「おい起きろプリッシュ!」
地下牢に怒鳴り声が響いた。
「……うう…」
小さく呻いたプリッシュは顔だけ起きて声の方を向いた。
今度はあいつか…嫌な奴がきた。
「さっさとケツを上げろ」
疲労した体にさらに追い討ちがかかる。
「さて、バフラウ段丘に生えたワジャーム樹林を掻き分けて、タラッカ入り江に進みましょうかね…」
お尻の後から大事なところへと手が伸びてくる。
「や…やめろぉ…」
そして容赦ない責めが始まった。
「おいおい、レベロスの風穴がもうカダーバの浮沼になってるじゃないか」
「ち…畜生…」
「ははは、私のゼオルム火山が欲しいんだろう?…すぐにくれてやる!」
「ひ…ひぎぃ」
大噴火した神官の溶岩で、またプリッシュは汚れてしまった。