ずん一「うるせぇ、俺にかまうんじゃねぇ。
うるせぇってんだよ。この集団好きの排他野郎が。一匹狼気取りはガキってか?
おもしれぇ! じゃあ、集団好きのおまえはどんだけ立派なんだ? ん?
集団ってのはな、一人きりじゃいられねぇ弱虫どもが作り出した生存手段の別名よ。
規則ってのはな、てめぇをてめぇで守れねぇ軟弱どもがペン先だけで作り出した、超個人主義の別名よ。
皆の嫌がることは止めましょう。皆を傷つけることは止めましょう。
ハァッハァッ! 笑っちまうぜ!
どれもこれも、てめぇの為の嘆願にすぎねぇじゃねぇか。
皆が嫌がるから、皆が迷惑だから、皆が皆が皆が皆が。
嘘こいてんじゃねぇ。全部てめぇの為だろうが。
規則も規律も秩序も道徳も、正体なんか全部一緒だ。
どれもこれも全部、人間不信の奴らが、てめぇ可愛さに作った嘆願書にすぎねぇんだよ。
そんな嘘っぱちに染まるのなんか、俺はごめんだ。
さぁ、どけよ。ご立派野郎。
俺は俺の道を行くんだ。…朝倉ずん一です。」