が多い上、年頃にしては小柄な少年は、数多の傭兵たちに紛れて注視しても見出すことができない。 あら、どこかしら?とナジュリスが首を傾げるそばで、ザザーグは首を振り呟く。 「ユーリ?・・・まさかな」 古い知人の名を口にし、ふいと天を仰ぐ。青。手を伸ばせば届きそうな空の色。 あいつもこんな目の色をしてたっけな。やけにキレイな青だった。思い、そしてそれを払うように首を振る。 「なぁに、縁がありゃあいくらでも会えらぁ。あいつはそういう奴だ」 ナジュリスへ笑う。 言葉の真意を測りかね、ナジュリスが首を傾げていると、遠くからまた「グーフールー、競売所」と短く告げる声。 傭兵たちは、独自に合図を定めたり固定で各将軍の護衛についたりと、下手をすると不滅隊や正規兵よりも有能だ。 気が付けば将軍たちも、いつからか傭兵たちのやり取りを聞きながら指示を出すようになっていた。 ぐっ、と拳を握りしめ、これ好機とザザーグが拳を掌に打ち付ける。 「よっしゃ、俺の出番だな。ガダラルじゃあ逆に傭兵どもに張り倒されちまわぁ」 意気軒昂と敵を討ちに向かおうとするその背は、しかしどこか陰があるように思えた。
今回は以上です。 関羽に精霊や古代をぶち込む墨蛇将と、ホーリーをぶち込む内藤蛇将は楽しそうで何よりです。 本編中で使用している弓はラミアンカマンですが、実際には武器として用いることは滅多にないです。 グラが好きなのでソロで遊ぶ時には使うんですけどね。サベッジも、ウィズインより楽しいので・・・ トロールの素手でのノックバック(オーバースロー)は単体のみですが、そこはほら・・・あのガタイで単体とかありえないし! そのあたりは二次創作なので、妥協していただければ、と。
98 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 16:22:59.57 ID:II+fV/EF
妥協と言うより、より理にかなった描写というか。 投下乙です。ラミアンカマン弱いよねw
99 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 18:31:40.47 ID:ADw5eTU7
ラミアが射ないと本来の威力が出ないでにくい保守
100 :
内裏 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/26(月) 19:21:33.50 ID:THb2Zmb6
(532) 「へぇ、そうするとこの人がお兄さんの仇だったんだねぇ」 エルヴァーンの、イニャスと名乗った男が、まるで本人がいないかのように言う。エルリッドはルーファスの方をチラチラ見ながら、気を使って返事に困っていた。 「いえ、なんだか私の思い違いだったみたいなんですけど……」 「いやいや、そうだよね。あんなに必死になって助けに来ただから、やっぱり僕も違うと思うよ」 イニャスは訳知り顔でそう言いつつ、満足げな表情をみせた。 グスタベルグから歩いている間、このイニャスという男はずっとこの調子だった。商業区と港区をつなぐ橋に差し掛かる頃には、まるで随分前から一緒にいたように軽口を叩く。 憎めない奴というのはこういう事なのだろう、とルーファスは内心で呆れていた。 「それに、彼はエルリッドちゃんの事を妹って言ってたじゃないか。彼がお兄さんなんじゃないの?」 「そ、それは……」 恐る恐る、と言った風にエルリッドがルーファスの顔を見る。ルーファスは薄く笑みを浮かべながら、大声で返事をした。 「そうだよ、コイツに手を出したらぶっ殺すからな」 「おぉ怖い…… そんなつもりはないですよ、お兄さん」 お兄さん、と聞いてルーファスは思わずニンマリとした。
101 :
内裏 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/26(月) 19:21:51.04 ID:THb2Zmb6
(533) 「はい、到着しましたよ。お頭は気難しい人なので、なるべく穏便に……」 イニャスはそう言いながらも非常にアッサリとドアを開けた。 「ただいま戻りました!シュヴィヤールご兄妹をお連れしましたよ〜」 能天気な調子で、中にいる人間全員に聞こえるように声を上げる。 奥で棚に目を向けていたヒュムの男が、それを聞いてこちらに近づいてきた。 「おい、俺は妹を連れて来いって言ったんだぜ?」 「保護者が来たら拙いような用事だったのか?」 ヒュムの男が不機嫌そうにイニャスを問いただそうとするのに、ルーファスが割って入る。 「ちっ…… おぉい!客人だ!茶持ってこい、茶!」 大声でそう言い、ルーファスたちを部屋の正面にあるテーブルに着くよう促した。 椅子に付くと、ヒュムの男はその対面に座る。イニャスは奥に引っ込んだようだ。 「アンタが来て拙いって事じゃないんだが、アンタに接触すると政府の連中がうるさいと思ったんでな」 「うるさくされる様な事をするつもりだったんじゃねぇだろうな、お前がよ」 「カゲトラだ。まぁそう邪険にするな。俺は話を聞きたいだけだ」 苦笑いと共にカゲトラはそう言った。
102 :
内裏 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/26(月) 19:22:08.50 ID:THb2Zmb6
(534) 奥から、イニャスがお茶を運んでくる。 それぞれの前に置いた後、そのまま壁際に控える形になった。 「えっと、じゃぁいただきます……」 「エルリッド、待て」 エルリッドが何気なく飲もうとするのを、ルーファスが鋭く制する。 「盛っちゃいねぇよ、安心しな」 ルーファスが湯飲みをくるくる回してみたり、臭いをかいで見たりするのを見て、カゲトラが不機嫌な調子で言う。 「本当にそういう用事じゃぁないんだ」 カゲトラはそう言って、自分の前に出された湯飲みをすすった。その様子を見て、エルリッドも口をつける。 ルーファスはそれにはあえて手を付けず、腕を組んでカゲトラの挙動を見ている。 「警戒をするな、と言っても納得できないのはわかるが、あの件はお前の上司との間で既に手打ちになってる」 つまり、パレーデ領事が既に手を回していた、と言う事らしい。 「なら、何故こいつに用があるんだ?」 「先に言ったとおりだ。話を聞きたいんだよ。シュムサザという男についてな」 その名を聞いて、エルリッドとルーファスは同時にカゲトラの顔を覗き込んだ。
103 :
内裏 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/26(月) 19:22:26.53 ID:THb2Zmb6
代理でした。
104 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 21:22:48.42 ID:ADw5eTU7
赤鎧のことが普通の人に具体的に認知されてしまうのかー
105 :
既にその名前は使われています :2008/05/26(月) 23:46:13.31 ID:ADw5eTU7
っと、保守
106 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 01:49:27.14 ID:1qPxGNMv
おやすみage
107 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 05:55:17.27 ID:Gi8yU88x
ま、まだ書ききって…ないのにッ……!! …がくっ zzzzzz...... age
おはようございました
110 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 10:25:35.88 ID:LR4h8IEv
お内裏様ーおつー
111 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 13:09:27.63 ID:K9D30syJ
お内裏様乙ですー。 筆が乗りに乗ってて私自重。 投下用ストックが増えているのはいいんですが、その後の展開に問題がッ・・・
112 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 16:24:43.54 ID:K9D30syJ
保守。
113 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 20:06:15.45 ID:524h/BKK
書けないと悩み、書けても悩み。
114 :
既にその名前は使われています :2008/05/27(火) 21:31:22.30 ID:1qPxGNMv
その筆のノリをわけてくれw
ほす
116 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 00:58:30.96 ID:SQIY7uct
しかしそのノリもジェットコースターみたいなもので、また書けなくなってくるのですよ(´・ω・`)
117 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 03:20:40.37 ID:SQIY7uct
寝る前age。 もっと早く寝るようにしないとなぁ・・・
118 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 09:04:25.25 ID:fKQ8yx49
保守しておくよ
119 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 12:13:42.86 ID:b4nwy3Rv
ポリフランてプラスチックみたいなもんだと思っていいの?
120 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 15:46:17.42 ID:b4nwy3Rv
うーん…保守
121 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 17:50:38.20 ID:sLwU6ary
"ポリフラン"だけでぐぐったらFF関係ばっかりだった件。 ポリフランとは、導電性がある合成樹脂のようです。 化学にはとんと疎いので結構曖昧な言い方になってしまいますけど、 ポリフランはプラスチックで間違いないと思います。 ただ、プラスチックという言葉自体が合成樹脂全般を指すのかな? なので、一概にプラスチックというのも違う気もしますけど・・・
122 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 20:16:24.72 ID:G7t1SG95
危ない少年age
123 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 22:14:03.50 ID:b4nwy3Rv
なるほど…うまくすればリアルのいろいろなものが再現できて、 "奴ら"の仕事が増えますね… 保守
124 :
既にその名前は使われています :2008/05/28(水) 23:33:44.65 ID:VctPHtlD
「というより、奴らが色々見つけてくるんだよ。『固定』してるのになんだかなぁ…」 「誰と話してる」 「ん?『来訪者』の溜まり場にいる奴r、ってマジ待てなんで刀抜いt」 age
125 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 01:02:25.62 ID:rWRTM70z
「まあ、どっからか紛れ込んじまうもんはしょうがねぇからなあ」 「理を歪めちゃうから、『こっち』の人に見つからないようにはしてるんだけどね。特にバスやジュノは何でも調べちゃうし」 「お前たち、誰と話して・・・それよりも、何をやっているんだ?」 「GBASP。ドリラー入ってたんでついな」 「懐かしいよね。あ、すげー2000m越えてる」 「・・・『リアル』のもので遊ぶな」
126 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 05:59:12.29 ID:onILxlyL
ほっ、ほっ、ほほほほ保守っ!
127 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 10:29:18.24 ID:z36yhuOT
来訪者がすばらしい妄想力を発揮してムニャムニャボーンして作った合成品は どういう扱いになるんだろうな。 とりあえず、インプの翼辺りで水着作ってくる!
128 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 12:19:57.52 ID:rWRTM70z
ええと、ええと、じゃあ私は眼鏡マニアのラミアと一緒に平日早朝Lv.8ビシージ行ってきます・・・? 合成はあくまでイメージなので、既製品でなくとも材料とイメージが一致すればできるんじゃないでしょうか。 リアルでも、ねーよwwwってものが意外といけたりしますし。 納豆マヨトーストとか。
129 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 15:19:02.55 ID:rWRTM70z
保守ー
130 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 18:34:49.22 ID:rWRTM70z
もう一度保守。
131 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 18:41:09.04 ID:BmOjJUWo
平日昼間っからビシージに参加してて、ふと自キャラの隣に知り合いの臼姫ちゃんが同じ敵殴ってて、 「おいおい姫ちゃんも昼間からインしてるよ、どんだけ中毒なのよww」 ってテル入れようとした夢を昼に見た。 お陰で寝過ごしたぜ
132 :
既にその名前は使われています :2008/05/29(木) 21:15:17.30 ID:OZ0Y4K7Y
ほしゅー
133 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 00:18:01.85 ID:bTPRL0fN
FFやってる夢なんて見たことない 自キャラになった夢もだ やりこんでるひとの特権か?
134 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 02:00:09.19 ID:vvWuNF41
やりこんでいるというよりは楽しんでいると言ったほうが、きっと間違いではないと思います。 自キャラっていうか、自分がヴァナにいる夢。 何かしてるわけじゃないけど、アルザビで買い物したりぼーっとしてる夢を見たことがあります。 競売のタルは大谷育江っぽい声でした。エラントの手触りはなぜかスーツっぽかったです。
135 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 07:58:25.16 ID:N2mATl6b
セルビナミルクは濃厚でしたよ
136 :
Kiesel ◆nu123wJPbk :2008/05/30(金) 11:02:36.31 ID:WKddvi18
今朝ドラクエの勇者(しかも1)に、竜王を倒すように発破をかけてきた私が来ましたよ。
竜王を倒そうと思ったら勇者が先にいて、なにこれ私空気読めてなくない?な心境。
途中で目が覚めてしまったので、結局勇者は竜王を倒せたんでしょうか。
ドラクエなんてファミコン版の4までしかやったことがないのに・・・!
前回は
>>94-96 でした。
それでは少し。
137 :
◆nu123wJPbk :2008/05/30(金) 11:17:02.24 ID:WKddvi18
時を前後して競売エリア、炎蛇将ガダラル。 傭兵たちの言うチョコボエリアからの『おこぼれ』でほんのわずかな戦闘があって後、この区画は平和だった。 彼は自慢の魔法を叩き込むことも、鎌の妙技を見せることもなく、定められた場所で延々と各種スパイクを唱え続けていた。 隣の区画、あるいはその先では激戦が繰り広げられているようだが、彼は持ち場を離れることを許されてはいない。 ましてや、親衛隊を勝手に名乗る傭兵の一団が逐一行動を確認している上に、白い装束の魔道士が常に彼の側を離れない。 傭兵たちによる撃破報告や、「そろそろ三途の川を渡してやるか!」とここまで聞こえる大音声と共に、ザザーグが豪快に技をぶち込むのを遠くから聞いていると、とてもとても羨まし・・・もとい、気にかかる。 しかし親衛隊の目が厳しすぎて身動きが取れない。 時折駆け込んでくる負傷者を回復してやる魔道士は、彼が少しでも武器を構えるだけで他の親衛隊員に報告をし、そいつらはどれほど遠い場所にいてもどこからともなく戻ってきて敵を掃討してしまう。 畜生、そんなに貴様らは俺を戦わせたくないのか!? 護衛者たちからすれば即答でYESだが、魔法精度とダメージにINTを注ぎ込んでいるとしか思えないこの墨蛇将は、沸き上がる苛立ちをスパイクに込める。 またひとつ敵の撃破報告が響き、ぱりぃん、とアイススパイクによって現れた氷塊が砕けた。 そんな墨蛇将を眺める男がふたり。 「今日もスパイク体操ご苦労様です、と」 真紅のアミール装束に身を包んだ男は軽い口笛と共に笑うと、傍らの相方を見やる。 互いによく似た顔立ちで、双子だろうか。中性的でどこか幼さを含んだ顔は、しかし浮かぶ表情が違う。 「今日も親衛隊から睨まれてるけど。どうする?」 「問題ない」 濃緑のダルマティカを身に着けた相方は、気だるげに炎蛇将から視線を外した。 「死なない程度に持ち帰らせろ」 「はいはい」
138 :
◆nu123wJPbk :2008/05/30(金) 11:41:50.98 ID:WKddvi18
短いやりとりの後、再び炎蛇将へ視線を戻す。変わらず、炎や氷、あるいは紫雷が舞っている。 「グーフールー?ゲレ?両方?」 「グーフールー。おまけがあるといいな」 「はいはい」 アミール装束の男がすいと手を差し伸べ、その指先に淡く輝くモニタが現れた。浮かぶいくつもの複雑な文字列に目をやり、慣れた手つきで操作する。 あまりふざけすぎるとエヴィサレーションを叩き込まれかねない。痛いのはイヤだ。冗談なのかよく分からないし。 思いながら、モニタに指を滑らせる。はい、おしまい。 「30分以内に来なかったらお代はいりません♪」 「30分もかかるものか」 軽快な言葉に、どこからか鞘に収められた短剣を手にしダルマティカの男が冷たく突き放す。 いっつぁじょーくいっつぁじょーく、多分ね。などと言いながら、アミール装束の男が薙鎌を手にした。 中性的な顔立ちの青年は、まばたきをするほどの時間で炎蛇将の姿となる。 「じゃ、行ってくるよ」 「ああ」 ふっと姿を消す。 ダルマティカの男がつまらなさげにエリアを眺める中、幾匹かの大サソリと共に巨大なトロールが出現し、続いて武器を構えたばかりの炎蛇将がくずおれる。 そして注意しなければラグと思えるほどの間隔で、同じ位置に『炎蛇将』が現れた。 人影がごくわずかにしかないエリアに出現した後は、ただただ一方的な悲劇。 程なく「炎蛇将ガダラル、戦闘不能」の報が告げられる。
139 :
◆nu123wJPbk :2008/05/30(金) 12:13:07.63 ID:WKddvi18
わずかに迎撃していた傭兵たちが、ある者は倒れある者は別区画へ退避するのを見やり、男はすいと手を差し伸べる。 彼もまた薄く輝くモニタを自身の周囲に展開し、残敵数や経過時間等を確認する。 通常のビシージとは違う敵の出現をさせてしまったから、プレイヤーたちは困惑しているだろう。まあ、バグみたいなものだと思えば。 意図的に異常を引き起こすことがバグだと言えるかどうかはさておき、傭兵が集まってくるのを目視で確認する。大通りに現れていたゲレは早々に倒されていたらしい。 終了時間まではまだいくらか余裕がある。せめて撃破ボーナスを与えてやるくらいは、"監視者"たちをごまかせるだろう。 もっとも、これをGMや『スレ』などに報告されては厄介なのだが。 「天蛇将か水蛇将が来やすい場所にしてもよかったな」 きっと神聖魔法を盛大に振舞ってくれただろうに。まあいいか。 込み上げてきた欠伸を噛み殺し、モニタをさっと撫でる。眼前では、戦音に混じり「グーフールーに魔法を使うな!」と悲鳴も聞こえた。 真の敵は味方、か。 傭兵同士の攻防から意識を逸らす。いつの間にか、モニタは消えていた。 「預けてきたよ」 「ああ」 アミール装束ではなく深青のアダマンキュイラスをまとい側に現れた相棒に短く応え、これ以上の介入は不要と判断する。 「では、撤退しようか」 「うん」
そんなところで今回は以上です。 投下前に幾度かトロ戦があったのに、ちっとも確認できなかったのは仕様ですか・・・ ビシージ中の描写については実経験を元にしていますが、意図的に違うところもあります。 ちなみにアイスパの氷は、エフェクトでは砕けません。
141 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 14:31:15.00 ID:1+0qLXtw
やわらかすぐる…!
142 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/30(金) 16:16:40.20 ID:ME57xT83
(535) 「あの男は客分として受け入れたが、ここにも本店にも、あの男を知る者はいなかった。それなのに、ここでは本店の客分であるという事になっていた。これがどういう事かわかるか?」 知る訳がない、とでも言外に示すようにルーファスは押し黙ったまま鼻で大きく息を付いた。 その横で、エルリッドが少し困ったように口を開く。 「それは…… 私にもよくわかりません。でも多分、それは私があの人の事を叔父だと信じていたのと同じような事なのだと思いますけど……」 「そうだ、エルリッド・S・シュヴィヤールには血縁上に叔父は存在しない」 この様子では随分とシュヴィヤール家の身辺を調べたのだろう、とルーファスは思った。 「さらに言うと、今回のような事件に繋がる経歴がそもそもない。単に巻き込まれただけと見るのが普通だが……」 カゲトラはそこで言葉を切って、ルーファスとエルリッドの両方を交互に見る。 「事実として奴はこの女を連れてきた。ならば何かしら知っている事はあるだろうと踏んだ訳だ」 「そりゃ見当違いだったな。コイツは何も知らないぜ」 あっさりとルーファスが否定する。 「ありもしない事を信じさせると言うのは、シュムサザの特技みたいなものだろうな。その事は俺も身を持って知ってる。だが、それ以上は本人が死んでるんだから調べようもない」 「ほぅ、やっぱり奴は死んでるのか」 カゲトラの相槌を聞いて、ルーファスはしまった、という顔をした。
143 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/30(金) 16:16:54.04 ID:ME57xT83
(536) (腹芸じゃ敵いそうに無いな……) 苛立った感情をすり潰すように片目をつぶりながら頭を掻いた。 「まぁそれはいい。そもそも客分でもなんでもない男だ。死のうがどうなろうが知った事じゃない」 カゲトラは不機嫌そうな顔を崩さずにそう言った。 「ファーロス・S・シュヴィヤール。アンタは詳しそうだな」 矛先が自分に向かったのを感じて、ルーファスがそっぽを向いてため息をつく。 「アンタの経歴に関しては、殆ど調べが付かなかった。素性が知れない人間から話を聞くのは信用性から言って意味が無いと思っていたが」 「シュムサザに関しては、知ってる事はさっき言った事で全部だな」 そっぽを向いたまま、素っ気なくルーファスは言った。 「ありもしない事を信じさせる、か…… それを使えるのは死んだシュムサザだけかい?」 カゲトラの言葉に、ルーファスはじろりと視線を正面に向ける。 (勘付いてるのか…… こりゃ管理者と名乗った連中の管理は意外とザルだな) カゲトラはじっとルーファスの返答を待ったまま黙り込んでいる。視線だけが交錯する時間が数秒ほど経過した。
144 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/30(金) 16:17:09.82 ID:ME57xT83
(537) 「人払いをしな」 ルーファスが鋭く言う。エルリッドが心配そうに見つめるのに視線だけを返す。 カゲトラは言葉の意味がよくわからない、というような表情をする。 「人払いも何も、この部屋には最初から俺たちしかいないぞ」 その言葉に、エルリッドが思わず後ろを振り向く。そこにはカゲトラの言葉どおり、誰もいなかった。 「えっ……!?」 「落ち着け。なんとなく、そうじゃないかとは思ってた」 ルーファス自身も動揺しつつ、努めて冷静に言う。 「ここにはイニャスという男はいるか?エルヴァーンで、俺たちをここに連れてきた奴だ」 「……聞かない名前だな。それに、お前らは勝手にここに来たんじゃねぇか」 エルリッドが思わず息を呑む。流石に事態を察したのだろうと、ルーファスは見た。 「いいか、よく考えるんだ。最初お前は確かに、エルリッドに用があると言った。そして、その為に数人の部下を使ったはずだ」 「あぁ、そう言った。部下を差し向けたのも事実だ…… ん?」 不機嫌なカゲトラの顔に、当惑の色が浮かぶ。 「わからないか?なら、今このテーブルにある茶を運んできたのは誰だった?」 「馬鹿な…… おい!」 唐突にカゲトラが、奥に向かって大声を上げた。
145 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/30(金) 16:17:33.87 ID:ME57xT83
(538) 奥から2人の人影が出てきた。何れもヒュームで、ルーファスは見たことが無い人物だった。 「ここに茶持ってきた奴は誰だった!?」 カゲトラの問いに対し、2人の男は自分ではない事と、奥には現在彼ら以外は誰もいない事を告げる。 返答を聞いたカゲトラは、やや力を失った声で2人を下がらせた後、テーブルに肘を付いて頭を抱えた。 「なるほどな…… これか」 動揺を隠そうと押し殺したような低い声で、そう呟く。 「これがアンタが俺に聞いたことの答えになるかな」 「あぁ、十分だ……」 相変わらず頭を抱えたまま、ルーファスの問いにカゲトラは答えた。 「そこで、俺の用事だ」 機を見たり、といったタイミングでルーファスが切り出す。 「こういうのに対処するための新設部隊ってのが組織される事になってな、天晶堂には色々と便宜を図ってもらいたいのさ」 エルリッドが驚いてルーファスの方を見る。カゲトラは目線だけをルーファスに送って、訝しげな顔をした。 「実際には、連中が狙ってる対象を保護するのが目的だ。だが、その過程で連中と戦闘をする可能性もある。良い武器や防具があれば、金に糸目は付けないぜ」 低く唸るような声で、カゲトラがその言葉に反応した。
146 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/30(金) 16:17:55.41 ID:ME57xT83
おはようからおやすみまでニートに徹する代理でした
147 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 18:46:40.12 ID:1+0qLXtw
ホラーだ〜〜
148 :
既にその名前は使われています :2008/05/30(金) 21:00:06.36 ID:N2mATl6b
投下おつです。 "やあ、ご同輩"って感じがした件w ルーファスさんは向こう側をなくしてもなお、首を突っ込んでく気なのですかねー
149 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 00:03:03.62 ID:ipw8um17
その方が話が続いて嬉しいじゃないか!
150 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 03:28:41.74 ID:EfYbBFQ9
話が続けば読み続けられるじゃないか!
151 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 06:06:31.22 ID:PTGNy5tz
保守☆
152 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 10:58:43.76 ID:mbStvyOJ
ならば保守だ
153 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 13:03:52.59 ID:dQEgNptw
それでも保守なのだ
154 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/31(土) 13:22:25.46 ID:5iwZl4ad
(539) ルーファスとエルリッドが天晶堂を後にしたのは、太陽が中天よりもやや傾いた頃だった。 日差しは強いが、海からの風はやや冷たい。丁度その風に乗って、飛空挺が到着していた。 「さっきの話ですけど……」 天晶堂を出て商業区方面に少し歩いてから、エルリッドはルーファスに声をかけた。 「部隊の話か、ありゃ本当だ。宰相も頭を捻ったんだろうさ、最初から内容がわかっている伝令なら、途中で襲われる心配もないだろうってな」 「でも、どうして天晶堂なんですか?正規の部隊なら、まずあり得ないです」 騎士らしい頭の固い考えだな、とルーファスが返すと、エルリッドはややふくれっ面になった。 「正規じゃないからさ。本当は4ヶ国で新たな協定を結んで対処したかったそうだが……」 そこまで言って、ルーファスは未見に皺を寄せる。 「ウィンダス、バストゥーク、ジュノが三者三様の理由で打診を蹴ったらしい。仕方が無いから表向きは現状維持で、裏方として部隊を組織する事にしたんだそうだ」 「そうですか……」 エルリッドはどこか暗い表情で、気の無い返事をした。
155 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/31(土) 13:22:38.72 ID:5iwZl4ad
(540) 「まぁ、お前に関してはほとぼりが冷めたら神殿騎士団に戻れるように頼んでみるよ。お前には騎士が向いてるしな。 親父が死んだ時のお前の事を思えば、やっぱり騎士であるべきだ」 ルーファスは出来るだけ明るい調子でそう言った。 「……どういう意味ですか?」 「そのままの意味だ。親父が死んだときにお前、親父が使ってた盾と剣持ってオークに立ち塞がろうとしただろ。俺が払い落として、抱えて逃げたんだけどな」 ルーファスと並んで歩いていたエルリッドの足が、その場で止まる。 「私、そんな事誰にも話したこと無いです……」 「いや、間違いねぇよ。忘れられるもんでもないからな」 「いえ、覚えていないと言う意味では無くて…… あーもうっ!」 この状況をどう説明した物かと、エルリッドは思わず上を向いて声を上げた。 「とにかく、ちょっと座ってください!」 エルリッドはまくし立てるように、道の縁を指差した。
156 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/05/31(土) 13:23:16.70 ID:5iwZl4ad
代理で投下してるだけで乙とか言ってもらっちゃう事が段々心苦しくなってきた代理でした(/ω\)
157 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 15:35:24.04 ID:JWXRtwLD
勤務中age
158 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 17:46:22.92 ID:Z4Oru+oo
投下することにも意義はあるのですよ!
159 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 21:01:22.36 ID:5TBmcorZ
み…耳がいたいw ともあれ保守
160 :
既にその名前は使われています :2008/05/31(土) 22:22:13.84 ID:dQEgNptw
代理でも投下する事に意義があるのですよ(´・ω・`) と言う事で今日は早めの就寝( ´O)η 限界アイテム取りに行かないとなんだがなぁ・・・・
161 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 01:27:25.11 ID:qvx+nYgE
よい夢を
162 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 05:57:08.50 ID:FjyKJeN2
250
163 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 11:30:02.69 ID:vzScEcio
浮上!
164 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 14:14:26.66 ID:rquRJ8AI
再浮上!
165 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 17:20:53.83 ID:QPINNled
レビテト〜
166 :
既にその名前は使われています :2008/06/01(日) 20:44:13.14 ID:AO+b/knJ
そろそろネタがなくなりつつ・・・
167 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 00:12:26.81 ID:ExHo4EaG
う、浮いてるっ!?
168 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 02:42:10.40 ID:Anv+Rvqw
帰宅保守
169 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 08:48:22.97 ID:oE0oKLgj
ネタはないけど保守
170 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:50:28.59 ID:gakP5qCb
(541) 酒場や商店が並ぶ場所とは1段低くなった場所で、一人のエルヴァーンが上から聞こえてくる声に傍耳を立てていた。 「なんで知ってるんですか!?」 「知ってると言うか、見たから覚えてると言うか……」 「来訪者じゃなかったんですか!?」 「アイツは帰った。無事に帰りついたかどうかは知らんがな」 「どうしてそう言う事を早く言わないんですか!!」 「どうしてって…… そんなこと、誰も俺に聞かなかったからだろ」 「それは…… だって、そんな事!」 「まぁ部隊の件もあるし、当分はこのままの方が都合が良いかもしれないからな。他の奴には喋るなよ?」 「……それじゃぁ、本当に兄さまなんですか?」 「最初ッからそう言ってるじゃねぇか」 「どうした、ようやく信じたか?」 「……信じました、信じましたけど」 「ん?」 「ちょっと残念かも知れないです」 「あぁん?」 二人の会話が続く中、傍耳を立てていたエルヴァーンの姿だけが忽然と消えていた。
171 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:50:47.42 ID:gakP5qCb
(542) 「何かお悩みのご様子ですね」 「あぁ、いや。無事書状が届いたかどうか心配になってな」 神殿騎士団詰め所で、クリルラとハルヴァーはバタリア茶を飲んでいた。 「随分とルーファスの事を気に入っているのですね」 「まぁな。私が言うのもなんだが、妹思いの男は大成するぞ、間違いない。私も、かの水晶大戦の折などは妹の出征を止めるために数百人の兵士を押しのけて妹の下に駆けつけたものだ」 クリルラは苦笑にも似た笑いを浮かべる。 実際には、門番に我侭を言って門を開けさせ、その後2名の兵士に身体ごと抱えられて城に連れ戻された、というのはそこそこ有名な話だった。 「お前も、エルリッドの事は妹のように可愛がっていただろう」 「えぇ、まぁ…… でも、神殿騎士団ではあまり外の事を見る機会はありませんから、良い経験になると思います」 「ふむ、そうだな」 言いながら、ハルヴァーはカップの中身を飲み干す。 「さて、では我々も職務に邁進するとするか」 「はい」
172 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:51:06.30 ID:gakP5qCb
(543) 「ただいま戻りました。遅くなりまして……」 マティエールは領事館の扉を開けながら、受付のカウンターに座っていたラディールに声をかけた。 「お帰りなさい、どうでした?」 「えぇ、どうやら無事に仲直りをされたようでございましたな」 カウンターから立ち上がろうとするラディールを手で制して、老人はそのまま奥へと足を進める。 「それは僥倖。しかしそれはそれとして、隊長人事が兼任なのはどうにかならないものか…… エグゼニミルの坊やあたりが適任だと思うんだが」 書類が山積みにされた机に着いているパレーデ領事が、ぼやいて見せた。 「お忙しい方でございますし、既にバリスタ担当官も兼任されておいででございます故、致し方なき事かと」 「言う程ここも暇ではないのだぞ?」 書類の山をポンと叩きながらながら、領事が不服そうに言う。 「それに人事の件もある。 ……そうだフルキフェル、お前はどうだ?」 「わ、私は…… 報告を含めてサンドリアに帰りますし、他にも任務がありますから……」 傍の机で黙々と書類に判を押していたフルキフェルは、少し考えてから答えた。 「そうか、ならば仕方ないな。さて、どうしたものか。他にも資金の受け先など、各国の領事館や大使館にも連絡しなければならないし……」 マティエールは軽く微笑んでそれに応え、フルキフェルと並びの机に腰掛けて書類の処理を始めた。
173 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:53:30.28 ID:gakP5qCb
(544) 「それじゃあ、各国を渡り歩く事になるんですか?」 エルリッドが、いかにも意外そうな顔でルーファスに尋ねる。 「こっちが一段落付いたら、というか領事館の職員が帰ってきたらそう言う事になるか」 「ふぅん…… それじゃ、任務って言うより旅行ですね」 能天気な返事にルーファスが堪らず笑い声を上げた。 「旅行だとでも思えば気楽なもんさ。それぞれの土地で伝手を作ったり協力者を置かなけりゃならないし、費えも相当なもんだろうが、それも国庫から出してくれるとさ」 あまり財政が潤っているとは言い難いところで、これほど気前良く金を出すと言っているのには、ルーファスも妙な気がしていた。 書状の内容は大まかに二つあった。 一つはファーロス・S・シュヴィヤールを辺境及び各国における情報収集の任に就く旨。 もう一つはエルリッド・S・シュヴィヤールの処遇について、神殿騎士団から一時除名をして従騎士にする代わりに今回の件を不問にするとの事だった。 それとは別に封筒の中に隠されていた書状は、パレーデ領事を兼任で隊長とした来訪者対策部隊を編成すると書かれていた。 その中には当然ファーロス・S・シュヴィヤールの名前も連ねられているが、それ以外は現地任官と言う形で人事権はパレーデ領事に一任されていた。 (サヴィー姉さんは今頃相当不機嫌だろうな……) そう考えると、領事館に向かうのはもう少し後にしよう、と思うのだった。
174 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:53:49.55 ID:gakP5qCb
(545) 「所でエルリッド、敬語とか別にいいぞ?兄妹なんだし」 「えっ…… でも、急には……」 少し困った声でそう言うエルリッドの頭を、ルーファスはくしゃくしゃと撫でる。 「いいじゃねぇか、ほら、お兄ちゃんですよー」 満面の笑顔でそういうルーファスを、エルリッドは凝視した。 「やっぱり、ちょっと残念かも知れないです」 「だから、何でだよ!」 ルーファスがそう言う間に、頭に乗せられたルーファスの手を避けて、エルリッドは立ち上がった。 「私、領事館に行って来ます。皆を困らせちゃった事、謝らなきゃ」 「そうか、じゃぁ俺も……」 「待ってください、ちょっと遅れて来てください」 そう言われて、ルーファスは浮かしかけた腰をまた落とす。 「敬語は慣れたら考えます。それじゃ、行ってきますね、兄さま」 エルリッドはそのまま、駆け足で商業区へと続く橋へと向かっていった。 ルーファスは『兄さま』と呼ばれて緩んだ頬を自分で引っ張ってみつつ、満足そうにそれを見送った。
175 :
代理 ◆TTnPTs4wAM :2008/06/02(月) 08:54:36.01 ID:gakP5qCb
以上です。 依頼された分いい加減なスパンで投下してずいぶん時間がかかってしまった代理でした。 次は自分の分を投下できるといいな(´・ω・`)
176 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 12:47:40.66 ID:25hDNkIR
代理乙です('◇')ゞ 自分の文は長い目で見てますからあせらずにどうぞw では、上に参りまーす
小卓の上に、FMVと刻印された黒いノートパソコンが一台。
低く穏やかな駆動音を奏で続けるそれを前にして、白地に黒く優美な刺繍が施されたローブを纏った、ヒュームの美青年が柳眉を寄せてううむ、と唸った。
「…ダメだな…回線が繋がらねー」
「サーバーが見つかりません、と…」
そのディスプレイの中、無味乾燥なブラウザの表示を横から覗き込み、黒く艶があるポニーテール頭の上に、四角い板が乗ったような帽子…スカラーボードを乗せたヒュームの女性が、力なくため息をつく。
「よりによってこんなときに、こういう状況に陥らなくてもいいじゃないか」
「まあ、来てしまったものはしょうがないですよ。ってかせっかく充電できたのに、こういう時くらいご都合的な不思議パワーで繋がってもいいですよね」
そんな風にヒュームの女性を慰めるような言葉を口にしながら、白地に青の刺繍が施されたチュニックを纏った、たおやかな風貌のエルヴァーンの青年が、なにやら小さなハンドルがついた機械をすごい速さでぐるぐると回している。
その手元をヒュームの青年が見下ろし、嘆息する。
「あれだけ大騒ぎして、結局最後はリアルの科学で解決しちまったしな」
「いやあ、都合よくハンディ扇風機なんてものが見つかった幸運に感謝ですね」
銅線は普通にカッパーインゴットから合成で延して作れたものの、被膜はエボナイトでいける…と思ったらスキルが足りなかったので急遽白門で叫んだりもした。
手元は休めず、エルヴァーンの青年はそんな紆余曲折に思いを馳せて目を伏せる。
「ところであんたは、何でそんなにリアルとの連絡を急いで取りたかったんだ?」
ふとヒュームの青年が口にしたそんな問いに、学者の女性は俯いて、蚊の鳴くような声で答えた。
「その…ネ実の投票日が…今日のはずだったんだ」
沈黙がその場に満ちる。小卓の上のノートパソコンだけが、変わらず穏やかな駆動音を立てていた。
【本日決戦】ネ実 VS FF・DQ【11もFFに数えろ】
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1212331695/
178 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 16:32:31.00 ID:oE0oKLgj
投下乙〜です
179 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 18:51:28.59 ID:wfTJgAPD
おつー。そして、age
中空に浮いたモニタに触れて、ウィンドウをいくつも表示させる。
羅列された文字列をなぞり、接続処理を行う。
「・・・あっれ、おかしいな」
現れた『Access:FAILED』の表示に眉を寄せる。
不思議そうな銀髪の兄弟の独白に、黒髪の彼は静かに言った。
「ここのところウィルスやツールからの接触が多いから、接続制限がかけられているぞ。今は外部への一部制限だが」
「ちょ、一部って全然一部じゃねぇよ!何だこの制限、ほとんど『外』が見れねーじゃねぇか!」
「何かあったのか?」
さらりと問う。
あまりにものんびりしたその態度に苛立ちを押さえつけて、小さなウィンドウを示す。
「今日、どうしてもやらなきゃならないことがあるんだよ」
「・・・?分かった。回路を開かせよう。どこにつなげればいい?」
「えっとな」
つい、と文字列をなぞる。
【本日決戦】ネ実 VS FF・DQ【11もFFに数えろ】
http://live27.2ch.net/test/read.cgi/ogame/1212331695/
181 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 20:44:32.96 ID:2VmBbTG6
ってここネ実だorz よりによってこのスレに・・・誤爆失礼しました_(._.)_
182 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 20:48:02.16 ID:Z8BE2f+A
むしろ本当はどこにもって行く気だったのかがすごく気になる件w
183 :
既にその名前は使われています :2008/06/02(月) 23:04:48.14 ID:2VmBbTG6
き・・・気にしても教えてあげないんだからッ!
184 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 01:04:01.23 ID:73cpCmFd
無事に通過age
185 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 06:51:05.53 ID:zNGuThIV
おはよう保守なのですよ
186 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 12:05:55.23 ID:QUP7my4C
age
187 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 14:51:55.74 ID:K0Ts14Oa
まもなくおやつ。
188 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 18:01:24.46 ID:73cpCmFd
保守かな
189 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 20:43:22.48 ID:K0Ts14Oa
うーん…。
190 :
既にその名前は使われています :2008/06/03(火) 22:47:57.58 ID:ch9BZ0O6
「どうした、冷やしたタオルを肘に当てて」 「合成のし過ぎで肘が・・・」 「・・・どんだけやってんだよ」 そういえば矢とか弾って、合成したらそのままばらばら降ってくるんでしょうか。
目の前で生成すんじゃないの?
192 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 01:06:37.50 ID:Sfh99xzq
どっちかというと肘より腰って感じもするが… バラバラと出てくると使うために持ち運ぶ準備が難儀ですなぁ
193 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 06:22:39.82 ID:Z18YP4qm
おはようございました ジュースなどの合成も、明らかに果汁しか材料として用意してないのに 瓶に封入されて出来ますな。謎です。
194 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 12:39:25.61 ID:niRwLdbX
ジュースはまだいいけど、矢弾やクッキー、忍具もばらばらいきますね。
195 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 15:09:14.08 ID:7OVLWeRL
合成はイメージだから、ジュースならビンに入っているイメージ、料理なら皿に乗っているイメージか。 矢弾や忍具はあらかじめまとまったものではないから、見えないけどござとか敷いてやってるんだろうかね。
196 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 18:51:36.80 ID:xuO7yjqn
『ござ』を持参しながら合成に勤しむ冒険者… 何かわかんないけどイメージがガラガラ崩れていkyぷあばばばばばば 出来た瞬間、空中に浮いてるところを前提に、予め用意していた紐で纏めるという 職人芸っぽいイメージを持ってます。 こうズバッっと、というかババッというか。
197 :
既にその名前は使われています :2008/06/04(水) 21:30:56.27 ID:K0sBd6pF
そういう技まで含めての印可とか師範なわけだな
198 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 00:23:08.34 ID:kv/8repJ
ほす
すほ
200 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 02:55:22.54 ID:5LnSY/nY
雑貨屋とかのお店で売ってるものと合成品、ギルドで売ってるものは微妙に違ったりするのかしら・・・ 例えば矢なら、体感でしか分からないくらいに命中がちょっと違うとか。
201 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 07:29:59.09 ID:POy/eUGg
キリキリキリ……どひゅんっ!!! 「…ほう、この鉄の矢、サンドリアの『ハルボートの剣』のだな。流石サンドリアで作られたもの、優美に飛b」 「箆(の)に押してる印字、読んでんじゃねーよ」 ※箆(の):矢の柄の事。 店で売ってる消費物とかは、その店の名が押されているのです。 ううん知らないけど絶対そうホシュ
202 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 10:21:30.61 ID:vndD0mLu
「・・・おい、来たぜ。」 「な・・・何がだ?」 大魔元帥ロベルアクベルという人物をご存知だろうか。 「何すっとぼけてんだバカ!言いだしたのはお前だろ!」 「わわわわ分ってるって!」 ウィンダス連邦唯一無二の存在であっただろう彼だが 未来から来た俺達はその名を知らなかった。 「いくぞ!」 彼の圧倒的な力を見せつけられ腰をぬかした。 そして後々こみあげてきた対抗心を抑えきれず俺達は 打ち首すらかまわない覚悟で彼の前に立ちはだかった。 「閣下、突然ですが先にご無礼をお詫びします!」 「おわ・・おわびしますだああああ!!!」 果たして2人の運命は!? ほしゅ
203 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 12:03:07.69 ID:skIpBpnB
お昼だ
204 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 14:57:47.98 ID:xl5Qs3FC
おやつですよ
「だから、こっちに1だろ?」 「んー・・・あ、でもそしたらこっちが3になるから、ダブっちゃう」 「え?・・・あー」 升目に数字が並べられた紙を前に、銀髪の王国騎士と金髪の神殿騎士が何やかやと話し込む。 その様子を眺め、 「あのふたりは何をしている?」 黒髪の王国騎士の問いに、神学生の青年は溜息をついた。 「それが・・・『スウドク』という、パズルをやっているそうです」 「INT"F"が何をやっているやら」 呆れも混じった独白を口にし、ふと外を見る。 しと、しと。激しくはないが気になる程度の雨が降っている。 『雨が降ったら仕事は休み』と言いながら現れた金髪の友人は、ほとんど神殿騎士としての仕事をしていない。 というのも、彼の本職は神殿騎士ではないのだが、地位があることは何かと便利だ。 互いに従騎士を従えない身だが、『特例』として認められているのだから問題はない。 しかし、こちらは仕事をやらねばならず、あちらはやらずでは納得がいかないのだが。 ぱたぱたと雨が強くなる。ああ、確かにこれは仕事を休みにしたい。 「雨がやんだら仕事をしろよ」 パズルに興じるふたりへ言葉を投げ、青年が淹れた茶を受け取る。 雨は、明日まで降り続けるらしい。
206 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 20:45:22.47 ID:kv/8repJ
卓ゲage
207 :
既にその名前は使われています :2008/06/05(木) 22:24:21.99 ID:5LnSY/nY
白赤ナ暗・・・よく考えると多分INT一番低いのそこの黒髪j(ry 勘で解いて奇跡的に合ってるとか。
そういや運ってステータスにないよな
209 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 02:15:45.87 ID:S8u3MIBI
運は数値化できるものじゃないから・・・かな?
210 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 07:18:52.15 ID:4Xg/C1Ae
ロットやランダムだけリアルなラックが必要だからか
211 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 12:16:36.71 ID:+JgndBri
つまり中の人の運次第か!
212 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 12:22:58.81 ID:RwZt5XN8
「まぁ、つうかここに来ちまった時点で運ねぇよな…」 「うんw」 「………」 ( ・_・)┌θ☆( ゜Д゜) ドカッ ホシュ
213 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 13:30:00.44 ID:S8u3MIBI
「この世界に、『本当』なんてあるんですか?」 「本当?」 「だって、ほら。ぼくたちは、」 「本当だの嘘だの、何をもって証拠とするんだ」 「それは……でも、じゃあ、どうして」 「『本当』なぞ、てめぇすら分かっちゃいねぇのさ」
214 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 13:45:10.57 ID:S8u3MIBI
虚実入り混じる、と言う言葉がある。 では、虚とは何なのか。実とは。 「何で割れるんだよ」 舌打ち。目の前には、ぐっしょりと濡れた黒髪の兄弟。 おかしい。ゆで卵を作ろうとしていたはずなのに、どうして鳥の卵しか目の前にないのか。 「素人レシピで何で割れるんだ!!1ダースも用意したんだぞ、1ダースも!!」 「そんなこともある」 「あるとかないとかじゃねぇッ!!」 怒鳴っても、ゆで卵はできない。 これなら普通に鍋に湯を沸かして作ったほうが早かった。少なくとも失敗はしないし材料も無駄にしない。 夕食までの間食に、と思い立ったのはいいのだが、合成にかけた時間と材料と空腹感はプライスレス。……ちょっと違う。 「あーあ、ったく。これなら≪不死鳥の止まり木≫亭か競売まで行ってきたほうが早かったぜ」 「出来合いは嫌うだろう」 「……変なところで『昔』の記憶を引っ張り出すな」 溜息をつき、銀髪の彼はふと小さなリンクパールを取り出した。作れないなら頼むまで。 「悪い、今どこにいる?……ああ、それなら頼みたいことがある。簡単なものでいいんだが」 出前一丁。餅は餅屋に。そう言えばあのちびも料理が苦手だったっけ。 即席の料理教室を開くとは思いたくもなかったが、せめてジュースくらい絞れるようになってほしい。理想はヤグードドリンク。
215 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 14:05:47.24 ID:S8u3MIBI
「今エティに頼んだから、来るまでに片付けとけよ。……壁とか」 そう言いながら示した先には、べったりと卵の黄身が張り付いていた。よく見ると、執務室の壁や床にはそうした汚れが残っている。 合成というのはイメージだ。そしてゆで卵はイメージしにくいものではない。が、どうして1ダース分もの材料を用意しておきながら、ひとつとして成功させることができないのか。 ゆで卵は、『リアル』では朝食から夜食、果ては付け合せにまで使われる、料理と呼ぶのもおこがましいほどに簡単でポピュラーなものだ。 いや、もしかしたらサンドリアではあまりゆで卵を食べないのかもしれない。 ……でもやっぱり、ゆで卵くらいは普通に作れると思う。水を入れた鍋を火にかけてその中に卵を入れるだけのことをできないわけがない。 それともそんな質素なものを食することはないのだろうか。誇り高い騎士の国のサンドリアだし。でも清貧がどうとか言ってたしな。 そんなどうでもいい考えを適当に切り上げ、釣りで拾ったバケツを兄弟に押し付ける。タオルと雑巾もおまけした。 「あと、着替える!濡れた服着て書類なんか触んじゃねぇぞ」 「……ひとつずつ指示をしてくれないか」 あれこれと畳み掛ける相手に、黒髪の兄弟は溜息をついた。 この野郎、一体誰のせいだと。言いたかったが、言うだけ無駄なのでやめておいた。代わりに書類を一枚取り上げる。 「不思議だよな」 「何が」 「いや。オレたちがいた世界じゃ、合成なんて理屈が理解できなかったからな」 「『そちら』では、どうやって物を作っていた?」 「んー、道具を手作業で作るってのは滅多にないな。大体が工場で、機械が作ってる」 「……バストゥークがやっているようなあれか。あれは自然を破壊するだろう」 「ま、そうだな。木を伐り鉱石を掘り、……ああいや、でも植樹とかしてケアもしてるんだぜ」 採るのは一瞬だが、育てるのには何十倍もの時間がかかる。そういう意味では、焼け石に水なのだろうか。
216 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 14:31:00.58 ID:S8u3MIBI
「バストゥークは好かない」 タオルで髪を拭きながら、兄弟がぽつりと口にする。 サンドリアは、ウィンダスに劣らぬ緑豊かな国だ。古くから自然との共生を望んできた。 工業大国であるバストゥークは違う。火を燃やすには木が必要だ。それは自然を破壊していく。 あの国のシンボルカラーである青は水を表しているそうだが、あの国で使用している動力は決して水だけではない。 小さな島国の生まれであり、今はサンドリアに身を寄せている彼にしてみれば、バストゥークをただ毛嫌いすることができなかった。 「しょうがない。……でも、資源がないならそれを大切にする方法も見つけられる。代わりを見つけることも」 「そうして世界を食い物にしていくんだろうな」 「…………ああ」 無限に得られるものなどない。いつかは枯渇する。耳が痛い話だった。 だが、こんなところで環境問題について議論する気もない。目下のところ、武具の損耗率のほうが問題だった。 どれだけ攻撃を受けずに戦うか。ゼロは無理でも、少しでも減らせないことには意味がない。 尽きない悩みを労わるように腹がひとつ鳴る。茶で空腹を紛らわすのも辛くなってきた。 おなかがすくと怒りっぽくなるからちゃんと食べないと。 誰かが昔言った言葉を思い出し、決して空腹からではない苛立ちを抑え、所有する装備品の一覧を眺めた。 『向こう』では、装備なんてデータ上のものだった。手触りも重さも存在しない。なのに今、この世界でこうして触れている。 知らず己の着ている王国制式礼服の腹を撫でた。服飾関係はさっぱりだが、それでも上質の素材が用いられているのは分かる。 『リアル』ではデータでも、『ヴァナ・ディール』では確かに存在しているのだ。
217 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 14:45:35.65 ID:S8u3MIBI
『リアル』。Realとは、『真実』という意味だ。リアルが現実を意味するのも、現実こそが真実だからでもある。 では、この世界が現実である今、リアルとはどちらを指すのか。 「……オレにとってのリアル、か」 独白し、面倒になって書類を放る。仕事をしたい気分はどこかへ行ってしまった。 濡らした雑巾で壁を拭っている兄弟を見やり、ふと問いかけた。 「この世界での『オレ』って、どんな奴だった?」 さり気なく、けれど実際には感情を押し殺した問いに、問われた側は少しの間をおかずに応える。 「もう忘れた」 「忘れた?」 「今のお前が最初からあいつだったような気がする」 つまりそれは、もう本当の『彼』はいないのだ。『彼女』がもういないように。 「人の記憶とはそんなものだ。ましてや、あいつとまったく同じお前がいる以上、どうしてあいつの記憶を維持できる?」 「……じゃあ、あいつって、あいつは、お前を、」 「私たちは双子の兄弟だ。私はあいつの写しで、あいつは私の写しだ。ならばお前もまた、私の写しだろう」 じゅぶり、と、音を立て、雑巾からしずくが落ちた。 オレたちは双子じゃない。反論しようとしたが、彼らは双子だ。『彼ら』は双子なのだ。 「ひどいよな。……何で、オレと、お前だったんだろう」 「神も知らぬ意志だ」 短い応えは納得ではない。
218 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 15:12:12.21 ID:S8u3MIBI
「もう返らないし、戻らない」 その言葉は、喘ぐように発せられた。 何を?誰を?あるいは、どこへ?その問いは、あまりにも空虚すぎた。もはやどこへも、誰も、何も返せない。 返せるなら、戻れるなら。できるなら…… 「CG……コンピュータグラフィックスってのがあってさ、仮想現実で、どれだけ現実を表現できるか、って、そういうのがあった。 どれだけ本物に近付けるか。笑っちゃうよな、どうせ偽物なのに」 苦笑。 彼以外に笑う気配はない。 「どう見ても本物にしか見えないのに、偽物なんだぜ。偽物なのに、本物に見えるんだ。技術ってすげぇな、って思ったよ。 だけどさ、思うんだ。偽物でも、本物に見えるなら、それはもしかして、本物になるんじゃないか?どこまでも本物に似せた偽物なら、それは偽物なのか?」 それは会話ではなかった。独白に近い、あるいは願望に似た。 「『こっち』に来てしばらくは、ゲームの中に来ちまったんだと思った。だけど違う。1時間は3分じゃないし、1日は1時間じゃない。1時間は1時間で、1日は1日なんだよ。 じゃそれって、ゲームじゃないよな?ゲームの中の世界じゃなくて、世界そのものにいるってことだよな?だったらここにいるオレは偽者でも何でもないし、この世界だって偽物じゃない。 なあ、だったらオレにとっての本物って何なんだ?今まで本物だったオレって何なんだ?本物って何なんだ?」 「……ケイ」 「その名で呼ぶなッ!!」 感情を叩きつける。 不安も、恐怖も、ありとあらゆるおぞましい感情が雑じり合っていた。その感覚すらも本物。 にせものなど、どこにもない。
219 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 15:30:56.67 ID:S8u3MIBI
こんこん。 控えめに扉がノックされた。 「お、遅くなりましたっ……」 恐る恐る、室内に向かって声がかけられる。 入室を許可しようとする彼へ黒髪の兄弟が手を掲げて制し、少し待つように扉の向こうへ言う。 恐らく扉の向こうでは、彼らがよく見知った相手がお行儀よく待っているだろう。そういう子だ。 「もし、それが分かったとして、お前は変わるのか?」 静かに問う。問われた側は、灰青の瞳を揺らして応えた。 「変わる……?変わら、……いや……」 「分かっても分からなくても変わらないなら、どうでもいいだろう」 それは非常に簡単な理屈だった。 そして、もうひとつ。 「お前は本物だろう?この世界が本物なら」 たったそれだけの言葉。結局のところ、たったそれだけだ。 本物も偽物も嘘も真実も。 わざわざそんなものを追究しなくても、変わらない。少なくとも今は。そしてこれからも変わらない。 どっちでもいい。どうでもいい。単純明快で、恐らくそれが真実だ。 もしかしたら、本当は『向こう』が現実ではないのかもしれないのだから。
220 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 15:59:52.20 ID:S8u3MIBI
どれほど考えても分からないようなことを考えても無駄だ。ただ分かるのは、彼らは互いに空腹だということ。 「無駄なことを考えるためにエネルギーを使うのは感心しないな。余計に腹が減る」 「……お前が合成に失敗しなけりゃ腹も減らねぇよ」 さらりと言い放つ相手に悪態をつき、首を振る。 ああ、駄目だ。やっぱり空腹だと余計なことをしてしまう。怒るのも、考えてしまうのも。 「あの、まだ、入ったらダメですか?もう少し待ったほうがいいですか?」 扉の向こうから声が聞こえた。銀と黒の兄弟は、声を揃えて入室を許可する。 先程から、狂おしいほどに香ばしく鼻腔をくすぐる料理の匂いがわずかに香っていた。 多分クァールサンドとタブナジア風タコス、それに食後のデザートとしてパイあたりだろうか。軽くつまむにはちょっと重い気もするが。 いつかは一抱えもある鍋を持ってきたこともあるから、……まあ、多少は妥当な判断……だと思いたい。 そこまで考え、机の上を見やる。片付けようと思っていた書類がちっとも片付いていない。 もしかしてこれを見越していたのかな、と思いつつ、そぅっと扉を開けて入ってきた青年へ席に着くように手振りで示した。 珍しくダブレットを着た彼はバスケットを抱え、ふいと首を傾げる。『手伝うんですか?』との問いも含めて。 双子の兄弟は同時に頷き、その前にバスケットの開封をまず望む。望まれなくても、バスケットは開けられた。 どうせすぐに片付けても、あとで片付けても、最終的に片付けばよいのだ。3人でやれば、今日中に片付かないわけでもないだろう。 仕事の優先順位は問題ではない。っていうか腹が減った。そう、我々は腹が減っている。 不安も悩みもとりあえず隅に押しやり、双子はそれぞれのカップに茶を注ぐ。 美味い食事を前にして、一体何をためらうことがあるだろう?いやここでためらう奴はただの馬鹿だ。 我々は馬鹿ではない。よって食事をとることを最優先とする。
221 :
◆nu123wJPbk :2008/06/06(金) 16:22:59.44 ID:S8u3MIBI
「……ほんとにおなかすいてたんですね」 茶を一口含み、新たな来訪者は顔をしかめて呟いた。 いつ淹れられたのか定かではない茶はひどく渋く、それが茶による安息効果を求められたものではないと容易に判断できた。 丁寧に調理されたクァールのソテーに野菜とソースをあわせて白パンで挟んだサンドウィッチを頬張る黒髪の兄弟の代わりに、魚と野菜たっぷりのタコスをかじっていた彼が頷いて応える。 「考えてみりゃ、ブランチを軽くとったっきりだったしな。……駄目だな、飯はちゃんと食わないと」 自嘲気味に言い、もう一口。 結局のところ、どうでもいいのかもしれない。 多分どうでもいいんだろう。 この世界が本物でも、むこうが偽物でも。 何ひとつ本物と変わらない偽物は偽物ではないのだから。 本物と信じられた偽物は本物となりうるのだから。 「食い終わったら仕事やるぞ」 「……明日でもいいだろう」 「あ?なんか聞こえた気がすんな」 「ぼくも手伝いますから……」
お粗末さまでした、きーさんです。 うん、すまない。本編じゃないんだ。ただ何となく、書いてみたかったんだ。 どこまでもリアルな虚構はもはや虚構ではないのだよな、という、ただそれだけなんですが。 『さよならを教えて』を見てたら書きたくなったので書いたら絶望しました。反省してます。 ぽっと思い浮かんだのを即興で書くとどうしようもないといういい見本ですね。すみません。 自他共に疑うところのない押井守ファンです。すみません。 特に必要もない補足。 ・≪不死鳥の止まり木≫亭は北サンドリアにある民宿("Phoenix Perch Inn")です。 ・ヴァナでの1時間は正確には2分半、1日は57分です。 ・ゆで卵はスキル上限4です。 ・クァールサンド:MP+10 STR+5 AGI+1 INT-2 hHP+1 攻+20%/飛攻+20% (上限75) レジストスリープ レジストスタン ・タブナジア風タコス:HP+20 MP+20 DEX+4 VIT+6 AGI+4 CHR+4 hHP+1 hMP+1 防+25%(上限150)
223 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 17:39:34.16 ID:jaFfrNj4
投下乙です('◇')ゞ こういう番外と言う物もいいよ〜 考えてることが見えると言うかなんというか(´д`)
224 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 20:13:30.57 ID:+JgndBri
いい苦悩と葛藤ごちそうさまでした
225 :
既にその名前は使われています :2008/06/06(金) 22:09:31.11 ID:odtRENE8
『虚構と現実、真実と嘘の曖昧さ』。 紙一重の危うさですな。
ほふ
227 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 01:41:49.03 ID:kgRDEmYD
ぼぶ
228 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 07:10:48.19 ID:aoGW695x
おはようございますです
おやすみなさい
230 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 10:36:17.78 ID:M4Hp8jfQ
おはよう
231 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 13:15:17.43 ID:aoGW695x
午睡保守
232 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 15:37:56.73 ID:mL4iBUmn
その頃、俺はコンシュタットの風車で電気を起こすべく着々と準備を進めていた。
233 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 18:57:17.08 ID:mL4iBUmn
帰宅寸前age
234 :
既にその名前は使われています :2008/06/07(土) 21:41:04.92 ID:aoGW695x
できた電気でなにをしようというのかkwsk
跳ね橋をあげます
236 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 01:12:03.89 ID:Clxv4dF7
跳ね橋って、人力っぽいですよね。 多分水力だと思うんですが・・・
237 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 06:51:09.66 ID:OwI8FCue
蒸気って感じもしないしなあ
238 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 12:31:58.94 ID:Lr+8oyxs
日曜日の静寂
239 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 16:00:58.06 ID:3NTPQqYZ
ファイナルファンタジーXI 公式設定資料集 Life in Vana'dielより ・跳ね橋 飛空艇が通過する際、橋桁が機械の力で上方に跳ね上がる仕組みの絡繰橋。 ダルハ川に渡され、港区と居住区を結んでいる。落成間もない頃は、警報を 発しても、橋桁から退去せずに滑り落ちる者があとを絶たず工務省は手を焼いた。 だそうです。とりあえず人力や魔法の力では無い模様。 とすると、バスだと水力メインっぽいですな。
240 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 19:06:16.88 ID:OwI8FCue
微笑ましいw そんなのどかな時代もあったのだなあ
241 :
既にその名前は使われています :2008/06/08(日) 22:10:57.70 ID:Lr+8oyxs
月がむらさきいろ
242 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 00:28:15.95 ID:zmGd6PF4
完璧な計算で造られた楽園で ひとつだけ嘘じゃない アイシテル
243 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 05:10:31.58 ID:o8cfC/jX
おはようございます。
244 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 12:24:25.07 ID:QpPkjYVF
その心のありようだけは、嘘であってほしくないものです 保守
245 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 15:16:06.14 ID:QpPkjYVF
さて、おやつの時間
246 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 17:49:15.71 ID:ayjYNO+/
この声は、届かない。 光も闇もない、混沌の奥底。 落ちているのか、浮いているのか。五感すら用をなさない。 ただ分かるのは、この声は、届かない。 呑まれていく。 無意識がそれを訴えた。 何に呑まれていくのか。 無我夢中で伸ばした手に、何かが触れた。 その正体など知れたものではないが、必死にそれを掴む。 柔らかい。それは、そう、人の手に似た。 引き上げられる。いや、沈められる? 音ならぬ悲鳴を喚きながら手の先を一心不乱に凝視する。 「さよなら」 まったく同じ顔が、不気味なほどによく通る声で言った。 そうして気付く。 それは、ヴァナ・ディールでの自分だと。自分のキャラと同じなのだと。 もう、戻るところなどなく、戻るべき自分もないのだと。
247 :
既にその名前は使われています :2008/06/09(月) 21:32:09.25 ID:SGrUxMXB
VerUP前後は落ちやすいので 保守強化なのです。
248 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 00:34:55.39 ID:4JybS/rq
299っておい・・・
249 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 01:19:47.75 ID:ww/OQWUz
寝る前にあげとくー
250 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 02:59:22.41 ID:1+sipQKS
VU後に何が変わっているのか楽しみにするのも一興。 ・・・VU中は、ヴァナってどうなってるんでしょう?
251 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 07:49:17.43 ID:+abneJ3o
こらえ性のない人々のアクセスを捌いたり弾いたりしながら 赤い鎧を着た人たちが、静止した世界で必死に働いてます。 あっちゃいけないものを撤収したり、新しく置いておくことを許可されたものを置いてみたり。 というかいつになくリトライオンラインですね。
252 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 08:53:59.34 ID:nzGpoMQO
エアリーバックラー 盾 全種 −−−−−シ−−−−−−−−−−−か踊− Lv71 Rare 防17 CHR+2 命中+2 ストアTP+2 ヘイスト+1% ゴクリ...
253 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 12:14:02.76 ID:1+sipQKS
がんばれぼくらの赤鎧。 来訪者にちょっとでも優しくしてくれると嬉しいな。 今回は久しぶりに本当に大型なんですねぇ。 フェローさんをカスタマイズできることと家具くらいしか興味がない私もアレですけども。 あ、やっぱりコーヒーマフィン修正されたみたいなんですね・・・
254 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 12:55:34.73 ID:Vi50+QyI
内容まったく知らないけど、あまり興味を引くような 変更は今回は無いっぽいな〜 赤鎧が予定外な物をorことしないかな〜
255 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 14:31:32.58 ID:IUaIpeJu
>>252 エアリー装備って何だっけ?
バスの競売で出回ってた機動隊装備?
256 :
Kiesel ◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 16:11:29.21 ID:RfSrkBUb
257 :
◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 16:18:11.08 ID:RfSrkBUb
「ぐぅ・・・!!」 強打を受け、一瞬呼吸ができない。だが膝を突くことは許されず、手にしたアルゴルを力強く握り締め、裂帛の一撃を振るう。 「正義の刃、受けてみよ!」 芸のある攻撃ではなかった。正に死に物狂いの反撃。戦いとは倒すか倒されるかのどちらかなのだと、常に突き付けられる。 断末魔の叫びをあげてトロールが倒れると、劣勢を悟ったか残存の敵は統率された動きで撤退していく。次こそは、と睨み付けていったものもいた。 敵の撤退を確認したルガジーンは、気が緩んだのか姿勢を崩し商店のテントに倒れかかってしまう。 痛打が今になって体に響き、呼吸が乱れ咳き込む。 「ん、もう〜・・・傭兵たちが見てるんだからしっかりしてよ」 可愛らしい少女の声が言い、遅れて柔らかな光が彼の長躯を包む。回復魔法の光だと知るよりも先に施術者を見た。 「・・・ミリか」 「ほら、しゃきっとして!傭兵たちに笑われたって、ボク知らないからねッ」 ぴっと立てた指を振り、けれど次の瞬間に彼女自身もぺたりと座り込んでしまう。あれ?と首を傾げ、立ち上がろうとするが、それは困難だった。 しばらく挑戦し、結局失敗している彼女へ、ルガジーンは苦笑し手を差し伸べる。 「腰を抜かしたのか?」 「う、うぅ〜・・・ぜ、絶対ガダラルには言わないでよねッ。あいつ、いっつもボクのことバカにするんだッ」 「馬鹿にする?」 「足手まといのくせにでしゃばるなって」 ボクだって戦えるもん、と呟きながら手を取るミリに、何となくその言葉の意味を悟る。 彼も彼なりに思いやっているのだろう。ましてや、彼女の初期配置場所は封魔堂前。激戦が繰り広げられるのは必至だった。 幼い子供の喧嘩を微笑ましく眺めるかのような心持ちで、ミリがテントに寄りかかりながらも姿勢を正すのを待つ。
258 :
◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 16:23:33.15 ID:RfSrkBUb
「傭兵たちが見ているのだから、しっかりしないと、な」 「・・・イジワル〜・・・」 ぷぅっと頬を膨らませる。事実周囲には、数多の傭兵たちが今なお戦いの熱気冷めやらずにいた。 年端もいかぬ子供が戦場に出る現実。彼女の実力も分かってはいるが、本来ならば彼女は、正しく学究の徒としてこの国に来ていただろうに。 だが、現実は現実だ。いかに切望しようとも、現実が変わることはない。 ミリがアミールバグリーを直すのを見届けてから、思いを払うように、手にするアルゴルを高く掲げた。 「諸君、よくやった。聖皇様に、我らの勝利の雄叫びを捧げよう!」 おおっ!! 歓声。仲のよい者か、あるいは行きずりか。どうであれ共に戦った者同士、束の間の勝利を噛みしめる。 普段は傭兵たちによい顔をしないミリも、この時ばかりは笑みをこぼす。 だが、ふと視線をやった先にあるものを見つけ、そちらへ足を向けた。 「ミリ?」 「うぅん・・・」 乱雑に積み上げられた荷箱のその向こう。砂色の街に映える白い色彩が見えた気がした。 周囲の傭兵に水蛇将だ猫将軍だとざわめきを与えるもまったく気にかけず、ちょこんと荷箱の上に飛び乗るとルガジーンを手だけで招く。 ルガジーンもまた荷箱の向こうを覗き、声を漏らす。 確かエラントとか言ったか。その白い装束を着たヒュームの少年が、細身の剣を抱えるようにして倒れていた。 「これは・・・」 「"シオンちゃん"!」 つい先程までルガジーンと同じテーブルを囲んでいた少年の姿に、控えた声でミリが名を口にする。
259 :
◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 16:39:30.61 ID:RfSrkBUb
「シオン?」 「そうだよ、シオンちゃん。ときどきボクのそばに来てくれる子なんだ。この白い服と、赤い帽子。戦いが終わると、キレイな花のコサージュをなでてるの」 大切な人からもらったんだって。尻尾をふりふり嬉しそうに言う。 ルガジーンも幾度かその花のコサージュらしき装飾品を身に着けた傭兵を見かけたが、とても戦場で用立つものとは思えなかった。 だが、だからこそそんなものを持ち歩く色気はあってもよい。戦場では色気よりも実用性が求められるのは事実だが、精神的な余裕もまた必要だ。 ましてや、 「・・・?」 覚えている限り、コサージュを身に着けた傭兵はみな女だった。それでは、そのコサージュは・・・? 「ね、ルガジーン。運ぶの手伝ってよ」 一瞬の違和感を遮りミリが言う。 「運ぶ?」 「うん。シオンちゃん、気を失ってるみたいなんだ。もしかしたら、どこか打ってるかも。モグハに連れていってあげたいんだ」 あんまりここに長居できないしね、という言葉に、ルガジーンは改めて自身らに視線が集まっていることに気付く。 将軍であることを鼻にかけるつもりはないが、それでも傭兵と将軍では立場が違う。立場が違えばなすべきことも違う。 故に、この場に長く留まりいたずらに傭兵たちの関心を集めるのは、将軍のなすべきことではない。 幸いに居留区まで遠くはない。部屋まで送り届ければ、あとはモーグリが面倒を見るだろう。手に負えなければしかるべき医療機関にかかることもかなう。 致し方ない。あまり振動を与えないように気を付け少年を抱き上げる。小柄で細身の少年は、見た目よりも重かった。 上等な布を惜しみなく使った、シックで上品な魔道士用の旅装。どこに重さを感じる要素があるのか。 思いながら抱き直すと何やら硬いものに触れ、その疑問は解決する。彼はこの下に軽鎧か何かを着込んでいるのだ。 実際よりもいくらか目方が増えているのは間違いなさそうだ。大柄で体力のあるルガジーンにはさほど問題ではないが、ミリに抱えさせなくてよかった。
260 :
◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 16:57:19.71 ID:RfSrkBUb
泥沼へ足を踏み込むような疑問が追いやられ、気分も変わりとりあえずと居住区へ向かう。 仲のよい友人と久しぶりに出会った。そんな喜びを隠さず、ミリは鼻歌まじりでルガジーンの後をついてくる。 ミリにとって、彼はお気に入りなのだろう。いや、言わないだけでそんな相手はいくらもいるのかも知れないが。 彼女はわざと孤高を気取っているが、本当は寂しがり屋で孤独を恐れている。 炎蛇将と同じく、『つんでれ』というやつなのだな。若いうちは色々と難しいものだ。 ひとりで納得しながら居留区の管理を任されているガードに、少年の居室の場所を問う。 しかし。 「申し訳ありません。そのような名前の利用者は確認できません」 困りきって、クルジャールはそう応えた。 「シオンあるいはそれに類する名前の者はおりますが、ヒュームではありません」 「ふむ・・・では、こちらに来たばかりなのだろうか」 もしかしたら、傭兵ではないのかも知れない。あるいは、よく似た人物と間違えているか。 だが、ミリが間違えることがあるだろうか? 一抹の不安と少年を抱きながら、ルガジーンは気味の悪いその感覚に息苦しさを覚え、知られぬように喘ぐ。 預かり知らぬところで何かが蠢いているような、薄気味の悪い感覚。 「困ったなぁ・・・どうしよう?」 ミリがかしかしと頭を掻きながら呟く。まずは何より、この少年をどうにかすることが優先だ。 医務官に預けてもよいものだろうか。いや、正規兵ではないからそれも難しいだろう。さてどうしたものか。 「ルガジーン」 不意にミリが呼ぶ。
261 :
◆nu123wJPbk :2008/06/10(火) 17:07:30.13 ID:RfSrkBUb
「とりあえずさ、どっか連れてかないとまずいよ。ボクたちもふらふらしてらんないし」 「・・・む、そうだったな」 さすがにそろそろビヤーダに連れ戻されそうだ。 ルガジーン付き副官である彼女は補佐を務めるだけでなく、時々『民との交流』に時間を忘れてしまうルガジーンを案じている。 いつも心配させている気がしなくもないが、多分気のせいではないだろう。うむ、気を付けなければ。 「しかし、無闇に連れ込んでもよいものか・・・」 「ん、ん〜・・・そこはほら、天蛇将権限でッ。ね?」 俗に言う、職権乱用というやつである。 「ガダラルがまた捕虜になってるから、戻ってくるまでガダラルの部屋に隠しといてもいいしさ」 「そうだな。ではそうしようか」 互いに頷き合い、少年を抱え営舎へと足を向ける。 本来の彼らならば、そのように考えただろうか。いくら覚えのある傭兵とは言え、そこまで気にかける必要が? 彼ら自身はその疑問にまったく気付かない。疑問を抱くこともせず、それが当然だとばかりに納得する。 いかな五蛇将であろうとも、その発言力は何をも制するわけではない。 だが、彼らは誰からも咎められることもなく、少年の存在に疑問を抱かれることもなく、何の問題もなく目的を達成した。
そんなところでビシージ終了。お疲れ様でした。 書いてる最中に、天さんの終戦台詞が「この戦、制した!(ry」に脳内変換されました。 孫権かわいいよ孫権。相変わらず大徳使ってますけども。 ミリに関しては微妙にネタバレしてますが、・・・えーと。 あ、各五蛇将スレの影響が多分にあるのは否定しません(´Д`;)ヾ 調理将とか走るチャーハンとか、そんなネタは登場しないと思います。 そして相変わらず、アトルガンエリアのNPCは名前の読みが分かりません。
263 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 18:53:35.07 ID:+abneJ3o
投下おつですー。 今回実装されたクエのおかげで、フェローの扱いにひとつ踏ん切りがつくかたも多そうな気がします。 そして五蛇将にかまわれていいなーいいなー。
264 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 20:46:58.66 ID:RfSrkBUb
呼び出しエリア拡張イベントを見て、フェローとめぐる過去の旅とか想像しちゃってる私がダメ人間。 「マンドラゴラがついてきますよ!ほら!」 「そんなもんいくらでも見れるから戦えッ!!」 みたいな展開になるのは必至です。 何故だろう、うちのフェローはバカっぽいんじゃなくてバカだ。 自分で話を書けば、扱い方を間違えなければ登場人物からちやほやされちゃうよ! だけど何故か嫌われることもあるからそのあたりは要注意だ! 不思議なんですよね、自分が書いてる話なのに・・・
265 :
既にその名前は使われています :2008/06/10(火) 23:49:49.79 ID:7ql4and9
age
266 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 00:48:03.32 ID:ip7dcrE/
なんか結構自キャラにいい思いをさせたりとか、 ではなくとも自分の願望を叶えさせたりしている人、いますな、羨ましいかぎりです。 俺?、俺はさっぱりです、ええ。orz まぁ当然の話で、そもそも自キャラになったとしたらヴァナで何を成しますか?、という趣旨のスレですしね。 …でも、俺の場合… 自キャラをしっちゃかめっちゃかな目に遭わせたいっ!!とか、 有無も言わせずに怖気の震うことをさせたりしたいっ!!!とか、 不幸のどん底に突き落としたりあまつさえ死ぬ一歩手前に導いたりぃっ!!とか、 そういうことばっかり思いつく俺は希有な存在なんですね、わかりますわかります。 それじゃ続き早く書かなきゃウフフフフフフフフフフフフ
そういえば「まな板の鯉」って表現、ありますよね? 俺にとって自キャラは鯉なのですウフフフフフフ
268 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 02:40:04.33 ID:i0SUeYux
ルガジーンに抱かれたいとかナジュリスのお供をしたいとか思っているように見えるだろ? 実はミリにちゃん付けで呼ばれたい、ただそれだけのためにこの展開にくぁwせdrftgyふじこlp;@ あ、NPCを書くのが好きって言うのもあります。 あとミスラが大好きです。なのに女っ気がちっともないですね。 女っ気がない話はもうちょっとどころかまだまだ続きます。 敵が現れたら逃げる!立ちふさがる困難は華麗に無視!絶体絶命のピンチは潔く諦める! これと言って目立ったところがないのになぜか人気者になってしまう、おいしいとこだけかっさらう棚から牡丹餅系主人公目指してます。
269 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 07:59:56.12 ID:1dfnyjjO
保守
270 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 12:55:44.00 ID:IEfkoYf1
昼休み保守
271 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 17:21:59.00 ID:1dfnyjjO
でもって、夕方
272 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 20:42:33.14 ID:1dfnyjjO
白い月は見えますか
273 :
既にその名前は使われています :2008/06/11(水) 23:42:16.70 ID:Vg2M2Nu5
寝る前保守
274 :
既にその名前は使われています :2008/06/12(木) 03:27:20.99 ID:PjS0d48K
保守
275 :
既にその名前は使われています :2008/06/12(木) 10:02:29.76 ID:MlalDwcE
age リリゼットの表情とかが話題になってるが、あそこまで凝れる様になったんだったら、 PCのエモーションや過去のミッソンNPCの表情も作り直してもらえんものかね。 ぶっちゃけ固有NPCはそれぞれ独自フェイスにしてもらえると、このスレや設定スレは 大いに盛り上がると思うんだが。
276 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 18:31:53.61 ID:M2ovRQe8
なにはともあれ祝復活
277 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 19:53:34.67 ID:M2ovRQe8
…下がるの速ッ。
278 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 20:02:05.57 ID:swaM8ICm
俺も書いてみようかな ここのうpする場合って文字幅は何文字位がベストなの?
279 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 20:06:07.09 ID:M2ovRQe8
横は自分が見やすいくらいでおk、個人的にはIDからはみ出さないくらい? 改行は20行までなので気をつけてー。
280 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 20:18:58.35 ID:swaM8ICm
おk、ありがとう
281 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 22:12:14.75 ID:luGi27Xq
改行20行 半角2024文字、全角なら1024文字までですな。
282 :
既にその名前は使われています :2008/06/13(金) 23:23:15.73 ID:2MonC/es
短いのさくっと書けば大抵の人は読んでくれるよ。 長いのはマトメに編集するといいよ、っていうか読みやすいよ!! チラシの裏だろうが同人以下だろうが偶にキラリと光ろうが光らなかろうが 何でもおk!!なスレです。
283 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 00:46:00.36 ID:FQZc+lE+
最近何故かBLに見せかけてネオロマンス系ラブコメ長文に目覚めた私がアッー! でもネオロマンスもBLもやったことがないんです本当なんですってば。 点を打つ時は、・・・よりも三点リーダー(…)のほうが見やすいですよね。 以前の投下分との都合で、・・・を使ってる私が言っても説得力はありませんが。 ちゃんと学習して、外伝では…を使ってます。保守では相変わらずです。 板情報をちゃんと覚えておくと便利だぞ!多分この辺! BBS_SUBJECT_COUNT=48 BBS_NAME_COUNT=64 BBS_MAIL_COUNT=64 BBS_MESSAGE_COUNT=2048 語りシーンでは時々忘れてしょんぼりしてますが・・・ 文字数かうんと?それっておいしいんですか? ケータイで仮打ちしてるのに、文字数が把握できないダメ人間です。 書きたければ、ネタがある限り好きなだけ書けばいいと思うよ! 途中で話の方向性が変わってもその時はその時さ!
284 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 01:14:22.32 ID:R4N3tVGn
ほう、それはとても経験が行きましたね。よろしければ後でジュースをお奢りしましょう
285 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 03:41:13.26 ID:s3Tu4J+T
保守
286 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 07:52:21.71 ID:ZRWjOrpI
仕事中にあれこれと思案して練るのだが いざとなると抜けるのよねぇ・・ ホシュゥ
287 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 11:16:28.72 ID:F2iiW1kF
仕事中にざっとまとめればいいと思うよ! 思いついたときにメモしとくとか! そんなときにケータイは便利です。本当に。
288 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 15:49:57.33 ID:lPG8l+BJ
地震怖かったけど保守
289 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 18:27:32.49 ID:ZYY5qvwv
メモって大事ですよね保守
290 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 20:17:39.92 ID:R4N3tVGn
ほす
291 :
既にその名前は使われています :2008/06/14(土) 22:34:17.22 ID:F2iiW1kF
「カニっているじゃん」 「いるな」 「オレさ、カニ好きだったのよ」 「過去形か」 「ヴァナのカニってでかすぎないか?」 「・・・リアルのカニはどれくらいだ?」 「んー、でかいので両手を広げたくらいだな」 「そうか。こちらとあまり変わらない気がするが・・・」 「ぜんっぜん違ぇよ!なんか縦横の比率が違うし」 「しかし食べごたえはあるだろう?」 「・・・半分も食ったら気持ち悪くなった」 「何せタルタルが乗れそうなくらい大きいからな」 カニ。でかいですよね。
293 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 02:48:28.62 ID:nSUclUyh
やしがにという線も捨てがたいよ?
294 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 09:30:19.22 ID:8l1K+0lA
つまり、ヴァナのカニはカニではない見方も・・・
>>1-294 ってさ。
気がついたらメインキャラじゃなく、ジュノ駐在の競売ガルカになってんだよきっと。
296 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 14:15:29.85 ID:nSUclUyh
ガルカは、いいぞ。 仰向けに寝れないけど…。
297 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 18:39:40.86 ID:8l1K+0lA
うつ伏せか横向いて寝れば問題は解決するよ! ヒナチョコボがプリントされたパステルカラーのパジャマにナイトキャップ、サボテンダーの抱き枕で【おやすみなさい。】
298 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 20:55:46.96 ID:nSUclUyh
はやね はやおき
299 :
既にその名前は使われています :2008/06/15(日) 21:04:32.61 ID:7/9WLw16
ガルカの尻尾? 重さも当たり判定もない幻だろ?
300 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 00:27:48.20 ID:sNN2T9Yz
当たり判定は1ドット・・・?
301 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 05:12:30.16 ID:yMrjoeNu
おはようございます。
302 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 11:36:01.03 ID:H9bLf0/c
おはようございました
303 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 14:52:07.62 ID:nGZYgS4w
ごきげんよう
304 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 18:17:07.67 ID:sNN2T9Yz
夕飯は何にしようかしら。
305 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 18:53:04.69 ID:Izoe2Mhz
石のスープ
306 :
既にその名前は使われています :2008/06/16(月) 21:52:17.43 ID:sNN2T9Yz
石はちょっとなぁ・・・ ミネラルはあるかも知れないけど・・・
もっと栄養あるものを…せめて卵のスープ(ノД`)
308 :
既にその名前は使われています :2008/06/17(火) 00:26:24.42 ID:bn0sONP3
つ【目玉のスープ】
309 :
既にその名前は使われています :2008/06/17(火) 02:02:02.01 ID:XTPnLg+q
焼き石を入れて温めるというスープは実際にあるが(もちろん他に具はある) ヴァナの石のスープは本当に石と水しか入ってないから困る・・・
310 :
既にその名前は使われています :2008/06/17(火) 08:07:20.32 ID:MrLQeAUk
HQしてもなぁ・・・。 とりあえず、一番食べてみたいのは山串。 コカ肉ってどんななんだ? だれか食ったことあるやつ、たのむ。
311 :
既にその名前は使われています :2008/06/17(火) 13:15:33.04 ID:Mpq74PWq
「旨いよ。普通の鶏肉よりも硬いけど、味は濃い」 「そこはそれ、地鶏のようなもんだと思えば……てか、石化が、石化がぁー」 「だから白にしようか? って私はあの時言ったんだよ」 「だって、俺もお前も元のゲーム内ではLv75だよ? レジれると思ったし…」 「そうそうレジらないから赤魔じゃなかったら。目を逸らす練習をしてから行くべきだったね」 「だからコカ肉にはもうコカ肉マスターに任せることにした。ディアトリマ行くぞ次」 「……あれを食すために狩りに行く位なら、私はもっかいウルガランに行くよ。 ヘルプテキストは正しかった…本気で何食ってるんだろあの大鳥たちは」 「何って…あのへんだと…フォm」 「いや、いやいやいや、それは流石にあってほしくないよ…」
「リアル事情、結構色んなもの食べていた僕の考察からすると……、…鶏肉とトカゲを合わせたような感じだねぇ」 「……トカゲ?」 「うん、トカゲ。少し筋張ってるのは野生種で大型だからかな?」 「トカゲ…って………、…どんな味だ…?」 「えぇ〜、……うぅ〜ん、判りやすくいい変えると、ねぇ…」 「ふんふん」 「ワニに似たような…げふんっ」 「お前はリアルで何を食ってんだぁっ!!!!」 輸入雑貨店にジャーキーとして加工された物が稀に置いている、らしい ホシュ
313 :
既にその名前は使われています :2008/06/17(火) 17:15:54.05 ID:eqJ/jYpk
ミンダルシア食べ歩き紀行
314 :
既にその名前は使われています :
2008/06/17(火) 20:00:40.18 ID:bn0sONP3 「カエルは鶏肉っぽいらしいな」 「よく言われるね」 「ワニも鶏肉っぽいらしいな」 「ジョー東の好物だっけ」 「リアルで兎は食ったことないけど、野兎の肉はうまいよな」 「大羊の肉もいいよね。シンプルに岩塩振って焼くの好き」 「そこでだ。逆に考えると、ダルメルの肉はキリンの肉と同じなのか?」 「キリン・・・食用キリンっているの?」