1 :
既にその名前は使われています:
や・・・やめろ!俺をそんな目で見るニャー!
・・・あっ
2 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:01:34.73 ID:rFQcUz1q
(|il||)
'|ニ|゛
/ ̄  ̄\
.| ^ ^ |
◇ 、| .>ノ(●)ヽ、.| /ヽ
>/! ! -=ニ=-ノ ゝ_ノ
`^\ `ニニ´/ //
(⌒)二二)) ̄ ̄ ̄ ))/
 ̄ | O O |
|______,|\
/ Y \◇
└----‐'ー---┘
3 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:01:36.94 ID:OyMCd1fp
神速の2
4 :
ヒュム♂F4:2006/03/11(土) 21:05:41.11 ID:1eLJRJo9
なんか俺がいっぱいいる
あーだりぃ・・・さて・・・PC立ち上げ・・・あれ??
つーか何にももねぇ!!
俺の部屋にベッドとしょぼい机しかねぇ!!なんだこりゃ??
つーか、チンコもねぇ!!??
ぉぃぉぃぉぃ・・・なんで寝てたのに鎧着てんだよ・・・
オッパイキター!!!
6 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:14:09.28 ID:WGuD2uYq
身長2m越えの短髪色白マッチョデブか…
悪くないなw
7 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:24:38.56 ID:74Hcn6/S
8 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:26:53.08 ID:8WCJyZG3
朝起きたらいきなり身長182のエル♀か
わるくないん、、、
ないないw
9 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:28:34.37 ID:GdJRBbu9
頭重くて起き上がれないっ><
10 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:29:03.49 ID:+mbaQniI
>>8 身長?
首長182の間違いだろwwwwwww
11 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:29:39.95 ID:NyDCzBkb
俺もついにミスラになれるのか
カミスグル
12 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:31:25.04 ID:wonP7MWB
サイフに何千万も入ってるwwww
1G貨幣が何千枚も部屋に積まれてるんじゃね?w
14 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:38:21.50 ID:74Hcn6/S
勝ち組はゴールドインゴで鞄いっぱいの奴か
15 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:40:27.91 ID:929nAknk
朝、起きたら出口ないんだけどw
16 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:40:43.34 ID:GdJRBbu9
サベジロインクロスとか♀キャラ専用装備を競売で買って保管してた奴が勝ち組
ゴールドインゴとか持ってても現金に替える時大変じゃないか
17 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:43:09.00 ID:GORhKAcu
・・・こっち見んにゃ
18 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:45:07.71 ID:AtB21/+a
エル男F1の俺は大当たりだな
19 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:46:07.40 ID:uBif0fCY
朝起きたらなぜか最初から髪の毛がポニーテールになっていた
くしを通そうと思いほどこうとしたらなぜか手が耳の辺りまでしか届かない
なんだろう・・・頭が重い・・・
20 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:49:01.48 ID:BCIiDxpX
変な豚が部屋に入り込んでたんでバットで殴り殺して捨てた。
21 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:55:35.80 ID:1Ox/H6C2
朝起きたら髪がなくなってた(´;ω;`)
とりあえず落ち着いて新聞取りに行ったらチラシがあふれ返ってた。
朝ご飯探してみたらお寿司しかねーし。
つーかうちで飼ってたインコこんな白かったっけ?鳴き声もおかしいな。
22 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:56:56.49 ID:7V4ewRWl
それしっぽにへんな赤い玉つけた豚じゃない?
23 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:57:16.34 ID:uBif0fCY
外に出るまでの間に一回こけた・・・手をつこうと思ったのに手より先に顔が地面にぶつかった・・・
なんだかものすごく手が短くなったような・・・
「ご主人様、体調でも悪いクポ?」
あれ?うちのこんなヌイグルミあったっけ?てかしゃべってる?
24 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:58:02.67 ID:GWdebQ3q
ミスラになってて、木工ギルドに行って人増えたねーと世間話してる夢なら見た。
あと現実世界で耳と尻尾が生えてた夢も見た。
猫になりたい願望でもあるのかな
25 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:58:38.26 ID:Zqb/E6wK
>>14 ベット鞄に詰め込みまくってる奴は死亡フラグだな。
26 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 21:58:50.56 ID:BCIiDxpX
>>22 頭についてたオレンジっぽいのは血まみれで床に落ちてたよ。
27 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:05:44.14 ID:mKyvnd8c
朝起きたら、見知らぬベッドでうつ伏せになっていた。
仰向けに寝返りをすると なぜかお尻に違和感がある。
ゆっくりと上半身を起こし、頭を掻き毟る
耳の感覚が変だ、あるべき位置に耳が無い。
胸と肩に奇妙な重量感に気がつき
軽く胸をなでる
掌に柔かい感触が当たると同時に
胸に奇妙な痛みが走る
「ふにゃ…」
思わず発した自分の声で ようやく意識が目を覚ます
28 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:09:19.83 ID:7V4ewRWl
朝起きたら隣に裸の白い豚が寝ていた…
29 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:11:13.91 ID:Zqb/E6wK
朝悪夢から目を覚めたらドアに内側からチェーンがかかってて外に出レない件。
>>27 なんか微妙にエロスを感じる
あーミスラになっておなぬーしてみてぇ
31 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:13:12.37 ID:GWdebQ3q
32 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:16:26.67 ID:ix2ncT1n
なんか起きたらものすごい豪雪地帯にいたんだが
ってかめっちゃ薄着だし、めちゃくちゃさみいいいいいいいいい
ん?なんかごつい着ぐるみがこっち見てる・・・うおfjgこっちっきあふjボスケt
33 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:18:07.20 ID:NyDCzBkb
あーまじみすらんになりてーっす
んでミスラとにゃんにゃんしまくりてえ
34 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:18:27.26 ID:uBif0fCY
>>31 ワロスwwwwwwwwwww
さて、どうやら自分の姿、周りのふいんき(なぜか変換できない)から察するにどうやら私はヴァナディールにいるらしい。
そして、自キャラになっているようだ。
・・・とりあえず・・・おなかすいた・・・。
・・・・・・・・・わかっていたことだけど倉庫の中には何ヶ月前のものだか分からないタコスが3個、ミミズとゴカイと一緒につっこんであったパイ。そしてもはやフナ寿司になっているソール寿司・・・
ちょっと競売に言ってくる
35 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:19:48.06 ID:GWdebQ3q
>>33 どうせいとにゃんにゃんするなんてとんでもない!
36 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:24:55.59 ID:NyDCzBkb
おとこにはきょうみがないんです><
まあチン入れたらどう感じるのか試すために一度くらいならいいけど
それでもどうせならフレのエルオスのがいいな
37 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:27:15.66 ID:7V4ewRWl
樽♂にしか興味ないエル♀なんです…
__ __
/.:.:.:.:.:.\ __ /.:.:.:.:.:.:.\
/.:.:.:.:.:.:.::..:,.ィメ>''".:.:.:.:..`` <Lx.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.fシ゛..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:...`マi:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.|
:.:.:.:.:.:.:.:./...:.:.:.:.:.:.:.:.:..人:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:/
).:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ \:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:(_,.ィ
:.:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:./ \:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:ノ
─‐|.:.:.:.:.:.:./ \:.:.:.:.:.:.:|─‐''´
.|.:.:.:/_;;-==ェ;、 ,,,,,,,,,,,,,\:.:.:..|
|;.イ"-ー:ェェヮ;::) f';;_-ェェ-ニ.`ト:|
二ヽl::.|:::''  ̄´.::;i,:::::::i `'' ̄ l:.レ',ニニニ7
ヽl:.| ::. ....:;イ;:'::::::::::l 、 l:.| ´ /
、___.l:.ト、:...:::/ ゙'''=-='''´`ヽ. ,.l.:|i___/
.|!:|::゙l ::´~===' '===''` |.:!l
.{.|:!::| 、 :: `::=====::" , i |:! | <朝おきたら自キャラになってたんだがどうしよ・・・
/iヾ! :|. ゙l;:. ,i' リノト、
/ .| \ゝ、゙l;: ,,/;;,ノ;r'" :| \
'" | `''-、`'ー--─'";;-'''" ,| \_
>>38 キャラ削除推奨wwwwwwwwwwwwwww
40 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:31:04.62 ID:wKKR2n7T
ついにリアルでナイトになる日が来たか…
41 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:31:58.38 ID:1eLJRJo9
42 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:33:04.64 ID:uBif0fCY
競売にいって料理を買った。山串が1Dしかなかったからぼったくりだけど我慢して買ったら・・・
かびてた。何ヶ月ぼったくり価格で競売とポストを往復させたんだよこいつ!!
(・ω・)お腹空いたのでMikanたん食べますね
44 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:34:10.15 ID:GWdebQ3q
爬虫類は不味そうだな
45 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:38:44.46 ID:1Ox/H6C2
やべぇどうもおれは忍者らしいw
分身したり透明になれたりこれなんてエロゲ?
早速人ごみで色々触ってきたよ(*゚∀゚)=3ハァハァ
あれ、ちょttなにsやmさd;おf;・んs
━━━━||Φ|(|゚|∀|゚|)|Φ||━━━━!!!
46 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:42:35.86 ID:m7WD/vjR
マジメにタル♂を口説き落として幸せに暮らす
それよりも
>>1の「・・・あっ」がとてもとても気になる。
48 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:45:58.64 ID:3MpJcR9/
そら、あんな事やこんな事いろいろされてんだよ
49 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:46:18.39 ID:Zqb/E6wK
白豚にな
50 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:48:59.09 ID:IxM3pVK8
俺の彼女曰く、俺と俺のキャラが似てるらしい。
ちなみにヒュム♂F6…
51 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:49:02.28 ID:IX5x63jB
ご主人様・・・苦い・・・
クポ
52 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 22:59:54.94 ID:74Hcn6/S
>>50 アパッチローポリだと結構イケメンじゃん
目の下の変な模様はともかく
53 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:07:10.83 ID:Mo184cNw
>>50 50「あんたってさ、自キャラに似てない?」
50「え、そう?そんなことないっしょ」
50「似てる似てる。いいじゃん、かっこいいんだし」
50「ありがと」
悔しくなんてないもん!
54 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:12:00.17 ID:1eLJRJo9
リアルで自キャラになるのか
FFXIの中に入るのかで全然違う
55 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:15:47.00 ID:TlElKKPQ
>>54 入ってるに決まってるでしょう
自キャラになってたらー・・・
まぁ、ミスラなので林間されるのは確定的。
56 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:17:08.09 ID:jq1qlkJe
テレポしたらどこに飛ばされるんだ?
最寄駅だとうれしいのだが。
57 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:20:47.22 ID:sXMDxh9y
タルになって♀キャラを下から合法的に覗きたい
58 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:22:11.28 ID:1eLJRJo9
タルなら女湯はいっても問題ないな
59 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:22:50.82 ID:7V4ewRWl
60 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:23:24.84 ID:ad7XA/qx
俺はリアルでミスラになりたい
61 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:23:26.88 ID:jq1qlkJe
>>57 タルの身長は70cm前後。目線がミニスカートの裾あたりで中を覗けない予感。
62 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:23:31.25 ID:IX5x63jB
赤/黒の俺様は最速で帰還できるぜ!!
63 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:24:10.96 ID:jq1qlkJe
>>59 HP自宅だからデジョンすりゃ戻るだろうが・・・テレポはどこよ(´・ω・`)
64 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:24:38.81 ID:1eLJRJo9
HPはお袋の目の前だな
オレと持ちキャラがフュージョンするとワキガルカになる
66 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:27:38.53 ID:ad7XA/qx
そりゃ〜あれだ。テレポ名古屋駅、テレポ東京駅、テレポ大阪駅とか揃ってるんだよ
67 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:28:55.31 ID:n91phf4s
=== Area: Live Networkgames@2ch
http://live19.2ch.net/ogame/ ===
//
/ .人 あ、ぽこたんインできないお!
/ (__) パカ
/ ∩(____) このスレッドは1000を超えたお。。。
/ .|( ・∀・)_ もう書けないので、新しいスレッドにインするお!
// | ヽ/
" ̄ ̄ ̄"∪
フレにホモ仲間が多い上ガルカに俺は凄いことになるな
69 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:34:49.57 ID:0iADkD1b
赤/戦タルだが、50制限でナイトソード+1を振り上げたらすごいことになりそうだw
朝おきたら暗くて狭い穴の中にいた。
こんな所で寝ていた所為か頭が重い・・・。
小さな扉を開けると回りに人が一杯いた。
皆がこっちを見てニヤニヤしている・・・
ちょっと気持ち悪いが・・・勇気を振り絞って愛想よく
「おいすー^^」といってみた。
71 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:40:11.77 ID:IX5x63jB
朝起きたら声と顔が変わってた
街に出ると瓜二つの顔と声の奴が多々見受けられる
あれ?これってなにしてもばれない?www
そんな俺はヒュムF2
72 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:41:07.08 ID:0iADkD1b
・・・とりあえず。愛用のマーシャルアネラスを室内で振ってみた。・・・こけた。
マーシャルナイフはエヴィサレーションの練習をしたら手からすっぽ抜けてモーグリのかばんを壁に縫い付けてしまった。
大量の属性杖、武器防具、弓、矢、着替えを取り出そうしたが自分の体よりでかい。
「こんにちはーこちら忍戦戦詩白ですが赤さんメリポいきませんか♪」
・・・泣く泣くことわった。サポ白必須以前の問題でこんなに杖もてない。てか着替え無理!
73 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:41:34.41 ID:GORhKAcu
2キャラ以上持ってる人は大変なことになります
例1
体:タルタル
頭:ガルカ
例2
体:ガルカ
頭:エル
手足:タルタル
74 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:42:11.57 ID:jq1qlkJe
テレポ東京駅で到着したらインビジかけてトラップの改札を通過。
会社近くの駅に着いたらそのままエスケプ。交通費浮いてウマー。
帰宅は15秒ぐらいで快適だな。雨の日もカサいらず。
75 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:44:21.97 ID:nnx54QsJ
>>74 地下鉄ならデジョンできるかも知れないが始発駅に出るぞ
インビジでも足音が聞こえるし、扉あけないと取れないぞ
乗り越えるとクライム使用でGMに飛ばされるから怖くてできねw
76 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:46:36.33 ID:ad7XA/qx
77 :
既にその名前は使われています:2006/03/11(土) 23:46:44.12 ID:0iADkD1b
町を歩くとけられるし、子供から「あそぼー」とか言われるし・・・。
フレに会った。とりあえず手を振る。
・・・ものすっごく体格差があるので怖い。てかなにを。
「うーんかわええのう」
/em ガルナイトは<me>を抱きしめた。
・・・骨がくだけるううううううw
「あら?」<me>脛しか見えないが女の声。頭を上げると胸しか見えない。誰かわからんので下がってみる。
「逃げないでよ!失礼ね!」「いや、誰か見えなかったので距離とったんだ」
外人フレにあう。「<me>sama-!!」
おもいっきり抱きしめられてキスされた・・・。
・・・もうちょっとこの世界にいても良いような気がしてきた。
とりあえずホモな俺はバスの鉱山にでもいってインビジかけてガルカにアレコレしてみる
79 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 00:03:57.71 ID:JcPgAX1t
俺はタルになるのか。
巣に行ってクロウラーに乗ったり、マンドラに肩車してもらってりして遊んでくる。
80 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 00:12:56.98 ID:8DY7/e8O
クラクラ使ってたら、左手だけ筋肉痛なんだけど。
81 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 00:13:24.02 ID:0VNvMp+O
82 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 00:14:04.79 ID:jahjRpcd
とりあえず股間に指挿入、胸もみしだく
83 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 00:14:06.66 ID:qPgGUBOC
いや そういう問題じゃないw
84 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 01:18:38.07 ID:jkv0OgFe
いい匂いのする汁が股の間から垂れてとまらない><
85 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 01:19:48.91 ID:l1aBGwqL
知らなかった
ヒュム♀って両足ともかなり凄い水虫だったなんて><
86 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 01:20:27.18 ID:EyOdkfB7
ちょっとドールさん、冷却液を股のパーツから漏れてますよ^^;;
ちょwwwwwwwwwwww禿マッチョは勘弁wwwwwwwwwwwwww
88 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 01:59:48.20 ID:TqfFv7Ng
モンスターはどうなんの?
89 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 01:59:58.95 ID:8UHb45u6
性別逆だったらかなり辛いな
90 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 02:01:58.23 ID:AWJYJNPb
やべぇ、俺ミスラだよ
うんこする時しっぽに付きそうで心配だわ
俺もミスラだ。
趣味の耳カキができなくなったらショックだ。
92 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 02:07:04.75 ID:rz/5gzLQ
93 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 02:25:54.37 ID:V2fl4E4E
そうか・・俺はボサタルになるのか・・・
お髭のおじちゃんにおしり開発されちゃう><
94 :
白さん ◆P8hw270mwc :2006/03/12(日) 02:56:22.83 ID:+euhFeD6
引退した俺は
「へんじがない。ただのしかばねのようだ。」
になりますか?
95 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:01:05.29 ID:3lQtpb8p
引退して新キャラで復活して、また引退した時のキャラだから
LVは30後半か・・・何も出来そうにないな
唯一の救いはイレースを覚えてる事くらいかな・・・
あれ?ちんこが付いてねぇ!!
96 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:08:29.74 ID:bFX8GwUA
中には、起きたら監獄の中だったって奴もいるのかね?
97 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:22:03.48 ID:wfMT4t1O
俺のキャラにたったいまいれかわったら、、
よかった モグハウスで軽装備 バッグに家具とか鎧とか入ってない
片手武器でも金属製の武器って結構重量あるからな
振り回せるまでにはかなり鍛錬必要 とりあえずロンフォで素振りを始める
98 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:28:15.83 ID:wfMT4t1O
そういえばRPGの世界に現実のアイテムを三つ持っていけるとしたらーって
スレが昔あったなw
俺のキャラはエル♀なので・・・
部屋にあるものだと
・とりあえず武器になりそうな模造刀 刃渡り70センチ合法品
・トイレットペーパー トイレあるかわかんないし
・自転車 移動に便利
>>98 じゃあ俺は
・FF用のサーバ一式
・ケーブル一式
・FFがインストールされたPC
を持ち込んで、ヴァナでFFやる。
100 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:34:25.81 ID:wfMT4t1O
・・・なんだ 目の前が暗い
目が覚めたら初めてみるのにやけに見慣れた場所にいた
なんで俺は南サンドリアなんかにいるんだ?
背中に背負った袋にはトイレットペーパーと模造刀が入っていた
脇には愛用のマウンテンバイク
おかしい 体のバランスがへんだ 股もスースーする
102 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:40:23.58 ID:wfMT4t1O
俺エル♀になってんじゃん!
・・・おもったより尻でかくないしムネはある、、、、そうじゃない!!
ああ これはゆめだ そうにちがいない 自己解決しとうとしていたら
なんか金太郎鎧をきたエルヴァーンがおれにつっかかってきた
「見たところ冒険者のようだが新人か? 私自らレクチャーしてやろう」
なんか目つきがエロイ なんだこいつは 心なしか俺のシリを見ている気がする ウザイ
とりあえず俺は夢の中だと思いこんでいこう
とにもかくにも先立つ物が無くてはいけない 俺は何か金儲けはないかと聞いた
「ふん 楽して金儲けだと? 新米の考えそうな事だ」といいながら
奴は裏通りの風俗店を指出した
とりあえず模造刀でこいつの脳天ミネウチしておいた
俺は中身は男だ 男の相手などできんわ
さっさとモグハウスと契約を結ぼう
俺は気絶しているエル男から冒険者優待券をくすねた
103 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:44:35.04 ID:wfMT4t1O
いきなり耳鳴りがした なんだなんだ!
よくみたら袋のなかに真珠のような宝石が、
リンクパールか! どうやってつかうんだこれ、、、
ああ。近づけてしゃべればいいんだな
同じLSにいるはずのタルからだ
「あれーー エル姉さんなんでレベル1なの?? しかもサポ無しランク1だし、、」
ウザイ糞樽め 何かってに人の夢に出てきてんだ とか思いながらも
行き成り目の前が真っ暗になり 気がついたらオレがエルになってたと
説明を始めた
LSタル「アリエナスwwww」LSヒュム「それなんてRP?」
煩い黙れ 俺の夢だ
104 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:46:04.90 ID:PSyrvIV9
またカマスレか
105 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:48:48.16 ID:f/tZ0Avc
もうリアル辞めてヴァナで暮らせたら
なんて思ってる廃人はどれだけいるのだろうか。
仮想的に入ったような実体験できたらそれはそれで面白そうだがな。
.hackだっけ?あれってそんな感じじゃなかったか?
106 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:50:03.49 ID:wfMT4t1O
とりあえず俺は口やかましいリンクパールを投げ捨てて
競売前にいるエル♀に冒険者優待券を渡した
50ギルをもらうことができた はした金だが今の俺にはありがたい
とりあえず食料品店で蒸留水をかってのんだ わりといける味だ
念のためこのエル♀にも俺の今野所今日を話したら
「シンの毒気に、、」なにいってんだこのやろう
南サンドリアの東にあるモグハウスに移動する途中の武器屋を覗いてみた
ブロンズソードを見せてもらったが死ぬほど重い これが片手剣かよ、
亭主「お嬢さんは両手刀をもっているようだがそれはオモチャだね?
侍を目指すにしてもまずはコレくらい扱えないとな」
腕力に自信はない とにかくモグハウスに急ごう
107 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 03:56:06.38 ID:wfMT4t1O
モグと初顔合わせ
すでに見飽きたウザイ顔だったがこのときはなぜかほっとした
サンドリアのモグハには暖炉がありすでに暖がとられていた
「ジョブチェンジするくぽーーー?」
とりあえず武器を扱う練習をするため戦士にしてくれとモグに頼んだ
突然体の周りに光が溢れた
別段かわった様子は無いが体がすこしたくましくなった気ががする
ジョブが戦死にもかかわらず両手刀(模造刀)は装備できた
冷静に考えれば当たり前だ 黒魔が両手斧をもてない道理も無いしな
俺は西ロンフォールへと向かった まずは素振りだ
108 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:02:20.69 ID:r9oj6YXN
>>73 メインヒュム♀1で倉庫がミスラ(ミーゴ)な俺が勝ち組み
109 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:03:26.67 ID:PSyrvIV9
wfMT4t1O
痛い
110 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:04:15.43 ID:wfMT4t1O
門をくぐる途中 最初に出会ったエルに呼び止められた
「たしか私はお前に冒険者としてのレクチャーをしていたはずだがいつのまにやら記憶が、、、」
きのせいだろう 初対面だ と言い張ったら納得していた
INTが低くて助かった
西ロンフォール入り口で武器の取り扱いの修行を始めた
20、、21,22、、ハァハァ
腕がもうあがらん、、STR最強種族なのに、、、
30分ほど素振りをつづけてから
小休止をしてワイルドラビットに戦いを挑んでみた
たしかこいつらはレベル1でも楽勝の相手だ
3分経過
このやろう いいキックもってやがるぜ。。いてぇ、、歯がおれた、、、
おれはレベル1未満の兎にもかてねぇのか、、、
敗走しはじめようとしていたとき どこからか暖かい風が流れてきた
易しい感じだ 疲れが癒された 傷も少しだがふさがっている
111 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:10:08.14 ID:wfMT4t1O
>>1:「<俺>にケアルーー!」
奴の頭の上にうかんでる名前には見覚えがある
>>1のIDだ
たすかった! これでかつる!
兎を倒した俺は
>>1の元にかけよった
>>1「あんたもこっちにきちまったのか、、、俺は元の世界に帰る方法を探しながら白魔をやっている」
ちょっとまってくれ 夢じゃないのか?
>>1「あんた そこの兎にフットキックくらって死ぬほど痛がってただろう?」
たしかに痛みを感じた、、、だけど、んなバカなーーーー
>>1は多くを語らないまま tellの仕方 サーチの仕方などを教えてくれた
心の中で■ボタンをおしてメニューを出せ、と。
心の中? ハァ? できるわけねーだr。。。。
できた 目の前にメニューコマンドが現れた
112 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:13:39.48 ID:uWgQok8A
行き着く先はマトリックスみたいに首にプラグ挿してFFをやる感じか
113 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:14:43.90 ID:8DY7/e8O
>>105 でも楽な世界じゃない?
ある程度レベルあれば、
三国周辺のザコ蹴飛ばして肉取るなり、皮剥ぐなりすれば金入るし。
それで食費は賄えるじゃん?
ジュノまで行けば転売で動かずに貸せげるし、
俺の捨てキャラがやってるトラップバザーなんか、平均週給600万だぜ。
何もしないで道端でウトウトしてるだけでこんなに。
今のこれが夢オチならなーって思うことは俺もあるよw
114 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:14:51.26 ID:l+1iphBQ
そしてGMが消しに来る。
115 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:21:10.14 ID:wfMT4t1O
>>1によれはネ実にあるとあるスレを開いた人間は
ごく稀にこちらの世界にきてしまうらしい
俺と
>>1は他にも取り込まれた人間がいないか探し出し、
かならず現実に戻る事を目的に冒険者としての仲間の誓いを立てた
ヴァナに降り立ったはじめての夜は
>>1のモグハウスに泊めて貰った
野兎のグリルとウィンダスティーとタルタルライス
タルタルライスを炊くレシピは無かったので家事ギルドで釜を作ったと
言っている ゴハンがこんなに美味しいと感じたのは初めてだった
モグウハスにも風呂があるらしい 共同浴場だったが。
たとえ自分自身であっても俺と
>>1は普段みなれない女の体に
/blushしてしまった
116 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:25:21.73 ID:PSyrvIV9
めずらしいね
ここまで笑えないネタは
117 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:30:58.20 ID:f/tZ0Avc
>>113 確にそうかも。BCで一発あてれば1ヶ月は安泰だしな。
漏れのキャラは調理スキル上げてたし、調理でまったりもいいよなー。
いまのリアルより生き甲斐がありそうだなw
とか思ってたら悪くないなぁなんて考えてしまった。
118 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:31:11.92 ID:wfMT4t1O
だがしかし。
いくらモンスターとはいえレベル1の兎にやられそうなったオレが
この先ヴァナでやっているのだろうか
下手すりゃ明日あたりミミズのストーンで昇天してるかもしれん
>>1「この世界に生きる人間にはすべて魔力がやどっているらしい
おれも実は何度も死にいたる大怪我をしていたんだが-」
なんでも首を切り落とされたり木っ端微塵にならない限り回復するらしい
けどやっぱり手遅れになる事もあるので気をつけろと言われた
レイズはあくまで自然治癒力を高めるケアルで追いつかない怪我を治す
ケアルの発展系にすぎないらしい
戦闘不能で済まされないのは困る。
119 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:35:24.86 ID:Y/9eM9id
このスレ見て寝たら・・・
朝目が覚めるとミスラに。
知らん女2人に服ぬがされていじられて…気持ち悪くてめっさ声あげて抵抗したけど
段々変な気分になって声が出ず力も出ずで苦しいのをじっと我慢、涙が止まらない。
そしたら今度は男がきて口に無理矢理入れられて下と胸は女にいじられて
今度は声が止められず、でもイヤで気持ち悪いけど気持ち良くて・・・
はっ!と目覚めたら俺何かくわえてて、よく見ると焼鳥・・・横見ると姉が焼鳥食いながら
「いや、あんたの目覚まそうと思って焼鳥口に入れたら泣きながら食べ始めたからさ」
「うまいのかなー?思って口に刺してみた。それ2本目だからあんたあと3本ね」と。
なんか凄い複雑な気分です・・・
120 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:37:34.85 ID:7HUmJWYB
翌朝、俺と
>>1はPTを組んで再びロンフォールに向かった
レベル1のままでは何もできない。
前回はウサギに苦戦したのでミミズに標的を定めた。
・・思ったより強い。早くも息が上がってきた
気が付くとミミズの太い体が足首に巻き付いていた。
くっ、、早く逃れなければ!だが俺の思いとは裏腹に体に力が入らない
ミミズの体が太ももにジワジワと巻き上がってきた
ちょっ・・・あうっ!だっだめ・・・
そして
>>1の目の前で俺は
121 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:39:10.43 ID:wfMT4t1O
翌朝 おれは
>>1と別れ最初に会ったエルに会いに行った
今の俺には400ギルのブロンズハーネスも200ギルのブロンズソードも
高すぎる
アルバイトとかなんでもいいから仕事がほしかった
エル「んん? 新米に出来る仕事など、、そうだな 宅配などどうだ?」
最近は冒険者の競売と宅配利用が活性化して 国内の宅配人がてんてこ舞いだそうだ
競売出品の際の手数料から給料が支払われるらしい
市街での仕事なら危険は無いはずだ 体力の無い俺にも出来そうだし
俺はオークション管理人の下へと急いだ
122 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:48:07.36 ID:wfMT4t1O
サンドリア競売所は相当の人手不足らしく 即採用となった
「荷物運びなんてそこらのあぶれ者にやらせればいいんだよ 冒険者ならもっといい仕事がー」
すんません 見た目はStR最強エル♀でも中身は20台のひ弱な小僧です
「そういえば細菌あんたみたく冒険者なのにここの仕事やらせてくれってのが二人きたねぇ」
え? それって つーかゲーム上の仕様じゃ俺と
>>1以外できないし
「ああ あいつだ おーーーぃ
>>120〜」
俺はとっさにネムリタケを箱詰しているガルカに見入った
頭の上にはID:7HUmJWYB。 あんたまさか、、、、
123 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:49:01.05 ID:l+1iphBQ
やべぇ、
きめぇ。
124 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:56:22.29 ID:wfMT4t1O
なぁ! あんた あれだろ??
あのスレみてたんだよなぁ??
>>120:「・・・・」
>>120は黙々と出品された食材の仕分けをしている
おれ 昨日
>>1に合ってよ! 一緒に引きこまれた奴らさがそうってー
>>120「・・・・」
>>120「俺は、」
「俺の名前は
>>120 名前はここの親方につけてもらった。。。」
「ID:7HUmJWYBという数字も自分の本名も忘れたんだ・・・」
自分の名前を、、わすれた? そんなわけねーだろ??
何県のどこに住んでたとか覚えてんだろ??
125 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 04:57:05.94 ID:4ifpLqB2
まぁこれはこれで面白いので完走してくれw<wfMT4t10
・・タルタルの体というのは大変だ。いきなり3歳児に戻ったのだから。
(幸いにもゲームのグラそのまんまではなかった。アレでは転ぶ)風呂に入ろうと思ったら洗面器で足りるOrz
むしろ浴槽に入ると溺れる(俺はこの体では泳げないらしい)。
剣を握ろうにも剣がもてない。とりあえず飯を食おうにも所持金が500ギルwwww
・・・そういえば裏にいって金をつかっちまったな。
下層に出てにんにくせんべいを買って/sitして食べながらため息。そうだ。魔法を使えないだろうか。「けあるー」・・・無理だな。
・・・辞書登録した内容を思い出すc3→(変換)→/ma ケアルIII <st>
すらっしゅえむえー空白けあるあいあいあい空白かっこえすてぃかっことじる
→<me>のケアルIII! ○○のHPを150回復。
○○は劇毒サソリの爪を失った・・・。
全速力で逃げた。サポはシーフだったらしくてよかった。
126 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:03:16.79 ID:wfMT4t1O
「わすれたんだよっ!!!」
>>120と名づけられたガルカはその太い腕を振り回し
俺を振り払った。
親方「おいおい 喧嘩はよそでやれや!! これだから冒険者は、、」
「おれはいつこっちの世界に来たのかも 自分が誰だったのかも」
「全て忘れたんだ、腐った魚のような目でいた俺を親方は拾ってくれた」
初めてヴァナに放り出された時の事 俺と同じで兎相手に瀕死になった事、
2ちゃんの事
>>120にとってそれはすべてもう古い思い出になっていた
「現実世界の俺はきっと、FF11と2ちゃんばかりのダメ人間だったんだ
だがここではちがう 体力自慢のガルカで、仕事もある」
127 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:10:46.52 ID:wfMT4t1O
皆の競売所に配達にいった際、もう1人の雇われ人も見つけることが出来た
奴の名前は
>>119 >>119はミスラだった 中の人の趣味が丸見えだった
彼(彼女?)はミスラで黒魔をしながらここで収入を得ているらしい
「魔法は一個一個暗記しなくちゃなんなくてね、、、いつもスクロール持ち歩きよw」
>>120とちがい笑顔を見る事ができたが
彼女もすでに現実世界の出来事は思い出に風化してしまったようだ
「
>>1にあったらいっといてくれよw あのスレ覗いて後悔てねーよって!」
俺はそのとき初めて魔法を見せてもらった
正確には昨日
>>1にケアルをかけてもらっていたが瀕死の時だ 覚えていない
>>119からもらったつり竿で一緒に堀ふなをつってファイアで焼いてみた
・・・消し炭になったじゃねーか てめぇINT上げすぎなんだよ!!
128 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:21:54.28 ID:wfMT4t1O
冒険者には給料日払いが基本らしく 働いたその日からギルにありつけた
俺と
>>119は北サンドリアにある蒸気の羊亭で夕食を共にした
>>120はチョコボ厩舎でチョコボの世話があるとかでさっさと帰ってしまった
「そういやあんた こっちにきてからパーティーってくんだか?」
いあ そんな余裕ないだろ 兎相手に瀕死だよ、、、
「うひひw まぁ俺たち以外の奴らは「プレーヤー」だからな、」
「俺も初めてPTくんだ時は 魔法も暗記できてなくて お荷物だったなぁ」
「そもそもすごい距離移動するだろ? 俺ら生身だからよ、、w」
>>119は当面は野良でのPTを諦め
>>120とペア狩りをする予定らしい
「まぁ生身っても普通の人間じゃねぇからな 鍛えればスーパーマンよw」
その後帰路につく途中 全力疾走してたら「ツールですか?」と
意味のわからない対話が届いた
ID:wfMT4t1Oの語りは面白いね。
なんかそんな短編があっても良さそう。
130 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:30:35.38 ID:wfMT4t1O
俺は今日も
>>1のモグハウスを訪れた
なんとなく1人はいやだった こわかった
いつまでたっても
>>1が還ってこないのでベッドを拝借していた
深夜未明。モグハウスに管理人数名がなだれ込んできた
「<俺>さんは
>>1のお知り会いですね?
>>1さんが呼んでいます」
え? なんで直接本人がこないんだよ
おれはわけのわからないまま北サンドリア教会の救護室へと連れて行かれた
そこには血まみれの
>>1がいた・・・
131 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:31:42.65 ID:4ifpLqB2
あーそうか。サポ問わずに全力で走れるのか。まぁ疲れて動けなくなるからほどほどにね。
*****
・・・とりあえず体より大きい荷物問題はゴブリンの店で小さなバックを作ってもらって自己解決したが、
(ベッドや恐竜すらぽいぽい入るが人間は入らない不具合)
武器がもてないのは致命傷だ。赤/戦なんだから盾や矛もせねばならんっていっても今の俺ではバタリアのトラにすら勝てそうにない。
・・・てか、まず50制限用のナイトソードがでかすぎて体よりでかいのはなんとかならんのか。
マーシャルアネラスはなんとか振るえるようにはなったが・・・ライトニングボウ+1・・・俺、弓術なんてしらんぞ?
132 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:36:53.59 ID:4ifpLqB2
蒸気の羊はバス港。
サンドリアには3つあるね。南の不死鳥の止まり木、北の獅子の栄光、港は忘れた。
133 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:42:27.16 ID:wfMT4t1O
蒸気はバスかぁ そこらへん曖昧だぜえええええ
「いでえ、、いれえよ、、、」
>>1はまともに口も利けない 酷い怪我だ
だ、、だいじょうぶだ この世界にはケアルもレイズもある
俺の折れた歯だってケアルで生えてきたんだし
だいじょうぶだ、、だいじょうぶ、
俺は震え出した
>>1がしんだら
>>1が消えたら、俺は
一人ぼっちになる。 共に元の世界に戻る誓いを立てた仲間が
修行僧さま! はやくケアルIVを! いやむしろレイズIIIを!!
「・・・この物に、楽園への扉が。ひらかれますように。」
何いってんだよ? 両手合わせて祈ってるばあいじゃないだろ??
「この者は、女神アルタナ様に召される時を迎えたのじゃ」
ちょっとまってくれよ、、、、、
こいつ 助けてくれっていってんじゃ? まだ生きてるじゃん?
134 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:48:30.91 ID:wfMT4t1O
>>1は1人で修練をするためラテーヌに出ていた
運悪く雄羊に絡まれ力尽きたのだ
通りすがりの白『
>>1さんにレイズー』
『あれ? リセキ中かなw』
『レイズかけておきましたよーw』
>>1は 起き上がれなかったのだ。
「また無茶なバカがご冥福っと。 ほい ここサインしてね」
「冒険者は住所不定だから書類にこまるんですよね」
俺は事務係を殴り倒して
>>1を背負って教会を飛び出した
・・・南サンドリア、入り口、、!
オレがこの世界に来た時たまたまかけていた自転車はそこに投げ捨てられた
ままのはずだ こんな宗教臭いところじゃなくバスやウィンならマシな治療が、、!
無我夢中だった オークにおわれ ゴブリンにおわれ
追いつかれれば1秒で終る
135 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 05:56:25.82 ID:wfMT4t1O
自転車という本来存在しないものに載っていたせいか
PCに認知される事は無かった
背中には生暖かい感触が
>>1の血だ
血がとまらない、、
俺は袋にはいっていたトイレットペーパーで患部をぐるぐる巻きにした
>>1はミスラで小柄だったため 止血するには事足りたが。。。
どんどん青ざめていく、どんどん どんどん
俺はセルビナにむかった バストゥークにいくには洞窟を通らなければならない
レベル1では無理だー ウィンダスへー、、、、
まにあうわけない まにあうわけがない
136 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:00:13.66 ID:8DY7/e8O
>>117 だろw
毎日電車揺られて、仕事したふりして、劇的には変化しない収入で
たまにおいしいもの食べたり、遊んだりささやかな幸せで満足する日々よりも、
NM見つけてやったー!とか
BCで大当りやったー!とか
今日は船で趣味の釣りして、ちょっと上手になって
ついでに魚売ってお小遣げっととか
片手間で職人気取りしたいぜ俺はw
137 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:02:03.36 ID:wfMT4t1O
砂丘でゴブリンにつかまった俺達は
意識不明の重態となり
衛生兵にOPに運ばれたらしい。
俺は翌日目がさめた OP厩舎の白魔の看護により
俺は蘇生する事が出来た 体が痛むが動けない事は無い。
俺はわずか二日で3人と知り合い 1人を亡くした
>>1はここに運ばれてこなかったらしい
転がっていたのは俺だけ
138 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:03:03.62 ID:XkNFIP0J
俺チョコボ堀師
多くもなく少なくもない収入を求めて世界中をチョコボで疾走する毎日
廃品回収行みたいなもんだからなぁ
139 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:06:51.00 ID:wfMT4t1O
ゴブリンの攻撃一撃で俺は地面に屈した
血がとまらない 腹を割かれた、、内臓がでてる、、
>>1「け、、、けある、、、」
え??
>>1は俺にケアルを唱えた
ゴブリンのタゲが
>>1に向いた
「おれ・・ゎ ここでしぬのが、きっと きまっていた」
「かぇれると、、ぃぃ ね」
>>1はタゲをとったまま夜の砂丘へ消えていった
俺はそのまま 意識を失ってOPに担ぎ込まれた
140 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:10:14.20 ID:VuGXn5wX
今、起きたら下半身裸でまんまんが濡れてた・・・コワッ・・・
141 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:15:18.30 ID:wfMT4t1O
その日は丸一日 OPの部屋で寝ていた
>>119と
>>120に対話をする気力も無かった
競売のバイト 二日目でいきなりサボったから、クビだな。。。
日が落ちてから砂丘に出てみると
レベル10代のプレイヤーがれべるあげをしていた
まったく痛みを感じないで血も流さないで敵に殴られ 殴っていた
その中にたまたま昔からのフレンドがいた
事情を説明する気はおきなく、
「・・・悪いけどウィンダスまで護衛してくんない?ww」
かれはサンドにもどったあとジョブチェンジをしてチョコボで駆けつけてくれた
サンドに戻りたくはなかった。
142 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:23:55.86 ID:wfMT4t1O
マウラへとむかう定期船の中で 俺は
>>119に
>>1が死んだことを伝えた
共に哀しんでくれ、機会が出来たらウィンダスまできてくれるといっていた
砂丘からウィンダスまでは丸二日かかった
リアルでは1時間程度だが俺にとっては現実に二日だった
時間の経過が違うのか 護衛してくれたフレは時々無反応の人形だった
ウィンダスは元々好きな国だったし俺は以前シャントット博士が
話していたことを思い出した
『この世界そのものが誰かの空想なのかもしれない』
何かわかるかもしれなかった 保障も何も無いけど。
143 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 06:24:44.48 ID:wfMT4t1O
ごめwwwねるwwww(´A')
144 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 07:00:18.50 ID:/bxayItN
146 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 08:06:06.28 ID:6H7sOhRe
ミスラは死なん
何度でもよみがえるさ!
FFじゃなくてMHのきゃらがいいな
んでガンランスで斬って切って気って
撃って打って撃ちまくるんじゃー
はわわー
腕が向いてはいけない方向を向いておるー!
どうやらガンランスの衝撃は常人には耐えられないようだ
MHのキャラになっちゃったら初っ端ランボスに食い殺されそうだ
148 :
白さん ◆P8hw270mwc :2006/03/12(日) 08:58:04.65 ID:+euhFeD6
スペランk
FFDQに似たようなスレがあるな。
もし目が覚めたらDQ世界の宿屋だったら〜っていうSSスレ。
ゆっくりと視線を下に向けると
そこにはうっすらとピンクに染まった
柔らかそうな胸の谷間が
呼吸に合わせてゆっくりと上下していた。
股間の小さな割れ目が
薄いショーツの上からもよく分かる。
興味本位で下着の上から
そっとツボミを擦ってみると
ボンヤリとした疼きが股間を中心に体の中に広がり始める
目が覚めたらオークになっていたっていうのがおまいらには・・・
152 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 11:01:02.31 ID:4ifpLqB2
>>151 スレタイミロ。自キャラ限定だ。
それはガルカの間違いだ。ほら、道行くタルタルが座り込んでるお前にじゃれ付いてくるだろが。
153 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 11:09:07.58 ID:4ifpLqB2
タルタルの生活に慣れた。
一応剣も使えんこともないが転売。合成で生活は成り立つ。
しかし・・・ガルカとエルヴァーンは結構。いやかなりの体格差があるので怖い。
というか蹴飛ばされまくる・・・。
座ってるガルエルに甘える形で座るほかのタルタルと一緒に座ってみる。なかなかいい。
「ねぇねぇ僕ねぇ・・・」
・・・しゃべり方が子供に戻ってしまっている・・・Orz
154 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 11:17:05.91 ID:yv7JUwDP
俺ナイトだ…マゾじゃないのにorz
冒険者はヤバ過ぎる。
散々部屋の中の生活で鈍った体なのにいきなりLv75でひっきりなしに連れてこられる
巨大で異常に堅い悪魔ども相手に戦闘を繰り広げないといけない。
時々空蝉張替えに失敗して相手のハイジャンプから繰り出される必殺の一撃で
全身を砕かれ極寒の地にて身動きも出来ないほど打ちのめされ倒れるなんて想像できない。
一瞬の油断で悪魔のにらみをかわせなかったが為に数分の後猛烈な吐き気と苦痛で
倒れるなんてありえない。超巨大な竜と戦って灼熱のブレスに身を焼かれたり強烈な
衝撃波に吹き飛ばされて全身打撲で死んだり、本当に大変。
なのに倒れる直前まで無傷の時と同等の力で攻撃を繰り出さないと周囲の仲間から
冷ややかな目で見られるからもはや血反吐吐きながら常時全力疾走。
こんな事したら絶対死ぬ。1時間も狩れないうちに死ぬ。
156 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 11:32:57.90 ID:3lQtpb8p
この体になって数日がたつ
なんとかコチラの生活や体には慣れてきた
だけど1つ問題があった、それは
夜に何もする事が無い事だ
だから夜は1人モグハウスでベットに
横になり早く寝る事にしている
その日は寝付けずにいた、そっと自分の
体に触れてみる・・・「くぅっ」今までに
味わった事のない快感が背筋にはしる
(そおいえばアノ時は男の10倍の快感だと聞いた事がある)
と変なことを思い出す
(何を馬鹿な粉とを・・・忘れよう)
だが一度覚えてしまった快感は体が覚えていた
体が疼く・・・体がほしがっているのが解る
横を見ると相変わらずモーグリが居た
(モーグリってオスだっけ・・・付いてるのかな)
(してみたい・・・)苫等なかった
そしてモーグリに声をかける
俺としてではなく、私として・・・・
157 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 12:38:53.62 ID:f/tZ0Avc
>>136 じゃあ漏れも>136も実体験できるFFオンラインが出たら帰らぬ人になりそうだなw
>>143 なんだかんだ叩かれつつも乙w
ポーションはやっぱりあんな味なのかな?w
って、あれ?ちょww
この部屋、モグハウスじゃない?wwヤケに地面が近くなったようなー?
右手には携帯、それ以外は何も無かったり…?
158 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 12:40:30.44 ID:gdnZflI5
みんなの話は面白くないのが面白いw
159 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 12:50:08.38 ID:L5Hw+wlc
ん…なんかついてる…
朝起きたら自キャラになってたらだって?
うーん、とりあえず揉むね。
いや、何のことかは分かりませんが。
朝、目がさめると俺は古墳のド真ん中に立ってた。アタマが痛い。なんか疲れてる。
あたりは気持ち悪いくらい静かで、生暖かく乾いた風が吹き抜けてて、薄暗い。
俺、なんかエルオスの初期装備着てる。軽いけど丈夫そうだ。腰には剣が一振りだけ。けっこう使い古してるけど、刃こぼれ一つない。
竹刀と比べ物にならない重さだが、持ったときのバランスは悪くない。たぶんイイ品なんだろう。
・・・いや、そうじゃなくて。
【/anon】のまんま。俺のジョブが何なのか、何レベルなのか、自分でわからない。何ができるのかもわからない。
自分でわかんないなんてありえねぇ。ちくしょう。
昨日、偶然見たスレのみんなみたいに、1LVサポ無しだとしたら・・・。
したたっ、したたっ、という四つ足っぽい足音が背後から近づいてくる。
ヤバい。
わかんないけど、ここにいたらヤバい。
狭い通路のずっと先に、たいまつが燃えてる小部屋がチラッと見えた。中で歩き回る人影がある。
助かった。誰かいる。
俺は、全力でダッシュした・・・。
162 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:16:54.72 ID:yXt+e78p
てことは話が面白いとつまらないってことに・・あれ?
163 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:34:47.09 ID:xvg31LSY
老後はのんびり釣りでもしながら悠々自適の生活をという夢と
エル爺で堀ブナ釣ってるヴァナでの日常がここに来てシンクロ
最高かもしれない
164 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:39:00.11 ID:hbFre7s0
文才の無いヤツばかりだな。
165 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:39:05.42 ID:qPgGUBOC
向こうは気候とか緩そうだしな 四季ないし
166 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:40:35.88 ID:9EKxswGY
ガルで赤なワシは執事喫茶開店で大もうけできるかな。。
ダメかな?
167 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 13:59:44.19 ID:6H7sOhRe
ミスラなオラはみんな(ミスラ好き限定)に夢を与えます
倉庫キャラにメイン装備全部ぶっこんでエース上げてる人は悶絶死しそうだな
169 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 14:06:27.96 ID:5Rr37vBO
ID:wfMT4t1Oの話結構面白かったな
こういうのをヤンガンで連載してくれたらいいのになーと、ふと思ってしまった
170 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 14:07:46.54 ID:yaLMkHno
171 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 14:18:47.06 ID:u41fXtXA
>>1 Lv75になった気分はどうよ?
パンピーはLv5だからな。
やっぱ、パンチングマシンで100とか普通に出しちゃうわけ?
172 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 14:21:27.46 ID:rNlWWv0b
タルな自分はどうしたらいいですか!わかりません!
>>170 禿同
乾いた埃のつもる石床を、猛然と走る俺。後ろなんか振り向けねぇ。
生臭い臭いと、したたっ、したたっという足音が、どんどん近づいてくる。
俺は死ぬ気でダッシュした。
たいまつの燃える小部屋まで、あと少し!
ゴゴゴゴゴ・・・。
ぶ厚い石のシャッターが降りてきて、目の前で閉じた。
振り向くと、そこには頭の上に Hell Hound と名前の出てる獣が牙を剥いていた。
「HELP! 【助けて!】 くそったれんwdgfwくぃふじこx!」
174 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 15:09:52.61 ID:yXt+e78p
したたイイw
175 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 15:13:30.99 ID:0qYvj9e+
異世界放浪モノってのはネタとしてありがちだからね。
リアルの知識を披露して信頼を築いて、権力者の目にとまり活躍して英雄に成り上がる。
なんてのは定番中の定番。
177 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 18:30:19.71 ID:wfMT4t1O
サンドリアと違いウィンダスは常夏の国
建築物が総じて小さくやや腰にくる街だが
モグハウスは規格が統一されていてすごしやすい
シャントット様に謁見を求めたかったが俺はランク1のレベル1 しかも他国の冒険者
現在のところウィンダスはリージョン支配は3位 移籍には4000ギルが必要のはずだ
PCの俺ならそんなものははした金だった 4000どころか400万だってある
ソロでNMだって倒せていた
俺のキャラ すげぇ強かったんだな
実際はタイニーマンドラゴラ相手に、敵の速さについていけずにいる、
今ここで倒れても もうケアルを掛けてくれる>>1はいない
タイニーマンドラゴラを倒す事は出来た 土クリも手に入れることが出来た
初めて手に入れたクリスタル、この世界の道具だ
体中に打撲と青済み 痛みが弾かない ポーションを買う金はなく、
タルタルがバザーしていた20ギルの岩塩と道端の草をすりつぶして
傷口にぬりこんだ いてえ、、、
178 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 18:34:04.79 ID:1yGkfY6W
ネカマ大杉
179 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 18:34:34.13 ID:f/tZ0Avc
お、きた?
何度味わってもデジョン酔いする・・・とかあるんだろうなwwwwwwwwwwww
181 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 18:49:14.96 ID:wfMT4t1O
いいかげん 殺傷力の低い模造刀では限界が来ていた
刃は欠け 獣の血で錆び付き始めていた
FFの世界じゃ武器は劣化しないはずなのに、、
今日は3時間東サルタバルタでマンドラゴラと蜂と戯れた、
戦かは土クリ3個と蜂蜜4個 火クリは高級で今野俺には買えない
調理ギルドでカマドを借りて、蜂蜜を煮出した
今日でオレがこちらの世界に来て一週間になる
五日前
>>1が死んだ事も
>>119や
>>120の事
現実の事 俺は忘れないよう書き留める事にした
そうしないと俺も全て 忘れてしまいそうだった
FFのフレンドには毎日リアルの事を聞いた
時間軸が異なり 対話を送ってから戻ってくるまで10分以上掛かる
『わりwwリセキしてたw』
24時間後に返事がきたこともあった
そういやよく考えると3時間のPTってヴァナでは3日なんだよな。
寿司+1 3個とかで3日間ぶっつづけで戦闘とかある意味拷問じゃね?
183 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:10:35.07 ID:yXt+e78p
きっと寿司一つがとてつもなくデカいんだよ
184 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:10:55.74 ID:e7YISZYV
ヴァナ人の胃は物質を全てエネルギーに変換できるんだよ。
185 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:11:56.50 ID:wfMT4t1O
モグと煮出した蜂蜜を分け合った
量は多くなかったが疲れた体に甘い物はとても嬉しい
体中が痛む やっぱり最初は市街でできる仕事にしよう
俺はモグと相談し ウィンダスに移籍した後は赤魔を始める事にした
それほど肉体労働はいらないし 理数系科目がやや得意だった俺には
ガチで殴りあうより魔法の方が向いていそうだった
とにもかくにも 土クリを売却して出来た900ギル
残り3100ギルは都市で稼ごう
ウィンダスのモグハウス管理人は気性の荒いミスラだ
サンドリアから手配書が回ってないか心配だった
186 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:13:17.47 ID:qV/Wk2Nl
朝起きると自キャラか、、、、
エル爺のオレは寿命がきてすぐ死にそうだな。蓄えも10万ギルくらいしかないし
ヒュム♀F8とかきて介護してくんねかーな
187 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:15:43.84 ID:6H7sOhRe
れべるとかけいしょうされるんでしょ
俺は普通にミスラになったらウィン外のヤグードとっ捕まえてレイプするね!
188 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:17:38.58 ID:mBIVeBbj
イケメンにしておいて良かった
189 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:17:46.66 ID:e7YISZYV
食肉系統の中の人きたー
自キャラになってたらまず一言
「げぇ!下着が皮膚に張り付いてる!」
オナニー小説書くのはいいけど下げろ。
別に興味ねーし上まで登ってくんな。
192 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:23:00.80 ID:AWJYJNPb
わざわざ見なきゃいいじゃんwww
193 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:23:32.44 ID:mImt4iCO
おれハゲガルかよ!
194 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:25:42.21 ID:6nmjcfy9
的外れな解決方法で吹き出したw
195 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:26:14.45 ID:2hhbtuzK
俺はエルメスになってるのか・・・・悪くないな(*´д`*)ハァハァ
寝起き想像してたらチンコ起って来たw
真性ショタの俺にタル男化はつらすぐる。
倉庫でいいか?
197 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:27:39.28 ID:Twxhfkju
俺ならインビジしてまずは○○○だな。
198 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:38:38.01 ID:f/tZ0Avc
199 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:40:42.50 ID:6H7sOhRe
男はつらいよ。
200 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:41:16.54 ID:wfMT4t1O
翌朝 俺は森の区の競売に向かった
「よくぞきやがったな! マイ競売所へ!」
そんな臨戦態勢でいきまれても困る
とりあえず敵と戦わなくてもすむ仕事を探しているんだが、
なるべく体力つかわんやつで?
「ああ? おめぇチョコボ免許あるかぃ?」
・・・このキャラはないな レベル20必要だし
ともかくシャントット博士に合わなければならない俺は頼み込んで
アイテムの仕分けの仕事をもらった チョコボが使えれば
他国への宅配がおこなえ給料が上がるらしい
201 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:42:06.56 ID:Twxhfkju
タル男でもかわいこぶりっこして/panicでもしてればエルメ♀がよってくるぞとアドバイス
203 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:44:46.87 ID:UqYK1FSD
エル♀として起き上がって事態を理解したらまずは鏡を買ってきて寝起きポーズに萌え、
起き上がって眠そうに目をこする姿に萌え、赤AFを着てポージングして萌え、
その他色々ある装備を次から次へと着替えて一通り萌えた後外に出てリアルなゴブリンや
マンドラを見て萎えて、剣で切り刻み魔法で焼き尽くすという残酷な一連の行為をしてみたい。
その後は考えていない。考えたくもない。
>196
よく考えたら見てハァハァする分には困らなかったな( ^ω^)
しかも俺一応自国じゃ誰も知らない者は居ない英雄ぽいし。
多少のアレは許してもらえるかも試練。
205 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 19:55:22.80 ID:GDF8mW+v
ここは・・・どこなんだ・・・
火薬の匂いがする
訳が解らずぼーっとしていると、何かが背中にぶつかってきた。
ガルカ 「そんなとこに突っ立ってんじゃねえよ!」
恐そうなガルカだった
気の弱い俺はとりあえず謝ることにした
俺 「ご、ごめんにゃさい・・・」
・・・ん?なんだこの違和感は
ガルカ 「次から気をつけるんだな、ミスラじゃなかったら死んでたぜ」
――なんと俺はミスラになっていた
俺 「わかったにゃー」
206 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 20:03:13.22 ID:nnG0ik2A
レンタルハウス……。そこで俺は目を覚ました。
「ふぅ……出発まで時間はあるかな……」
昼過ぎから親友のミッションを手伝う約束だった。
そのため装備の確認をしなければならなかったが、まずは目覚ましに水を飲もうとカップに手を伸ばす。
「……え?」
普段見慣れない真っ白の手があった。
2〜3秒自分の手を見つめたあと、すぐに鏡の前へと移動した。
「……ぇ?ぇえっ!?」
そこには栗毛色の女がいた。自分の価値観からすると、平均以上の顔であろう。
しばらく自分の顔を眺めていたが、急に邪な好奇心が湧いてきた……。
「どんな感じなんだろ……」
おもむろに自分の胸に手を伸ばし、やさしく揉んでみる……。
「……ぁ…」
自分の身体とわかっていたが、急速に顔が火照っていくのがわかる。
「柔らかい……」
顔の火照りが全身に回った頃、その手は下半身へと自然に伸びていた。
(そういえば……こっちはどうなっているんだろ……)
そう思いながら下着の中に手を潜らせ、その指を花弁へと
(省略されました。続きを読むにはこちらクリックしてください)
目の前の獣は、動物園にいる白熊くらいデカく見えた。腐ったような息が俺にかかる。
ここで死んで部屋のPCに入ってるアレとかソレとか、妹にバレたら絶対ヤバい。
俺は必死だった。
「HELP! 【助けて!】 くそったれんwdgfwくぃふじこx!」
どごぅん、というどっかで聞いた音がして、腐った獣は後ろを振り向いた。
分厚い石のシャッターに追い詰められた俺を放置して、獣は音のしたほうに走っていき、金太郎鎧に剣に盾を持った奴と戦い始めた。
助かった・・・。
俺はその場にへたり込んだ。
そいつは小一時間も腐った獣と戦い続け、ボロボロになりながらも叩き伏せた。自分でケアルをかけていくらか顔色がよくなってから、俺のほうに近づいてきた。
きらきらした光がそいつを一瞬だけ包み込んで消えると、爪の大怪我も血の痕もサッパリとなくなっていた。
俺はその間ずっとしゃがみこんでいたおかげか、疲れた頭と体が少し元気になった気がした。
“YO! そこのナイスガイ、だいじょうぶか?”
早口で、たぶんそう言ったんだ。英語だった。
ログを見て文字を追っかけるならできる。でもNAのヒアリングなんて無理。
英語があまり得意じゃないことを、なんとか言葉にして伝えた。
この古墳から出たいということも。
【ありがとう】【エルディーム古墳】【外】【人】【かえれ】【はい、お願いします】
ちゃんと伝わっただろうか・・・?
209 :
既にその名前は使われています:2006/03/12(日) 23:23:58.62 ID:Y8JBcmVV
うーん… あっ、遅刻する!
って…こんなに殺伐とした部屋…どこかでみたと思ったけど… 何だろう。
そして、ベッドがヤケにたかい。肩のあたりまでありそうだ。
特大ベッドかと思っていたが、立っているうちに地面が近いことがわかった。
もしかして…なにか体に変化が?
着ているものは…茶色っぽい服。手は指が大分短い。
鏡をみたかったが、そこらへんには見当たらなかった。
代わりに部屋に水が流れている溜池のようなものが…。
水を覗いてみるとそこには…
深い青の後ろで縛ってある髪の毛、横に大きくなってる耳、そして黒っぽい鼻…
見覚えがある…自分だ。いや、自分のFF11の使用キャラだ。
SS書いてる人が居たから書いてみたけど、漏れは文才ないわw あとは頼むww
210 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 00:26:27.63 ID:vVa5Z00C
昨日は突然のことにパニくったけれど、今日になったらタル頭身でもあまり頭をグラグラさせずに歩けるようになり、余裕も少し出てきました。
まだ、よくこけるけど昨日ほどは転ばなくなりました。LS会話、tellのコツもつかめてきたし食べ物が高いことと、トイレが無い以外はここの生活もそれほど悪くはないみたい
とはいえ、こう食べてばかりではすぐにお金は尽きてしまう・・・、クリスタルの使い方もイマイチわからないし・・・。
虎 牙
ふと頭にこんな言葉が浮かんだ・・・ううん、コレは相当効率悪い・・・。とりあえず、西アルテパの蜘蛛から網でもいただこうか。そう決意をして外に出たら・・・
あれ?暗い・・・つい20分ほど前は太陽が頭の上にあったのにな。まぁ、いっか。お金はまだ残ってる。明日から金策を始めよう・・・
“オーケィ、わかった。外まで護衛してやるよ”
どうやら通じたらしい。俺はホッとして、そいつにサンキューと言おうと口を開きかけた。
“報酬をくれ。その【片手剣】がいい。すげぇ剣だしな”
「ダメだ。」 俺は即答した。日本語だったけど。「これは絶対に渡せない」
なぜかわからないが、他人に渡しちゃいけない気がしたんだ。
“じゃ、ギルだ”
早口で理由をまくしたてるが、要するに新しい鎧が欲しいのに金がない、って事らしい。
俺は自分のポケットをさぐった。この服には意外とたくさんのポケットがあって、いろいろ入るようだ。
ギルがない。というか、ほとんど何も持ってなかった。
ポケットから出てきたのは、古ぼけた紙幣。もうボロボロで、かろうじて100という文字が読める。
それと、子供が作ったような、ちゃっちぃ星型のバッジ。なんだこりゃ?
どうしてこんなものを持ってるのか、記憶がおぼろげでわからない。
212 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 00:50:46.50 ID:iqPaygVY
ID:wfMT4t1Oの続きマダー? チンチン
俺の予想では
>>1は生きている!!!
213 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 00:52:53.55 ID:6DlbfP13
自キャラ?最高ジャン
ずっと走りっぱなしでも疲れない
病気になったらウィルナで治る
腹も減らないから食費もかからない
寝なくても済む
“その旧紙幣をくれたら【ジュノ大公国】まで送ってってやるよ”
他に思いつくものもなかった俺は、そいつに古ぼけた紙幣を渡した。
それから俺は、そいつにジュノまで護衛してもらった。
たっぷり2日はかかったはずだ。腹も減った。
そいつから分けてもらったゆでがにを食いながら、俺はバカみたいな質問を繰り返した。
言葉の壁がこんなにデカイとは思わなかった。ぜんぜん効率的じゃなかったが、俺が悪い夢に迷い込んだ事は理解できた。
なんとか無事にジュノについた俺は、ウィンダスに行ってみることにした。
そいつが別れ際に、こう言ったんだ。
“そのバッジ、【ウィンダス連邦】のスターオニオンズ団のやつだよな。俺も昔持ってた。売ったけど”
どこかに帰らなきゃいけないような気がする。どこなのか思い出せないがエルヴァーンの故郷、サンドじゃなさそうな気はする。
別にウィンになにかあるわけじゃないだろうけど、俺はどこでもいいから、目的地がほしかった。
215 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:04:34.85 ID:BansV8bQ
>>213 ポリゴンの世界からログアウトができない
216 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:29:23.51 ID:/+Xc14By
>>215 中に入ったはいいものの、ポリゴンの世界だったらやだなw
リアルと変わらないようなヴァナだったらいいかもしれんが
217 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:30:29.98 ID:A99CdjGk
あんなでかい芋虫とか甲虫とか怖くて直視できないけどな
虫嫌いの俺はクロ巣とか行ったら発狂しそうだw
FFじゃ獣75だがwwwww
219 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:32:24.65 ID:EXBQccFJ
甲虫はまだしも芋はやべーな、あと蜂
220 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:33:42.38 ID:/+Xc14By
>217-219を見てやっぱりポリゴンのままでいいかも試練とかおもってしまった漏れがいる
221 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 01:40:44.26 ID:/+Xc14By
で、誰もSSの続きとか書かないのか・・・ 寝るか
なんということだ!
昼寝から覚めたら白い石が敷き詰められてて物凄い高いところに居る!
怖い怖い怖い・・ここはルルデか?
足がすくむのでいつもの港まで降りてきた。
庭から港まで明らかに1000段・・いや2000はあったか。
疲れたのでくつろいで座ってるとタル♂がよってきた。
股間に入ってくるタル♂
今気づいたがどうやら白いオールバックガルナになっているらしい
どうりで重いわけだが、ヨロイも装備していたし。
ハッとして、スラッシュエヌエーエムイーエス空白オーエフエフとつぶやく
目の前のタルの名前が何となく分かった。どうやらLSメンだった
「今、自分レベルいくつになってる?」「へ?75のサポ白だよw」
「そうか〜」と、言いつつここぞとばかりにタル♂をまさぐる。
まさぐりまくる
幸せだ。
せっかくなのでテレポでホラデムメアを周ろうと心に決める。
誰か居るかもしれないからだ。
なんて書いてみたけど、ガルカのシッポとタルタルだけはコノ手で触りたいな。
文才無さ杉だが思いのたけはぶつけたのでよしとする。
夢の中でウィンでさまよってたことならあったな
でもミスラとかタル出てこないでヒュム♂しか周りに出てこないし…
自キャラはエル♂だがなってたのかは不明
224 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 03:32:14.28 ID:FMKOf6Dp
夢の中でタルタルになったら下層の噴水のふちに登るのさえ往生してたなw
・・・準備完了!そう叫ぶと僕(・・・ん?タルタルが板につきだしたな)は姿を確認する。
赤AFは軽いし、特殊なカニの甲羅から削りだした高品質なガントレット、
愛剣マーシャルアネラス・・・剣は昔から剣道や古武術やってて一通り知ってるから片手で扱えなくもない。
問題は盾だ。赤の防御の硬さの要はファランクスと盾の発動のコラボレージョンにあるんだが俺は盾なんて使ったことはない。
沖縄武術のサイの応用の小剣二刀流ならともかく・・・「まぁなんとかやってみますか」
「こちら赤ですけど一緒にトラかりませんか?」
「・・・赤さん弱すぎ」25レベルに成り立てのLSの戦士に突っ込まれる僕(もとい俺)。
「ええい!メリポモードにして30制限エリアで修行だ!」「はいはい。赤さんガンバ」
・・・百人隊長剣。糞重くてもてません。マーシャルアネラスならもてるがここでは使えません。Orz
225 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 03:39:44.29 ID:FMKOf6Dp
ええい!考えた!流砂洞にいく!
「赤さん死ぬよ」うるさい!山彦を大量にもってテレポ。
ファランクスとストンスキンとアイスパとブリンクを駆使して楽ー丁度アリと戦う。
・・・あたらん。
敵もこっちも攻撃を当てることができず数時間。
「おい。アンティカ君」「・・・」
「僕、帰るけどいい?」「・・・」
「意思疎通ができない。シフートシリーズくれない?」
アンティカ つ シフートの弓
・・・を手に入れた
・・・正直、赤魔道士というより詐欺師の心境だか、
同じ要領で弓、調律輪、共鳴箱、弦を彼らからもらって意思疎通。
とりあえず訓練を手伝ってもらうことになった。
しばらくスパルタだ・・・。
・・・なお。これらの品は後日財宝をもらうため有効活用させてもらった。
本家の帰還はまだか・・・
227 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 05:11:51.60 ID:FMKOf6Dp
王の帰還は去年上映されてたような。えっ?違う?w
朝、いつものように目がさめる。
…おかしい、いつも横で寝てるネコが居ない。
布団も妙に硬いし、なんだか水の流れる音も聞こえる。
起き上がり辺りを見渡して呟いた。
「ドコだよココ…」
声を出して気づいた。妙に甲高い。
ベッドから降りようとして自分を手足を見たらなんだか白い。
手も小さいし、一体なんだこりゃ?
「……モグ…ハウス?」
「ご主人様、おはようございますクポー」
ビビった、モグの声にも驚いたが、何より自分がモグハウスに居る事に一番驚いた。
どうやら昨日2chで見ていた事が事実になったらしい。
前もって情報があったので、それほど驚かなかった。
むしろ冷静に状況を把握できた。
青い髪でポニーテール、ゲームの中のままの格好だ。
どうしてミスラにしなかったのか後悔したが、今更もう遅い。
タルタルの自分を恨みつつ改めて身体を眺める。
短い手足、長い耳、ぽよぽよの腹、おまけに現実の俺は♂なのにこっちでは♀だ。
手足が小さいのが気になったが、身長も縮んでいるので、大して気にならなかった。
ある程度落ち着いて来ると、今度は外に出てみたくなったので身支度を整えた。
鞄やモグ金庫を覗いてみたが、アイテムや金の類はゲームの中のままらしい。
白のままだったのでAFを装備してみる。
…なんか股がスースーするな、コレ。非常に心許ない。
武器……は適当に倉庫に入ってた闇杖を装備しておいた。
競売でも見に行ってみるか。
「いってらしゃいクポー」
何も知らないモグが陽気に俺を送り出してくれた。
230 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 18:09:16.83 ID:jYil3p/L
/t
>>1 こちらSuneeku。応答してくれ
/t
>>1 白姫がLSはずすのを忘れて一人でナニを始めたようなんだが・・・大佐!
/t
>>1 大佐!応答してよ!
231 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 18:25:56.72 ID:3Zvat+fm
かに本家とか大層な名前もらった俺ですが
出張で十五日までもどれません
俺の続きを待ってくれる粋狂な人ごめんなさい
232 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 19:04:57.74 ID:vVa5Z00C
白タル70歳。食費を稼ぐためにアルテパまで行くことを決意。ターゲットは西アルテパの蜘蛛!闇杖、ダークモール、光杖にホーリーシールド。すっかりなじんできた白AFを着てモグハからいざ出発!
考えてみたら豪華なお菓子がちょっとモンスターいびるだけで買えてしまうなんて結構素敵じゃない?森の区モグハ前でおいしそうなにおいを出しているバザーを見かけてふっとそう思いました。
・・・でも、現実はそう甘くはありませんでしたorz
テレポルテを唱え、ふと気がつくと砂っぽい風が吹き荒れるアルテパ砂漠・・・暑い・・・。とにかく暑い!!なんていうか肌の水分が一気に蒸発してカラカラになってしまいそう・・・
。こんなところで蜘蛛を相手にできるのかなぁ・・・
とりあえずプロシェルリレイズ、効果があるのか分からないけどバファイラ・・・あ、ちょっと涼しくなったw
東西アルテパをつなげる洞穴で涼みながら休憩をして、ストンスキンをかけて、うん!準備はカンペキ!
トンネルを抜けるとそこは一面の砂漠地帯でした・・・。蜘蛛は・・・わらわらいるいる!よく見なくても自分より大きな蜘蛛って不気味だなぁ・・・自分よりはるかに弱いのはわかっているけれど迫力に負けそう・・・
233 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 19:23:54.87 ID:vVa5Z00C
/echo 自分よりあいつは弱い、自分よりあいつは弱い・・・私はやれば出来る子私はやれば出来る子・・・。
ちょっと自信もついたところで大きな白いボールのようなおなかをした蜘蛛に向かってパライズを放つ!
効いてるみたいだけど移動する時にまるでしびれている感じがしないからちょっと不安になってきます・・・
さて、いざ戦ってみて驚いたこと。それは自分の体が想像以上に動くことです。
運動オンチだからちょっと戦闘には自身がなかったのだけれども、自然と重い棍棒を振り回せるます。相手の鋭い爪も盾で抑え込めるし、万が一あたっても服の上で止まってくれる。
ストンスキン・・・すごく・・・便利です・・・。
蜘蛛をガンガンなぐっている間に少しずつ力がみwなwぎwっwてwきwたwぜwwwwwww全身が流れるように動き、蜘蛛の体に6回棍棒が打ち付けられる!
ヘキサストライクだって使おうと思えばつかえるじゃないw力なくその場に崩れ落ちる蜘蛛・・・の後ろにまた蜘蛛・・・
リンクしてる・・・orz 一体いつの間に・・・。考えていてもしょうがないのでもう一度棍棒を抜き、殴りかかる!
ふと、盾を持っている左手の感覚が消える・・・左肩を見ると深々と刺さった血にぬれた黒い前足、そして止まらない血・・・。今まで経験したことのない大怪我に思わずクラッときてしまいました・・・。
234 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 19:36:31.37 ID:vVa5Z00C
きっとこの程度では死ぬようなことはないんでしょう・・・。それにケアルをすればすぐに治る怪我でした。でも・・・でも・・・やっぱり怪我に慣れていない現代っ子にはちょっと刺激が・・・強すぎました・・・
逃げなくちゃ・・・!頭がそう思うよりも先に私の体はラバオに向かって走り出していました。背中に走る激痛、獲物にきがついた他の蜘蛛がどこからともなく走りよってきます・・・
背中、わき腹、肩・・・なんども砂に足をとられながらもラバオに逃げ込んだ時には全身が激痛のために思うように動きませんでした。
痛い・・・痛い・・・ラバオで座り込んでいると、少しずつ体が楽になっていきました。あ、私ここで死ぬんだ・・・。死んだら元の世界に帰れるのかな?それともジュノにいつの間にかたっているのかな?
痛い・・・痛い・・・?あれ?・・・治ってる・・・。その時、ふっと気がつきました。座る≒ヒーリング≒回復≒( ゚Д゚)ウマー うはwwwww超便利wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
傷も治りきって頭も冴えてきました。その頃には私の頭の中にはある考えが固まっていました。
「戦闘はせずに合成でまったりとヴァナライフを満喫しよう・・・」
いきなり高スペックの身体になっても殆ど意味無い罠。
身体がどんなに凄くても頭が付いていけないから元とほぼ変わらん。
236 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:07:39.78 ID:9izqxQvc
どんだけ強くなっても
自分と同じ位の大きさの動物や
意思や言語独自の文化持ってる知的生命体の獣人族や
昆虫系なんかと戦闘できない
物凄い生々しいどろどろした殺し合いで返り血や体液浴びまくりで
瀕死の状態の獣人が呪詛のように恨みごとブツブツ繰り返し
ピクピク脚動いてる甲虫とかまともに直視できない
237 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:24:40.65 ID:RyCYWO1m
漏れはオーク以外の獣人とは出来るだけ友好的にしようとしたいな。
…勿論自分より弱い相手からだけど。
ウォージャンキーになるか、そういうのが一切駄目な冒険者になるかで、
もし中に入っても二極化しそうですな。
漏れは勿論駄目な方だ。悪いかコノヤロウ!
もし漏れが自キャラ(赤たる70)になったら・・・
ファランクスがないとTinyなまんどらも殴れないなw
239 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:34:31.79 ID:FCyfcgqS
マンドラは可愛くて殴れない・・w
骨なら笑顔で殴り倒すわ
240 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:42:39.20 ID:9izqxQvc
マンドラうめーww
とか言ってる冒険者達と
動かなくなったマンドラの傍を離れずにいるちっこい子供マンドラとか遭遇したら
とてもじゃないけど戦闘しようなんて思わない
241 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:54:05.79 ID:FCyfcgqS
242 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 20:57:42.95 ID:1+3SGdUj
壺お奨め かぶればintうpもするし。
244 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 21:05:03.24 ID:otizgkJo
不死なのになんで死んでるんだろう
まんどら結構知能高いぞw
ボヤにある中が光ってる丸いやつは、
まんどらの自作の家みたいだ。
一本足で立ってるキノコみたいなやつは登る足場ついてるしw
バルムンクで敵の戦闘不能の状態を打ち消したって出たことあるのを不意に思い出した
247 :
161:2006/03/13(月) 22:03:15.45 ID:Y7CYQdov
昨日は調子にのって連投してしまった。
あれでやめようと思ったんだけど俺も
>>1に生きててほしいんで、続き書いても大丈夫だろうか。
かに本家が無事に帰還するのを期待しつつ。
248 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 22:08:26.58 ID:1+3SGdUj
なんだか長く続くスレになってほしいなage
249 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 22:51:50.70 ID:9YnJbw+F
気が付いたら目の前に白いブタが居た
こいつはモーグリーだ…
昼間見ていた2chのスレがそのまま現実となってしまった
モグの頭の赤い玉を引きちぎってクポォォォーって言わせようと思って
掴もうとしたが、透き通って掴めなかった。
やっぱり無理か…なんとなく予想は出来ていた
ラテーヌにでも行ってみようと黒/白にジョブチェンジしようとしt
(飽きました。続きを読むにはこちらクリックしてください)
250 :
161:2006/03/13(月) 22:59:58.05 ID:Y7CYQdov
上層の入り口からモグハウスまで、こんなに時間がかかるとは思わなかった。
モグハウス前のガードに話しかけると、すぐにレンタルハウスを用意してくれた。
どうやら、ちゃんと俺も冒険者として見られているようだ。
「ジョブチェンジ」
モグハウスに入るなり、俺は言い放った。
見慣れた白いぬいぐるみが、クポーとか言ったきり黙った。
「ジョブチェンジだ」
「ご主人様、ジョブチェンジの機能はないクポ」
俺はモーグリの鼻をわし掴みにして、暖炉に投げ飛ばした。
自分のジョブレベルがわかるかもしれないという、淡い期待は消えた。
質素な収納家具を開けてみたが、記憶を取り戻すようなコレといったものは見当たらなかった。
ポストも見てみる。ジュノの競売からギルが届いていた。
クリスタルと素材を売った金だった。これでウィンに行く旅支度くらいはできそうだった。
251 :
既にその名前は使われています:2006/03/13(月) 23:12:28.87 ID:FCyfcgqS
モグの中の人も大変だなw
252 :
161:2006/03/13(月) 23:31:45.19 ID:Y7CYQdov
俺は堅いベッドの上に寝転びながら、頭の中を整理した。
古墳で目がさめて二日経つのに、まったく眠くならなかった。
土曜の夜に、FFやる前にちょっとネトゲ実況を見たら新しいスレがあがってた。
>>77のレスが面白かった。
いいぞ、思い出してきた。
FFやろうとしたらUSBコンバーターが壊れてたんでさっさと寝て。翌日、新しいやつを買いに街に出たんだ。
いろいろ店をまわったらLSの集合時間に間に合わなくなりそうになったから、新宿のネカフェに入ったんだっけ。
携帯にIDとパスワード入れておいたおかげで、ログインできたんだ。
あれ? それから・・・、俺はどうしてヴァナにいるんだ?
どうしてフレの名前すら思い出せないんだ・・・。
ふと「モンブロー」という名前が思い浮かんだ。でもフレの名前じゃない。
ジュノにいる医者だ。彼なら、なにかいい手立てを知っているかもしれない。
253 :
161:2006/03/14(火) 00:08:57.47 ID:/m07IpM+
「うーん・・・」モンブローはすまなそうに首を振った。「すまない、私にもわからない」
俺はがっくりと肩を落とした。だんだんエルっぽいしぐさが板について来たような気がする。
「自分の実力・・・それを知るには結局、何かに挑むしかないんだよ。困難から逃げてばかりいないで、ね」
いきなりやってきてわけのわからないことを相談した俺に、モンブローは親切だった。いい先生なのかもしれない。
「魔法関係のアプローチなら、ウィンダスだろうね」
何かを思いついたように、唐突に彼が言う。
「シャントット博士なら、あるいは・・・」
今度は俺が首を横に振る番だった。あの博士に面識があるとは、とても思えない。
「いや、いいんだ・・・」
ありがとう、と礼を言って立ち去ろうとした俺を、モンブローが呼び止めた。
「待ちたまえ。まだ、診察代を戴いてないよ」
やっぱりヴァナの世界もカネだな。そう思いながら、俺はポケットの残金を計算した。
「診察代として、一つ頼まれてくれないか。私の調合した薬を、ウィンダスのシャントット博士に届けてもらいたいんだ」
俺に、断る理由はなかった。
254 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:11:34.14 ID:SfY7E89i
モンブローヤリ手age
255 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:16:43.29 ID:TDUSiCgY
さっきから何かしようとすると、シャーン、っていう音がどこからともなく聞こえるんだ。
256 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:19:30.44 ID:saV0Vcol
161期待age
257 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:20:41.85 ID:Rex/xZg/
258 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:40:42.82 ID:20NtJLVZ
一日だけとはいえ実務経験はあり
リアルでも倉庫内作業の経験のある俺は
順調に今日の仕事を終える事ができた
しかししきりに考える事がある
シャントット博士にあって本当に何かわかるのか?
博士が現実世界のことを匂わせていたって話も人づてに聞いただけだ
俺は頭の中で堂々巡りを繰り返しながらジャキア管理人から今日の賃金をもらった
考えたところでしょうがないんだ 今はウィンダスに仕官する事だけを考えるんだ。
「おまえ 大丈夫か? 意識がユタンガ大森林のほうにいっちまってんぞ?」
管理人に悟られるほど俺はやばい顔をしていたらしい
そうだ、、売れ残った黒インクと羊皮紙とヤグードの羽根があったよな?
「ああ あるぜ? なんかにつかうのかい?」
俺は 自分の住んでいた世界を 様子を 羊皮紙におぼろげに顕してみた
259 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:42:12.49 ID:UlEH055V
>>257 バーボンと思って見にいった
スレはあったがブラクラで騒ぎになってるじゃねーかよ!!
260 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:45:06.92 ID:20NtJLVZ
「これは。。なんだい?」
ああ 自転車さ チョコボ並に走れる
「これは? なんでこいつらは武器をもってないんだ?」
…平和だからな
「まるで見てきたような言い草だな 妄想の世界だろ?」
…もう何が妄想なのかもわからなくなってきた
「この自転車っての バストゥークあたりなら作れるんじゃないかい?」
かもしれないな
「しっかしおめー 男みてーな区長だな」
・・・おまえにだきゃ言われたくねぇ
彼女に理解など端から求めていなかった
絵にしないと忘れそうだったんだ
管理人や従業員と軽く雑談した後 俺は森の区のレストランに
向かった ここの二階には絵描きのアンジュリカがいる
261 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:51:41.31 ID:20NtJLVZ
アンジュリカさん いるかい?
「キタキタキタワ!!!」
やっぱり明日にしよう こんな夜分にたずねては迷惑だな うん
「オマチイイイイイイイイ」
やばい 見つかった
「アナタ!!あれね!」
【何ですか?】【許してください】
「あれよね! 貴方は浮世をさまよう旅人!!」
まぁ、、冒険者らしいからな
「いいえ違うわ!! 貴方は他のイモ達とは違う 電 波 を発信している!!!」
…おまえグラットンでぼこるわ。
262 :
161:2006/03/14(火) 00:54:34.65 ID:/m07IpM+
モンブローは急患の少年を看なくてはならず、手が離せないのだそうだ。
カーテンの隙間から、ベッドに横になっている白髪黒衣の少年がちらっと見えた。
「今度は君が、誰かを助けてあげてほしい」
モンブローは別れ際、報酬の先払いだと言って俺にポーションを握らせ、笑顔で送り出してくれた。
必ず礼を言いに戻ってくるよ、先生。
旅支度の買い物なら下層だろうと思った俺は、長い階段を降りて行ってみた。
そこにはある種、異様な光景が広がっていた。
競売の周辺には数え切れないほどの人、人、人・・・。
みんな終止無言で、整列しているわけでもなく雑然とただ競売のほうを向いて突っ立っている。
人ごみをかきわけかきわけ、俺は進んだ。五分に一回くらいだろうか、どこからか多様なシャウトが響く。それ以外、人の声は聞こえない。まるで、街路では会話をしてはいけないような・・・。
背筋が寒くなった俺は、手っ取り早く旅に必要そうな物を三日分仕入れることに集中した。
競売のリストを見ても、俺が腰に佩いた片手剣の手がかりはどこにも載ってなかった。鎧は買えなかった。手持ちのギルが心もとなくなってきたからだ。
俺は、ちょうどシャウトしていたテレポ屋をつかまえ、ホラの遺跡まで送ってもらうことにした。
飛空艇のほうが早いし安い。チョコボも乗ってみたい。でも、なにより遠回りしたかったんだ。
ウィンに着いてしまうのを、先延ばしにしたかったのかもしれない。
263 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 00:58:35.46 ID:20NtJLVZ
…俺は、ただ名うての絵描きであるあんたに画材道具を譲り受けられないか
聞きに訪れただけだ
ああ 無論ロハとは言わない いくらか出そう この世界では紙は高級品だったな
俺の今日の賃金は1300ギル 1枚くらいは譲っていただけるろう
「…【こっちの世界】?【俺】? きたわきたわ。。。。」
アンジュリカさん? アンジュリカ様?
「あなた 絵心は?」
たしなむ程度に、
「まぁ技術なんか要求しないわ どしろーとに」
「貴女 生まれはどこ?」
どうしよう、まともに答えるのはめんどくさい。。。
264 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:02:46.86 ID:Y0qA3IUJ
もういいって 別すれ立てておナにーしてろや うざい
ミスだにゃー>< でも流れ的に丁度いいナイス書き込みだったにゃ
266 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:04:55.60 ID:saV0Vcol
漏れは別にいいと思うがな。
続きage
267 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:06:42.69 ID:saV0Vcol
268 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:07:53.24 ID:20NtJLVZ
…ナーゴヤ村 東方の国にある
「ふん、ナーゴヤ村ねぇ。 まぁいいわ」
ちなみに特産は味噌だ なんにでもかけるぞ
あと村民はすべてエビフリャーなる物が好きだ
方便はにゃーだがミスラはおらんな
「べつにきいてないけど、、、」
「あなた 自分の生まれ育った町を描いて 私に見せて」
「出来次第で紙と絵の具を好きなだけ分けてあげるわ」
いいよべつに それよか売ってくれ
「…行っとくけど”こっちの世界”のインクと紙は 貴女のはした金で
買えるほどやすかぁないわよ?」
アンジュリカがさりげなく見せた絵の具と紙についた値札、
えーと。
269 :
161:2006/03/14(火) 01:08:56.48 ID:/m07IpM+
ねるwww
270 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:11:32.00 ID:20NtJLVZ
「そもそも冒険者様がなんで絵をかきたがるの?」
…わすれちまうからだ
「腕にでもかいてけば?」
そういう物忘れじゃねぇ
いいよ どうせ信じないんだろうが。
俺は現実世界のこと こっちの世界に飲み込まれたこと
>>1 ??119
>>120のこと、…
>>1が死んだこと
すべてを彼女に話した
あんたたちが、、作られたデータでしかない ってことも。
271 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:17:54.47 ID:20NtJLVZ
「…ねぇ その世界を作った多中ってどんなやつ?」
紙に書いた
「何この天昌堂の裏仕事担当人みたいなのは」
ついでに河豚もかいておいた
「…なに?このバッファロみたいな生き物」
「…そんな話 しんじらんないけど」
当たり前だ
「けど貴女 うそいってる顔じゃないわ」
ポリゴンの顔にうそもホントもあるかい
「いいわ 道具をあげる。」
まじか! これでかつる! いあ何にかはわからんが
「そんかわり 描くときはここで書いて 覚えておきたいもの全部」
…信じたのか?
「そうじゃないけど いい電波あびさせて貰いたいし」
…それ以上逐電っできないだろ
272 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:19:02.29 ID:saV0Vcol
ごめwww話がこんがらがりすぎwww
医者にみてもらって、御使い頼まれて、絵描きにあって、下層にでて…
【えーっと】
273 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:19:45.40 ID:saV0Vcol
といいつつ、人が違う別の話ってのはわかってますよw
274 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:24:41.25 ID:20NtJLVZ
「ねぇ」
ん?
「”あっち”では なんてよばれているの?」
…東方太郎
「ばか!」
まぁ名無しのままだと差しさわりがあるな
競売所の人にも おまえ 呼ばわりさせていたし
『<俺>。』
「ふーん <俺>さん、いや 君ですかな?」
様でいいぞ?
「ところであたし 明日シャントットさまに絵をとどけるんだけどー」
「あの人 お得意様でね」
さすが電波の波長が合う、、、、て え?
275 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 01:30:21.76 ID:20NtJLVZ
>>272 >>1が瀕死で サンドの医者にみてもらったけど何もしてくれないから
おもわず
>>1をかかえてサンドを飛び出した
.
一生懸命はしるも砂丘でゴブにやられ瀕死の
>>1が「俺」をかばって消える
「俺」自身も大怪我をおうが砂丘のop警備兵に助けられる
サンドにもどりたくはなかったのでそのままウィンダスへ
シャントット様が現実世界について何かしってるらしいので謁見を望むが
ランク1のれべる1 あげくに他国民には無理
とりあえずウィンの競売でバイトをして移籍金を貯めることに
この時点ですでに十日近くたっており 現実世界をわすれそうな「俺」は
現実のことを絵に描いて忘れないようしようと思うが
この世界での紙は高級品 安く手に入れるためアンジュリカの元へ
なんだこの話wwwwwうええううえwwwwww orz
なんだここ…
目が覚めたら見知らぬ場所だった
いや、知ってる?
なんか水が流れてて部屋の真ん中にはモーグリ…
!?モーグリ!
あ、なんか首がスカスカする…俺そういやエルか
とりあえず何となく理解した
ここは夢の中だw
見たところウィンのモグハの中だろう
夢なんだよな…やり放題…?
ウィンといえば…そんなことよりミスラと!wwww
俺はエルメスキーだったがまぁ、ウィンだし
しかし外に出たらなぜかヒュム♂しかいない…えーっとここウィンですよね?
仕方ないからウィン散歩でもしてみますか
ウィンといえば名物はシャントットだろうと向かってみることに
森の区から石の区に抜け歩いていた
すると水の区方面から走ってくるあれは…
うほ!いいエル♀
277 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 04:35:37.43 ID:5iRHkH5l
修行を終え、流砂洞のアンティカ兵団の見送りを受けた僕(もう俺というのが面倒になってきた)はなんとかラバオに到着した。
彼らから頂いたシフートシリーズで財宝をゴブリンからもらうとやることがないことに気がつく。
だいたい、(
>>69>>72>>77参照)こーなった大本の原因はスレ立てして逃亡した
>>1にある・・・。
あ。そか。
>>1さがせばいいんだ。多分何とかしてくれるだろ。
そう考えた僕はてくてくと砂漠を渡り(なんか暑さでくたばりそうになってる白魔
>>232がいるのでブリザドIIIで作った氷を近くにおいておいてあげた。)
コロロカを抜けてバストゥークへ。
・・・おお。ここはかっこいいガルカが多いぜ!
「おー坊や。ここに座らんかー」「ここきてすわれー」
鉱山区のガルカさん達と戯れていたらすっかり夜更け。
・・・なにしにきたんだったっけ?w
最初にSS書きなぐり始めたアフォですがトリップつけたほうがいいすかね、
話ごっちゃになってきたw
279 :
161:2006/03/14(火) 07:17:09.00 ID:/m07IpM+
古墳で目がさめる。記憶喪失、衰弱状態。
>>161 背後からゾンビ犬が迫る。誰かがスイッチ操作してピンチ。
>>173 箱探しにきてたNAに助けられる
>>207 【外】【人】【かえれ】【はい、お願いします】
>>208 NAに報酬をせびられる。所持品は100紙幣と正義バッジ、エクレア剣のみと判明。
>>211
280 :
161:2006/03/14(火) 07:17:32.55 ID:/m07IpM+
ジュノまでたどりつく。なんとなくウィンへ行く気になる
>>214 ジョブチェンジできない。モグを暖炉に投げ込む
>>250 リアル世界のことを思い出す
>>252 医者にかかる。ウィンにお使いクエ発生
>>253 下層で買い物。テレポ屋でラテーヌへ。
>>262 砂丘へ。 >>ダウンロード中
うはwww なげぇwwwwww
281 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 07:39:13.29 ID:saV0Vcol
まとめ乙w
282 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 07:40:33.97 ID:SfY7E89i
なんか大筋の話が3通り平行してあるなwwwwww
オモシロスwwwwwwwww
283 :
>>69:2006/03/14(火) 12:39:39.55 ID:5iRHkH5l
>>69初登場。
>>72赤/戦たるっこ降臨。
>>77ガルさんエルさんに骨を砕かれそうになる
>>125 「すらっしゅえむえーくうはくけあるあいあいあいくうはくかっこえすてぃかっことじる」と何気なく発言。
隣にいた職人が合成中の劇毒サソリの爪を破壊し逃亡する(パウダーブーツを無意識に使った)
>>131タルタルでサポ戦する不具合について
>>153だんだん中の人とキャラが融合してきたことに気がつく。このままでは幼児化してしまう。
>>224-225とりあえずLSメン拉致ってトラで練習・・・は無理と判明。三国ヴォンいったら武器が重くてもてない。
流砂洞にてアンティカ族の協力を取り付け、訓練してもらうことに。
>>277すべての原因はスレをたてにげした
>>1にあると考え、バストゥークまで
>>1さがしにいく。
途中、行き倒れの白魔にブリザドIIIで作った氷をプレゼントしつつ、コロロカを無事に抜け、
現在鉱山区のガルカたちに可愛がられているところ。既に当初の目的を忘れつつある。
284 :
19:2006/03/14(火) 17:20:02.13 ID:Yc6ks4vG
>>19 >>21 >>23 >>34 >>42となって食費稼ぎの旅を決意
>>232-234 で戦闘放棄。ちょっと回りに触発されて続きを書いてみる
さて、たとえもとの世界に帰れても蜘蛛を見たら逃げ出しそうなくらいひどいトラウマを残しました。これは、中の人(?)のスキルをあげるためにも上がっていないジョブを使って最初から練習した方がいいかも・・・。
ラバオからデジョンして、帰ってきたウィンダスのマイモグハ。
水瓶と魔法練習セットとアンジェリカのくれた絵(名前忘れた)しかなかった殺風景な部屋も、ブロンズベッドと種を植えた植木鉢、そして文机や食器セットを配置して、
少しは生活しやすくなりました。・・・お財布がまた軽くorz
さてとりあえずは、食費!!安定した収入!パティシエの魂のこもった素敵なケーキ!!ミシンで親指を本返し縫した裁縫職人の私も、ヴァナではそれなりに色々な服を作れる可憐な一流デザイナー!
個人のブランドだって持っている!!・・・ただの銘入りクリだろ、とか野暮な突っ込みはしないでね。まぁ、そんなことはこのさいどうでもいいや。
とりあえず、絹糸を布にしてその利益で生活しよう。これを定期的にやればいいや。値切りに値切って絹糸を8本ゲット!後は土クリ・・・
(絹糸、あと一本欲しいなぁ・・・)
頭の中でもう一人の私がこうささやく・・・
(土クリを買うのもなんかもったいないよなぁ・・・)
285 :
19:2006/03/14(火) 17:35:28.78 ID:Yc6ks4vG
>>21は違った・・・すみません
外に出れば簡単に土クリなんて・・・。そう、簡単に手に入る・・・。それにサルタバルタならあの蜘蛛みたいに本当に凶暴、って生き物もいないよねぇ・・・。私はベッドに腰掛けて言いました。
「ねえ、モグタン。レベル低いジョブって何があったっけ?」
心は現代っ子でも体が冒険者だからか・・・なんだかんだ言って私は戦いたいのかもしれない。
「ご主人様、モグはご主人様のジョブLVを全部覚えているクポ。だからそんな質問には10秒で答えられちゃうクポ」
・・・その、今のながーい余計なお返事で10秒なんて軽く超えているように思うんですが。
「LV10までのジョブなら侍と暗黒がLV1であるクポー」
「うん、わかったありがとう。」
また微妙な(メインジョブにしてる方ごめんなさい)ものが残っているなぁ・・・。
「侍をするなら刀が魔法練習セットの杖と一緒にしまってあるからもっていくといいクポ」
「あ、侍はクエストでもらった刀があるんだ!」
「今度は侍やるクポ?」
「うん、ちょっと絹糸一本と土クリ何個か集めにね」
「それじゃ、ジョブチェンジ開始クポー」
「侍サポ白でお願いね〜」
モーグリがフヨフヨとこっちに飛んでくる。そしてヒーラーブリオーの両端をつかむ。
「それじゃ今の装備は脱ぐクポー」
・・・は?
286 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 17:43:17.20 ID:ENum8K70
色々問題もあったけど、やっぱり最後は人間として死にたいんだ
きちんと枕で寝たいんだよ。
紙袋ももういらない。
287 :
19:2006/03/14(火) 17:54:50.25 ID:Yc6ks4vG
モーグリが服を胸の辺りまで脱がしかけたところで思わずモーグリにシールドバッシュ!
ベッドの上ではだけた服の女とその近くで倒れる男・・・(タルとモグだけど)。どう見ても痴情のもつれです。本当にありがとうございました。
「自分で脱ぐからあっち向け!!!」
ふらふらしながらヨロヨロとこちらに飛んでくるモーグリ・・・。
「痛いクポー・・・DBクポー・・・いつもモグが着替えさせてたのに何でクポー?」
マジデ・・・。うわー、モーグリがエロ生物だなんてちょっとショック・・・。ていうかモーグリがいるところじゃ安心して寝れそうにないよ・・・。
「って、モグタン。いつもはその場でクルクルまわってジョブチェンジさせてなかった?」
「たまには脱がせたいこともあるクポ」
誰か、誰かこのエロ豚なんとかしてください。
なぜか妙に疲れたけれど無事に侍にジョブチェンジ。緑の服に赤いスカーフのおなじみの初期装備で森の区のモグハ前のバザーを冷やかしながらサルタバルタに向かいました。
暖かい気持ちのいい朝。すぅっと澄んだ信じられないくらい綺麗な空を見上げていると、人工的な、人の手で作られた理想の世界なんだとかえって感じてしまいます。
(今はそんなセンチな気分に浸っててもしかたないか。)
噴水前に着く。ひたすら堀フナと格闘するヒゲの釣り士に、数歩歩きながら地面に座って矢羽をつくっている裁縫職人。そしてバレリアーノ一座。他にもたくさんの冒険者がせわしなく噴水の前を駆け抜けてゆく。
なんだろう、こんなに人がいるのを見ると私以外にも、ヴァナディールに迷い込んでしまった人がいるような気がしてきます。
288 :
19:2006/03/14(火) 18:07:52.45 ID:Yc6ks4vG
「シグネットをかけてやろう。」
この台詞も、改めて耳で聞くとなんだか不思議と新鮮な感じ。「ありがとう」と一言いって、石の門をくぐりました。
門を抜けたとたん海の匂いをさせた湿った風が髪を揺らしました。それにあわせて地面一面に生えている草もそよそよと踊ります。
目の前をヨチヨチと不安げに歩くタイニーマンドラゴラ。土の香りと海の香り、そして草の香りと・・・生臭い血の匂い。
この匂いはヒトのものなのか、それとも魔物や獣人のものなのか・・・。
(やっぱり・・・素直にクリスタルも糸も買えばよかったかな・・・)
ふと、頭の中に左肩にめり込んだ黒い前足がよぎる・・・。ううん。こんなままじゃ駄目!このまま帰れなかったらどうしても戦わないといけない場面が出てくるだろうから・・・。
体はLV70でもうほとんど問題はないから、あとは中身を何とかしないと!
私は目の前でチョウチョを追いかけ始めたマンドラゴラに狙いをつけ、腰の刀をスゥッと抜く・・・。あ、マンドラがこけた・・・
かーわーいーいーーー!!
無理!こんなかわいい生き物は切れない!!かわいそう過ぎる・・・ていうか動物虐待だよこれ!!刀を納め、もうちょっと回りを見回してみる。蜂・・・。でも蜂は風クリ・・・
ううん、土は少しレベルが上がったらブッサイクなあのウサギで集めればいいや!そう思い、私は蜂に向かって刀を振り上げ走りよりました。
289 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 18:32:41.18 ID:Yc6ks4vG
ブンッ!と豪快に空を切る刀。ブブブブブと不快な羽音を立て目の前を飛び回る巨大蜂・・・。そのタルタルの手と同じくらいの大きさがある二つの複眼に私の顔が映っていました。
「クッ!」
刀を構えなおしもう一度切りかかる、蜂はものすごいスピードでこちらに向かって飛んでくる。ガンッ!と鈍い音と右腕の激痛。そして確かな手ごたえ
本当はまず、地面に叩き落とされた蜂を見るべきなんでしょう。でも、その前に思わず右腕に視線が行く。右腕の部分の生地に直径5cmほどの黒いしみが出来ている。血・・・
ブブブという音にはっとして蜂の方に向き直る。そこには、さっきよりも怒りに満ちた目でこちらを凝視する前足が折れた蜂が飛んでいました。
刀の腹の部分で殴ったのだろうか・・・?どちらにしろまだまだ刀はまともに扱えそうにないなぁ・・・。そんな風に思いながら目の前の蜂とにらみあう。
右腕は痛いけれど、力が入らないなんて事はありません。狙いを定めたらしく、蜂が鋭い針を突き出してすごい勢いでこちらにつっこんできました。
(やっぱり痛いのはイヤだなぁ・・・)
とりあえずはよけることに専念。つっこんでくる蜂を引き寄せて左に軽く跳躍して一撃をよける!攻撃に失敗した蜂は、勢いを殺すために急ブレーキをかけてくるりと私のほうに向き直る。
(隙だらけっ!)
完全に蜂がこちらに向き直る前に思いっきり刀をたたきつける!!本当は刀って切りつけるものだけどこの際キニシナイ!
地面に激突する頭が砕けた蜂。砕けた蜂の殻が私のホホを掠めたが、そこに躊躇せずにさらにもう一発刀の一撃を叩き込む!ピクピクと痙攣する完全に頭がつぶれた蜂・・・。
折れた羽は使い物になりそうにないし、蜂蜜なんかももっていそうにない。戦利品は・・・怪我と経験値だけ・・・。
慣れるまで・・・精神的にもきついかも・・・。もはや全く動かなくなった蜂の死骸を見つめながら、少し暗い気分になりました・・・
290 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 19:29:52.20 ID:6U2TCCii
つづきまだー?
291 :
1:2006/03/14(火) 22:26:14.91 ID:SNoNclmO
スレ立て依頼所にスレ立てをお願いした者だが
ここまで盛り上がってるとは想定外
292 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 22:33:01.97 ID:tK/J0zpg
FFの中に入ってしまいたい人が多いんだね
293 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 22:53:55.67 ID:v7++0L0o
入ってみたいというより、タルって実際どんな感じなんだろーなー
みたいな事はおもったりする。
やっぱり走るときとか頭でふらふらしちゃうのか?w
294 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 23:03:11.23 ID:SfY7E89i
なかなか面白いな
295 :
161:2006/03/14(火) 23:16:53.52 ID:/m07IpM+
ホラの遺跡は、想像していたよりもさらに巨大だった。すべすべしていて白い陶器のような手触り、なぜか人肌のぬくもりを保っていた。
そういえば、俺はゲートクリスタルを持っていたのか・・・?
エルヴジャーキンのあちこちにある隠しポケットを探ると、小指の先くらいの水晶が五個出てきた。それぞれ微妙に内部の模様が違う。
「ホラ、デム、メア、ヨト、ヴァズ・・・」
つまり、俺はそこまで行って帰ってこれる冒険者だったらしい。
ホラの遺跡をぐるりと回ってみると、一箇所だけ壊れたゲートクリスタルを見つけた。
プロミヴォン・・・虚ろ・・・記憶・・・。だめだ、思い出せない。
何人かの冒険者とジュノ警備隊がもめている。俺はできるだけトラブルは避けたかった。
俺は静かにその場を離れ、南へ向かった。
頭の中で地図を思い描く。
ラテーヌの南にある砂丘を抜けて、セルビナの港町から定期船に乗ればウィンダスのある大陸へ渡れる。
徘徊するオークたちは、遠目に見ても本当に気味が悪い姿をしていた。オープニングムービーなんてかわいいもんだ。
砂丘まで後少しのところまでくると、もう夕日があたりをオレンジ色に染めていた。
このぶんだと、夜の砂丘を走り抜ける覚悟が必要のようだ。
296 :
既にその名前は使われています:2006/03/14(火) 23:37:38.49 ID:6U2TCCii
297 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 00:08:13.86 ID:20NtJLVZ
きっかけをつくったオリジナルの続きまだー?
出張中? 携帯で描いてくれ
改行と1レスあたりの文字数がオリジナルの人のが一番見やすいな
すぐにプロミボンだとかオークと戦ったとか言い出さないあたりがリアル
ひたすらに弱いリアルな冒険者で常に現実世界のことを考えてるあたり?
299 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 00:26:49.58 ID:1VSpL7Pn
>>298 禿同
>>297 携帯で書くと1レス分書くのに1.8倍くらい時間がかかっちゃってぬるぽ
になる悪寒
300 :
161:2006/03/15(水) 01:04:01.50 ID:M8oeqfy3
使ったこともない剣一本で、あんなトカゲの化け物みたいなやつにかなうはずがない。
やつらに見つからないように、走っては物陰に隠れたりを繰り返してずいぶん遠回りした。
気分はスネークだ。
そうでも思わなきゃ、緊張感で気が狂いそうだった。
俺は時々周りに誰もいないのを見計らって、魔法とかアビリティとかいうやつを試してみた。
何度も失敗しては、オークに見つかりそうになって走って逃げた。
301 :
161:2006/03/15(水) 01:14:45.26 ID:M8oeqfy3
そうこうするうちに、Tab語を目の前にイメージすればいいことが掴めた。
魔法は、Tab語をイメージした状態で、「んむむむ・・・」としばらくリキむ。
ふっ、と力が抜ければ、成功だ。
調子にのって、怪我もしてないのに自分にケアルを何回もかけてしまった。
マクロがあれば簡単だろうに、それはどうやってもダメだった。
砂丘につくと、もうすっかり夜になっていた。
カンテラを点けようとして、やめた。たよりない三日月の明かりだけが頼りだった。
俺は、ふと足元に落ちていた変なモノを拾い上げた。
暗くてよくわからないが、それはトイレットペーパーの芯のようだった。
トイレットペーパー?
目をこらすと、何かの轍がフラフラよれながら砂地のずっと向こうまで続いていた。
302 :
19:2006/03/15(水) 01:17:22.84 ID:cf/m7Zsq
結局こんな時間までひたすら蜂と戦うことになりました。ウィンダスの門の側で、巨大な月を見上げながら随分と長い間戦っていたんだなぁと思いながら、休憩をとりました。
そして、マンドラゴラは・・・かわいくて殴れません。
途中、チョコボに乗って走ってきた黒魔道士の方がフレアをして満足げにウィンダスへと歩いていきましたが、メラメラと燃えながら地面をのた打ち回るマンドラゴラを見ると・・・はぁ・・・鬱orz
バルガでBCなどをやった帰りに目に付くモンスターに手当たり次第バニシュやホーリーを撃ち込んでいたけれど、もうそんな無意味なことはやめよう・・・。
かばんの中には1Dの風のクリスタル、5枚の虫の羽。金策目的ではじめた蜂狩だったけれど、気がつくと、戦いそのものを楽しんでいる自分がいました。うーん・・・何でだろう・・・?
刀でやっと対象に切り傷を負わせた時はとてもうれしかったし、自分の成長を戦いを通して楽しんでいるのかな?もし、元の世界に帰れたら剣道はじめようかしらw
相手の動きもよく見れるようになってきたし、レベルで言うと4くらいにはなったのかな。そろそろ、蜂を卒業して燕飛を習得するためにも少し強い相手・・・ウサギあたりを相手にしてみようかな。
少し北へ向かって歩くと丁度よさそうな、だけど攻撃が当てずらそうなウサギが跳ねてました。夜なのに元気ねぇ・・・。私は正直ちょっと眠くなり始めたのに・・・。でも、とりあえず、燕飛を覚えるまでは帰らない!だってWSがないと侍の意味がないものw
青白い月光を反射させる刀を抜き、すっかり冷たくなった海風を背にウサギに切りかかりました。こちらを振り向かずにウサギはぴょんと跳ねる。振り下ろした刃はとまらない!
(だめ、隙だらけ!)
ザクッ!と地面に突き刺さる刀を慌てて引き抜きウサギに向き直ろうとする、が目の端に体当たりをしようと構えているウサギがうつりました。
303 :
19:2006/03/15(水) 01:17:44.70 ID:cf/m7Zsq
(当たるっ!)
そう思うよりも先に私はその場から後ろに飛びのいていました。刀から手を離して・・・。スタンと上手に着地したウサギはじっとこちらを見つめている・・・。
たぶん、隙をうかがっているんだ・・・
(とりあえずは、刀を拾わないと・・・。さて、どう拾おうか・・・)
実際に戦ってみた感じでは、ウサギは蜂より瞬発力がある。たぶん、武器を拾おうとしたたら拾う瞬間に蹴られる。ううん、知らないけどきっとそう。
それなら・・・ワザと隙を見せて攻撃を誘いからぶらせる。その隙に武器を拾って体勢をたてなおうそう!
・・・問題は、よけられるかどうか。・・・考えたって仕方ないよ私!覚悟きめなくちゃ!!
私は、ジワジワとウサギとの距離を詰めていきました。体勢を低くし始めて両脚にタメを作るウサギ。そろそろ来る!跳び上がるウサギ
私は刀の方へ向かって軽く跳躍し、相手から目を離さずに刀の方へと走りよりまs・・・え?
目に痛いほど輝く満月に負けてぼんやりとした星がちりばめられた夜空。そして太ももに走る鈍い痛み。・・・ウサギは?ウサギはっ!!
私は慌てて立ち上がり、ウサギを探す。右足が、ズキンと痛みました。距離をつめたのは刀を取るための誘いだと読まれていた・・・。だから、私が見たのは移動のためのジャンプだったんだ。
そして、刀へ向かって一直線に走ってゆく無防備な私に体当たりをお見舞いしたんだ。
304 :
19:2006/03/15(水) 01:18:30.40 ID:cf/m7Zsq
ウサギは、どこ?背中を下から上になで上げるような感覚に振り向くと、刀の傍らで身構えているウサギが・・・。
背中を何か熱いものが流れる感覚・・・。焼けるような感触・・・激痛・・・。
(また、大怪我?)
「ねぇ、ウサギ君・・・その刀かえしてくれる?w」
ちょっと涙目になりながらそう訴えましたが、もちろん小動物には伝わるわけもなく遠慮無しに跳びかかってくる!
(これ以上いたいのは勘弁してよ!)
ヒッ!と情けない悲鳴を漏らしながらその一撃をよける。ズサッ!とちょっとかっこよく土煙を巻き上げながら、
ウサギは着地、そしてまた体当たり!
今度の一撃は軽くおなかの辺りをかすめ、思わず気持ちが悪くなる。
(また来るっ!)
意外と鋭い爪をむき出しにしたウサギの一撃をまたよけ損ない左腕に切り傷。これは・・・HPでいうともう15くらいしか残っていないのでは・・・
(逃げるしかないかな・・・?)
逃げれるのだろうか?なんだか腫れ始めた右腿をさすりながら後ずさる・・・。その時、腰になにか当たりました。刀
(よけている間にいつの間に!)
私は地面に突き刺さった刀を引き抜きウサギを睨み付けました。
「よくも散々いたぶってくれたわねぇ・・・?」
正直、刀があるからといって不利なのは変わらないのだけれども・・・強がりです
305 :
19:2006/03/15(水) 01:18:46.41 ID:cf/m7Zsq
ウサギそんなことキニシナイ。たとえ武器を持っていても相手はボロボロ。恐れることはないのでしょう・・・
爪を振り上げとどめとなる一撃を加えにきました。
(よけない!負けないんだから!!)
キィンと澄んだ音が月夜に響く、爪を受け止めた刀が鈍く輝く。その刀は受け流した爪を流れるようになぎ払い飛ばす。
ササッと音をたて草むらに落ちる爪、思わず耳をふさぎたくなる嫌な悲鳴。
「このおおおおぉぉおお!」
ひるまない。この突きで絶対に倒す!絶対に・・・!ほほにこびり付いた紫の返り血、悲鳴を上げる暇もなく息絶えた串刺しのウサギ・・・。
勝てた・・・。へなへなとその場に座り込む私。安心したとたん、全身が痛み始めました・・・。
しばらく座っていれば治るはずだけれども、激痛に頭がガンガンしてきました。
・・・今日は燕飛をあきらめて。ゆっくりと眠ろう。右足の腫れが引いたところで、私は起き上がり、モグハウスへと向かい始めました。
「ご主人様、お帰りクポー。怪我ならケアルで治療すればよかったのにクポ」
ああああああああああああああ!!!!!!!!私サポ白ぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
306 :
161:2006/03/15(水) 01:38:17.06 ID:M8oeqfy3
この何かが通ったようなあとは、蛇・・・か?
ヴァナだし、砂丘に毒蛇がいない保証は、ない。
毒消しは道具屋からバラ買いして何本か持っていたが、血清のように効く保証もない。
そういえば、道具屋にいたゴブリンが言うには、彼らは夜のほうが遠目がきくそうだ。
「街の外にいるトモダチに、話が通じるなんて思わないほうがいいぞ」とも言っていた。
昼間以上に、慎重に進んだほうがよさそうだ。
こんな世界で、こんな孤独な思いをしているのは、俺一人だけだろうな。
蒸留水のボトルに口をつけてようやく、自分の喉がカラカラだったことに気がついた。
>ああああああああああああああ!!!!!!!!私サポ白ぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!
ワラタ
シリアスの中にこうやって笑えるシーン混ぜるのは良い物書きになる資質があるよ
今日の分、終わりかな?
お二方お疲れ様。
もしこのまま続くようならまとめサイト作ろうかなw
このままじゃ後から見た人が見るに見れないしw
>>276よりもづき
夢の中でミスまんを決めようとした俺の前に現れたのはエル♀だった
ついてる!流石マイドリーム!とりあえず声かけてみるか
「やあ、そこのお嬢さ」
【英語】【いりません】【帰れ】
…
なんだろうか、物凄い機械的な声だったような…
俺はちょっとうなだれた
ん?サブリガはいてる?視界が暗いから夜だと思ってたらサングラスかけてるし!
なんでこんな格好…あ、そういや昨日ふざけてハードエルナが初心者を助ける企画やってたんだ!
まさかそんな格好で夢に出てくるとは…
まぁいい、とりあえずシャントットだ!
半ば意地になってシャントットを見に行こうとしてた
石の区は水が多いな、釣りしてる人もいる
「やあ釣れてるかね?」
どうせ夢だと思い声をかけてみた
「うるさい気が散る一瞬の油断が命とり!」
うーん、どうやら俺の夢の中ではブロント語が流行ってるらしい…
揚げ足取ると
【帰れ】×
【かえれ】○
311 :
>>69:2006/03/15(水) 03:23:19.53 ID:RgOlmKCW
「坊や。ところで宿はどうする気かね?」
ガルカさんに言われてはっと気がついた。そんなもんは用意していない。
「・・・そこらに座り込んでマントに包まって」僕は指輪物語のフロドか。
(・・ん?指輪物語ってなんだったっけ?)
「よかったら宿を紹介するから依頼を受けてくれんか?」「うん!」
・・・即答してしまった。僕って良い子過ぎ。
・・・報酬として提供された宿は「蝙蝠のねぐら」・・・なんちゅう貧乏宿。
で、依頼内容は・・・
「ヒュームの挑発に負けて暴行事件【?】を起こしてしまった仲間の保釈金を稼ぐ」
・・・明らかにただ働き以下じゃないか!!!
「(ボソ)成功の暁には黒鉄鋼を3つほど横流ししてやるぞ」「やります!」
・・冒険者がモンスターを倒す事を期待して、
別段横流ししてもらわずともフツーに冒険者は自由にツェールンで採掘できる
・・・ようになっている事を思い出すのは後の話。
312 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 03:24:07.79 ID:RgOlmKCW
ところで。とガルカさんたち。
「劇毒サソリの爪破壊で手配書回ってるのだが、このたるっこ知らんかね?」
タルタルなんてみんな同じに見えるよと豪快に笑うガルカさんたちに、
「え・・・えっと・・・し、ぼくしあない(汗」と答える僕であった。
…立て逃げした
>>1に会えるのはいつになるんだろう。
・・・うお昼・・・・ポ・・・きるクポ・・・・
目がさめかけていると声が聞こえてくる・・・と、同時に尻に違和感を感じた
手で尻をまさぐってみる・・・太い何かが生えている・・・
眠いのを堪えうっすらと目を開ける
「ご主人様、やっと起きたクポ?もうお昼過ぎてるクポよ」
ぱたぱたと飛んでる白い生き物と目が合う、そして長い静寂
その静寂をやぶったのはモーグリだった
「まだ寝ぼけてるクポ?寝過ぎるとよくないクポ」
寝ぼけてる頭を必死に働かせてこの目の前の生物について考える
どうみてもモーグリだ この前みたあのスレと同じなのか?ガルカになってしまったのか!?
俺は確か・・・昨日片思いの友人といっしょに酒とポーションを飲んで・・・そのまま寝てしまった・・・2人で
・・・・でも俺のキャラはエルのはずだ・・・思い出せ・・・昨日何をしたか
横で不思議そうな顔をしているモーグリをほったらかして考える
・・・そうだ、昨日友人と2人で新キャラを作って遊んだんだ・・・それでガルカに・・・
・・・・・って事は俺今サポすら無い白魔導師なのか!?
何故か冷静だった俺の目の前は一気に暗くなった
315 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 04:12:48.31 ID:RgOlmKCW
ガルさんたちの話によると挑発?した奴はヒュームの政治家の子息。
ガルカ嫌いで有名らしいが・・・。
で、こいつが事もあろうにわざわざ避けて通ろうとした若いガルカに
走りよって何度もぶつかろうとして果たせず、こけて転んで頭を撃った。
それにキレて若いガルカに斬りかかり、ガルカに大怪我をさせ、
暴言の数々を吐いたのだが何処をどう間違えたのか逮捕されたのはガルカ。
それにきれたガルカが子息に殴りかかり一撃で半死半生にさせてしまったらしい。
・・・なんというか、ヒュームは馬鹿の集まりのような気がしてきた。
さて、面倒なのでさっさと済ませるか。
タルタルの体は隠密には便利にできているし、情報集めも容易だ。
適当に後ろ盾になってる親父のスキャンダルでも掴めばいいのさ・・・。
・・・僕、そういう技術しらない。だいたい普段チャリ屋で修理ばっかり・・・。
・・・なにいってるんだ僕は・・・・。
結局、しばらくガルカさん達の情報活動の手助けをさせられる羽目になるのだった。
しばらく考え込んでいたが、黙っていてはよくない事ばかり考えてしまう
心配そうな顔をしているモーグリに大丈夫だ、と言いとりうえず外に出てみることにした
・・・昨日は酒とポーションを飲みながら友人とそのまま眠り込んでしまったはずだ
あいつはどうなったんだ?あいつもこっちに来てるのか?
あいつもいるかもしれないなら探そうとも思ったが2人とも新キャラの名前はお任せで付けたからよく覚えていない
またそこで悩んでいると腹が切ない音を立てて鳴った
・・・財布を見ると5万ギルが入ってた メインキャラから移した金だ
とりあえずロクに稼げない今の俺ではムダ使いをすべきではないと判断し、野兎のグリルと岩塩を買って食べる
魔法は集中して呪文(詠唱文句)念じると使えると言うことが分かった。呪文は不思議と頭の中に沸いてくる。
ロンフォールにも足を運んでみたが他の冒険者がオークを引き連れながら逃げてきたので俺も慌てて街の中に非難した
確か今はタゲが切れると他に絡まず、すぐに消えるはずだが やはり怖い物は怖い
もし絡まれたらレベル5か6の白魔導師に勝ち目はないことは解っている
元の世界に戻る方法を探すにしても何にしても・・・まずはレベルを上げるしか・・・無いのか
明日からレベルを上げよう、そう決心して 俺はモグハウスへと帰る事にした
帰る途中に見た夕陽は現実世界で見たよりも綺麗だった
朝起きたら僕はナイトになっていた。
せっかく自キャラになったのだがから、ためしにバタリアで狩りでもしよう。
(エリアチェンジ)
ぎゃー、トラ、コワイ怖いこわい。テラオソロシス。あんなの戦えるわけねぇwwww
どうりでジュノが混んでるわけだぜ
318 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 07:37:32.86 ID:/DsOdKIX
ID:cf/m7Zsqは改行して文を見やすくする事を覚えたほうがいいと思う
文は短くするほうが難しい
319 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 08:32:08.84 ID:2BAx2OA3
朝起きたら、なにやら寒い。
というか、あたり一面雪景色じゃないか。
とりあえず、ジュノに向かって行く事にした。デジョンアイテムはない。
ん?あれれ;;
なんと敵にからまれるじゃないか!?ってよくみたらナ30だよ!?
まあ、死デジョで帰るか。。僕は、すなおに死ぬことにした。
。。。。うぐっ。。。バタッ。。。
再度、起きると、あたり一面雪景色。って、さっきと同じ。。。
どうやらホームポイント設定してるらしい。
たすけてくれ〜。サーチしてみるか。サーチ結果、1件って俺じゃん。。。
こうなったら、自力でいってやる!!
ト、、トラが、、;; うぐ。。バタ。。。。ホームポイントへ、、、
ボスケテーーー;;
パーティメンバーがいません
320 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 11:45:38.15 ID:8MTVqj8h
目が醒めたらちびっこいタルタルになっていた。
(ああ、コレが>>1の言っていたアレか・・・)
独りごちでモグハウスを後にする。
出た先はウィンダスの港区。
・・・ココへ着たらやる事は一つ。
「あんまり見られると・・・恥かしいんだけどニャ〜・・・」
釣りギルドの餌撒きミスラがそう愚痴る。
それもそのはずその下着姿のミスラの後ろには/sitした黒山の人だかり。
周囲の人の会話を盗み聞きすると骨ギルドも大人気らしい。
そういえばあそこも薄着ミスラが多かったな・・・シッポピーンと京都訛りの。
スクリーンショットは99枚以上撮影できません
・・・っと・・・はて、なんだろうコレ。
321 :
228:2006/03/15(水) 11:57:09.34 ID:5Faei8jN
>>229続き
競売に行く途中、何度もエルやヒュムとすれ違った。
こうして改めて自分の視点で見るとヤツらデカすぎるな、
…いや、自分が小さいのか。
ガルカともすれ違ったが、確かにアイツらには食われてもおかしくない。
アイツらに追いかけられたら必死に逃げるな…たぶん。
途中何度も踏み潰されそうになりつつ、ようやく森の区の競売前に着いた。
過疎化の三国のはずなのに今日の競売前は結構な人だかりだった、なぜこの日に限って…。
競売のシステムとかが気になって近づいてみたが、人ごみに揉まれて耐えられず諦めた。
「はぁ…、どうしたものか」
噴水のある広場まで戻ってくると突然叫び声が聞こえてきた。
【テレポデム】【くれませんか?】【いたわる】3000Gil
なるほど、シャウトはこんな感じで聞こえるのか。本当に叫んでるんだな。
よく人集めとかで叫びまくったな…、等と思いながら、ふと自分が白魔道士だった事を思い出した。
「テレポ……使えるのかな」
322 :
228:2006/03/15(水) 12:40:33.83 ID:5Faei8jN
2chで読んでいた情報ではスクロールを丸暗記、だったはずだ。
もちろん手元にはスクロールは無い。
とりあえずモグハウスに戻る事にした、サポジョブも忍者のままだったから。
”こんちゃー”
突然耳元で声が鳴り響く。そうかこれがリンクシェルか。
使い方もよく分からないが、とりあえずリンクシェルに向かって声をかけてみる。……小声で。
”ど、どもー…”
”ウィンなんかで何やってんの? クエ?”
どうやら使い方は間違ってなかったらしい。使い方間違って道端でコソコソと話してると
端から見たらただの怪しいヤツだからな。
今の状況を説明しようと思ったけど、スレで読んだ内容からは相手にされないのが見えていたので
世間話とかで適当にお茶を濁しておいた。
323 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 16:21:33.66 ID:EgroOwy1
続き読みたいからage
324 :
228:2006/03/15(水) 17:22:11.97 ID:5Faei8jN
「あ、おかえりなさいクポー」
モグハウスの扉を開くとモーグリが出迎えてくれた。
モーグリなら話が分かるかと思い、切り出してみる事にした。
モーグリは思ったより素直に話を信じてくれた。
どうやら最近こうしてヴァナに取り込まれる人が多いらしい。
「ご主人様みたいにこっちに来てる人は結構居るみたいクポ。
この間、サンドリアから移籍したいってやって来た冒険者さんも
ご主人様みたいな人らしいクポ」
そうなると結構な人がこっちに来てるんじゃないのか?……って、待て。
「そのサンドから来たってヤツ、
>>100じゃないのか?
そいつってエル♀だったのか?」
「ご、ご主人様落ち着いて! 痛いクポ! それは引っ張っちゃダメですクポ!」
「あぁ…、スマン」
興奮してついモーグリの頭のオレンジのを引っ張っていた。
オレンジの玉も気になるが、まずは
>>100らしきヤツの話を聞こう。
325 :
228:2006/03/15(水) 17:25:44.48 ID:5Faei8jN
「モグ協会でも話題になってるクポ、最近変になったご主人様が多いクポ。
突然人が変わったようになって、戦えないとか言って部屋に篭ってるみたいクポ。
ご主人様も昨日とは随分違うみたいだけど、大丈夫クポ…?」
ゲーム画面で見ていたような決まった対応をするだけではなく、
きちんと話を聞いてくれるモーグリにちょっと感動したが、今はそれ所ではない。
まずは
>>100を探さなければ。
「大丈夫だ。それよりもそのサンドから来たっていう冒険者は今どこに?」
「お金が必要だ、とかでギルドとか競売でアルバイトしてるって聞いたクポ」
「そうか…、わかったありがとう。とりあえずジョブチェンジを頼む」
「分かったクポ、ジョブチェンジ、クポポ〜〜〜」
サポを黒にして俺はまたウィンの街で
>>100を探す事にした。
見つかればいいんだが…。
あ、オレンジの玉調べるの忘れてた。……まいっか。
326 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 18:31:27.15 ID:0zoh2vpe
ほしゅ
327 :
228:2006/03/15(水) 19:41:56.10 ID:5Faei8jN
その後、色んな人から話を聞いて
>>100がシャントット様の所に向かったという情報を手に入れた。
正直あそこには行きたくない、ゲーム画面を通してみていた時は
呪いだとか、魔法をぶっ放すとか、楽しんで見ていたが、
今は自分自身、生身の身体だ。
魔法で消し炭にされるのもイヤだし、呪いで苦しむのも御免こうむる。
「けど、行って話し聞かないと
>>100には会えないだろうしなぁ〜。
……そういや魔法だ、リンクシェルとかですっかり忘れてたけど。
シャントット様にぶっ飛ばされても良いように、せめてケアルとかは使えるように…」
石の区に向いていた足を水の区に方向修正、魔法屋へ行く事にした。
さっきから競売前とかをうろついてて思ったが、ゲームで見るよりも遥かに広い!
自分の足で走っているというのもあるだろうが、いつもなら5分とかからないモグハウスから噴水前までの距離、
たったあれだけでも軽く30分位かかるのだ。ウィンが広いだけなのか、この世界が広いのか。
後者の確立が高いな…、俺は軽く頭を抱えながら水の区の魔法屋へ急いだ。
328 :
228:2006/03/15(水) 19:59:41.71 ID:5Faei8jN
職場からだったんだが、帰る。
ちょっと↑でも話題出てたけど、トリップいるかな?
329 :
161:2006/03/15(水) 20:00:55.29 ID:M8oeqfy3
続きを書こうと思ってログを見ていたら、
Blurry(エスコン5のOP)が聞きたくなったんで、ちょっとツタヤいってきます。
>>308 まとめサイトがあったら非常に助かります。
あっちこっちログが飛んで、こんがらがるw
330 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 21:48:23.20 ID:cf/m7Zsq
>>308 もしまとめサイトができると読みやすくなっていいと思いますよ
>>318 たしかにダラダラ長いですね・・・。以降気をつけます
貴重な意見ありがとう
支援sage
332 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 22:02:31.27 ID:DKAQQsc+
これ読んでておもろい!
応援します。頑張って下さい
文章を見ればその人だ、とわかるとは思うけどトリップ試してみました。
続きを書きますね。
334 :
既にその名前は使われています:2006/03/15(水) 22:22:37.85 ID:cf/m7Zsq
運の悪いことに、その蛇行線はセルビナの方角へ伸びていた。
このまま進めば毒蛇と鉢合わせするかもしれない。
そう思った俺は、遠回りして進むことにした。
海沿いを行くか、途中にアウトポストのある丘陵側を行くか・・・。
どちらにせよ危険はつきまとう。
俺はプロテスとシェルのTabをイメージして、自分に施した。
アタマの血管が切れそうだ。
ラテーヌから合わせて、もう半分くらいは気力を使い果たしてるんじゃないだろうか。
だが、ゆっくり休もうなどという、気持ちの余裕はなくなっていた。
俺は、海沿いに行くことにした。
浜辺に亡霊が出るという話は聞いていたが、とにかく今は、誰にも会いたくない。
俺はこの世界で唯一、イレギュラーな存在なんだという自覚から湧き上がった孤独感が、俺を蝕んでいた。
ときおり吹きつける砂混じりの潮風にすら、怯えていた。
人工の明かりなどない夜の闇に、俺は押し潰されそうだった。
トリップ上手く入るかテスト。
仕事終わって帰ってくるとこんな時間、勘弁して欲しい…('A`)
>>228さん
ちゃんとトリップついてますよ。
自分のトリップ、
“スリーピング・エンド&シー・ユー”
に見えてきた。なんかの題名みたいでカッコヨスwwww
このトリップで続投wwww
生意気にも私もトリをつけさせていただきますね。
今から投下します
さぁぁぁと止まることなく落ち続ける水の音。
ヴァナディールに着てもう何日目なんだろうか・・・?
この水音が目覚まし代わりになるのが当然の様になってきていて少し怖い。
「ご主人様、おはようクポ〜」
「おはよう、モグタン」
モーグリだと個性が無いからモグタンって呼んでいい?と言うと
『ご主人様に素敵な名前を付けてもらえたクポー』とクルクル回りながら
大喜びをしてくれた、いつも無駄に元気な彼。
そんなモグタンと朝の挨拶ももはや当然な感じがしてくる。
「クポポ?ご主人様、なんだか元気がないクポ・・・」
・・・けっこうこの哺乳類鋭いなw ムリヤリ笑顔を作りながらまだ眠いんだと言い、
私はゆっくりと起き上がった。
夢を見た・・・。お母さんが春休みだからといって寝すぎだ!と言って私の布団をはぐ。
寒いと駄々をこねる私。いいから妹の由佳を起こしてこいと言われむくれながら起こしに行く。
目頭がジンと熱くなり、涙がひとりでに落ちてゆく。
「ご、ご主人様?」
はずかしいな、嗚咽が止まらない・・・。そんな心配そうな顔で覗き込まないでよ。
思わず顔を信じられないくらい小さくなった手で覆った。
私は今まで何をやっていたのかな・・・?
何おもいっきりヴァナライフを楽しんで・・・。
家族とか友達とかの事を全く考えないで・・・。
「ご主人様〜、あんまりなかないで欲しいクポ〜・・・モグまで悲しくなってくるクポ〜・・・」
「・・・ごめんね」
私がここでやるべきことは生活費を稼ぐことでも、冒険でもなかった。
元の世界に帰る・・・。これなんだ!
少しだけ落ち着いてきた。帰るために今のところ私が出来ること・・・。
少しでも手がかりを見つけるために情報収集かな?
「モグタン、心配かけてごめんね。リンクパールとってくれないかな?」
今作れる、精一杯の笑顔でモグタンに私はたずねた。
「ご主人様が元気になってくれればモグは満足クポ〜♪」
うれしいことを言ってくれるな哺乳類。
「ところで、ご主人様はパールを持ってなかったはずクポ。」
さらりとショッキングなことを言ってくれるな哺乳類。・・・え?
「えぇ!!そんなはずないよ!絶対あるはず!そんなわけ無いよ!!」
「でも、でも、ご主人様は一度もパールを持っていたことなんて無かったクポ!」
私はベッドから飛び降り、自分のかばんをあさり始めた。
「そんなはずないの・・・そんなはずは・・・」
始めてレベル上げに誘われたのはLV9の時。その時のPTのリーダーがくれたパール。
それ以来、一度も外したことのない水色のパールが無い?
外したことのないパール
外していないのだから私がヴァナディールに来たときにももちろん装備されていたはずだ。
そして、装備されているなら誰かがログインした時に私に気がついて挨拶をするはず・・・。
たぶん、モグタンの言っていることは本当なんだ。
その証拠に、ここ数日間LSのメンバーやフレと話した記憶が無い・・・。
このヴァナディールはたぶん私がいたサーバーじゃない。
じゃあ、一体どこだろうか・・・。なんにしろ、情報収集は必要だろう。
「モグタン、パールはいいや。とりあえず水の区に行くから白サポシに着替えるね。」
「本当にちょっと今日のご主人様は変クポ・・・。それじゃ、クポポポポー!」
回転するモグにあわせて私の周りを水色の光が飛び回る。
光がなぞった後に現れる白AF。そして背中には闇杖と
頭にチョコンと乗ったリラコサージュ。
どうでもいい話だけれども、ヒーラーパンタロンってタイツと巨大ルーズソックスが
合体したような形だから・・・なんというかある意味タイツだけしか
はいていないというか・・・うん、まぁその、ちょっと恥ずかしかったり・・・。
ほんと、そんなどうでもいいことは置いておこう。まずは情報収集!
「それじゃ、いってきまーす!」
私はドアを開けて居住区のきれいに区分けされた道を水の区に向かって歩き始めた。
不思議な甘い花の香りと桜の花びらを含んだ風が私のポニーテールをなびかせた。
水の区へ行く途中、モーグリがいる場所を通った。
そういえばイベント中でヒシモチが買えるんだったな。
…ちょっと興味が沸いたので、ミスラに変身出来るヒシモチを1個だけ購入してみた。
チッ、貧乏人が…、とモーグリが舌打ちしていたので一発殴っておいた。
人ごみから外れて一人でドキドキしながらヒシモチを食ってみた。
食った途端に自分の身体が光に包まれて、光が収まった時にはそこらの子ミスラと同じ格好になっていた。
「おぉ…、ホントに子ミスラだ」
もっとよく見る変身シーンみたいに、身体が変形していくのかと思った、
がっかりした反面、そんなのを自分では体験せずにすんだ安心感の方が強かった。
いくら今が♀とは言え、あんな変身シーンなんか勘弁だな。
本来の目的を忘れかけていた俺は、慌てて魔法屋に向かった。
時間は……、もう夜中だろうか? 空はとっくに陽が落ちており真っ暗だ。
心なしか人通りも減っていた。
遠くから海鳴りが聞こえる。
サクリ、サクリと砂を踏みしめる音が、やけに耳につく。
ぼんやりと見える暗がりの向こうまで、俺の足音は筒抜けなんじゃないかと思えた。
いまにも何かが走り寄ってくるような、そんなありもしない気配に何度も足を止めた。
それは唐突だった。
チュニックを着たミスラと、剣を振り上げ彼女を追うゴブリンが、俺の近くを走りすぎて行った。
小柄なミスラは、背中を何度も斬りつけられながら、体を引きずるように必死で逃げていた。
あれだけビクビクしていた俺は、結局何も聞こえていなかったわけだ。
だが、これはラッキーだ。
この先に待ち構えていたはずのゴブリンが、あのミスラのおかげでいなくなったんだから。
俺はまたゆっくりと、海のほうへ足を向けた。
間に挟んでしまった、スマン。
しばらく書き溜めしておいて、スレの書き込み控えるわ…
ひゅう、ひゅう、ひゅう・・・。
耳の奥にこだまする音で、俺の足が止まった。
本当に、これでいいのか?
あのミスラ、必死だったな。あのまま砂にまみれて死ぬのか。
いや、ホームポイントに還るだけだろう。それともLSの仲間がレイズにくるだろうか。
何度も、脳裏にモンブロー先生の顔が浮かんでは消える。「今度は君が・・・」
あぁ、ちくしょう! 助けてもらいたいのは俺のほうだ!
俺はミスラを追って、全力で駆け出した。
ケアルだ。辻ケアルするだけだからな。
俺の少ない脳みそがフル回転した。
充分に距離を取ってミスラにケアルだ。ゴブリンは俺を追ってくるだろう。
距離を詰められる前に、全力疾走でアウトポストに駆け込む。
明日までは猛者揃いのサンドリアが、ここの受け持ちだ。砂丘をうろつくゴブリン程度なら、朝飯前。
よし、これでいこう。
間に合ってくれ!
俺の投下は、今日はここまで。
>>19さん
文章が前より見やすくなってますー^^
ほんわかした雰囲気がうらやましいッス。
>>228さん
間に挟まるのは、現状では仕方ないんじゃないかな。
控えるなんていわず、新作読ませてくれーw
348 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 01:29:40.40 ID:fJt2KhsK
某レベルEみたいに町の人とかモグが何を言っても定型文しか話さなかったら
恐いだろうな。世にも奇妙な〜とかにありそうだ。
ところで
>>100がウィンダス人になってランクを上げないと
シャントットに会えないと思い込んでいるところが気になるのだが
何で誰も突っ込まないんだろう…。
どう見てもStar Sibylと混同しています。本当にありがとうございました。
349 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 03:01:15.24 ID:Qb462va7
会えないんじゃない、相手にされな(???のデジョンUが発動。HPへワープします。
350 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 03:21:03.40 ID:LBZ5qNLR
「で…ドサクサにまぎれてこんなもんを盗んできたと」
ガルカさんが呆れる。
「盗んできてないよ!気がついたら掴んでただけで!」
僕は反論したがあまり事態はよろしくない。
政治家の家に忍び込んだ僕は子供の振りをしつつ情報集めをやっていたのだが、
比較的あっさり変装がばれて遁走した次第。
「しかし・・・これはなにかね?」ガルカさんたちが呆れる。
「こんなシンプルで・・・みょうちきりんな機械は見たことがないな」
機工士のガルカさんも呆れる。
とある機械の三面図。正面に取っ手。車輪がふたつ。
紐?で後ろの車輪と真ん中のハンドル?をつないでいる。
(ハンドル・・・にしては位置が低い)
351 :
>>69です。失礼。:2006/03/16(木) 03:21:49.70 ID:LBZ5qNLR
「・・・自転車」知らずにつぶやいた僕。「なんだそれは?」というガルカさん。
「人間・・・いやあらゆる生物は移動に使用するエネルギーはほとんどが無駄になる」僕は続ける。
「だけど、この道具を使えば脚をクランクに、筋肉を原動機に。
食料という運動効率のよいエネルギーを使用して純粋に移動のみに力を使うことができる」
「でも人間はチョコボより早く走ることは・・・」
僕は答える「僕の知識には全力疾走しながら種族の限界を超える距離を、
精神力と知性による制御で走破できる生物は人間しかいない」
「はぁ?坊や。どこでそんな知識を????」
「・・・にゅ?・・・僕なんかいった?」
352 :
>>69:2006/03/16(木) 03:32:13.75 ID:LBZ5qNLR
・・・僕。疲れてるのかな?そういって寝ようとするとガルカさんたちにとめられる。
「・・・今言ったことは本当かね?」「間違いなく」口が勝手に答えた。
「僕は貸しチャリ屋だよ?修理も整備もお手の物さ」
「おー!」ガルカさん達が喜ぶ。「・・・で、貸しチャリ屋とは?」
「・・・なんだったっけw」
「・・・なにもわかっておらんではないか・・・」ガルカさんたちも呆れて肩を落とした。
「・・・だが、俺にもわかったことがあるぞ」年寄りのガルカさんがつぶやく。
「オグビィ?どうした?」他のガルカさんたちに問われて彼はうなずいた。
「最近の仲間に、子供ではなく大人から"産まれる"奴が増えている・・・」
そして彼らは語り部でもないのに「以前の記憶」を口走るのだ。とオグビィさん。
「・・・まぁ徐々にこの世界に慣れていくにつれて前の記憶を失うのだが」
いやな予感・・・。「それって?」
「お前も"ソレ”ではないのか?『前の世界の記憶』を持っていないか?」
353 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 04:02:32.51 ID:LBZ5qNLR
改めて図面を見直した。自転車・・・だ。
「僕は・・・俺はコレを修理して、店をしまう準備をして、
家に帰って酒を呑んで・・。あのスレを見て・・・」
・・・思い出した。なんで忘れていたのだろう。
「この世界に慣れると・・・前の記憶を失っていく・・・んだっけ?」「らしいな」
「・・・この機械は飛空挺のある世界にはさほど影響はないかも知れないけど」「ああ」
ガルカさんたちがうなずいた「戦争の道具になるな」
「チョコボは世話が大変だ。飛空挺はメンテナンスが難しく、ジュノ独占になっている。しかしこれは・・」
「僕なら大抵のトラブルは部品と道具さえあれば片手間で30分程度」
「全速力で走行可能距離は?」「体力続く限りほぼ無限。小型なので森や山でも使えるよ。機種によっては砂漠もすいすい」
「・・・強力な歩兵を作れるな」
354 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 04:04:07.07 ID:LBZ5qNLR
「僕のいた国は50年前に世界相手に大戦争したけど、コレを使った歩兵部隊は銀輪部隊といって、
敵の予想を遥かに超える速度でジャングルや悪路を進軍、緒戦において多大な戦果を上げている」
「他の仲間を見つけて…お前の世界の知識や道具を封印するんだ」
「・・・そのためには力が足りないからこの世界の技や技術を覚えることになるんだけど・・・」
「お前がこの世界の人間になる前に。・・適度を保て」
・・・75赤魔、武器スキル0からスタートだから・・・アンティカで上がるスキルからいって・・・あまり時間がない・・。
「この破片を見ろ」大工房から調査依頼があったという若いガルカ。
「侍の刀・・・の破片・・・?・・・か?」皆の関心が集まる。
「侍の刀は多層金属だが・・・。
成分分析をしたところ、コレは"とてつもなく均質な"金属だ」
ガルカさんたちは息を呑んだ。均質な金属を作ることはとても難しいことを皆は知っている。
355 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 04:05:55.09 ID:LBZ5qNLR
この刀は駄刀だが・・・と彼は言う。
「サンドリアはこの破片を研究し・・・。
黄金銃士隊の銃弾を軽々弾く軽くて頑丈で量産が効く鎧を開発した・・・らしい」
「ウィンダスも新型のカーディアンを開発したらしいが・・・まぁあの貧乏院だから大丈夫だと思うぞw」
・・・ちょ・・・ちょっとまてぃ!ソレってこの世界の技術だったら戦車も作れるぞ!
この世界には空母の概念はない(船と戦闘機が同じもの)からアレだけど・・・それだって・・・。
「とりあえず調査の依頼は打ち切りだ・・・奴が戦争を画策しているのはわかった」
「コーネリアは?」「多分あの子は・・・カストルも知らんだろうな」
「あの子は・・・守ってやりたいな」僕はつぶやいた「僕も・・・そう思う」
「次の大統領選挙には奴も立候補する・・・」
「守ってやるさ・・・この世界も僕らの未来も」僕らはうなずきあった。
・・・って、ミョーにシリアス!!wwwたすけてwwwマジでwwww
今北苦行
超良スレハケーン
自分も書いてみようか・・と思うほどだった
が・・悲しいかな文才が無い orz
特に
>>19さんの作品がお気に入り
話の続きを書こうと思ったら、案外NPCが販売してる魔法とか覚えてないもんだな…。
慌ててウィンダスに向かってみたりw
魔法屋についたときは既に真夜中、人通りも少ない水の区のちょっとはずれにあるから人も少ない。
真夜中でもギルド以外のお店が開いてるのは親切設計だよな。
「いらっしゃーいまーしー、国立魔法店へようこそー」
しまった…、ここだとケアルIIとかプロIIとかの中級とプロIVとかの上級だったか…。
ないよりはナシと、とりあえず手当たり次第使える物を買っておいた。
なんでそのLVでいまさらそんな魔法を、って眼で見られていたがこの際気にしない。
「おかえりなさいクポー、ご主人様」
「ただいま、モグ」
モグハウスに帰って早速魔法スクロールに目を通してみる。
「我…に…… 力を…… かの者……を守る……力…を…?」
文字は見たこと無い字なんだが、何故か読む事が出来る。
覚えるのは難しそうだ…、後で日本語でメモでも取って纏めておこう。
記憶力が悪い自分をちょっと恨む。
「ご主人様、魔法の復習クポ? 今更そんな魔法をどうするクポ…?」
「う、うるっさいなー、使い方覚えてないから仕方ないだろ」
「ご主人様……、おバカになっちゃったクポ? グッ…ポ…!」
ヒシモチ売りのモグと同じく、一発殴って大人しくさせておいた。
色んな話聞いたり話したりしてくれるのは嬉しいが、これはこれで鬱陶しいかもしらん。
モグは放っておいて、一通り買ってきた魔法スクロールをメモし終えた俺はふと気づいた。
「腕時計…、寝るとき枕元に置いてる腕時計!」
今思えば寝るとき着てたパジャマは、朝起きた時も着たままだった、
枕も同じく自分の枕だった。…パジャマはタルタルサイズに縮んでいたが。
もしかして腕時計は残っているかもしれない。
「…あった」
腕時計は残っていた、幸い時間も狂ってないし、ねじ巻き式だから電池も切れてない。
今は……げっ、夜中の1時かよ。こっち来てから時間の観念が狂ってるな。
こっちも夜中だし、そろそろ寝るか。時間が分かったら一気に眠気が襲ってくるもんだ。
361 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 16:56:45.84 ID:zOt7lfwk
宣伝アゲ
朝起きたらビッグバイパーになってたらどうすんだ・・・
363 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 17:03:04.18 ID:zOt7lfwk
朝起きたらゾルドフになってた
364 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 17:27:08.39 ID:snVcIbXx
朝起きたらフォルカーになってた
365 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 17:37:41.64 ID:VW2RRk+T
もうネタスレじゃないのか
366 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 17:38:24.29 ID:9iSc5ix/
朝起きたらいつもの朝だった
げへへへへ
368 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 19:47:17.58 ID:bg6/WldV
応援age
369 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 20:33:46.93 ID:UH4j3CwR
>>362 あー
コナミの戦闘機か
なってらちょっと世界征服狙ってみるよ
単機でも世界征服可能そうだし
じゃぼくはR-9になりたい
んじゃぼくはシルバーホーク!!
372 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 20:49:02.35 ID:6peJYuDV
微妙に年寄り多いな………
373 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 21:08:00.78 ID:8UqcNKTN
朝起きれない
374 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:34:07.75 ID:zOt7lfwk
∧_∧ ┌────────────
◯( ´∀` )◯ < 僕は、クピピちゃん!
\ / └────────────
_/ __ \_
(_/ \_)
lll
375 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:36:38.19 ID:hdX2ELBT
じゃぁ俺SR-71
まあクピピになってても絶対書記官の仕事なんか出来ないけどな
377 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:40:53.88 ID:HChRvG9h
本家の人もうこないのかぁ それともFF12中でいそがしいのか、、、
378 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:41:40.08 ID:zOt7lfwk
昨日は三人もきたのにね
みんなFF12かああああ!
379 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:42:42.41 ID:x91VaJac
昔、広島に、ナタデナタデさんという小さい女の子がいました。
ある時、アメリカにより原子爆弾が落とされたとき、
その女の子は死んでしまいました、そのときに残った、
女の子の強い思いが、恨みとなって、この話を聞いた人を
呪い殺すそうです。
その呪いから逃げるためには、3つの条件のうち一つをしなければいけなくて、
一つ目は、夜中の12時にどこでもいいので、近くの踏み切りに行くと、
ナタデナタデさんが立っていて、電車に轢かれてバラバラになるので、
それをビニール袋にいれて、おまんじゅうを供えて
「ごめんなさい、許してください」というとナタデナタデさんは、
消えて、許されるそうです。
380 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:43:08.55 ID:x91VaJac
二つ目は、夜中の2時から3時の間に家の台所に行くと、ナタデナタデさんの
生首が置いてあり、それをナイフで刺しまくってから、
「ごめんなさい、許してください」というと許されるそうです。
三つ目は、夜中の12時に家の玄関をでると、ナタデナタデさんが
立っていて、目をそらしたり表情を変えたりしないで5分間くらい
じっと見つめてから、「ごめんなさい、許してください」と言うと
許されるそうです。
これらを行っているときは、不思議と周りに全く人の気配が無いそうです。
後輩は、一つ目をやったそうです。
また、友達と一緒にやるのはだめらしいです。
381 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:43:10.72 ID:HChRvG9h
俺本家の人の奴だけ読みたいのではやくトリップ漬けてくれないと
レス抽出できないww
382 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 22:55:53.93 ID:LLz3ftfL
ナタデナタデどこ???
ナタデココ。
だったらいいな。ヲチ
383 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 23:00:03.49 ID:zOt7lfwk
トリの方がくるとしたらそろそろかな
384 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 23:12:55.52 ID:UH4j3CwR
>>380 4つ目の条件忘れるなよ
なでなでしーてって言って来たところを電動マッサージ器を頭に押し付けてブルスコファー言わせなあかんやろ!
385 :
既にその名前は使われています:2006/03/16(木) 23:13:51.26 ID:UH4j3CwR
ナタデかよ!
よくよんでなかったわ
>>228さん
ちゃんと売ってる魔法の種類を調べに行くなんてエライ!
自分は勢いで書いちゃうので、あとで見直すと修正したいところばかり。
ゲートクリスタルは六個だよ。ルテ忘れてるよ俺・・・ orz
>>69さん
じわじわと迫るシリアスさに、ちょっと引き込まれました。
>>100さんの自転車がバスのヒュームに持ち逃げされたとすると、砂丘にはもうありませんよね。
さて、続き書こう・・・。
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
夜の砂浜は僅かに水分を含んでいて、俺は脚を取られずに力強く砂を蹴り上げた。
さすがエルヴァーンの身体だ。
革の鎧すら着ていない旅装の俺は、あっけなくミスラとゴブリンを視界にとらえるまでに追いついた。
俺は走りながら目の前にケアルをイメージ、立ち止まったらすぐに力を込められるように準備した。
目測で、魔法がギリギリ届くであろうポジションまで距離をつめる。
ちょっと近いか? ミスラにケアルをかけたら、即、反転してダッシュだ。
ミスラが顔から砂に倒れこむ。
トドメとばかりに、ゴブリンはその傷だらけの背中に赤黒く錆びた剣を振り上げた。
「Goblin Tinkerer! 貴様の相手は、この俺だ!」
/echo 【挑発】@30sec.
俺はスラリと腰の剣を抜き放ち、半身に構えてゴブリンを睨みつけた。
流れるような一連の動作。
よりにもよって、こんなときにマクロが暴発しやがった・・・。
俺は走馬灯が見えた気がした。
俺、死んだらどうなる。
俺はゲームのキャラじゃない。あの錆びた剣で斬られて、転がって、それで終わり。
膝が震えだした。
奥歯が噛み合わない。
かすかに、さっきの音がまた聞こえてきた。
ひゅう。ひゅう、ひゅう。
それは俺のトラウマ。
ガキの頃に目の前で車に轢かれた猫がいた。
変な方向に曲がった脚で、何度も立とうとして、転んだ。
死ぬ間際に、喉の奥から搾り出した最後の息。
俺は猫が嫌いになった。
幻聴じゃない。
倒れたミスラの口から、その音は聞こえていた。
時々、俺は自分で自分を馬鹿だと思う。
馬鹿なことをしようとしている。
俺は、剣を振り上げたゴブリンの目の前で、ミスラに向けてケアルをイメージした。
ザズズッ
という鈍い音と、まるでノコギリで挽かれたような、声にならない強烈な痛みが俺の太ももに走った。
Tabで組み上げたイメージなんて一瞬で消し飛んだ。
バクンバクンいう心臓が口から出そうだった。
ひゅう。ひゅう・・・。
俺はあぶら汗をにじませながら歯を食いしばった。
ギザギザに錆びた刃物で切りつけられる度に消し飛ぶイメージを、ただ一心にかき集めた。
何度も、何度も、やり直した。
あぁ、俺は馬鹿野郎だけど。
一度だけ、ケアルが成功したんだ。
「どうだ、このヤロー!」
俺は思わず叫んでいた。口の中が鉄サビ臭かった。
ミスラを見た。
彼女は倒れたまま、起き上がらなかった。
なんでだ・・・!?
俺は、痛みと焦りと怒りがないまぜになった感情を抑えられなかった。
もう何度も振り上げてきたゴブリンのその腕めがけ、俺は右手に握りっぱなしだった片手剣を振り回した。
ゴブリンの手首が、剣を握ったまま、くるくると回りながら飛んでいった。
俺の勢いは止まらなかった。
息も継がず、鉄かぶとをかぶった脳天に力任せに振り下ろした。
めきべきぱきゅずぶずぶ
と耳に残る嫌な音をさせながら、ゴブリンの胴体までめり込みんだ剣は、切っ先が砂地をえぐってようやく停止した。
寝ます。さすがに書きすぎたっぽい。
393 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 02:24:02.28 ID:0Py/Xvuq
GJ!続きが気になるね。特にミスラ。
394 :
>>69:2006/03/17(金) 03:00:10.71 ID:Yy6jm6Z3
あの図面は「ウィンダスで変な絵を描いている奴」の情報、
あと各OPの銃士達などの目撃情報から作られた大雑把なものなのであまり使えません。
見る奴が見たらチェーン省いて三輪車形式にしたらアフリカの木製自転車程度は作れるかも知れないけどね。
>>100氏がなんかかくのを邪魔しないように補足でした。
>>357うーんかに本家様が書いてるのをみて続編書いただけなので・・・。
ふつーに雑談スレとして「こんな風になってるんでは」というのでいいかと。
>>309よりもづき
夢の中で色々してやろうと思ったが、どうにもうまくいかない。
いつもは夢見ても夢と解らなく、自制心が効いてしまい何も出来なくなる。
でも今回は夢と気付いているのだが・・・やたら世界がリアルすぎる。
まぁこれがリアルよりリアリティなのかも知れないが。
たしか俺はこんな格好(サブリガ)だがナイト75なはずだ。ケアルの一つでも使えるよな。
確かこんな格好で精神集中かな・・・俺は両手を広げ上体を反らし、精神を集中させてみた。
心の中に暖かいイメージがこみ上げてくる・・・「ケアル!」
俺の体が淡く暖かい光に包まれた。
「これがケアル・・・かな」
特に傷は負っていないので確証はもてなかったが、今の感じはケアルなのだろうと思う。
ためしに幾つかの魔法を唱えてみた。ケアル、プロテス、シェル・・・IIやIIIはどうやって使っていいのかが解らなかった。
魔法いくつか使ったら少し気分が悪くなってきた。MP切れなのかな。さすがエルナ、1系少し唱えただけなのにもうMP切れかw
夢の中でも魔法が使えるのか。しかしこの感じ・・・やたらリアル過ぎる。
俺の夢なら多少はリアルではあるが、どことなくぼやけて見てることが殆んど。
でもこれは普段生活している時と同じ。どうなっているんだ。
流石に気味が悪くなってきた。なんとなくこれが現実だと言う気持がふつふつと湧き始める。
「そうだよな・・・あの人(?)ならなんとなくは解ってくれるよな・・・」
俺はシャントット亭の前に来た。入ろうかとドアノブに手をかけた瞬間、さっきのエルメスがドアから出てきた。
やっぱり俺を無視して足早にさっていった。まあいい、今はこの中の人に用があるんだ。
恐る恐る中を見ると、金髪を青いリボンで二つに結び、くりくりした目をしたまるで子供の様な人物が立っていた。
397 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 03:27:50.49 ID:Yy6jm6Z3
子供の姿というのは便利だ。特に幼児なら何処にでも隠れられる。
荷物はゴブリン製のポーチに突っ込んだ(いったいどういう仕組みなんだろ)。
・・・恐竜つっこめるこの不思議なポーチに何故僕が入らないのかは謎である。
当たり前だが僕とガルカさん達の訴えは完璧に無視された。
先走りした若い者が「大統領警護の者を増やしてくれ。狙われている」といったそうだが。
「警護は完璧だ」とあっさり返されたそうです。本当にありがとうございました。
コーネリアさんは笑って一言。「父?常時狙われてるけど?w」
それって警護なしで鉱山区みたいなとこ出入りしているコーネリアさんも・・・。
・・・ちったぁガルカさんたちの心配も理解してください。マントねえちゃん。
398 :
>>69:2006/03/17(金) 03:29:05.32 ID:Yy6jm6Z3
・・・割り込んでしまった。すまぬ・・・。
僕とガルカさん達のシーフさんたちは各自で問題の議員の監視。
(無茶な罪状で逮捕されたガルカさんの仲間の保釈金の手配もやっている)
大統領の警護を独自に開始した。
「糞ったれのカストルを警護するとは」とはガルカシーフさんたち。
・・・暗いしねむいし、懐中電灯もなければ使い捨てカイロもないのか・・・。
原理を解説したら作ってもらえるのかな・・・。むー。雨の日は寒い・・・。
「オマエ、何してる?」「あ。いや色々と」
「色ツキちっぷ、買ウ気ナイナラ、俺のカバンから出ろ」
「ちょっとくらい、いいじゃないかーーーーーーーーw」
399 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 03:39:48.55 ID:szi0rzuX
朝起きたら10時だった…
400 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 03:43:59.80 ID:Yy6jm6Z3
それはいや過ぎwww
・・・でも僕は夜勤だから普段朝5時に寝て12時に起きる・・・。
出勤は昼の15時だ。
とうさんも、かあさんも、戦争で
死んじゃった・・・
でも、へいきなの・・・
あたし、ほんとうはね・・・
あるくにの、おひめさまなの・・・
でも、じじょうがあって、
この村に あずけられたの・・・
だから・・・いつか、きっと
むかえが きてくれるのよ・・・
クスクス・・・それでね・・・
むかえが きたら、おしろに
かえるのよ・・・
だって、あたし・・・
・・・おひめさまだもん!
ルーシーひめは・・・
お空を とぶの・・・
うふふふふふ・・・
あはははははははははは・・・・・・
402 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 10:49:53.53 ID:Yy6jm6Z3
早起きした。そして保守。
403 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 11:13:24.44 ID:0Py/Xvuq
>>402 ちょっと待て、もうすぐ11時で早起きなのかおまいはw
さて、今日も元気に勤務中ぽちぽち打ち込みますわ。
ある程度溜まったら投下します。
ごめ…、トリップ勘違いしてた…、たぶんこっちだ。
ヴァナの世界に行ったらポショーン飲み放題じゃね?
面白いんだが乱立しててワカランw
オレだったらバリスタ参加してミスラおっかけて
グラパラスロサイレスバインドして…
「フフフ…覚悟はいいかにゃ?」
あれ?
408 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 12:22:19.24 ID:uqLXZ75/
ミスラ同士のにゃんにゃんはむしろ大歓迎
>>403 気になって調べてみたら、テイルズのなりきりダンジョン
サブイベント集が引っ掛かった。それかな?
410 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 12:45:27.18 ID:YSZIqpBh
ほしゅ。
まとめサイト作るって言ったので一応つくりますー。
#ヴァナ窓wiki放置した癖に…そっち直せっていわれそうw
411 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 12:59:14.42 ID:0Py/Xvuq
>>409 thx 何かのゲームのセリフって感じはしてたけど まさかそれだったとは・・。
懐かしいな〜 なりきりダンジョン。
>>410 楽しみにしてるぞ!頑張ってくれ!
縮んでしまったパジャマに着替えながら、俺は元の世界に帰れる方法とかを考えていた。
>>100を見つけて果たしても元の世界に帰れるのか…。
帰り方が解っても果たして実践できるのか…。
元の世界に戻っても、またつまらない毎日j「ご主人様、もう寝るクポ? いつもなら3日位起きてるクポよ?」
人が物思いに耽ってる所を、この白ダヌキが…。
「今日から健康優良児なんだよ、昨日までとは違うのっ!」
「クププ、健康優良児なんてご主人様には似合わない言葉クポー。
不健康エロ不良(頭だけ)幼児だって自分で……げふ」
ボディに一発入れて静かにさせておいた。懲りないヤツめ。
パジャマに着替えると、いそいそと愛用のノーブルベットに潜り込む。
お金と力で何とかなるこの世界、元のツマラナイ世界と比べると、
毎日が刺激と変化に富むこの世界も良いかも、そんな事を考えながら眠りについた。
さらさらと水の流れる音に気づいて目が覚める。
いつもの見慣れた部屋ではない、ウィンのモグハウス。
そっか、昨日こっちに取り込まれて…。やっぱり夢なんかじゃなかったのか。
もそもそとベッドから起き上がり、部屋を見渡す。
部屋の角の鉢で何かが動いている。なんだアレ…?
「おはようございますクポー、ぐっすり眠れたクポ?」
「ぁ? あぁ、おはよう」
そっか白ダヌキも居たんだったな。まあコイツは置いといて。
俺は鉢を確認する為にパジャマのまま近づく。念のため愛用のダークモールを片手に。
「………ミミズ? いや、リトルワームか。そういや植えてたっけ。
って、また失敗しやがったなこのバカモグ!」
「しょ、しょうがないクポー、栽培では運が絡んでくるクポー!
ご主人様、運が悪いんじゃないクポー? いつもロット運も悪いtt」
ボコッ!
派手な音がして静かに地面に白ダヌキが落ちた。死んでは居ないだろう。
まだ地面で呻いているモグを放っておいて、俺はモグハウスを出た。
昨日は失敗したが、今日は競売辺りで情報を探ってみる事にした。
今日は石の区の競売に向かってみる事にした、森の区よりは人が少ないだろうと期待して。
またもや途中、エルやヒュム達に踏み潰されそうになりつつ、競売にたどり着いた。
思ったとおり石の区には殆ど人が居ない、というより閑散としてる。
システムまだよく分からんのだが、経営とか大丈夫なのか…?
と、他の心配より今は自分の事だな。
「ちわー、ちょっと聞きたいんだけど、良いですか?」
「はいはーい、初心者さん……には見えないけど、何ですかー?」
随分ノリの良い陽気な人のようだが、カウンター越しで顔は全く見えない。
「最近ウィン国内の競売で、アルバイトしたいってやってきた冒険者とか居ます?
あ、エル♀限定で。まだサンド国籍の人みたいなんだけど」
「あー、そういやこないだ森の区の競売に来たって話は聞いたよ。
なんだったかな、チョコボ免許持ってないから仕分けとか国内宅配とかやってるって」
やっぱりウィンに来てたのか
>>100も…。
415 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 19:28:42.11 ID:uqLXZ75/
砂丘のみすらサンは生きていてほしいミスラ好きな友達
仕事しつつだとあんまり書けない…。
って事でお仕事終了。続きは帰ってから。
419 :
既にその名前は使われています:2006/03/17(金) 23:40:53.11 ID:tJS25pun
宣伝しちゃいます
420 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 01:11:10.77 ID:ss2GzilJ
あげ&ほしゅ
視界が狭くて暗い。
俺はよろけながら、ミスラのところまで這いずるように近づいた。
心臓がドクドク鳴るたびに、斬られたあちこちが腫れ上がるように痛んだ。
剣を握り締めた右手がこわばって、真っ白になっていた。
砂に突っ伏したミスラは、もう、虫の息。
体中に受けた怪我を紙包帯のようなものでぐるぐる巻きにして止血していたのに、また動いたおかげで傷口が開いていた。
さらに背中をザクザク斬りつけられて、ほんとうにひどいありさまだった。
俺は旅用の毛布を引っ張り出して地面に敷き、そっと仰向けに寝かせた。
ひゅう、ひゅう・・・と、ミスラの口から弱々しい吐息が途切れ途切れに漏れていた。
ケアルでは、ぜんぜん間に合わない。
レイズしかない。俺はTabを目の前に構築した。頭がズキズキしてイメージが霞む。
できるかどうかなど、その時の俺は思いもしなかった。
生きろ! 俺は念じた。頭の血管が切れそうなくらい猛烈に念じた。
生きろ! 生きろ! 生きろ! 生きてくれ・・・!
満身創痍のミスラの身体を、きらきら光る風が包み込んだ。
422 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 01:21:49.92 ID:h291Go8p
がんばれ161タソ
ミスラは目を覚まさなかった。
どっかりと圧し掛かってきた疲労感に俺は立っていられず膝をつき、ほっとして深いため息を吐いた。
依然弱々しいが、彼女の胸は規則正しく上下していた。
けっこう、あるんだな・・・。あ、いや、俺は何を考えてるんだ。
彼女は衰弱しきっていたが、もう、俺にはケアルをかけるどころか立ち上がる根性も残っていなかった。
そうだ、ポーションがあった。
モンブロー先生にもらったポーションを、まだ大事にとってある。
俺はすぐに取り出せる位置にあるポーチから、青色の小瓶を取り出した。
フタを開ける。
強烈な匂いが俺の鼻をついた。
リボDに漢方薬をとにかくブチこんだような、しかも体に悪そうな青く着色された液体・・・。
本当にコレ飲ませても大丈夫ですか、先生?
俺はミスラの体をわずかに起こしてやり、小瓶を彼女の口にあてがった。
しかし彼女には、それを飲みこむ体力も残っていなかった。
口の端からこぼれていって、衣服を濡らしてしまう。
コレを飲ませなきゃいけないのに、どうしたらいいんだ・・・。
424 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 02:01:49.13 ID:ss2GzilJ
一応超暫定まとめってことで、htmlで簡易的なまとめ作っているけどかなり見にくい。。。
1.mySQL+PHP
2.pukiwiki
3.生html
正式に整形するとしたらどれがいいでしょうかねー・・・。
もし1.にすれば1レスごとの表示・全部表示 などの切り替えができるんですが、時間かかるww
その他は1レスごとにページを分けるのか全部をひとつのページにするかしかできないです。
>>423 >リボDに漢方薬をとにかくブチこんだような、しかも体に悪そうな青く着色された液体・・・。
gj!www
>>424さん
組み上げる手間とか労力とか、まったく無視して言ってしまうと1.がいいなぁ。
もったいなくも読んでくれる人が、見やすいようなまとめサイトだとすげぇ嬉しいです。
暫定版にログをのっけておいて、あとで正式サイトに移行というのは余計に手間がかかる?
426 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 02:22:35.23 ID:ss2GzilJ
>>425 どれに移行するにも、暫定版作っておけば楽なので暫定版作っておこうということにしています。
もし時間がなかったらhtml版だけで倒れそうですが、もしこのスレも続くようならば
1.でやってみようと思います〜。
っと・・・途中で割り込んでしまって申し訳ないです(´・ω・`)
あと、ID:wfMT4t1Oさんの>200以降のレスがみられないですが
名無しでこっそり書いてたりとかしませんかねぇー・・・。
やや強引な方法でミスラにポーションを飲ませた俺は、彼女をそっと毛布で包んだ。
血を失いすぎたせいで、体が小刻みに震えている。
こんな夜風が吹きさらす場所に、いつまでも寝かせておくわけにはいかない。
俺はあたりを見回した。
白状すれば、俺は自分が今いる位置を見失っていた。
迷子だ。
頼りない三日月にぼんやり浮かぶ砂浜の光景は、360度すべて同じに見えた。
カンテラを点ける気にはなれなかった。こっちは見えず、あちらからは見える。
「ここに人間がいるぞ」と叫んで歩くようなものだ。
とにかくここから離れよう。
俺は毛布に包んだままのミスラを両手で抱きかかえ、のろのろと歩き出した。
進む方向は勘だった。
実物のハイポーションとか飲みたくないなぁ、
モルつる入ってるし…。
でもそのうち話に出したい。モンブロー辺りに飲ませてやりたいなw
一歩、一歩ごとに激痛が俺を襲った。ゼェゼェと肩で荒い息をしながら、俺は何度も立ち止まった。
この両腕には、ひと一人分の重みがかかっているんだ。それを思うと、また歩き出せた。
ひょうひょうと耳の奥で響いていた耳鳴りは、いつのまにか消えていた。
俺は、泣いていた。
あの時、俺は何もできなかった。
どうしたらいいかわからず、冷たくなった猫を抱きしめて、泣いて帰った。
いつもはむくむくの猫っ毛が、べっとり血にまみれていた。
今度は、間に合った。助けられた。
涙と鼻水で、俺の顔はぐしゃぐしゃだった。
情けねぇ。俺、むちゃくちゃカッコ悪い。
涙でゆがんだ視界に焚き火が見えて、俺は足を引きずりながら近づいていった。
パチパチとはぜる灯りに照らされて、タルタルらしき小柄な人影が二つ、揺らめいていた。
やっぱり「こんばんわ」だろうか?
俺は声をかけようとして、凍りついた。
振り向いた人影は、ゴブリンたちだった。
おっと、もう
>>228さんの投下時間だったか・・・スマソ
今日はこれにて。
431 :
>>69:2006/03/18(土) 03:03:09.73 ID:U/ddtfx1
・・・朝5時に寝るんだもん・・・早起きだと思うよ・・・。
今日はSSお休みで・・・むーたるっこムービー可愛いからタル男にしてしまったが、
ミスラやエル♀うらやましいなぁ・・・え?なにがってそりゃもう抜くんですy
倒れるまで抜くんですy
432 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 03:04:59.24 ID:U/ddtfx1
というかこのスレのSS書く人は皆夜更かしさんや夜勤さんおおいね。
433 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 11:17:42.75 ID:M+76ty9v
ボッシュage
434 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/18(土) 11:34:08.21 ID:Al3LV0aP
お前ら、おはようございます。
寝る前のあいた時間に書くんで、夜更かしッス。
SS書いてる人のPC一覧があったらいいなと他力本願。
sage忘れた・・・ orz
む、今起きた。今日は休み。
俺は休み不特定だけど、夜勤とかじゃないぞー、
仕事は朝9〜夜8時。ただ通勤時間で1時間かかるが…('A`)
ちなみにあんまり時間決めてないけど、
投下時間とか決めておいた方が良いかな?
PC一覧とはキャラ名?
俺が自キャラになったらエルヴァーンの爺さんになるのか…切ないな。
>>436 そうそう、キャラとかジョブの一覧です。言葉足らずでスマソ
投下時間はリアル事情で人それぞれだし、空気読みつつ、かぶってもキニシナイ、でどうか。
競売所で聞いた話によると、森の区の宅配と仕分けを行っているらしいので、
俺も急いで森の区へ向かった、ヴァナの時間は……よく分からない、帰ったらあの白ダヌキに聞いてみるか。
腕時計で見た現世の時間はどうやらまだ2時前、昨日モグハウスで寝た時間から殆ど経っていない。
時間軸が違うとはいえ、腕時計の現世の時間はあまり気にしない方が良いかもしれない、
ヴァナと現世がごっちゃになって混乱してしまいそうだ。
”こんばーん”
突然耳元に声が響いた、リンクシェルだ。モンクヒュム♂さんがログインしてきたらしい。
”こんばー”
”およ? ウィンでどしたの? クエ?”
”い、いや、ちょっと野暮用で…”
同じ事を聞かれた。またもや適当にお茶を濁す。
が、ココで気づいた。俺がさっき寝てる間ってどうなってんだ? ログインのままか?
もしそうなら24時間ログインしっぱなしのおかしいヤツに…。これはマズい。
それとなしに探りを入れてみる事にした。
簡単な設定を。
主人公:ウィン所属 樽♀5Aフェイス 詩73 白71 黒61 狩46 忍30 その他色々20以下
LSメンツ:黒樽♂ 人モンク♂ 人ナイト♀ 樽シ♂ 人モンク♂ 白樽♀
主人公は自分を元にしてるんで、知ってる人が見たらバレそうだw
441 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/18(土) 14:36:39.52 ID:Al3LV0aP
ただいま。HYDEの新曲借りてきた(遅)
みんなの続きwktkしつつ、うちのキャラ設定でageさせていただきます。
>>161 サンドのエル♂、フェイスは読む人にお任せ。
記憶喪失。ジョブ不明。レベル不明。フレ不明。
うはwwwおkwwwwww
マジゴメン・・・ orz
ネタはあるんだけど力がなかなか・・・
主人公 ガルカ・白Lv7・所属サンドリア
メインキャラは忍・白Lv75のため知識は豊富
友人 ???・前衛+Lv7・所属サンドリア
メインキャラはモンク40代 もう少しで限界クエらしい
とりあえず発生した問題は主人公をガルカにしてしまったせいで
主人公の恋愛がウホッになってしまう事だ
443 :
既にその名前は使われています:2006/03/18(土) 18:24:31.50 ID:LwibypqY
焚き火を囲んでいたのは、ゴブリンだった。
ヘルメットをかぶったほうが長剣を、マスクのほうが短剣を抜き放った。
くぐもった唸り声を漏らし、静かにこちらの様子をうかがっている。
その辺にいる奴とは桁違いの、計り知れない威圧感。
絶対に、腕の中のミスラを捨てて逃げたりしたくない。
落っことさないよう、毛布で包んだ彼女をくたくたの腕でぎゅっと抱きしめた。
俺は、いちかばちかの賭けに出た。
「トモダチ」
俺はできる限り発音を似せたつもりだった。
ジュノの道具屋ゴブリンに一つだけ教えてもらった、ゴブリンの単語。
「トモダチ」 通じるはずだ。俺は繰り返した。「トモダチ」
「コトバ、へッだくそだ。フィックにでも、おせェでもらっだのが?」
人語だった。
俺が戦うつもりがないことを悟ると、マスクのほうが短剣を収めて手招きした。
このマスクは、話が通じる!
俺のトモダチが衰弱しきっていてこのままでは死んでしまう、火にあたらせてほしい、と矢継ぎ早に説明した。
「ずっどムカシ、父Gabbloxが言っだ。タビビトの火はミンナの火」
ゴブリンたちは二人分のスペースをあけると、焚き火の前に座りなおした。
俺たちにも火にあたれ、という意味だと気づくのに、しばらくかかった。
ヘルメットのほうは終止無言で、剣を収めつつも油断なく俺に視線を向けていた。
「食いモノ、もッでねェか?」
あわてて鞄の中をまさぐって、道具屋で買ったゴブリンパイを差し出す。
それを受け取ったゴブリンは、焚き火にかけていた小鍋からスープをよそうと「食え」と俺に突きつけた。
「あ・・・」
俺はためらっていた。
ついさっき、俺はこの手であんたたちの仲間を叩き切ってきたんだ。
喉元まで、その言葉がこみ上げていた。
「こッがら、ゼンブ見えでだ・・・」
マスクは足元に視線を落とした。
「あいづ、ムカシがらランボウモノ。いづかこうなるど、おもッでだ・・・」
うつむいたままそう言うと、スープの入ったカップを俺に押しつけた。
いいから座れ、食ってあったまれ、俺とおまえはトモダチだからと。
俺は泣きながら食った。
ゴブリンのスープは、青汁の百倍不味かった。
それから三人でゴブリンパイを分け合った。
腹が満ちて体があったまり、ようやく俺は落ち着いた。
マスクは、疲労困憊している俺に休めと言い、一番良い場所に寝かせたミスラに上級ケアルを施してくれた。
なんか話がおかしな方向に・・・ アヒャ
ミスラはいつになったら目を覚ますんだろうw
>>447 こういうのもいいと思うおw
ゴブリン(マスクは)よくみるとかわいいしw
ゴブリン(鎧)はモッコリだからエロいな
450 :
既にその名前は使われています:2006/03/19(日) 00:13:03.36 ID:wotjpYAX
ついでに宣伝age
今夜はほかのSSな人たち来ないのかな・・・。
あとちょっとだけ書いて寝ますね。
夜はまだ明けない。
心細い旅の途中で焚火を囲む者どうしは、気持ちが一つになる・・・。
フランスの飛行機乗りの自伝に、そんなエピソードが載っていたのを思い出した。
パチパチはぜる炎をぼんやりと見つめていた俺は、ふと視線を上げた。
ヘルメットがギロリと赤い目で俺を見やり、すぐに炎に視線を戻す。コワすぎる。
沈黙に耐えかねて、どちらともなく、俺とマスクはポツリポツリと話し始めた。
ずっと無言のヘルメットが兄でナイト、マスクは赤魔で、ずっと二人で旅をしているのだそうだ。
街に近づくのは危険だが、二人いっしょなら何のことはない、と誇らしげに胸をそらした。
でも、アニキはニンゲンが大キライで、とマスクがすまなそうに言った。
珍しいモノを手に入れては、ジュノに住むマック爺のところへ届けるのだそうだ。
「マックじじ、ヘンクツ。ダレにでもガンコ」
そう言って、喉の奥を鳴らしてマスクは笑った。
俺も笑った。
ヴァナでの記憶を失っていて話すことがない俺は、リアル世界のおとぎばなしをした。
桃太郎、一寸法師、親指姫にシンデレラ・・・。
マスクは喜び、驚き、笑い、目を丸くした。
それで、それで、と続きをせがんだ。
どのくらい話し込んだだろう。
ふと思いついて、俺は傍らに置いた自分の剣を引き寄せた。
「あちこち見てまわってるなら、この剣のこと、何かわからないかな?」
どれどれ、と興味深げに手を出したマスクに剣を渡す。
「ぐ〜む?」
マスクは俺の剣をひっくり返したりしながらしげしげと調べたあと、首をひねってヘルメットにパスした。
ずっと沈黙していたヘルメットは、俺の剣を握るとゆらりと立ち上がった。
「他人に剣を預けるという事は、丸腰のまま斬られても文句は無い、という事だな」
流暢な人の言葉。
ヘルメットの奥の燃えるような赤い眼が、俺をにらみつけた。
「貴様は、我が同胞を殺した」
スマン、初めて裏に誘われて行ってた、今脱出。
今日は朝から仕事一件入ってて早いからもう寝るー、
昼以降に元気が残ってたらまた続き書きまする。
ちょww161さん続き気になるwww
228さんおやすみー
456 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/19(日) 06:46:45.49 ID:bmvUqsCe
オイお前ら、おはようございます。
書いたモノに反応があると、もうちょっと頑張ってみようと思ったりします。
>>228さん
裏デビュー【おめでとう!】
偶然ですが、マスクのパパ役Gabbloxは、デュナミスの赤魔NMゴブの名前だったり。 アヒャ!
457 :
タルタルさん ◆AkDtK9BqKE :2006/03/19(日) 06:47:46.46 ID:H9kMBP3L BE:390080096-
/\___/\
/ / ヽ ::: \
| (●), 、(●)、 | / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | < 文才ねーのが一匹居るな
| ,;‐=‐ヽ .:::::| \_______
\ `ニニ´ .:::/
/`ー‐--‐‐―´´\
458 :
314:2006/03/19(日) 06:55:52.41 ID:FSky4f6V
ごめんなさい・・・
腕を磨いてから来ますorz
反応はぇぇぇぇ DEX500あるんじゃねwwwwwwww
すいません・・・。俺も顔洗って出直します・・・ orz
460 :
既にその名前は使われています:2006/03/19(日) 10:08:50.34 ID:wotjpYAX
おはようの保守
461 :
既にその名前は使われています:2006/03/19(日) 10:10:57.81 ID:qpCGt2KV
462 :
>>69:2006/03/19(日) 15:49:44.08 ID:qpCGt2KV
>>69 たるっこ♂ 金髪後ろ髪はまとめてるフェイスタイプ。
もともとはTRPGのキャラを持ってきただけだったりする。
個人的イメージはこのイラストの左の子。
http://d.pic.to/40p4k ジョブは赤75サポは戦士。エヴィサレーション使える。
463 :
既にその名前は使われています:2006/03/19(日) 15:57:34.09 ID:ezfjUIad
ナイトソードの隠し効果の受け流しの発動率アップヤバすぎるべさ
464 :
既にその名前は使われています:2006/03/19(日) 23:36:36.65 ID:8Jw7zADO
よーし俺も描いてみよう!
と思ったが無理でした orz
文才以前に台詞とかつくれなす orz
こんばんは
>>161さん、おいしいところで話を切りましたね・・・w
キャラは タル♀の豚ポニテ 茶髪っこです
ジョブはメイン白70 あとナイトとシーフがぼちぼち上がってます
居住区の入り口の階段を小走り気味に降りてゆく。
ポカポカとしたウィンダスの気候は自然と心を楽しくしてくれる。
ついさっきまでないていたなんてまるでウソのよう。
晴れ晴れとしたこの空のように私の心をしてくれる。
さて、居住区入り口の階段に座り込んでいるバザーはいるし、人通りもそれなり。
ちゃんとプレイヤーらしき人もいることがわかって少し安心したせいもあるのかもしれない。
だって、プレイヤーがいるということはもしかしたら誰か知り合いがいることもありえるでしょ?
居住区前の広場に出た時に視界の左端にちょっとした人だかりが映りこんだ。
Rendezvous Point
そういえばフェローは、シャントット先生そっくりのリポケケはどうしているのだろう。
かばんをガサゴソと漁ってシグナルパールを取り出す。
透明なパールの中には『1/1 0:00/[20:00:00, 0:30]』という文字。うん、使えそうだ。
さて、ランデブーポイントでみんなはどうやってフェローを呼んでいるのだろうか?
丁度よく、鼻歌を歌いながらランデブーポイントへ向かうヒゲがやってきた。
右手にはパール。ヒゲはパールを口元に持ってきて上機嫌につぶやいた。
「ユファファちゃーん、水の区きて〜♪」
デジョンをしてあらわれた私と全く同じ茶色い髪をポニーテールにしているタル娘。
装備は・・・スコピオハーネスと白サブリガ・・・羞恥プレイ?
「おまたせっ!何かな?」
ヒゲで半分ほど見えないがどうやら紅く染まっているらしいヒゲほっぺ。
「ユファファちゃんと話したくなっちゃったw」
「やだー、Higehigeoyajiったら何言ってるのよっ!」
Higehigeoyaji・・・まんまじゃないロリヒゲ親父。ユファファも私と同じ顔で照れないでよ・・・
「そうそう、このまえ帽子屋で耳のついてるフードを見つけたの!」
え?もしかして導師フード!?なら欲しいな・・・
「ユファファちゃんに似合いそうじゃない?ていうかなんでも似合いそうだよwww」
こ、このヒゲに不意打ちヘキサをぶち込んでやりたい・・・鳥肌が・・・
「あれも売り物なのかなぁ?」
あ、ヒゲスルーされてる。
「売り物なら僕が買ってあげたいんだけどね。そうだ、今度一緒に帽子屋を見に行かない?」
おっさんおっさん、それ貢ぐっていうんですよ!
「うん、楽しそうだね。そうだ!ヒゲが暇なら今から行かない?」
「お、いいね。行こうか!」
・・・貢ぎにいくのねヒゲオヤジ。あぁ・・・なんかいろいろと気分が悪くなるものを見た気分。
ひぃ!私の顔と声で手をつないで楽しげに歩かないで!!
少しまた嫌な気分になったけれど、気を取り直して・・・。
私もパールを取り出して口に近づける。
「リポケケさん、水の区で待ってますね。」
来るかな・・・?そう思った時、紫の光が目の前で歪みながら現れてそして歪みながら消えた。
「おまたせ〜。な〜に?リポケケさん、だなんてあらたまっちゃって〜」
よかった・・・きた・・・。
「えーとね、ちょっとリポケケと話したくなってね。」
「わ!偶然、私も丁度Yurifinaにお話したいことがあったんだよ〜!」
・・・Yurifina・・・自キャラの名前をものすごく久しぶりに聞いた気がする・・・。
考えてみたらモグタンは私のことを『ご主人様』としか呼ばないし。
「あのねあのね、レストランに新メニューだって!詳しい話はよく知らないんだけど一緒に食べに行かない?」
レストランには週刊魔法パラダイス記者もいるし人も集まるから最初から行くつもりだった。
特に断る理由もないので私は即OKと返事。それに、朝ごはん食べてないし
「よかった〜、あたし、レストランに一人で入るのって苦手だからずーっと困ってたんだ。
それじゃ、ちょっと遅い朝ごはんにしよ〜!」
シャントット先生の顔でにっこりと微笑むリポケケ。素直に、無垢に私になついてくれている彼女。
少し話しただけなのになんだかとても落ち着いてくる。
この、少し子供っぽいしゃべり方とかが妹に似ているからかな?
でも・・・この人は本当の私を知らない・・・。リポケケの知っている私はちょっと臼気味の元気印な
タルっコ白魔道士Yurifina。私だけど私じゃない・・・。私との接点は全く無い・・・。
それに、彼女は作り物の世界の作り物の人間。実在なんて・・・しない・・・
「ユーリーフィーナー!置いてくよ〜?」
その声でわれにかえる私。いけない!リポケケをほっといて考え込んじゃった・・・
「ごめんごめん、すぐ行くー!」
私は転ばないように注意しながら小走りで彼女に駆け寄った。
すぐ側まで私が来ると彼女は一人ぼっちになっていた私の手を取る。
その瞬間つないだ手から伝わる確かな体温が私に教えてくれた。リポケケは今目の前に実在している、と。
なぜか、また涙がこぼれそうになった。
「ね、リポケケ」
「な〜に?」
私はポツリとつぶやいた。
「しばらく甘えさせてね。」
「え?なんていったの?」
「ふふ、なんでもない」
以上で今日の投下おしまいです。お粗末さまでした
>>464 _ ∩
( ゚∀゚)彡 投下!投下!
⊂彡
どうやってミスラにポーションを飲ませたのか友人がしつこく聞いてきますコンバンワ。
>>19さん、やわらか魅力がますますGJです!(意味不明)
コッチは絶体絶命のピンチが繰り返してるのにチクショウチクショウ、うらやましぃ!www
今日は続きを書けず。睡眠とります・・・。
472 :
464:2006/03/20(月) 01:50:28.63 ID:PtSl8nz4
今はもし1話書けても単発で終わりそうなので、
もし手元で2〜3書けたらこっちに焼夷弾投下しますお
それまではROMってるけど期待シナイデネ。手詰まりで止める可能性高いので orz
お疲れ様〜。
#まとめサイトまだー(AAry
474 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/20(月) 07:08:43.13 ID:gWNFb5AL
おはようage
475 :
既にその名前は使われています:2006/03/20(月) 08:41:58.25 ID:G5A+7p+Y
保守です
476 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/20(月) 09:48:06.42 ID:yW+gQTSq
おはよう。
昨日親父が病院に運ばれてドタバタだった、
今日も今から病院に出るんで、ちょっと待っててくださいな。
477 :
既にその名前は使われています:2006/03/20(月) 13:41:22.21 ID:1O6otDwa
微妙に場所が怖いのでOage
478 :
既にその名前は使われています:2006/03/20(月) 15:31:33.02 ID:WX1y2fh7
age
479 :
既にその名前は使われています:2006/03/20(月) 22:18:11.96 ID:JnPYiPXi
保守
480 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/20(月) 23:07:12.26 ID:yW+gQTSq
”黒樽さん、さっき1:30位の時って俺ログインしてました?”
”え? 普通にログインしたままだったでしょ、どーしたん?”
”あーいや、聞いただけですわー”
予感的中、最悪だ…。どうやら俺は取り込まれてからずっとログイン状態のままらしい。
とはいえ現世の一日はヴァナので換算すると約24日にもなるから、
すぐに変だと思われる事はないだろうが、何か考えておかないと。
下手すりゃ変なツールでも使ってると噂をたてられかねない。
「まあ、ログインしたまま寝てましたーとか言えば、2・3日は時間誤魔化せるだろ」
たとえバレた所で、変人の多いLSだから笑い事で済まされそうな気もするけど…。
ボフッ!
「まふぁ!」
「ぉ…っと? 気をつけて、タルタルはちっこいんだから」
「す、すいません。ちょっと考え事しながらだったもんで…」
余所見や考え事しながら走ってたので、/sitしてたガルカの背中に突っ込んでしまった。
ガルカは気さくな人らしく、笑いながら許してくれた。
俺はわずかに腰を浮かせた。
ゴブリンが俺の剣を放り投げ、俺がそれを拾いに走る。
砂地に転がる剣に跳びついた俺の、無防備な首を腰の剣を抜き放って一動作で刎ねる。
何が起きたのか理解できないまま、ドサリと転がる俺の体・・・。
一瞬で、そんなイメージが俺の脳裏に浮かんだ。
裏をかいてやる。
俺はわざと、奴が手にした剣にちらちらと視線を向けた。
目の前のゴブリンは誇りを持つタイプだ。間違いなく他人から奪った剣で戦ったりはしない。
俺が自分の剣を欲しがる事は確信しているだろう。必ず俺の剣を遠くに捨てる。
こいつが俺の剣を投げるのと同時に、フラッシュで目潰しをかけて距離を詰める。
腰に下がったままの剣を奴より先に俺が抜き、鎧の隙間から刺突してやる。
俺は腹の底からどす黒い興奮が湧き上がってくるのを感じていた。
襲ってきたTinkererを真っ二つに叩き切ったときに感じたのも、同じ感情だった。
そう、憎しみだ。
482 :
ふりいざ:2006/03/21(火) 00:36:55.42 ID:RurkX+on
あげますよザーボンさん
161サン続き期待
空気が一瞬で張り詰めた。
先ほどまでの、和気あいあいとした旅人どうしの暖かさは霧散した。
俺は呪文を構築し、瞬発で発動できるよう備えて相手が動くのを待った。
奴も、俺が動く出鼻を油断なく狙っている。
じりじりと、互いに動けない。
ついさっきまで同じ焚火を囲み、メシを分け合って食いながら語らった者どうしが殺し合う。
憎しみの連鎖。俺もそれに囚われた。
他者の命を踏みにじることで得られる未来。
この世界は、狂っている。
ヴァナ・ディールは・・・・・・地獄だ。
485 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/21(火) 07:32:44.60 ID:om5gbFXp
おはようございますage
なにこの怖い展開(´・ω・`)
age
487 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 08:38:26.27 ID:RurkX+on
ここでミスラが止めに入って斬られてまた大怪我おってしまうわけですね。
史上初、意識が戻るたびに大怪我受けてしばらく登場しなくなるヒロイン。
488 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 11:11:20.16 ID:SJKuiQrH
490 :
464:2006/03/21(火) 12:05:36.06 ID:zptVHvvT
少し書いてみたけどまだ全然載せレナい出来って愚痴。
最初の方だけしか書いて無いけど、自分語りみたいになってうまく文章纏めれなす。
もう少し試行錯誤しながら陰で文章書いてミマス。
491 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/21(火) 12:30:34.32 ID:om5gbFXp
>>464さん。書いた文だけでもちょっと載っけてみてはいかが?
反応がある。
嬉しいけど後に引けなくなる。
ムギャオーしながら頑張る。 ←いまこのへん
そんな頑張り方もアリですyp
492 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 12:47:43.98 ID:5AdPpKxQ
■e<課金しないとあんたら全員死亡ですよ
燃え尽きそうな焚火が崩れ、パチパチとはぜた。
命乞いをするつもりはない。
俺は奴を、奴は俺を睨んだまま、動かない。
命がけで“その瞬間”を狙いあう俺たちに、フェイントを入れる余裕はない。
切っ掛けさえあれば、張り詰めた緊張の糸が弾け飛ぶだろう。
さぁ先に動け。
動けよ。動いてみろ。
「わかったにゃー。とんかつ食いやがれですにゃ」
それは思わぬ方向からの不意打ちだった。
毛布に包まったミスラが、むにゃむにゃと寝返りをうった。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
チャンスとばかりに、おろおろしていたマスクが間に割って入ってきた。
「アニキ、ワルいジョウダン。コイツおらたちのトモダチ。な? な?」
いまだ俺を睨みつけてくるヘルメットの手から、無理矢理に俺の剣をもぎ取る。
マスクはその長い耳をぺたんと下げて、俺にそれを手渡した。
「すまん」
マスクは首を振ると、兄であるヘルメットの横に座り込んで薪を足しはじめた。
俺が腰をおろしたのを確認してから、ヘルメットもさっきの場所に座った。
ミスラは毛布をたぐりよせて、幸せそうに寝ている。
ずいぶん回復したようだ。朝には目を覚ますだろうか。
そんなことを思う俺の目から、こわばった力が抜けていくのがわかる。
「所詮、我らと人間は相容れぬ者同士だ」
ヘルメットはそう言ったきり、沈黙した。
夜明け前の闇が、一番深いという。
俺たちはまた焚火を囲みながら、朝を待った。
なんつか、161さんのが面白すぐる、
展開も気になるし、書き方も上手いし。
496 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/21(火) 16:12:53.33 ID:om5gbFXp
WBC優勝【おめでとう!】保守age
497 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 17:03:21.98 ID:xAwp2ipf
期待age
ゴブ兄貴の言動・・なぜかGANTZのチビ星人を思い出した
499 :
◆Cpu/7UisXY :2006/03/21(火) 17:43:02.72 ID:YwkAT0tx
えーっと、楽しみに見てるんですが、作者別にまとめたほうがいいですか?
500 :
◆Cpu/7UisXY :2006/03/21(火) 17:45:03.87 ID:YwkAT0tx
あ、スマソ
まとめサイト作ってるんですが
>>499のほうがいいですか?
501 :
◆Cpu/7UisXY :2006/03/21(火) 18:02:29.18 ID:YwkAT0tx
さらにスマソ(´・ω・`)
よく見たらまとめ作ってる人いたんだな
俺も書いてみた。
素人なんで、お手柔らかに^^
1.
「ん、まっくらだまだ夜かな」
それがヴァナディールの最初の思考だった・・・。
頭が重い、そう思いながら起きあがる、見たことない部屋だ。
カーテンを開けると明るいどう見ても昼だ、
まぶしいなそう思いつつ、ガラスに映った人を見る。、
「え、え、え、俺タルタルになってるかも;;」
急速に覚醒すると共に、心臓が高鳴る、
思わずつぶやくと共に、昨日読んだスレのことが思い出された。
読んだ人が、ヴァナに引き込まれるそんな妄想の話しだったはずだ。
昨日もいつも通りログインして、リンバスにいったはずだ、
古銭ウマーだったと覚えてる。
その後、いつも通り競売を見て落ちた・・・
なるほど、倉庫で落ちると倉庫になるのか。
恐ろしい程の絶望感が頭をよぎる、ヴァナじゃ勇者だし余裕じゃん
そう思いながらスレを読んでた俺は、非力な倉庫キャラとしてヴァナにいること
その事実に絶望した。
「はー、もう一回寝よう・・。」
そうつぶやいて、不安と戦いながら再び眠りに落ちた。
2.
ドンドンドン。
扉を叩く音がする。
「ん、誰だろ?」そう思いながら
寝起きのまま、扉に向かう。
無造作に扉を開けると、
「ご主人様、起きるクポー」
白い飛行物体が飛び込んできた。
あ、モーグリだ・・・、かわいいな。
それが正直な第一印象だった。
散々ネタにされた子憎たらしいモーグリではなく
賢い猫のような、なんとも言えない癒しのふいんきを醸し出している。
「ご主人様、交換月も家賃まだクポーよ」
「3日以内に、6000ギル払わないとホントに追い出されちゃうクポーよ」
寝起きの鈍い頭にハンマーで頭を殴られたような衝撃をうけた。
だが目は一気に覚めた、そしてモーグリに言った。
「詳しくw」
3.
モーグリの話だと、モグハウスもただじゃないらしい。
毎月、500ギルで12ヶ月分溜めてるらしい。
うん、まあ払ったことないししょうがないなあ、
そう思って、財布を捜した。
316ギル・・・・・・・・。
そうか、昨日全部メインへ送ったっけ。^^;
宅配制限で、メインへお金を集めていた俺は、
倉庫に現金をほとんど置いてなかった。
「まずいな」
頭が冴えてくると共に、現状が理解されてきた。
――――――――――――――――
キャラ名:アルル
ジョブ:赤魔導士 LV21
装備:ユニクロ
ギル:316
倉庫アイテム:クリスタル数個
栽培:謎の穀物×10
ランク:1(未実施)
――――――――――――――――
4.
俺弱いな。
いやたぶん、一般人よりは強いんだろうけど・・・。
「わーーーーーーーー」
大きな声を出し、自分を鼓舞した。
弱気な自分だけど、夢の一つ冒険者になれた、そう思い部屋を飛び出した。
まずは何が出来るか、確認しなきゃ。
そう思い、南サンドリアへ向かった。
いろんな果物、屋台、腹が減っては戦は出来ぬとばかりにいろいろ食べて飲んだ。
現代日本では失った野生とでもいうのだろうか。人が生きてる、そんな活気に満ちた町だった。
――――――――――――――――
ギル:226
――――――――――――――――
5.
前方に大きな建物が見える。
「ああ、オークションか」
田舎者状態で立ちつくし、おもわず声が漏れた。
中に入ろうとすると、180はかるくあるエルバーンの衛兵に止められた。
「おい、冒険者証を見せろ」
横柄な物言いにちょっとムカッときたけど、懐から冒険者証を出し見せる。
(持ち物は確認済)
「やっぱランク1か、初心者は帰りな」
ハルバードで威嚇され、外へ押し出される。
「ちょっとまってよ、なんで駄目なの?」
「おまえな、いくらランク1だからってオークションはランク3から
っての知らない分けないだろ」
めんどくさそうな、その返事でわかった。
俺は、オークション使えないです;;
ハルバードを構えられ、仕方なくモグハウスへ戻る。
夕日がやけにきれいだった。
6.
朝起きるといつもの自室。
ではなかったor2
お金どうするかな・・・・。
とりあえずの住を確保する為頭をしぼる。
まあ 乱獲かな・・。
わりと短絡的な考えで装備を身につける。
「結構重いな」適当に鎧を身につけロングソードを構える。
^^;;;
動けない;;
だが他に選択肢はない、戦えない冒険者など生きる価値はないのだ。
意を決して、ロンフォールへと向かった。
7.
森は暗い、どこから敵が来るかわからず警戒しながら進んだ。
ドシュー、ドシューと音がする、ミミズかもしれない。
みみずは、きもいのでうさぎを狙うことにする。
しばらくすすむと、
「いた、不意が撃てるな」そうつぶやきつつ
木陰から飛び出すと同時に剣を叩きつけた。
つもりだった;;
現実にはうさぎはこちらを向き悠々と横ステップで回避したのだ。
消えた、その瞬間腹への衝撃で飛ばされる。
なんとか置きあがり剣を構える。
しかし、あまりにスピードが違いすぎるのだ、こちらの攻撃はまったく当たらず
体当たりや、蹴りでダメージが蓄積されていく。
全身の激痛で朦朧とする。しかし、うさぎは容赦ない。
そして、アゴに強烈な蹴りを受けそこで意識が途絶えた。
8.
気が付くとモグハウスだった。
「ご主人様大丈夫かクポー」
気が付いたモグが声をかけてきた。
「俺、どうなったの?」
「森で倒れている所を救助隊に助けられたクポー」
「もうちょっとでオークに食べられるとこだったクポよ」
「そか、やっぱまともに剣も振れないのに戦うなんて無理だったんだよな」
「ご主人様、その言いにくいクポだけど・・」
「@8時間でモグハウスに居られなくなるクポ」
モーグリが愁傷な声で残酷な宣告をする。
「もうちょっと待って貰えないのかな?」
何度も繰り返された問いを口にした。
「無理クポ」
がんばって説得しようとしたがモーグリは
あんまり頭が良くないそのことが良くわかった。
9.
その晩、俺はモグハウスを追い出された、
装備は没収らしい(安物で家賃にはとても足りないらしい)
もう何処にも行く場所がないそんな絶望感を胸に
俺は彷徨い歩いた。
歩きつかれ、道端に座り込む。
「ビルの隙間に二人座って、道行く人をただ眺めていた
時が過ぎるのが悲しくてあなたの肩に寄り添った」
なんとなく歌が口から漏れた。
はー、もう死んじゃうか。
思い通りにならない異界の地で一人寂しく寒空に
佇んでいるとそれも悪くないかなと思い始めていた・・・・。
512 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/21(火) 20:10:18.80 ID:om5gbFXp
>>502さん。投下乙であります。
やっぱり書く人それぞれのヴァナがあって、読むのが楽しいです。
(ジュノだと税金取られた上に家賃?ゲゲッ)
初の?モグハを叩き出された冒険者アルルは、どこに向かうんだろう・・・。
>>69さん。遅レスですが、それってグラスランナーtt
>>228さん。
【/blush】
書いてる人はすごいなぁ。
よく思いつくなぁと思う。
炎がゆらゆらと揺らぐ。そろそろ、焚き木も尽きてきたようだ。
意識的に、俺とヘルメットは火をはさんで向かい側に位置取っていた。
いまさら仲良く並んで座るわけにもいかないだろう。
マスクがうつらうつらと舟をこぎ、隣の兄にもたれかかった。
重い沈黙が続く。誰も口を開かなかった。
ヘルメットはただじっと、頼りなく燃える炎を見つめているだけだ。
もう殺気はない。
何を、考えているのだろう。
「礼を言う」
ぎこちなく、ヘルメットが言った。
「弟が楽しそうにしているのを見たのは、久しぶりだ」
よかった、と俺は頷いた。
「そういえば、あんた睡眠は?」俺はあいかわらず眠くならない。
「自分は既に睡眠を取っている」かわらず無愛想な口調。
「貴様が御伽噺をしている間に」
こいつ・・・。“ごんぎつね”聞かせて泣かすぞ?
「夜明けが近い。我らは出発する」
別れは唐突だった。
ヘルメットは眠っていた弟を起こすと、旅仕度をはじめた。
まだ、空は暗い。
「スープの残りァおいでぐがら。目ェ覚ましたら、食わぜろ」
マスクが火の始末をしながら言う。
頭からすっぽり被ったマスクの下で、やさしく微笑んだような気がした。
「ありがとう」
俺は心から、そう言った。
「・・・アリガドウ」
マスクが、なるべく発音を真似て言った。
「ありがとう」通じているよ。俺は繰り返した。「ありがとう」
「我々と人間の違いはな」
ヘルメットは立ち去ろうとした足を止め、俺に振り返った。
「神の決めた運命に抗い、くつがえせるかどうかにある。人間には、それができる」
「人間には、運命を変える力がある」
彼は言った。
言いきったんだ。
俺は、胸に熱いものが込み上げてきて、言葉にならなかった。
「俺の名は、“
>>161”。いつかまた、どこかで」
「自分は“炎の壁”だ。さらばだ、我が強敵」
ゴブリンの兄弟は、ジュノを目指して旅立った。
弟のマスクは、姿が見えなくなるまで時々こちらを振り返っては、手を振った。
俺も、精一杯、手を振り返した。
しんと透き通った夜明けの空気が満ちている。
白んだ東の空、水平線の向こうからまぶしい光が差す。
朝だ。
517 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/21(火) 22:28:14.01 ID:om5gbFXp
今日は休日のため何度も書き込んでしまいました。今日のSSはこれにて。
お粗末さまでした。
>>518さん
さっそくありがとう〜。
>>139で決まっていた運命をひっくり返すのに、こんなに長くレスを消費してしまいました。
さて。コーヒー淹れて、他の方々のSSを待とうかなw 【/smile】
>161さん
あの時はどうなるかと思いましたよ・・・w とりあえずおつかれさまー
521 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 22:48:59.32 ID:MSsn9C2P
もつかれさま
10.
「お譲ちゃん、歌姫かい?」
俺の心情を完全に無視し、暢気そうな声をかけて来た
エルバーンがいる。いやエロバーンか^^;
白色の金属鎧を着た騎士風の男だった。
「もっと聞かせてよ〜〜」
遥か上方からまくし立てて来る^^;
「もうどっか行ってください」
力ない言葉であるが、拒絶の意思をぶつけた。
「なんか元気ないね、飯でも食わない」
「いや、酒かな」
行く気満々で、手を引いてく。
本当にひきづられながら俺は酒場に連れ込まれた。
11.
「ここはホントうまいよ」
満面の笑みで、次々料理を頼み食らっていく
「お譲ちゃん何してたの?今夜はヒマなの?」
食らいながらもしゃべりかけてくる。
(うは、汚いよ;;)
俺もつられて、飲んだり食ったりするうちに
だんだん元気が出てきた。
叫んでるエルバーンを見てるとなんか死ぬの馬鹿らしくなってきたw。
「あなた名前は?」
「お譲ちゃん、お名前は?」
即差に聞き返してきた。そか俺名乗ってないや。
少し考えて答えた。
「冒険者だったアルルです。今夜はご馳走様です。」
さりげなく奢りになるようプレッシャーをかけてみた。
「だった?やめたの?もしかして結婚するとか?」
勢い込んで聞いてきた。
12.
「え、いやそんなんじゃなくて、まあいろいろあるのよ」
戸惑いながら、受け流す。
「それよりあなたの名前は?」
少し強引だが聞き直した。
エルバーンは少し口ごもりながら、
「タワーだ。騎士をしている。」
明らかにふいんきを変えて名乗った。
あ、この人軽いだけじゃないんだ。
少しカコヨク見えた。
13.
「看板だよ」
店主の怒りの怒声で、店を追い出された。
俺はタルだと酒に強いらしい。
が、量が量だけにまさにお腹がタプタプいってる。
エルバーンもかなり酔っている。
料金はタワーの付けになったようだ。^^
「宿に行くか」
視線が怪しいが聞いてくる。
俺も正に行く当てがないのだから
「あい」
と答えるしかなかった。
http://ss.ga4.net/ 暫定まとめサイトです。
(もしも時間があったら)データベースから読み込むレスごと・作品ごとにみられるようなシステムを
つくってみたいと思ってます。
わかったにゃー。とんかつ食いやがれですにゃ
吹いた
528 :
既にその名前は使われています:2006/03/21(火) 23:43:32.42 ID:MSsn9C2P
>>526 まとめサイトありがとうございます。
とりあえず思いつくままに書いてる感じですが、
暫くはサンドリア付近での話しになるかなと思います。
はー、書くのってほんと難しいですね^^
530 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/21(火) 23:52:20.03 ID:SJKuiQrH
>>526 まとめサイト超乙です
なんだか読み直すと・・・こっぱずかしいです・・・w
>>161さん、続き楽しみにしています。緊張感があって好きです
アルルさん、アダルティーな展開にもうすでにドキドキしていますw
531 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 00:08:02.65 ID:vrogAEG1
まとめサイト、初出順に並べてあるのでちょくちょく投稿するかたが下になってるかもしれませんが、
いまのところ手動なのでご了承ください(´・ω・`)
自動生成にしたらそこのところなおしますので。
532 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 00:13:41.21 ID:7vDhq3IP
ずっとネタスレかと思ってたら、こんな熱い投稿スレになってたとはwwww
みんな文章うまいなぁ(;゜д゜)
533 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/22(水) 00:24:58.60 ID:kbNssFmC
むぉ、まとめサイトすげー。
何はともあれお疲れ様でっす。
ごたごた落ち着いたんで、また書き溜めて投下します。
534 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/22(水) 00:26:24.68 ID:kbNssFmC
>>532 確かにスレタイだけ見てたら、ただのネタスレにしか見えないなw
うをおをおをおをおおお!!!!
まとめサイト乙です! すげー!
これで注文つけたらバチがあたりそう!
でも、イッコだけ! お願い!
本番サイトでは、文章の「行間」を開けているのも再現してホスィ。
暫定版では全部詰まっちゃてるけれど、開けてるトコは、わざと開けてるもので・・・。
強敵と書いて「とも」と読む! おやすみッ!
軽いエロが入る場合エロパロの方が良いんだろうか
しかも百合とウホッの二つだから人を選びまくる
ウィンダスについたエル♀のお話がとても面白い。
現実をなんとか繋ぎ止めようとする思いが伝わってきて胸が詰まる。
筆者さんのペースで良いので最後まで読みたいな。
「サバ?」
きょとんとするシャントット先生・・・ではなくてリポケケ。
「魚だよね?」
「ううん、サバじゃなくてサーバー・・・ってやっぱりわからないか。」
テクテクとレストランへと向かう私とリポケケのタルタルコンビ。
水の区は木陰に入るとひんやりと澄んだ空気が、ひなたに出るととポカポカ陽気がとても気持ちいい
ウィンダスって本当に快適な国だなぁ・・・
リポケケとの会話と自分の経験でわかったこと。それはここがヴァナディールだけど
ヴァナディールじゃないってことだ。
サーチとかテルとかマクロとかそういうものは一切存在していないみたいだし、
NPCが生活を営んでいる。夜になったらみんな眠るし永遠に同じ場所に棹立ちもしていない。
なんだか私がヴァナディールに迷い込んだというよりも、ヴァナディールが私の世界にやってきた感じ。
ちょっとわかりにくいな・・・。
「ねねね、ラインピモンピ新作シチュー!これだよこれ〜!すごくおいしそうじゃない?」
いつのまにレストランの前まできてたんだろう・・・。また考え込んじゃった・・・。
リポケケの指の先にはレストランの看板に貼り付けられている一枚の雑に書かれたチラシがあった。
「料理の錬金術の真髄の骨頂の極み!おもわずあなたの下も有頂天なのは確定的に明らか!かっこ
あさってまで限定だって〜」
『の』が多い!『の』が!!それに、
「・・・なんかすごく胡散臭くない?」
ちょっとブロント様入ってるし
「そう?面白そうじゃない?」
「・・・私は食べないからね。」
勇気と無茶は違うって何かで誰かが言っていたもの
「いらっしゃいませ〜にゃ〜」
舞台からはタルタルが演奏しているゆったりとしたフルートの調べ。
そしてそれと一緒に流れてくるおいしそうなガーリックの香り。
ちょっぴり薄暗いけれど木の温かみがある素敵なレストランはあっという間に私の心をグッとつかんだ。
少し時間が遅いせいか客は私とリポケケだけだった。
だから、ウェイトレスの子ミスラに案内された席は窓から満開の桜がみれる特等席だった。ちょっとついてるな。
しかし席に着いた瞬間、ついていない事件は起こった。
「新作シチュー二つ!」
「かしこまりました〜にゃ」
え?私は、テーブルの脇に立ててあったメニューに手を伸ばそうとする形のまま石化した。
そしてリポケケのほうを見る。口元からペロリと赤い舌が顔を出した。
「たのんじゃった♪」
・・・・・・ちょ・・・
「ユ、ユリフィナ?」
・・・・・・カルボナーラ食べようと思ったのに。
「も、もしかして怒ってる〜?」
私はムリヤリ最大の笑顔を作った。よりによってあんな明らかにゲテモノなシチューを選ばなくたって・・・。
「ちょっぴり」
カルボナーラ食べたかったよぉ・・・。私の返事にあからさまに困った顔になるリポケケ。
うっ!そ、そういう素直な反応は私のほうが困ってくる・・・。
『ちょっぴりならいいやw』とか答えて〜〜〜〜・・・。無理か・・・
「でも、もしかしたらおいしいかもしれないし。期間限定だしシチューもありかな。」
半分は自分に言い聞かせながら、とりあえずはフォローしておく。
「もしかしたら、じゃなくて絶対おいしいって!」
リポケケは眉を吊り上げこぶしを握り締めて力説する。どこからこの自身は出てくるんだろう・・・。
ていうかランピモンピってアップルビネガー混ぜた料理をヤグードに送ったりしてなかった?
「モンピの特製シチューはいりまーす」
レストランに明るい声が響く。
その声がまるでスイッチだったかのようにピタリとレストランの時間が止まったように感じた。
違う、止まったのは時間じゃない。演奏がプツリと突然とまってしまったんだ。
再び始まった演奏はゆっくりと、布にしみこむ水のように静かにレストランに広がっていった。
とても、とても悲しい曲。お葬式とかにものすごく合いそうな、そしてどう考えても楽しい朝食にはあわない曲・・・。
「舌が〜根元か〜ら〜♪ヒキチギ〜〜られる〜〜・・・♪」
ウェイトレスの子ミスラが物騒な歌詞で曲に合わせて歌い始める。
「リポケケ、私なんだか超不安になってきた・・・」
きょとんとした表情でリポケケはこうかえす。
「なんで?」
「なんだか・・・歌が・・・」
彼女は相変わらずきょとんとしたまま
「歌は料理と関係ないよ?」
と、さらりと答える。
「でもでも!明らかに注文聞いて歌変えなかった?」
「考えすぎだって〜。」
調べに乗ってくる香りがガーリックからいつの間にか嗅いでいると眠くなってくるような、
甘いような、でも脳が『これ以上嗅ぐな!』と警告を出す妙なくさい臭いになってきていた。
「・・・この臭い・・・何?」
ちょっと涙目になる私。料理が不安なだけで泣くほどは私は泣き虫ではない。
この臭い・・・目にしみる・・・。
「・・・鼻の院が実験でもしてるのかな?」
さすがのリポケケも不安そうな顔になってくる。私は、一気にこのお店が嫌いになってきた。
「お迎えに〜〜来る〜の〜は〜〜〜〜♪ロスト〜ソウル〜〜♪」
その歌やめて・・・
以上です。けっこう一度に書き込める行数って少ないね・・・。
545 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 01:05:26.07 ID:xlmRjO8/
お疲れ様〜
もう意外な展開にどき☆どき(某マンガネタ。電波ソングで有名?な)
それはアレですね?シーロバージカジェルでレイズなアレですね?w
464固定で名乗る時はトリプ付ける様にします。
水面下で文章書いては直し、すこしづつ出来てるので、もうしばらくしたら
アルルさんのように、一気にブチ撒け…一気に書き込みたいと思います。
すんごい駄文だとは思いますが、大目に見てください orz
ぐあ…最初の行消えてた… orz
改めて、
職人の皆様お疲れ様です。
548 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 02:13:16.18 ID:SH7kkCHR
「動くな!そこの怪しいゴブリン!」
ゴブリンに1バイン旧紙幣を突きつけ、協力を要請した僕だったが、
「ゴブリンたち人間嫌い。人間もゴブリン嫌い。
でも人との取引、ゴブリンにも得…だよね?」と僕は言うと彼は快諾した。
調査中、僕らは衛兵に止められた。
「フシュー。拙者怪しくないゴブリン。旦那方チップ要らぬか?」
そう余裕で答えたゴブリンに衛兵。「いや、怪しいってww」
「では怪しくないところをお見せしよう…ふぬ!」
そう叫んだゴブリンは背のバッグから僕を引き出すと、
衛兵に見えないように背の服に入れる。
「出産ww」そういって捨て身のギャグをかますゴブリン。
「うはwwwwOKwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」爆笑する衛兵。
549 :
>>69:2006/03/22(水) 02:20:13.33 ID:SH7kkCHR
「コレを石の心臓とともにダングルフの涸れ谷の謎の装置に持ってけば、
いいもんゲットかもよ???」「おー」「しかしパスワードがわからんw」
「そのパスワード…僕知ってる…」「何?」「ナンダト?」
「えーとね。名前の頭文字3つでできていてAは0、Bは1...、
で、それをそれぞれ桁に当てて作れば解読できる。おっちゃんだと…」
解説する僕に感心する衛兵達。
「…坊主。詳しいな」「…この子は常連。フシュフシュ」
ちょっと聞いてみるか。「このおうちにすんでる人はだれ?」
「うーん次の大統領選挙に立候補される、さる議員のお屋敷だ」「ふに」
…変な返答が板につき出した…使命を達するまでにこの世界に飲まれるかも。
「坊やはゴブリンのバッグに入ってなにを?」「寒いもん」「なるほど」
・・・納得すな!!!!w
「そーいえばタルタルは座ってたらいつの間にか懐に入ってくるよな」
「そうそう。ベンチとかに座ってたらふと見ると懐に座ってるよなー」
「うんうん」「あれ可愛いよなーw」「食っていいか」「いや、食うなよw」
…ガルカの衛兵のギャグに皆が真顔で返す。まさか本当に食うつもりか?w
550 :
>>69:2006/03/22(水) 02:32:54.82 ID:SH7kkCHR
「おっちゃんたち、銃士さんたちじゃないの?」
「あーん?おれたちゃ私兵だ」「っていうと忍者が使う」「ソレは紙兵!」
「はるかかなたに見える?」「地平!」「やらないといけない」「使命!」
…いかん。タルタルではなくてグラスランナーだ。本当にありがとうございました。
「私兵というのは金で雇われた傭兵のことだよ」
・・・とガルカの衛兵さんが答える。
「坊やの国ではミスラ傭兵がいるけど、アレは国が直に雇うだろ?
バストゥークは金があれば大抵のことは多めに見てもらえるのさ」
「平和な時代だから酔う兵なのね」「…おれたちゃ勤務中酒飲めねw」
僕のギャグに笑う若いヒュームの兵隊さん。
「…ぼうや。ここだけの話だが…」中年の兵士さんが言う。
「俺のカンだと、近々厄介ごとが起きる…。
ぼうやはできたらバストゥークを離れなさい」
「にゅ?」僕は返した「なんでー?」
「…これ以上はいえないな」「どしてー♪」
「なんでなんで♪どしてどしてどしてー♪」
呆れるゴブリンと兵隊さんたちを無視して質問攻めをはじめる僕。
551 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 02:38:22.65 ID:SH7kkCHR
「俺はここを警護しろといわれたが…。
普通この程度の治安維持はやらんでもいい」
選挙前の大統領候補になれば直接護衛がつくものだからと彼は説明した。
「しかも、妙に多いんだ…俺達みたいな傭兵の数が・・」
僕がゴブリンのバックから首だけだして彼らと会話しているのを
苦笑して見つめながら彼はいう。
「そうそう。獣人の兵士もいる…あと獣人兵士の中には、
スミシーやティンカーの姿もいる…。
あいつらは兵士でありながら人間やガルカの職人顔負けの技術を持っていてな。
・・・最近よくわからん品々を作ってる…」
552 :
>>69 よく書き忘れる:2006/03/22(水) 02:38:47.29 ID:SH7kkCHR
僕はかまをかけてみる「ゴブリンが変なもん作るのはいつものことじゃん」
「ナンダト?!バックからデロ!」怒るゴブリンに中年の兵士は「まぁまぁ」と笑う。
どうも、大戦で獣人軍と戦った世代でありながら彼はゴブリンにも理解があるらしい。
「なんというか…車輪?二つ掛け合わせた妙な機械を作っては壊してるな」
「他にもよくわからない金属板とか筒とか…」
ゴブリンのバッグから首をだした僕とゴブリンは顔を見合わせて「?」
「ひょっとして戦争wwww?内乱??www」若い兵士。
「…おい・・変な事言うな」中年の兵士が釘をさす。
「子供は本気にするぞ」コレはガルカ。
「まぁわかることは三人はマジ顔になって僕にいった」
「ゴブリンさんの商売の邪魔してないで、もう遅いんだから帰ってねなさい」
「…はい」
…今日はこの辺にしておいてやる!www
553 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 02:59:40.62 ID:SH7kkCHR
…このへんにしておいてとかは自キャラの発言です。失礼。
>>161氏。…Yes。
554 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/22(水) 07:06:53.18 ID:ZNb4mi+3
おもわずあなたの「下」も有頂天 ・・・wktk
おはようエロヴァーンです。
>>69さん
Oh Yeah!
555 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 07:18:54.16 ID:vrogAEG1
おはようございます。
14.
「戻ったぞー」
明らかに迷惑そうな主人にごにょごにょ言っている。
手招きした、どうやら今日はベッドで寝れるようだ。^^
「アルル行くぞ」
「タワーGO-GO-」
怪しいテンションで部屋に向かう。
結構広いぞおい。
しかもベッド1個だし、
あいつシャワー浴びてるし。^^;;;
15.
逞しい体にタオルも巻かずにタワーが入ってきた。
「空いたぞ」
緊張の滲む声で、やさしく、しかしぶっきらぼうに言ってきた。
いや、その、なんというか。ああsdfghjkl;p:ふじこ。
後ずさり、逃げようとする。
回り込まれた。;;
「タワーのこと嫌いじゃないのよ、でも速過ぎない?」
「俺は、速くない」
「いやそれじゃなくて」
「嫌よ、嫌よも好きなうちか、アルルはかわいいな」
ダメだ、野獣に説得は無理だ;;;;
エロヴァーン(((( ;゜Д゜)))
559 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 17:21:21.14 ID:P5zL/+WP
保守
560 :
まとめ:2006/03/22(水) 17:30:13.75 ID:vrogAEG1
>>535 行間つまってしまってるところ、具体的にいくつかお願いします(´・ω・`)
一応そのままを抽出したつもりだったのですが・・・
16.
抱きしめられてキスされた。
きんもーーーー;;;;;
ではなかった。
うまいキスだ、きもちいい。
酔いとあいまって、ぼーっとする。
マジ濡れた。
そして文字通り体中を舐められ。生かされた。
そう生かされたのだ。
俺はただただ快感の海を泳ぎ続けた。
「では行くぞ」
あ、そう思った時には激痛が突き抜けていた。
天国から地獄、余りに極端な変化に記憶が飛ぶ。
17.
目が覚めるとベッドの上だった。
あそこが痛い、が、心配するような状態にはなっていなかった。
タワーはもういなかった。
置手紙があり、3日後にまた来ると書いてあった。
どうやって連絡取るんだろう、そう思ったが深く考えないようにした。
どうしてもあのことが頭によぎる。
お風呂に入り、身支度を整える。
これからを考えると思いやられるが、タワーの為にも
行きようそう思った。
あ〜あ、すっかり女だな。そうおもいつつそんなに嫌でもなかった。
やはり、精神は体の影響を強く受けるようだ。
部屋を出ると親父がいた。まずい俺金ないんだ。
18.
あせりつつすれ違おうとした瞬間だった。
「アルル様お出かけでしょうか?」
いきなり、ゴマすり全開モードで擦り寄ってきた。;;
「お腹が減っちゃって」
なんとなく話をあわせる
「お食事でしたら、申し付けて頂ければご用意いたします」
何処までも腰の低い親父に気味悪くなりつつ
「でも、わたしお金ないし・・」
思わずつぶやく。
「10日分のお代は頂いておりますので、なんなりと申しつけ下さい」
つぶやきから察した親父がすばやく返事した。
おもわず目が点になり、腰が抜けた。
そして涙が出た。
19.
安心するとお腹が減る。
お腹いっぱい食べると眠くなる。
ぐっすり眠ると、暇になる。
当面の衣食住が確保出来たことから、これからの事を考え始めていた。
タワーはいいやつだけど、妻になる気はなかった。
やっぱ冒険者かな・・・。
その結論に達するのに時間はかからなかった。
ウサギに苦戦というか、一方的にぼこられるようでは話にならない。
「修行しないとな」
決心を口にしたことで、意思が明確になる。
その日から、新たな日々が始まった。
565 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 19:14:52.97 ID:wt2l1jZv
ちょwww骨抜きにされかけてるwwwwwwwwwww
ジュノ下層にある「吟遊詩人の酒場」
上の段の民家の住人が騒音に耳を悩ませ、駆け出し冒険者が水を買っていく酒場。
ふと気付くと、ソコに私は居た。
テーブル席で、ヤグードドリンクという名のワイン入りのボトルを前に。
気付いて最初に聞いたのは、なんて事の無いTab変換の、普段どおりの喧騒。
言い表しにくいが、【】に囲まれた大声(shout)の嵐。(【テレポデム】【くれませんか?】2k)
最初はぼうっとその喧騒を聞いていた。 (【テレポヴァズ】2000で誰か送ってくれませんか?;;)
(【テレポデム】【くれませんか?】2k)
しばらくぼんやりとヤグドリを飲みながらそうしていると、
「ほう、今日は飲むんだな。普段は立ってるだけではなかったか?」
突然背後から男…マスターの声がして我に返った。
「…………え?あ……あぁ。たまには飲もうと思ってね。」
声が聞きなれた自分の声より音域が高かった。
…自分の声?私は誰だ?…何故ここに居る?
深く考えず、マスターに自分が誰か聞いてみる事にした。
「マスター、酔って判らなくなったようだ。私は誰なんだ?」
マスターは一瞬意外そうな顔をしたが、
酔っ払いが世辞を自分に言わせようとしていると思ったのか、ニヤリと笑うと、こう言った。
「おまえさんの事は余り知らないが、自分は泥棒猫だと名乗り、
街の人々の頼みを叶えてくれる英雄のような冒険者だ、と、私は聞いているよ。」
私はおぼろげに自身がシーフで、ヤグードをやたら好んでいた事などを思い出す。
頭が重い…?自分が何かかぶっている事に気付き、被り物を見てみる。
…ハジャヘッドギア。ヤグードの現代神ヅェーシシュ、その護衛の1人(羽?)と連絡をとる事が出来る品。
確か現代神が直々に、必要な時に使えとタクティクスパールを組み込んでくれた代物。
パールに薄く数字が浮いている。30/30…何かあった時にでも使ってみるか…。
マスターに礼を言い、酒代を渡し、店を出る。
…外は藍色の綺麗な満月だ。海風がとても心地良い風となって体を撫でていく。
少し、どこに行くか考えた後、自分のモグハウスに行ってみる事にする。
自分の鞄を漁ったり、不審な行動をするなら自室が一番怪しまれない。
行き交う人が皆無言、無表情で走る中、私だけがゆっくりと、徒歩でモグハウスへと歩いていった。
568 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 19:44:06.05 ID:vrogAEG1
>464
おおー。投稿おつかれさまー。
その始め方、なかなかいいですね。
#566で最初の投稿ですよね・・・?
569 :
既にその名前は使われています:2006/03/22(水) 19:51:54.20 ID:vrpmzYDe
朝起きたら首キャラになってた
に見えた
です、今までコレを水面下で弄繰り回してました。
まだ2〜3話?先がありますが、先を書いてからチマチマ投稿しようと思います
リアクションありがとう。大変励みになります。
勢いで書いてるので、後で読むとマジ赤面っす。
まだまだ、続いちゃいますのでよろしくお付き合い下さい。
>>560 データは、そのままを抽出できているみたいです。
例えばトップページの161(一話目)の文章。
私のIEがおかしいのかな。詳しくないので、なぜなのか判らないのですが・・・。
*トップページ(各作品紹介ページ)の表示(元のまま開いている)
あたりは気持ち悪いくらい静かで、生暖かく乾いた風が吹き抜けてて、薄暗い。
俺、なんかエルオスの初期装備着てる。軽いけど丈夫そうだ〜」
*161の作品まとめのページ(開けたはずの行間が詰まっている)
あたりは気持ち悪いくらい静かで、生暖かく乾いた風が吹き抜けてて、薄暗い。
俺、なんかエルオスの初期装備着てる。軽いけど丈夫そうだ〜」
変な注文つけてしまってゴメン(半泣)
>>572 報告ありがとうございます〜。
あー、わかりました。慣れないcssなんかくっつけてみたからあんなことになってしまったようです。
修正しますー。
>>アルルさん
タワーと一晩を共にしたアルルさんの心境の変化に【興味があります】
俺的には「一度抱かせてあげたくらいで恋人のつもり?」と強がるそぶりのエルメスも、また燃えまhwhうbくぉふじこlcnげふんげふん。
続き期待です。
>>464さん
SSでシーフさんは初登場かな? 乙であります。
自分の事を酒場のマスターに言わせるあたり、うまいなと思いました。メモメモ
逃げて隠れて、口先三寸で丸め込む161・・・。アレ? 俺もシーフっぽい?w
>>573 さっそくのレスありがとうございます。
口うるさいことばっかり言って申し訳ないです。
読んでくれる方には、やっぱり意図したとおりに見てほしいかな、なんて。
まとめ(暫定)更新しました。
まだ手動です。本番サイトでは、投稿者さんによる校正・追加などができるようになります。
(トリップつけている場合のみ。トリップで本人判断いたしますので。)
バルクルム砂丘は、いってみれば南国のどデカい砂浜だ。
アルテパのような過酷な砂漠ではないとはいえ、昼夜の気温差は厳しい。
やはり移動するなら太陽が昇りきる前、早朝のほうがいい。
飲み水が底をつきそうだし、早めにセルビナに着きたい。
だが・・・。
ミスラが目を覚ましたのは、朝食には遅い昼近くになってからだった。
暑さに耐えかねて毛布を蹴飛ばし、んーっ、と丸めていた背中をのばす。
そして意地でも二度寝しようというのか、目をあけない。
「いいかげんに、起きろ」
「・・・にゃ?」
ジーザス。
どこのどいつか知らないが、俺の予定は狂いっぱなしだ。
容赦のない直射日光と、砂地からの照り返しが視界に眩しい。
ミスラはよろよろと起き上がると、ボロボロになったチュニックを脱いだ。
さすがに我慢の限界だったようだ。下着同然の格好で、暑さをしのごうとバタバタ扇ぎはじめた。
遠慮のないその姿に、オレは閉口した。
「・・・ここは? オレはいつの間に、こんなところに」
まだ、寝ぼけているらしい。
きょろきょろとあたりを見回している。
「覚えていないのか?」 俺は最後のボトルを差し出した。「昨晩、その先に倒れていたんだ」
詳しい経緯は一切、言わなかった。
俺は、このミスラをいったんは見捨てようとした。
そんな自分が、おためごかしに何を言えるというのか。
彼女はゴクッゴクッ、とうまそうにボトルの半分ほどを一気に空け、ふぅ、と息をついた。
体のあちこちを確かめるように、素肌を手でさすりながら動かしている。
カサカサに乾いた紙包帯がたなびき、海からの風にまかせて飛んでいった。
大きな傷はあらかたふさがっている。体力の回復は時間に任せればいい。
「ごちそうサン。貰っといていいのかな?」
「ああ。そのボトルが最後だ。残りは大事に取っといてくれ」
そう言って、俺は立ち上がった。
いいかげんに出発しなくてはならない。
「サンドに行くなら、護衛してくんない? フレが戻ってるかもしれないんだ」
ミスラが俺を上目遣いで見つめた。心なしか、下着姿の谷間を強調しているようにも見える。
こういう相手には、目線をそらし、そっけなく。
「悪いが逆方向だ。セルビナ経由で、ウィンまで行く」
俺は歩き出した。
「セルビナでもいいよ。そこで護衛、探すから」しっぽを揺らしながら、後をついてくる。
「あ、まだ名乗ってなかったっけ。オレは“
>>1”」
「勝手にしろ。俺は“
>>161”だ。」
・・・何?
今日はここまでー。
581 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 00:43:55.84 ID:8l6cYNSu
おつかれさまーGJですー。
とうとう・・・進展が・・・といった感じですね。
早速追加しておきます。(今日は追加作業ここまで
582 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 01:17:12.60 ID:0tWWiMCc
すげえー
1さん死んだと思ってたら161が助けてたー
ザッピングしすぎw
583 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 01:59:20.98 ID:8l6cYNSu
寝る前に保守ー。
584 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 02:56:35.03 ID:E4HL1b6m
まとめお疲れ様です。
むー、書き直し機能は神ですが…。
SSスレ系のトリップにはいい記憶がないんですが…。
わかりやすいよう皆トリップつけろ。つけた。死ね糞コテ。のコンボがあるし…。
素でレスや誉めたり、それは違うだろと発言してもIDが一緒だから普通に匿名掲示板でありながらいい発言は記憶のかなたに、
反論レスなどは延々と粘着って感じで(レスつけなくなっても延々と住人同士でオマエあいつだろといがみ合う)いやになってやめたことある。
…うーむ。微妙に皆ザッピングしてたり、
スラッシュ空白けあるあいあいあい空白かっこえすてぃかっことじるとかが共有設定になったり、
タブの概念を皆入れてたりと面白い。
「…オマエ、これからどうする気だ?」
ゴブリントレーダーは独り言を放った。
道行く人々がこっちを振り向いたが、ゴブリンなので目をそらした。
ゴブリンなら多少突飛な行動をしても
許容範囲というか関わりたくないというのが普通の人の心情だ。
正確には相手はいる。カバンに入った僕だ。
「…ゴブリンさんの技術でナニ作ってるのか知りたいな♪」
…勿論真意は言わない。
「…。まぁいいだろう。コイ」…だが彼は特に真意を問うことはなかった。
「まいどー!通りすがりのハードゴブリンでs(y」
そういうと彼は勝手口から件の屋敷に入ってしまった。
商人とはいえ獣人が勝手に他人の家に入る。
…普通なら家人に殺されても黙殺されることだが。
「キタ!キタ!メイントレーダーキタ!」「コレで買つル!!!」
歓迎したのはオークやクゥダフ、サハギンやゴブリンなどの獣人達。
586 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/23(木) 03:08:56.47 ID:LnCOe9Dc
んー、あまり他の人を出しすぎると
他の著者の人が自分のとこのキャラを
どう動かしていいかわからなくなるかも知れないんで、
先をいっちゃうと、うちの子は誰にも会えない予定です、可愛そうですがw
>>まとめサイト
色々とお疲れ様です。
校正できるようになるとちょっと負担減るかもしれませんね。
あまり一気に作業せず、のんびりとやって下さい。
587 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 03:21:14.33 ID:E4HL1b6m
「今日ハちっぷノ他ニ、いいものモッテキタゾ」
「メシダ!メシダ!」「ウマソウナたるたるノ匂イ!」
…おいw
「マテ、モチツケ。コレは俺のもん」…オマエもかブルータス!
ううう。ゴブリンのバックの中はタルタルの嗅覚的に臭いのだが、
ここはもっと臭い。というか獣人にとっても臭いのではないだろうか。
屋敷の裏の小さな小屋は地下にでっかい工房を持っていた。作業員は皆獣人。
588 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 03:21:59.55 ID:E4HL1b6m
「取り出だし樽はタルタル!」そういうチップ売りのゴブリンに笑う銃人達。
…こんな駄洒落が獣人には受けるのだろうか…。
カバンから放り出された僕は周りを見回す。
鏡とかサントリーポーションwのビンもどきとか(中身はない。ラベルが獣人の手書き)、
元の世界のエロ本(獣人には意味がない)とかが産卵・・いや散乱している。
「ナニコレ?」僕はつぶやく。いや、「僕は知っている」のだが、
この世界のタルタルとしての自分には違和感バリバリな品々だからだろう。
「この印刷技術はすごい!」とゴブリンの職人はエロ本を見ながら叫ぶ。
…別の意味に見えるから止めれ。
「このビンは割れない!軽い!腐食しない!」と叫ぶクゥダフ。…プラスチックだしな。
「故郷に残してきた弟がいるだ!兄ちゃんはココダヨ!」鏡をぶったたくサハギン。
「コレは金属鏡よりよく映るタダの鏡だ!落ち着け田舎モノ!」とヤグードが呆れる。
「…。」絶句している僕に。
「…コレと同じものを作っている途中だ」とゴブリントレーダーは言った。
「内密にナ」そういうと獣人達は頷きあった。
>584
69さん
作者さんの意思を尊重したいとおもい、そのような機能をつけさせていただこうかと思いました。
作者さんは匿名掲示板への投稿とはいえ【著作権者】であるし、編集・削除はできるべきであろうと考えたのです。
確に自分にもそのような経験あります。(昔長編AA系のスレなど見ているときは悲惨でしたし。)
私の意図していることは、本人の確認さえとれれば良いと思っているので、一度トリップを利用していただければ十分だったりします。
(=いつもつけてなくても、○○さんが××というトリップを使っている確認さえとれればよし。)
なので無理にトリップつけていただく必要はないし、今後とも本人の意思でやっていただけたら…と思います。
591 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 11:25:32.13 ID:E4HL1b6m
はい。丁寧にレスありがとうございました。今起床しました。
管理事務所に自分の部屋の場所を聞き、歩き回ってやっと自室を見つける。
モグハウスに入って最初に見た光景
タルタル程度の大きさの白い物体が、部屋の中央、空中でクルクルと回転している。
私は無意識にja不意打ち・かくれる を発動し、
持っていた片手剣…ダイセクターの柄を白い物体の脳天に打ちつけていた。
ゴ キ ィ ィ ィ ィ ン ッ ! !
「グプッ!?」というくぐもった声とともに床に墜ち、回っていた慣性で転がっていく白い物体。
死体……否、気絶したモグを部屋のすみに置き、改めて自分を調べる。
暗い色の生地を使った装束、盗賊が持つにしては大きい楯、無駄に目立つ真っ赤なマント
装備を脱ぎ、下着姿になってみる。…耳と尻尾が違うが、ソレ以外は人間の体だ。
この体は…ミスラ…だよな。 ……ただし、男の。
パット入りのブラ等を付けている辺り、男性種とバレると何かマズイのだろうか…。
その割に白髪は無造作に分けられ、輝きも無くボサボサだ。余り隠す気は無かったらしい。
耳と尻尾を10分ほど気が済むまでいじりまわした後、倉庫を漁ってみる。
妙に軽い日本刀や真っ黒い宝珠の付いた杖、…真っ白い魔道士服もある。色々な職に手を出していたようだ。
洋服ダンスに入っていたチョコボジャックにバロンスロップスという楽な服装に着替え、
レンタルハウスのベッドに座り、努めて冷静に、自分が誰か考えてみる。
……私は、FF11をプレイする大勢のプレイヤーの中の1人。
…だったハズだ。記憶が変に曖昧だが……。性別は…思い出せないが、多分男だろう。
本来の世界の事はあまり思い出せないが、じき戻ると思うので、今の自分の事を考えてみる。
……ウィンダス所属の冒険者、最も名誉とされるランク10の冒険者の1人。
シーフをしている割に命を盗る事を躊躇うが、スイッチが入ると殺戮者になる…いや、なっていた。
今記憶にある自分というキャラクターが、今の自分とは限らないので、過去の事としておく。
今の私は、私であって私では無い。俊敏に移動しようとすれば体が付いてくる。
記憶にある私は、こんな早く動けなかったハズだ…機敏なミスラのシーフLv75は伊達では無いな。
…何か魔法でも使えないかと考えると、魔法一覧の様な表が脳裏に浮かぶ。
この表が使える魔法リストなら、レイズVが使える程白魔を極めているらしい。盗人なのに癒し手志望か。
盗賊らしく各地を盗み歩いたりしてみようか、などと考えていると、
白い肉塊…もといモーグリが、視界に映る。試しにレイズVを選ぶと、頭の中で、ソレは無理だと警告された気がする。
ならばと、レイズを選んでみる、すると、今度は使えるのか、呪文…?言葉の羅列が浮かんでくる。
それを詠み終えると急に体に力が入らなくなり、思わず膝を付く。 数拍おいて、モグが淡い光と共に起きた。
モーグリは衰弱した様子で、羽を弱々しく羽ばたきながら宙に浮き、定位置に戻っていく。
「…ご…ご主人様ッ!回ってただけなのにこの仕打ちは非道すぎるクポ!
普段帰って来ないご主人様をモグがどれだけ心配してると思っているクポ!!」
「衰弱してる割に元気そうじゃにゃいか。……私は普段何をしてた?」
「決まってるクポ!いっつもモグの鞄を漁ってからかって、
ポスト確認をして、寝て、起きたらまたしばらく帰って来ないクポ!!」
誰も居なさそうな昼に張ってみましたミナサマオハヨウゴザイマス
私は他の職人さんと違い短く纏めれませんが、出来るだけ改良して投稿してます。
ので生暖かく見守ってクダサイオネガイシマス
私は、自キャラの発言はそのまま「」
他キャラ発言は最初スペースを空け 「」となるようにしています。
他の方との絡みは…まだ先になると思いますが、
誰も予想していない人が出るかもw とだけ言っておきます。
596 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 12:04:16.72 ID:Gkqb7yNy
モーグリカワイソス(´・ω・)
うはwwwwオスラネタやられたwwwwwwwwwwwwww
くそぅ…ぐっじょぶ(ノ∀`)w
お昼でもミテマスヨー
お疲れ様ですー。皆さんモーグリ攻撃するのは当たり前なのですねw
599 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 12:06:10.57 ID:8l6cYNSu
ちょwwww
絶対漏れが最初に感想レスすると思ったのに・・・もう2人も前に入られてたw
さて、私もお昼だけど投下しますね。
うーん、中々本題にうつらないお・・・w
演奏は相変わらずだけれども、いつの間にか得体の知れない臭いは消えてきた。
それとも単に私の鼻が慣れてきただけなのか・・・。
しばらくすると、紫色の煙をモクモクと吐き出す得体の知れないモノがはいった皿を子ミスラが運んできた。
「おまたせしました〜。ランピモンピの特製シチューだにゃ〜。」
目の前に置かれた特製シチューは紫の煙を除けば一見ただのクリームシチューだ。
少し甘い香りがはすれども、目にしみるような悪臭はない。
具は、たぶんキノコと肉と緑の植物にニンジン。
うん、何の肉とか、何のキノコとか、あの臭いはなんだったのかとか深く考えなければまぁセーフ。
でも・・・でも・・・。
紫の煙を出す液体をクリームシチューとは認められないのは私の心が狭いからでしょうか?
「いただきます」
リポケケがシチューにスプーンをつっこむ。そして全くためらわずにズズッとすする。
「・・・・・・おいしい?」
きょとんとした顔のリポケケにたずねる。
「・・・おいしい?かな?」
不思議そうな顔で答えられる。・・・まぁ、まずくはないみたい。
リポケケが二口目に挑戦し始めるのを見て、私もちょっとだけすくって飲んでみる。
ズズッ・・・
えーとね・・・まずくはないけど・・・おいしいか、といわれると・・・ちょっと・・・。
ちょっと甘めのクリームシチューにカレーをぶち込んでリ○ビタンDとポ○リスエットで味を調えた後、
リアルポーションを隠し味に入れれば出来そうな味・・・。
・・・ちょっと自分で言っていてわけわからなくなってきた。
「そういえば、今日は何か用事あるの?」
スプーンからまるで意思があるかのように逃げ回る得体の知れない肉を
必死ですくおうとしながらリポケケがたずねる。
「情報収集しようかなって思ってるよ。」
「仕事探すの?」
「ううん、ちょっと・・・ね」
そういって私はシチューをひとすくいする。
「・・・デート?」
目をらんらんと輝かせてリポケケがずいっと乗り出してくる。
「ちがうよー、どうしてそうなるのよー。」
ちょっぴり苦笑いしながら答える。このヴァナにきてからの一週間程度で恋人を作れるほど
私は器用じゃない。そもそも話し相手すらいなかったし・・・。
「だってプライベートなことで情報収集って言ったらさ、デートスポットの下見とかだって思わない?」
丸っこい目を相変わらずきらきらさせてこうリポケケ。
正直その考えは・・・ちょっとぶっ飛んでいると思います・・・。
今日はここまでです。
最近思うのだけれども・・・私って結構黒いかもしれないwww
605 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 12:14:10.13 ID:8l6cYNSu
投稿お疲れ様ー。
19さん、なんとヴァナでシチューで倒れてしまうのかw
なんて最初思いましたが・・・大丈夫だったようですねw
19さんお疲れ様です〜、
そのシチューとクゥダフ風シチュー(シAFクエ品)はドッチが不美味か食べ比べてみたいです。
ミスラ=女という先入観を、ゲーム内設定を壊さない程度に覆してみました。
464の顔タイプが全員オスラって訳じゃ無いので誤解なさらないで下さいね
モーグリ…考えてみたら皆酷い事してますねw
暖炉にくべられたり撲殺されたり…皆さん非道すぎです!
栽培とかポスト確認、自分で見る事ににゃってしまいますよ!?
コメントありがとうございます。
ユリフィナ、恐怖のシチューに倒されるなんてのはさすがにちょっとかっこ悪いのでw
これは私も見習ってモーグリを笑いながらウィンダスの噴水に沈めたりするべきでしょうか?ww
608 :
>>69:2006/03/23(木) 12:32:23.57 ID:E4HL1b6m
そういえば自分もエヴィサレーションの練習して短剣を手から滑らせ、
カバンを壁に縫い付けてるね。一歩間違えたらモーグリ死んでいる。
壁|ω・`)<漏れも投下してみていいですか… どこまで続けられるか分かりませんが…
610 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 16:06:59.73 ID:8l6cYNSu
歓迎歓迎〜。
たのしみにしてます〜
611 :
609:2006/03/23(木) 16:10:52.72 ID:TOR5txwp
最初に目に入ってきたのは、独房の小部屋みたいな小窓から入ってくる青い光だった。
いや、捕まった事はないから、実際の独房がどうなのかは知らないが、いつも見慣れたあの小部屋だったので、おれはいつも通りの感想を抱いたんだと思う。
そうか、天井ってああなってたんだ。いつも斜めに見下ろすアングルが多かったから、むしろ新鮮だった。
ていうか……キタ!wwキタコレ!!wwwwwww
ミスラにしておいた漏れは勝ち組!!!
どうやらおれも目が覚めたら自キャラになっていたらしい。
おれは心を静めて冷静になると、一番に確かめておくべき事を見定めた。
最初に、というか、これしか思いつかなかった。おれはゆっくりと、胸元手をやった。震える指で、ゆっくりと。
掌にはたぷんという重たい感触。「くふ……んっ…」胸の先に走ったむずがゆいような未知の感覚に、思わず吐息が声になって漏れる。おれの怒張は想像だけで爆発寸前になっていた…
ゴツッ
「あ?」
妄想していた意図とは違うが、思わず声が出た。なんか今、堅いものに触ったんすけど…。
慌てて両手でガサゴソ確かめる。おっぱいって堅かったのか? いや、いくらおれが無職童貞だからって馬鹿にするな。そもそもでっぱってないじゃないか。
ない。一番大事なおっぱいがない。いや、まんこも同じぐらい大事だが、今はおっぱいだ。
おれは必死に考えを巡らせた。耳はある。尻尾もある。だが、おっぱいがない。リアル俺の方がよほど豊満じゃないか。これは何だ、おれは悪い夢を見ているのか?
まさか、幼児体型という事か!? おれはミスラをはるかに通り越して、子ミスラになってしまったという事だろうか。
612 :
609:2006/03/23(木) 16:11:31.77 ID:TOR5txwp
もしそうならば嬉しい誤算だが、一つおれが懸念してやまない事があった。
股間に違和感がある。いや、逆だ。股間に違和感がなさすぎる。
ちょwwwwwwwwwwwwwwwwちんこついてんすけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まぁまて落ち着けおれ。深呼吸しよう。何か言うんだ。そうしないと気が狂っちまいそうだ。
「にゃーはオスラになっちゃったのにゃ〜♪」
馬鹿かおれ、他に言う事はないのか。誰が聞いてる訳でもないのにそれか。
と、おれが寝ていたベッドの隣の、その更に隣に置かれた天蓋付のベッドで、何者かが動く気配があった。
「どうしたクポ? 夜明けまでまだしばらくあるクポ、恥ずかしいから夜中に騒がないで欲しいクポ〜」
眠そうな口調で、ゲームのログそのままの苛々するだるいスピードで問いかけてくる、モーグリ。
そういえばこいつがいたな。部屋が暗くてよく見えないが、小憎らしくもあり、愛嬌もあるあの白い毛玉が覆いを少し開いてこちらを伺っていた。
「…あ、すいません」
思わず謝ってしまった。なんだおれ。
おれは青銅製のフレームで組まれた粗末なベッドの薄い毛布を引っかぶると、丸くなった。
眠かったわけじゃない。ただ、気恥ずかしさとか、憤懣とか、不安とか、そういったものがおれの中でぐるぐると回って、激しく混乱していたんだ。
613 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 16:13:45.33 ID:dhNrkHRZ
ドットハックスレはこちらですか?
614 :
609:2006/03/23(木) 16:14:42.07 ID:TOR5txwp
取り留めのない思考が回り続けていた。
おい>1、話が違うぞ!!
>2な、そのAAむかつくんだよ!!
>3 おまえ2じゃないから!!
>4よ、おれの入り込んだヴァナディールがそうじゃない事を切に祈る!
>5、おれはお前が心底羨ましい!
てめー>6 悪くないだと!? 最高だと言え!
>7 だが、それがいい(ニヤッ
>8 ないないw
>9 リアルの俺は腹の脂肪が分厚くて起き上がr
>10 ミリ換算ならそのくらいあるかもね!
>11 そう思っていた時期がわたしにもありました。
ああもう氏ねっ!
>>1-1000は全員氏ねっ!!
おれはこれ以上ないくらいささくれた気分で寝返りを打つと、頭から毛布を被りなおした。
眠くはなかったが、おれの意識はほどなく眠りへと落ちていった。
この感じは、ガキの頃、もう理由も覚えていない下らない喧嘩で親友に絶交を言い渡されて、どうしようもなくて帰って寝た時に少し似ていた。
615 :
609:2006/03/23(木) 16:15:46.71 ID:TOR5txwp
改めて目を覚ましても、おれはオスラのままだった。
お気に入りのペドサイトを巡れなくなったのは惜しいが、これはこれで悪くない。>>1-
>>1000、氏ねとか言ってごめんな。
モーグリはまだ寝ている。なんでおれがブロンズベッドで、あいつがロイヤルベッドなのか少し気になったが、ブロンズの方の寝心地は、
おれがいつも寝ているパイプベッドに似ていた。だからだろう、とひとまず納得することにする。
モーグリがごちゃごちゃ言い出す前に、おれは自分自身について確かめてみた。
倉庫になっちまったという奴もいたから、念のため箪笥や長櫃を開けて装備から類推する事にする。自分自身のパラメータをデータ化して
リストアップできるゲームは便利だ。おれもこの世界に慣れればその「リスト」とやらを参照できるんだろうか?
白黒コントラストがきつい外套一揃い、見慣れた赤黒い装束、大きな鍋蓋みたいな丸盾が数枚、抜き身のまま立てかけられた直剣が数本。
装飾品だの指輪だのがじゃらじゃらと。網シャツみたいな鎖鎧やローブ類はサポ上げ用だろう。
うん、おれのキャラと同じだ。という事は赤が75、白黒忍が面白みもなく37で、サポ用の暗黒を上げ始めたあたり、といったところか。
616 :
609:2006/03/23(木) 16:16:36.33 ID:TOR5txwp
勇者ジョブを上げておいてよかったぜ、これで情報収集にあちこち歩き回っても大丈夫……
と、ふと気づいた。ならば俺は魔法が使えるのか? どうやって? マクロの呼び出し方は? 魔法メニューの呼び出し方は? コンバー
トはどうやるんだ? WSは? チャットモードの切り替えは?
おれは肩書きだけ75のまま、中身は1レベルの新米冒険者になってしまったんだろうか。
あまりの絶望に、おれはまたベッドの中に戻りかけ、すぐ毛布を跳ね除けた。
ふざけるな、ピザデブキモオタヒッキーニートと、リアルではガチで負け組のおれだが、ヴァナでまで負け犬になってたまるか!
手近にあった金貨袋から大き目のギル貨を適当に掴み取ると、ピザデブからオスラになったおれはモグハウスを飛び出していた。
617 :
609:2006/03/23(木) 16:17:12.12 ID:TOR5txwp
以上です。連カキコ&お目汚し失礼しましたm(_ _)m
618 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 16:19:32.80 ID:8l6cYNSu
投稿乙です。
>614を見たときには煽りが騙りでやってるのかと一瞬思っちゃいましたw
619 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 18:36:18.40 ID:8l6cYNSu
ほしゅage
なんかわけわからなくなってきたな
20.
3日後、タワーが来た。
「モグ手続きしといたぞ、いつでも戻れるようにした」
「タワー、私冒険者になる」
同時だった。そしてお互いの意思が一つだとわかった。
うれしかった。
「愛人にならないか?」
「ありがとう」
え・え・え・え・え・え。
「何言ってるの」
怒りと共に叩きつける。
「いやそのなんだ、いろいろあるんだよ。」
「結婚は出来ない、でもアルルのことが好きだだから一緒にいたい」
「だから、愛人になって欲しい」
戸惑いつつも強い調子で返してくる。
「何言ってんだよ、バカー」
静止を振り切り飛び出した。
バカバカバカ馬鹿bかばkばkばhふぁdsk」あjせ。
叫びながら走り続けた。
21.
人間いつまでも走れるものではない。
それはタルタルも一緒だ。
一緒のはずだ、だがあんまり疲れないそのことに気がついた。
いつもと走るフォームが違うことに気がついた。
なんていうんだろう跳ねるように走るというかそういう走りになっていた。
そうか、タルタルの走りがあるのか。
頭は、人間の動きをしようとしてたが、タルタルの体がそれについて来ない。
だから、全然動けない。
俺は、タルタル流の体捌き、そういうものがあるのを理解した。
終わったと思った世界で光が見えた。
俺にはもう冒険者しかない、強くなる、そう誓った。
22.
魔法という名の技術がある。
ヴァナディールでは白黒赤、ナイト、暗黒騎士が使用することが出来る。
私のジョブは赤魔道士、魔法も使える。
魔法の使い方は、コツさえ掴めばわりと簡単だった。
まず一番大事なのは、魔法が使えると心の底から信じること。
少しでも疑いがあるとまず発動しない。
これが最初のハードルだった。見ても信じられないのだ。
まあ、日本人なら当たり前なんだが、それに時間がかかった。
結局何度も見て、魔法が存在することを繰り返し言い聞かせる。
そんな地味な作業が長く続いた。
その後は、それほど困難ではなかった。
魔法をイメージし、魔法の言葉(結構長い)を強い意志と共に唱える。
確かに完全に集中しないといけないし結構むずいが、まあ出来ないことではなかった。
23.
ウエポンスキルという技術がある。
武器を使った技とも魔法ともいえる者で、
気を溜めて気合と共に打ち出す感じだ。
俺は、片手剣WSファストブレード、バーニングブレード
を習得している。いや敵に撃ったことないんだけどね^^;
24.
「ヴァナに来て1ヶ月か・・・」
モグに話すでもなく話しかける。
「ご主人様がサンドリアに来てからは1年以上たつクポよ」
無邪気な様子に、癒される。
明日実戦に出よう。そう決意した。
あの時のウサギよりも遥かに速く動ける、そんな自信があるし
なにより、魔法が使えるようになった。
実戦で経験値を積まないと・・、素振りではもう強くなれないのは明らかだった。
2日分の食料を用意し、バックパックに詰める。
武具も磨きなおした。
いくつかの装備は、魔力の込められた逸品だ、大きな力になってくれるだろう。
心地よい緊張に包まれつつも、眠りに落ちた。
25.
知り合いに挨拶して回り、森へ向かう。
酒場の親父は相変わらず異様に腰低いちょっとへん。
自信というものが、こんなにも風景を変えるのか。
最初に来た時に感じたおどろおどろしい森ではなく、
豊かな緑があった。
リベンジも兼ねて、ウサギを探す。
探す探す。いない;;
まあ、あんなのがいっぱいいれば普通の人は旅なんか出来ないよな。
そう思った時だった。
遠くでグオーと雄たけびがした。思わず隠れる。
そしてこっそり近づいた。
オークvsうさたん
結構激しい戦いだ、がやはりオークのほうが強そうだ。
スピードでは勝るウサギだかその体当たりや蹴りが通らないようだ。
斧で切り刻まれてついに・・・。
見つからないように、後ずさった。
パキ^^;
26.
お約束のように枯れ木が音を立てる。やばすぐる。
と思ったが、オークは気にもせず、うさたんを・・・。
ふー、やっぱ獣人強いわ。安全圏まで離れてため息をつく。
なんとなく気勢をそがれたが、さすがに帰るわけにはいかなかった。
更に奥地へと向かう。
いないなあ、なんもいない、極めて平和。
どうしようかそう思った時だった。
突然目の前に、巨大なカブトムシが現れた。
でか過ぎない^^;
どう見ても俺の2倍はあります。ほんとうにありがとうございました。
反射的に横に飛んだ。
大正解。
カブトムシが突っ込み、木を押しつぶしてる。
当たれば死んでるかも;;
27.
たしかノンアクだったとか思いながら逃げ出す。
どうもアクティブとかインスニとかそういうのは、ゲームといろいろ違うみたいで
こいつも虫の居所が悪いみたいで俺を食べに来てるみたいです。あい。
「恐るべきパワーだ、しかし当たらなければ意味がない。」
ここ1ヶ月の修行の成果をかみしめていた。
種族が変わった者は、元のレベル程の力をすぐには出せない。
急激な体の変化に頭がついて行かないのだ。
その仮説が仮説でなくなったのを確信した。
敵の攻撃をかわしながら、魔法を撃ち込む、
《ディア》《パライズ》《スロウ》《ブライン》
明らかに敵の動きが鈍った。
ロングソードを構え、魔力を付与する。
《エンサンダー》
敵に切りつけダメージを与えていく。
雷撃も相まって一撃ごとに体液を噴出している。
28.
足の継ぎ目に向けて剣を撃ち込む。
驚くほど簡単に足を切り飛ばす。
敵は怒ったようだ、あり得ない速度で体当たりしてきた。
「WSか」
叫んだ声と共に、俺もWSを思い出した。
確かに体の中に気の高まり、命の削りあいから生まれるエネルギーが感じられる。
「滅べ闇よ」
気合の叫びと共に<ファストブレード>を叩き込む。
あり得ない速度で手が動き神速の2連撃を加えていた。
かぶとむしの頭部が裂けている。
断末魔の痙攣をくりかえしている。
確かアゴとか甲殻とか売れたよな。
そう思ったが、甲殻は持ち帰れそうになかった。
仕方なくアゴを切り取りバックパックに突っ込む。
29.
これが、ヴァナでの初勝利だった。
1戦でこれかよ。
LV上げるのにいつまでかかるんだ。
思わず絶望した。
暗くなったので、岩場の影で食事を取る。
さすがに焚き火を焚くわけにはいかなかった。
干し肉、パン、水の簡単な食事をすると後は眠るだけだ。
まあ寝るといっても一人の場合は毛布にくるまり
うとうとするだけなのだが。
冒険者として、まだまだ駆け出しなのを強く自覚した。
と同時に仲間が欲しいな。そう思った。
30.
次の日は、日の出と共に動き出した。
昨日の1戦で完全に自信を得ていた。
特に獲物を選り好みするでもなく、倒していく。
コウモリ、羊、ミミズ、おばけきのこ。
やはり、LV21はあるんだなこいつらじゃ修行にならない。
そう確信し強敵を求め徘徊する。
求めれば引き合う物だろうか、子一時間もたたずに、
オークを見つけた。
しかも、子供を担いでる。
助けなきゃ。反射的に追いかけ始める。
もうすぐ追いつくそう思った時だった。
「グオー」オークが叫んだ。
グオー、グオー いくつもの声がこだまする。
ヤバイ、囲まれた。そう思い木陰に隠れる。
31.
単に合流しただけみたいだ。
しばらく観察しそう判断した。
しかし、一人で戦うのが難しくなったのも確かだ。
ゲームみたいにディアで釣るってわけにもいかないだろう。
攻撃されれば、みんなで追いかけてくるはず。
距離を取りつつ、追跡する。
オークはどんどん増えて8匹はいるだろうか。
流石に怖くなったが、泣き叫ぶ子供を見捨てるわけにはいかない。
どんどん奥地へ向かい、洞窟みたいなとこも抜けて、谷のようなとこに出た。
「まずいな、ゲルスバに入ったか」
オークは増えすぎて数えるのも馬鹿らしいくらいになっている。
見つからないだけで精一杯、まさにそんな状況だった。
32.
子供は、小屋の中に軟禁されてるようだ、もう声も聞こえない。
泣きつかれたのだろうか。
思考を全開で回しても解決策は思いつきそうになかった。
メインであれば、恐らく突っ込んで、スリプガ、ウォタガVでかたがつくんだろうが・・・
完全に思考の迷路に迷い込んだとき変化は起こった。
戦鼓が響き渡り、オークがどんどん移動していく。
剣や弓、銃の音が響き渡る。
暫く考えた後、騎士団か、冒険者のPTが来たのだと推測できた。
緊張が解け、思わず座り込む。
「助かった。」
つぶやき、騎士団の手助けでもするかと思った時だった。
再び子供の泣き声が響き渡る。
33.
反射的に飛び出し、小屋の扉を蹴破る。
子供とオークが1匹、どう見ても飾りが多すぎるかぶとを着けている。
オーバーロード?一瞬絶望が支配するが、次の瞬間には安堵にかわった。
動きが遅いのだ。
「隠れてろ」
子供に叫びつつロングソードを抜き切りかかる。
致命傷は与えられないものの、確実に追い詰めていた。
魔法も使うか、そう判断して《パライズ》を詠唱する。
オークが笑ったような気がした、その瞬間、《ケアルV》を詠唱された。
鈍った動きが元に戻り、振り出しに戻ってしまった。or2
魔法もレジストされたようで、変化がない。
相手に合わせて戦術を変えないといけないな。
改めて経験不足を認識しつつ、切りかかる。
34.
切りつける、《ケアルV》。
その繰り返しで全然進展しない。
俺の方も無傷とは言わず《ケアルU》を使う。
集中が続かなくなってきている。MPがもうないかもしれない。
挫けそうになる意思を鼓舞し、剣を振り上げる。
MPの差が勝負を分ける、そんな気がしてきた。
明らかに旗色は悪い。
だがこちらもまだ、切り札がある。
敵が《ケアルV》を唱えると同時にWSを叩き込む
<ファストブレード>
敵の肩口に剣が食い込む、確かな手ごたえと共に詠唱が止まった。
敵が逃げ回るが、追いかけ切りまくる。
これを逃したら勝てない。
背水の陣の気合で、剣を振り続ける。
痛みでうまく、詠唱出来ないようだ。
勝てる、その確信と共に、再びWSを構えた。
35.
突然、光が降り注いだ。
わけが分からないうちに、オークの傷は治っていた。
女神の祝福・・、白だったのか・・・・。
「まだまだ」
叫び鼓舞し、切りかかる。詠唱を止めまくるそれしかない。
絶望的な戦いは続く。
体力の全開したオークにじわじわと押されていく。
「クソクソ」
叫びも余裕がなくなる。
霞む目で、敵のメイスをかわす。
終わりは突然訪れた。
足が絡まったのだ。
容赦ない殴打が繰り出される。
骨が砕け、肉が裂ける。
意識が薄くなり、落ちかける。
36.
オークの叫びが聞こえた。エルバーンの騎士に切り刻まれてる。
1vs3だから当然か。
耳元で、声がする。レ○○しますとか。
意識が遠のいていたのが急に引き戻された感じがした。
急に痛みが感じられて思わず叫ぶ。
「いてえええーーー」
《ケアルV》
痛みが急速に遠のく。
目が見えてきた。
「もう大丈夫です」
白さんだろうか、エルバーンの魔道士が言った。
「ありがとう」小声で呟いた。
安心すると、俺の意識は再び闇に包まれた。
37.
気がつくと、モグハウスだった。
「ご主人様よかったクポー」
モーグリによると、3日も眠っていたらしい。
傷の方は塞がっているし、血が足りないのと、寝すぎでちょっと
ぼーっとしてるだけかな。
あの激痛が嘘のように体は回復していた。
「ご主人様、お城から招待が来てるクポよ」
「子供の救出にお礼が貰えるクポよ」
そかあの子助かったのか。素直にうれしかった。
「わかった行ってくるよ」
鎧はぼろぼろになってたので諦め
剣だけさして、城へ向かった。
38.
突然の来訪の為かなりバタバタしたようだ。
宰相のハルヴァーが直接礼金と勲章をくれた。
まあ、なんだ、別に金の為だったわけではないがやっぱうれいしいな。
にやにやしながら、帰路に着く。
その時だった、
「アルル大活躍だったじゃないか」
懐かしい声がした。
「タワー」
思わず叫んで走りよる。
「愛人にはならないよ」
そして釘を刺す。
「ははは、それはもう諦めた」
豪快に笑って見せる。
39.
「今日はお勤め?」
「まあ、騎士だからな」
「・・・」
「・・・」
いろいろ喋りたいけど、喋れない。
俺ってダメだなor2
長い沈黙の後
「時々、お城に来るがいい、ランク3なら自由に入れるようになってるから」
「え」
「なんでいきなり3なの?」
「死んだから特進w」
う、やっぱあの時死んでたのか;;
「いやいや、冗談だよ、さらわれた子供の家柄とか、
騎士の面目の話とか、まあいろいろあるわけよ」
「ん、騎士の面目って?」
おもわず、疑問を口にする。
「これから話すよ、そのために来たんだから」
40.
子供は貴族のお偉いさんの子供だとか、当たり前か騎士団が出向くくらいだからね。
騎士の面目とは、冒険者に先を越され、瀕死の獲物を横取りした
みたいな噂が出るとまずいという話。
「なるほど」
「で、アルルにお願い。」
「あの白オーク、NMエターナルヒールは、俺トリオンとアルルの二人で
一緒に倒した事にしてほしいわけよ。」
「その見返りとして、いきなりランク3なわけ」
「まあ、アルルならすぐランク3になっちゃうかもだけど」
「いいだろ、別に悪い取引でもないし、誰も傷つかないしな。」
タワーは、いろいろ言ってるが俺はほとんど理解出来てなかった。
41.
なんだってー(AA略
聞いてないよー(AA略
俺トリオンとやっちゃった・・・。
あの後、生返事でとりあえず、モグハウスに帰ったものの、
何も手につかない。
確かに、いろいろ変なとこはあったし。
エルバーンの顔は高くてよく見えないし、
大体見えても見分けあんまりつかないし、
あの時、まともな精神状態じゃなかったし。
考えるタルタルと化した俺は、思考の迷路を抜け出せずにいた。
42.
あれから100年・・・はたってないけど、
丸1日後、まあトリオンでもサジでもいいかと、あれは事故でFA。
そう結論付けた。
考えがまとまると、暇になった。
ならばあれに行かないわけには行かないだろう。
そう、オークションである。
ランク3の冒険者証と報奨金(口止め料)10万ギルを握り締めて
俺は南サンドリアへと向かった。
やっぱり、買い物というのは楽しい物である。
いろいろつまみながら、やがてオークションへ着いた。
「ふむ、あんま物ないな・・・。」
ゲームみたいな量の物資が取引されていれば確かに、
巨大ショッピングセンターみたいな物になってしまう。
むう、これでは転売で儲けられんな^^;
防具も新調しようとしたが、20前後の物はほとんどなかった。
やはり、あれか、ジュノへ旅立たないといけないのかな。
書いてたの全部出し切りました。
感想よろ♪
645 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 20:03:03.65 ID:Gkqb7yNy
>>644 王子までたべてしまうなんてっ!いやらしい子っ!!ww
冗談ですw
恋に戦闘に冒険に・・・忙しそう。続きとても楽しみにしています
お疲れ様です
646 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 20:20:33.15 ID:dj9hTfJl
647 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 20:27:21.18 ID:EEmrpoHM
「引っかかり」な。スマソ
648 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 21:39:03.73 ID:8l6cYNSu
>アルルさん
投稿おつかれさまです。
な・なんだtt(ry
危険なエルかとおもってたら・・・その後の意外な展開。
そしてやっぱり、戦闘シーンはついつい感情移入しちゃいますねw
続きがどう発展していくか楽しみですー。
649 :
609:2006/03/23(木) 21:55:41.98 ID:9dsOmnHQ
>>646 む、やばいの?
気をつけます(´・ω・`)
指摘ありがとう
>646
放送禁止用語って、ただテレビ局の「自主規制」だし、別に問題なさそうだけど。
というより、2chで放送コード云々ってレス、それ関連スレ以外で始めてみたかもwwww
651 :
既にその名前は使われています:2006/03/23(木) 22:54:57.14 ID:23BXFGz7
1のフェイスはやっぱりネカマ御用達のヘケッ猫なのかな?
俺の脳内ではナナミーゴ顔であってほしいんだが。
いや知らないけどきっとそう。
投下された皆様、乙であります。
>>464さん
やっぱり不死身だし? モーグリは、いっぺんヤッてみたいdeathよねw
>>19さん。ご無事で何よりです・・・w
>>609さん。中の人の、捨て身の気合いを感じました(ぇ。
オスラって、雄のミスラって事? 公式でもホントにそうだったら面白いですよね。
自分は、せっかくだから(ほどほどに)他の人も出したいなぁとか思うタイプだったり。
言動や時間軸、世界観の矛盾etc。けっこうムズカシイですけど・・・。
>>アルルさん
なんってこった〜!
シャントット博士を出す前に、超有名人出演の先を越されてしまったかー!w
こんばんは、今日はなんだか結構筆が進んだのでまた投下しようと思います。
楽しくしゃべりながらの朝食は時間を忘れられれる。
私達がレストランを後にしたのは、ぼちぼち昼食をとりに来た人たちで賑わい始めた頃だった。
昼過ぎから用事があるというリポケケと別れた後、私は週刊魔法パラダイスの編集局へと向かった。
なぜなら、あそこなら一週間前・・・
つまり私がヴァナディールに来た時の事件などの情報がたくさん集まっていそうだからだ。
編集局のドアの前に立ち、二度ノックをする。
「どうぞー!」
「お邪魔します。」
ドアを開けると何となく生臭い・・・というかイカ臭い臭いが鼻についた。
その原因はたぶん一人の机に三つは置いてある大量の黒インクのビンだろう。
原料がネビムナイトだし。アレの臭いではないはずっ!!
ふっ・・・私も結構下品だな・・・
6個ほどある机は例外なく紙が山積みだった。机のサイズを見る限りこの会社には
タルタルしかいないのだろう。実際、今ここに残っている三人の社員は全員タルタルだ。
「ご用件は?」
先ほど私のノックに答えたと思われるぼさぼさ頭のタルタルが必死に筆を走らせながら言った。
「あの、突然身勝手なお願いで大変恐縮ですが、先週起こったことをいろいろ知りたいので、
バックナンバーや没となった記事を閲覧させていただけないでしょうか?」
ピタリとぼさぼさ頭のタルの筆が止まる。そして困った顔で私のほうへと向き直った。
「うーん、バックナンバーはあまっているからタダで差し上げてもいいんだけど・・・
没の記事ともなると・・・また後々使うかもしれないし。
それに君が他社のスパイじゃないって証拠もないしね・・・。」
うーん・・・本当は少しでもたくさんの情報が欲しかったけれど、向こうも仕事だもんね。
わがまま言うわけにもいかないか。
「わかりました。バックナンバーをいただけただけでも十分です。ありがとうございます。」
私はぺこりと一礼する。
「ううん、こちらこそあまり協力できなくてごめんね。君、冒険者でしょ?
いろいろ情報がないと大変でしょう?」
「えぇ、だから今は少しでも情報がほしいんです。」
ボサボサ頭のタルタルは机の引き出しをガサゴソあさりながらうんうんとうなづく。
「でしょう。僕たち雑誌屋も冒険者も足で情報を集めて仕事に生かすのは一緒だから親近感がわくんだよね。
今回の仕事の情報の集まり具合はどうなの?」
「それがまださっぱりなんですよ。だからまずは情報が一番集まっていそうなこちらにうかがったんです。」
「僕たちのところに一番最初に!それは光栄だ。君くらいの冒険者になると三博士からのお仕事とかでしょ?
あ、これ先週号と先々週号ね。」
そういって二冊の冊子を渡してくれた。表紙にはでかでかと赤い文字で『シャントット博士熱愛疑惑!?』
と書いてある。・・・ここに一番最初に来たのは間違いだった気がしてきた。
「ありがとうございます。助かりました。」
もちろん笑顔でこう答える。思っても顔に出さない!これ、上手な人間関係の秘訣。
「いやいや、僕たちもどんな形であれ三博士の力になれてうれしいよ。」
うそつけ!三博士の力になれてうれしいと思うような奴は、
シャントット先生のゴシップなんてやめさせるっつーの!
「ちなみに、その博士からのお仕事?」
「え、その・・・今回は実は仕事でなくて・・・」
ここまで言ってはっとする。しまった!ここは『依頼人のプライバシーが〜〜』
とかいってお茶を濁せばよかった・・・。
うぅ・・・なんだかものすごく目をきらきらと光らせてるよこの人・・・
「へぇ、プライベートのことなんだ!冒険者のプライベートってものすごく興味があるんだ!」
以上です。
うーんうーん、そろそろ戦闘とか書きたいのにーー!
いつまでまったりと情報収集してんだああ!!ww
モーグリとはヤってみたいな
>>19さん。なにも戦闘しなくても、口先三寸でナントカなったりならなかったりw
筆が進むとはうらやましいです。みんな、いったん書き溜めるのかぁ・・・。
いきなり書いて投稿ボタン押すのは俺だけですかそうですかw
「まさか・・・」
落ち着け、俺。自分以外にも世界に紛れ込んでしまった人間がいるとは、限らないんだ。
「いや、なんでもない」
気にすることもなく、
>>1は俺と並んで歩いた。
下着姿なのは暑さのせいか。それにしても手ぶらとはうらやましい。
「むしろ、オレが護衛してやってるようなもんだにゃ」
そう言って、
>>1は俺の格好をジロジロと眺め回す。
俺は、暑さに負けてエルヴジャーキンの胸をはだけていた。
腰に剣一本、旅用のマントとバックパック。持っているのはそれくらいだ。
「鎧も着れないくらいレベル低いんだろ? すぐに絡まれて死ぬにゃ」
たわいない会話をしながらも、二人は周囲の警戒を怠らなかった。
昼間とはいえ、危険なゴブリンが徘徊していることに変わりはない。
「ジョブは」 俺は問いかけた。「猫だし、やっぱりシーフか?」
「白。サポシだけど。それと、猫じゃない。ミスラにゃ」
猫でもミスラでも同じようなもんだろ。
俺はそう言いかけて、全世界100万人のミスラ好きを敵に回しそうだったので、黙った。
「そういう
>>161は?」
あんまり期待してなさそうに訊く。それはまぁ、そうだろう。
「わからない」 つい、俺は正直に答えてしまった。「前の記憶がない」
それを聞いて、
>>1は黙りこくってしまった。
やはりマズいことを言ってしまったようだ。そういうロールプレイということにしておくか・・・。
潮風が、はだけた上着の裾を揺らす。胸につけていた正義バッジがキラキラと光を反射した。
空を見上げれば、もう、太陽は真上まできている。
ジリジリと照りつける日差しが、いいかげん不快になってきた。
これ以上進めば、無駄に体力を消耗するだろう。セルビナまで直接行くのは無謀に思えた。
風景からいって、ここは砂丘の東側。
アウトポストがまだ見えないから、途中にオアシスがあるはずだ。
いったん、そこへ退避するか・・・。
「気がつくと、この世界に来ていた。そんな仲間を、何人も知ってる」
ずっと押し黙っていた
>>1が、独りごとのように言った。
「オレは、元の世界に帰る方法を探してるんだ」
俺は、鳥肌が立った。
何人も、だって?
目の前にいる
>>1も、この世界に紛れ込んでしまった一人だというのか。
「そうか・・・」
俺だけじゃ、なかったんだな・・・。
いきり立っていた肩の力が、ふっと抜けていくようだった。
「それで、見つかりそうなのか? その方法は」
>>1は苦笑しながら首を振った。
「いや、まだにゃ」
>>1がこのヴァナ・ディールに来てから、どれくらい経つだろうか。
帰る方法を求めて、ヴァナを見て歩けるようになるため、鍛錬を続けていた。
何人もの、自分と同じ境遇の人間と知り合ったそうだ。
「
>>100も、そのひとり」
そう言って、
>>1は照れくさそうに笑った。
「オレの親友にゃ」
「すぐ落ちると思ったんだけどな。最初からネタスレで突っ走ってただろ?」
俺がこのヴァナにくる前夜には、80レス付近までしか進んでいなかった。
>>100とは、一体どんな奴なんだろう・・・?
冒険者として白魔道士の道を選んだ
>>1。ある日、運悪くラテーヌでデカ羊に襲われた。
大怪我を負って大聖堂に担ぎ込まれたが、満足な治療も受けられずに放置されたそうだ。
駆けつけた
>>100が、他国でまともな治療を受けさせようと
>>1を担ぎ、マウンテンバイクでサンドを飛び出した・・・。
「マウンテンバイクだ?」
「そうにゃ。稀に、三つだけリアル世界の物を持ち込める人がいるみたいなんだにゃ」
俺は、リアル世界の物を持ち込めてはいない。
「ちょうど砂丘まできたところでゴブに絡まれて」
それより、
>>100の事を話すとき、妙に嬉しそうだ。
「あいつが死にそうだったから、ケアルでオレがタゲとって逃げたにゃ」
そこに、俺が出くわしたわけか・・・。
「見直したよ」
俺はつぶやいた。
>>1も
>>100も、そういうやつか。
何? と訊き返してきたが、二回も言えるもんじゃない。
今日の分はこれにてー。
ついでに 666をもらうぜw
一晩中うるさかったモグを刃物で 友 好 的 に 静かにさせ、装備を着直して外に出てみた。
敵側に勝ち目が無い強さだと、蛮族のオークですらこちらを避ける様に歩きそそくさと逃げてゆく。
冒険者の雑魚獣人狩りが、獣人に襲われる弱い冒険者とかぶり、すこし気が重くなる。
「オーク怖すぎwwwwwボスケテwwwwww」
弱気なオーラを漂わせ、純白の騎士鎧に身を包んだ冒険者がオークに追い掛け回されていた。
明らかに騎士の方が強そうなのだが、追っているオークの頭に向け、ボウガンを構え、撃ってみた。
カシュッ トスン という軽い音と共に、オークが仰け反り、倒れ、ビクビクと震えながら泡を吐き、動かなくなる。
殺したという実感が無いが、これが殺すという事なのだろう…。……とりあえず腰の小銭袋は戴いておく。
騎士はこちらに駆け寄ると、自分は
>>317だと名乗った。
「見覚えがある名前…だけど〜……初対面だよ…ね?」
彼は「あぁ、じゃぁアンタも自キャラスレ見たんじゃね?」と言い、
実世界のネット掲示板や、似た境遇の者が多数居る事、多くは3国に居る事などを教えてくれた。
何故そんなに知ってるか聞いてはみたが、
「知らないけど、知ってる。でも、何度見ても、トラ テラオソロシスwwwwジュノ帰るねw」
そう言って、最初から逃げる為だろうか…サポシ…だよな、アレはどう見ても。
重い甲冑を着た騎士なのに、凄い速さでジュノへ続く門の方へ去って行ってしまった。
日も傾いて来たのでジュノに戻り、上層に入ったところで、
突然鞄の中からアナウンスが流れた。不意の音に驚き、私は鞄に短剣を突き立てそうになる。
マーブルブリッジよりお知らせ
本日:ミスラ限定の日 ぜひご来店ください!
「…なんだ、MBコースターか。確かあそこは常にがら空きだった気がするけど…行ってみるか。」
しばらく前に取り壊しの危機を免れた時計台を見つつ、
"ミスラの日"と書かれた札のかかったマーブルブリッジに入店する。やはり今は店主が付け替えるのだろうか…。
中に入ると、狭い店内は冒険者…といっても、本来NPCであろう数人のミスラが酒を飲んでいた。
カウンターでは穏やかに雑談が、奥では騒がしい宴会が開かれている。
私は特に目的は無いので、入り口正面の立ち席に行き、グレープジュースを頼む。
それを見たミスラの1人がこちらに絡んで来た。…酔っている、泥酔している。とても酒臭い。
「にゃぁぁんらぁおまぇえ、こぉんらろころにまれきれぐれーふじゅーふらぁぁぁ?さへのめさへぇぇぇ!」
…グレープジュースなんて飲まずに酒を飲め、と言っているのだろうが、いかんせん呂律が回っていない。
「ぃゃ…気にするな、私は酒よりグレープジュースが飲みたかっただけだから。」
その後、その酔っ払いミスラに延々絡まれ続け、最終的に目の前で吐かれた。…なぜか私が店主に怒られた。
しかもその酔っ払いをモグハウスまで運ばされたが、特に問題も起きず、その日は終わった。
今日はコレで終わりです〜
…というか今の所書いた分全部出ましたので、次は結構先になると思います。
>>161さんの方で
>>1が英雄チックなミスラにw
お互いに乙〜
>>1さんを持ち上げてみましたw
勝手に、サポシの白20くらいで設定してみたデスw
私の方は基本メインジョブ固定で動くと思いますが、
サポはコロコロと変わる予定ですw
さすがにハイブリッドまではやりませんが(そこまで能力無いし)、
元々色々なジョブやってる人が不便だな〜と思ってるのを
この世界でチョット実現してみようと思っておりますw
ちなみに、次の話では、誰かの近くに向かってみようと思いますw
接触するかは判りませんが。
>>1さんのジョブは勝手に決めつつ、161はいまだジョブ不明です。
徐々に明らかに? もうバレバレでしょうけど、そこはひとつ・・・w
おやすみー
673 :
1:2006/03/24(金) 06:32:43.09 ID:cQMirG9s
>>651 残念ながら8Aだったりする
161氏のSS読んでて丁度その時間帯コルセアのために
砂丘で狩人上げてたなーと偶然の一致に少し驚くw
目が覚めたら下層の競売前
穿いてるワーロックタイツが下着そのものみたいで
周りの外人の好奇の目が恥ずかしくて
タバードの裾を引っ張ってたところでリアル目が覚めた
そのあとカッとしてスレを立ててもらった
今も後悔していない
これからはROMに徹する
俺には文才はないし皆さんのSSがちょー面白いから(=´∇`=)
殺すなりなんなりしちゃってください!
立て逃げした
>>1でした
674 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 07:36:41.34 ID:Rwn8j3rJ
保守
よし、コレで
>>1さんのジョブが判ったわけだ。私の方ではまだ出ていただく予定無いですがw
土日は残念ながらリアル用事で居ないので、私はその間確実に休止となります。
今日自身が書いたSSの夢を見たけど書いた側視点でした。
創作物の中の方の視点で夢を見てみたいです。ぃゃ本当。
676 :
>>69:2006/03/24(金) 09:24:25.23 ID:kQ5Hl4JH
そういえば自分の目的って本来
>>1を見つけてつるし上げ(w)てでも
もとの世界にもどる方法を聞き出す。だったのが、
気がつけば変な流れになってるなあ。
677 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 09:31:29.22 ID:7WCwaN5y
最初にSS書いた人はもうこないのかー?
しかし
>>1は序盤で殺されてみたり英雄になってみたり大変だなぁ。。。w
あげ
まとめサイトどこー?
681 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 09:48:36.86 ID:BhVipIq7
最初に書き始めたもんですがFF12にはまっていて忘れてました
てか俺より他の人のssのがたのしいからそっちよんでるwww
他の人のSSも
>>681氏のスタイルでかいてるし
(主人公のセリフに「」なし 名前が>>!とか)
正直ストーリー展開がかなり独特なので速く続き世みたいwww
683 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 10:05:13.24 ID:BhVipIq7
んー 一応続きは書いたけど派手な戦闘とかないからご期待に沿えないと思うw
「ハーネス買ったけど着方がわからん」とか
言ってるエル♀の話でよければ気長に待っててください
684 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 10:32:22.86 ID:woTaC4BH
685 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 10:50:42.43 ID:oxHa/IQG
今朝も仕事でおはようございます、ついでにage
今日は仕事ヒマそうなんで、書きまくってみます。
686 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 10:52:37.01 ID:TW8ZKAug
このスレからオナニー臭がプンプンするんだが・・・
687 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 11:02:20.92 ID:oxHa/IQG
その後ガルカと他愛ない話をして別れた俺は、競売前にようやく辿り着いた。
今日は幸い、昨日みたいに人だらけではなかったので情報収集も容易だった。
>>100は今日は居ないらしい、休みかどうかまでは聞かなかった。
そして
>>100はやはりシャントット様にあって、現世への帰り方等を聞くつもりだったらしい。
「こうなると、やっぱり会うしかないんだよなぁ、シャントット様に…」
幸い俺はデジョンIIまで持ってる(はず)だから、過去何度かシャントット様に会ってるはず。
まあいきなり魔法ぶっ放されたりはしないだろう、シャントット様のお気に入りだし。
気が重いが行くしかあるまい。改めて気合を入れなおして俺は水の区に向かった。
688 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 11:03:19.87 ID:oxHa/IQG
水の区に着いた頃にはお昼を少し回った頃だろうか、太陽は真上に近い所にある。
俺はシャントット様の家のドア前で躊躇していた、
それというのもシャントット様の家の横に居た、あのヒウォン−ビウォンとか言うヤツだ、
あいつが「呪いが怖い〜」だの「魔法が怖い〜」だの延々とシャントット様の恐ろしさを語りやがった。
「あぁっ! もう! 当たって砕けろだ! 行ってやる!
……………でも怖いからリレイズだけしていこ」
俺は呪文を紡ぎ、魔法を発動させる、ほんのり暖かい光に包まれた後、
身体の中心あたりに残る不思議な暖かさ、そっかこれがリレイズの力なのか。
<俺>は気合を入れた!
よしっ! 心の中で気合を居れ準備を整えた俺はドアをノックした。
こんこん
「こんちわー、失礼しまーす…」
689 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 11:50:33.92 ID:oxHa/IQG
「あら、どちら様かしら? 何か御用でもあって?」
「あ、ご機嫌麗しゅうシャントット様」
「挨拶なんてよろしくてよ、何か用件があるなら早めに仰って頂けるかしら?
私決してヒマではありません事よ」
どうやらご機嫌斜めでもないようだが…、良くもないらしい。いや、いつもこんな感じだったか?
さて、どう説明したものか。いきなり「元の世界に帰りたいんです!」
これじゃシャントット様じゃなくても呪文ぶっ放されかねない。
「あら、貴女確か前にも何度かお使いお願いした人ですわね。
何かお悩み事でもあって? 顔に出てますことよ」
「覚えていてくれたんですか? さ、さすがシャントット様〜」
「当たり前です事よ、さ、悩み事があるなら私が聞いて差し上げてもよろしくてよ」
何やら面白い獲物が来た、といった感じで急に目が輝きだしたが、
この際しょうがない、他に頼れる所がないんだから。
「実は…」
690 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 14:31:25.24 ID:oxHa/IQG
「ふむ…、要するに貴女は別の世界の人で、こっちの世界に取り込まれた、と
で、元の世界に戻る為に情報を聞きに来た、という事ですわね」
ヒマではない、と言ってたわりに最後まで話を聞いてくれた。
この世界、ヴァナディールがゲームの世界だとか、俺が1プレイヤーだとか、
そこらは軽く端折っておいた、喋るとややこしくなりそうだったから。
「よろしいでしょう、この私が力になって差し上げます」
「え? じゃあ元の世界に戻る方法をしtt「それは私でも存じ上げませんわ」
ピシャリと断言されてしまった。
「こちらに取り込まれた原因、まずはこれを調べないといけませんわ。
その辺りは私が調べておきましょう、貴女はこちらの世界に慣れていただかないと、
しばらくは貴女が居た元の世界には戻れないでしょうから」
「慣れ……る、というと?」
「そうですわね…」
691 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 19:05:25.32 ID:oxHa/IQG
「なんでまたお使いなんだよーーーーー!!!!!」
叫びながら俺はウィンの街中を走り回っていた。
訳も言わずに手渡された数十枚のチラシ、内容はシャントット様の実験助手(モルモット)の募集。
これをウィンの各所に貼り付けたり、色んな人に手渡して来い、と言われたのだ。
断ろうとしたらフレアの詠唱始めたもんだから、慌てて飛び出してきた。
「こんな事して何になるんだか…はぁ」
ため息つきつつも、律儀に森の区の石壁にチラシを貼り付けていると背後から声をかけられた。
「そこの君、何してるんだ?」
「はぇ?」
凛とした、張りのある声。
後ろを振り向くとそこには白い動きやすそうな、ダブレットのようなものを来たミスラ。
見た事ある、この人ってもしかして…。
とりあえずドコ向かうかは書けたので、(自身の)後の事を考えないまま投下します
今の所書いた範囲では、まだ誰とも接触する場所じゃ無いですが
161氏(1氏)バルクルム砂丘
19氏・228氏・98氏・276氏 ウィン
609氏 バス?
69氏 バス
アルル氏・119氏・120氏・314氏 サンド
抜け・被りあったらすいません、こう見ると結構3国国内で居るんですね
っと、同時刻失礼しました、私は間をおきます
694 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 19:40:05.24 ID:oxHa/IQG
「困るな…、別に宣伝でチラシ等を貼り付けるのは構わないが、
きちんと前もって各院を通じて申請してもらわないと」
戸惑っている俺を気にせず近づいてきてチラシに目を通すミスラ。
間違いない、この白い髪に特徴ある服装。守護戦士のセミラフィーナだ。
パトロールの途中だろうか、いぶかしげに見ていた向こうの門番にまで緊張が伝わる。
「いや、ちょっと頼まれ事で…、決して疚しい内容では…」
「む…、またシャントット博士か…。彼女の用件なら仕方ない、
巫女様他、各院には私から伝達を出しておこう」
「はぁ、有難う御座います」
「あまり目立つ行動してはいけないわよ、ここはウィンダス、
星の巫女様のお膝元であり、私達守護戦士の目がいつでも光っている」
それだけ言うと守護戦士は森の区の出口の方へ歩いていった。
なんというか威圧感はそうでもないが、オーラのある人だなぁ、
有名人とかみんなこうなのかね? …某国のアフォ王子はそんな事なさそうだが。
695 :
228 ◆EqtePewCZE :2006/03/24(金) 19:41:15.06 ID:oxHa/IQG
お? まとめお疲れ様ー。
うちの子はまだもうしばらくウィン国内の予定です。
早くジュノデビューさせてやりたいんですが…。
ジュノは、3国と違って、比較的ネタにしにくいですw
ネタに出来る事が、ミッション等のネタバレになる事が多いので、
それ考えると私には難しいみたいですw
ランク5ない人は大公に面会前ですし、
全ミッションコンプの人は色々な人と会ってますしね。難しいですw
今日はもう仕事終わるんで、帰りますよ。
本日おしまい、かな。
あの酒場での悪夢を見る様になって何日がたっただろうか。
毎晩夢の中で、必ず目の前で吐かれる所まで見せられて起きる。悪夢だ……。
件の酔っ払いは顔見知りになったが、冒険者ではなくジュノ親衛隊の下っ端ミスラだった。
普段は見回りと、下層の明かり付けが仕事らしい。いつか鋼鉄鎧を着て立つのが夢なのだそうだ。
「酔ってまた何かしでかしちゃったみたいで…ご迷惑をかけてしまいすみません……。」
彼女は下層の明かりをつけ終え、そう謝ると親衛隊本部かどこかへ定時報告に行ってしまった。
明かり付けを手伝いながら得れた情報は以下の通りだ。
ジュノは元々好き勝手する冒険者ばかりなので、急に引篭もった者が居ても判らない事。
3国と違い住民の思想理念等が曖昧なので、明らかに怪しい者以外の不審人物の報告が少ない事。
下手に確認をとらずに不審者を拘留すると、冤罪時に非難が凄いため、迂闊に動けない事。
この3つを聞き出したわけだが…昨日今日の顔も知りに内部情報を話して良いのかと聞くと、
「住民の人達の世間話で、英雄のようだ、と話しにあがる者の中の1人を信用しているだけですよ。」
だそうだ。今の私は英雄とはむしろ逆な気がするが……。
ジュノでの情報収集では有益な情報は少ないか…下層に掲示板もあったが、アテにならないだろう。
[峠のTaisaiがリフレシュ落とした!] [謎の装置のパスワードがわかった!] [ギル売ります:連絡は……]
[雑魚冒険者ども!Sayで喋るなウゼー!] [なんだと成金糞廃人が!]…などなど
……あれ?デジャビュ?…まぁいいや、どうせ思い出せない。
ジュノはダメだ…交通の利便性とかは良いのだろうが、いかんせん情報が曖昧すぎる。
3国かノーグ辺りにでも行けば色々と変わった情報も手に入るだろうけど……。
不 安 だ …
なにせ、体は百戦錬磨、土地等の知識もある。しかし、体験した事は無い。旅をした事も当然無い。
…こればかりは仕方ない、飛空挺で行けば早いし安全なのだろうが、
寄ってみたいトコもあるし、徒歩でウィン辺りにでも行ってみるか。
保存の利きそうな干し肉と燻製、鮭おにぎりを4日分づつ鞄に入れ、念のため大量の蒸留水も持つ。
普通ならこの時点で結構な量だが、ポーチに全部入ってしまった。しかも重くない…。謎だ…。
明らかに過剰準備で、2人分はありそうな旅の道具を携え、私はソロムグ原野行きの橋へと歩いていった。
ソロムグ原野、かつてサンドリアが最も幅を利かせていた時代に造られた砦群の成れの果てがある地。
かつてサンドの騎士団が、タルタルの魔道士3名の奇襲で壊滅したらしい場所。
クリスタル大戦とやらでは、ガルレージュ要塞に篭城していた人間側の兵や市民達が、
通気口をヤグードの決死隊に塞がれ息絶えていった場所。人死にまくってる土地だなぁ…。
今は要塞に用は無いので、砦跡を見て回りながら、足早に、何にも見つからない様に通っていく。
途中、コカをラプトル数匹が襲っているところを見たが、ラプトルにだけは絡まれませんようにと祈る。
いくつめかの入り口が塞がれた塔で、上の方から人の気配がしたが。気のせいだろうか。
道中ラプに見つかる事も無く無事にメリファトへと抜けた私は、夜風に吹かれながらOPに着いた。
メリファト…もといコルシュシュの現在のリージョン…バストゥーク。獣人支配なら勝手に入れたものを…。
門前払いにされるかなぁと思いながら交渉した所、食料を少し分ける事を条件に安全な寝床を確保出来た。
なんでも、国からの補給物資が滅多に来ない為、節約に節約を重ねているのだとか…。
鮭おにぎりを2日分(ガードは2人なので1日分)渡すと、「3日ぶりのマトモな食料だ!!」等と言っていた。
…あれ?コンクエって1週間じゃ…と言いかけて、時間の違いに気付く。たしか1時間でコッチの1日…。
ざっと計算しても任期150日以上の激務…ザルカバードやフォルガンディは地獄だろうな、
などと思いながら、OP内の部屋の一角を借り、早々に就寝する。今日はソロムグ原野の夢だった。
友好的なバストゥークのガードに見送られ、OPを後にする。案外行商したら儲かるんじゃないだろうか。
本来ならここでひたすら南、タロンギ大峡谷を目指すのだろうが、道なりに東へと進んでいく。
私が何処へ行こうとしているのか、少しでも私を知る者ならば迷い無く答えるだろう。「オズトロヤ」と。
ソロムグやメリファトでも遠目からヤグードの姿は見ていたが、接触はしない様にしていた。
本来敵対意思無しで接触するなら、和平を結んでいる、ギデアスに行くべきなのだろうが…、
ジュノを出る前から敢えて本拠地に向かう事にしていた。寄り道とはココの事だ。
本来城近くをうろついていたであろうヤグが2人…2体門衛として立っている。
普通なら障害として排除するか、どう忍び込むか考える所だが、
ハジャヘッドギアを装備しなおし、敵意が無い事に気付いてくれる様に祈りつつ、
いつでも逃g…撤退出来るようにして、正面から歩いていった。
今書いてある分は以上です、こっから少しマイナークエネタバレにしようか考え中。
そろそろこちらでも他の方の設定の影響が出始めると思います。
バストゥークに、派遣されてる様ですしねw
ただ、土日は居ないので、書くのがその愛だのを書いた後になると思います。
すいませんすいません
ただ、土日は居ないので、こちらが書くのは皆さんが書いた後になると思います。
です。誤字失礼しました。
704 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/24(金) 22:41:26.22 ID:Rwn8j3rJ
>>1さん。勝手にキャラを連れまわしてます〜w
時々でいいのでレスも書いてもらえると嬉しく思いw
464さん、282さん、SS投下乙であります。
現在、161はバルクルム砂丘にいる、で合ってます。
いつまでいるんだーって感じですが、161が“目を覚まし”てから、まだ三日しかたってないんだよねぇ・・・
のんびり進みすぎw
705 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 22:42:38.94 ID:woTaC4BH
おふた方乙です。
>>228 またお使い・・・おつかれさまですw
手を抜いてシャントット先生に焦がされませんように・・・w
>>464 なんだか激戦の予感(゚∀゚)続き楽しみにしています。
706 :
既にその名前は使われています:2006/03/24(金) 22:45:59.29 ID:wzQJ5K9P
会社から帰宅しようとなんどもデジョン唱えてるのに
なかなか飛べず、ものすごく焦っているという夢を見たことがあるw
2年ほで前でFFにハマっていた頃
こんばんは、今から投下します。
うぅ・・・そろそろストックがなくなるっw
・・・疲れた。なんだか答える必要のなさそうなことまで根掘り葉掘りきかれた。
彼氏いるの?とか、家族は反対しなかった?とか・・・。
私なんて記事にしても面白くないっての・・・。
もう二時ごろだろうか、私は魔法パラダイスを八つ当たり気味に強引に鞄にぶち込み、
今度は星の塔へと向かった。
どうやらあそこでは冒険者の名簿の管理などをやっているらしい。
ウィンダス国民のフレの名前があるかどうかそこなら知ることが出来る。
ただ、名簿なんてプライバシーの塊だからそう簡単に見せてくれるかどうか怪しいけれど・・・。
まぁ、私にはさっき競売で買った最終兵器があるしぃ。ふふふ・・・
星の塔はコケと古い木の香り、そして雪の日のようなキラキラとした冷たい空気に包まれていた。
だけど全然寒くはない。不思議な感じ・・・。
「クピピさんこんにちは。」
受付で暇そうに本を読んでいた私の愛しのクピピちゃんが私に気がつきめんどくさそうにこちらを向く。
「こんにちはなの。べつに今あなたにはミッションもでていないのに読書の邪魔までして何の用なの?」
さぼってないで働けよ。
「今日はちょっと探して欲しい冒険者がいて。ちょっとしらべていただけませんか?」
クピピちゃんは右手を口にあてて疑わしげにこちらをみてくる。
「いつもと違って丁寧なのがものすごーーく不気味なの。自分のことをふった男の個人情報を利用して
呪いとかかけそうなのなの。」
「いや、そうじゃなくて・・・」
「じゃあ、自分から男を奪った女の個人情報を利用して呪いを・・・」
「ちーがーうっ!!!」
思わず大声になる。どうしてこうしてこう、この国の奴らはすぐに、
本っ当にすぐに色恋沙汰にもって行こうとするのかしら!!もう!
大声にちょっと驚いたのかのけぞり気味になっているクピピちゃんはその姿勢のままこう言った。
「じゃ、じゃあ一体どうして必要なのなの?」
「その、仕事で人探しを頼まれたの。ウィンダスの冒険者らしいから探す時の手がかりにしたくて。」
お・お・う・そ♪てへっ。
それを聞いてクピピちゃんはつまらなそうに椅子に座りなおした。
「そういうことなら早く言うなの。そんなことなら別にいつもどおりに頼んだってぜんぜん気にしないの。」
と、いいながら分厚い本を持ち出す。
「それで、名前はなんていう人なの?」
「Yukapipi ってタルタルの赤魔道士です。」
そして私の妹。もし彼女がいるならここは私のいたサーバーだ。
いなかったら・・・ここは別世界・・・。知り合いと偶然すれ違うことも許されない・・・。
リアルとの接点が全くゼロの異次元。
なんとなく、覚悟は出来ていたしそんな予感もしていた。
でも・・・やっぱりショックだった。
「そんな冒険者いないなの。たぶん、別の国の冒険者なの。」
「あら?・・・聞き間違えたのかなぁ・・・。他の国の冒険者だったのかな?」
たぶん、ここが私がいたサーバーとは別のサーバーということもないだろう。
サーバーとか、ワールドとか、そういうものとは全く無縁の別次元。
うまく説明できないけれど、きっとそう・・・。
「・・・どうしたなの?なんだかものすごく悲しそうなの。」
心配そうにクピピちゃんがこちらを見つめてくる。
あ、顔に出ちゃってる・・・。ダメ。泣いちゃいけない・・・。笑顔だよ、笑顔。
ムリヤリにでも笑わないと心が折れちゃう・・・。
「ん、こんなに経験を積んだのに聞き間違えなんてしちゃうなんて悔しくてね。」
そういって微笑む。わらえてる?ねぇ、私わらえてる?・・・誰か答えてよ・・・
「・・・とりあえず仮眠室を貸してやるなの。しばらくそこで一人でいるといいなの。」
私は・・・クピピちゃんに促されるままに仮眠室へと向かった。
「今はゆっくり休むなの。ねちゃってもいいなの。」
彼女はそういうとパタンと扉を閉じてどこかへいってしまった。
なんだか、色んなものが一気に爆発した。ベッドに倒れこむよう横たわり、
枕に顔を押し付けて、できるだけ誰にも聞かれないようにしながらひたすら泣いた。
とにかく、とにかく泣いた。無機質な石壁の部屋中にくぐもった嗚咽が満ちる。
家族のこととか友達のこととか、色んなことをたくさんたくさん、本当にたくさん思い出して・・・。
みんな、何をしているんだろう。私は向こうではどうなっているのだろう。
由佳は・・・由佳は寂しがっていないだろうか・・・。もういい年なのに私が側にいてあげないと
危なっかしくて見ていられない私の妹。
もしかしたら、『今日からこの部屋もこの服もぜーんぶ私のものだ〜♪』なんて喜んでいるかもしれない。
でも・・・でも・・・きっとあの子は私がいなくなったら一人で泣いている。私に似て泣き虫な子だから・・・。
本当に帰れるのかな?そもそもどうして私はここにいるのかな?ここで死んだらどうなるのかな?
ホームポイントに帰るだけで永遠に死ねないのかも。それとも死んだら元の世界に帰れるのかな?
帰りたいよ・・・。お母さんが作った料理を食べたいよ・・・。
また由佳とケンカして、仲直りして、それでまたケンカしたい。
このベッドは暖かい。この世界に来る前に最後に寝たベッドはどうだっただろう?
日常過ぎて気にも留めなかった・・・。懐かしい・・・本当に懐かしい・・・
私の頭の中では、壊れたCDのように何度も何度も懐かしいと帰りたいがグルグルと繰り返し流れた。
以上です。
実は最近FF12ばっかりでヴァナにはあまりいってなかったり・・・w
714 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/25(土) 01:11:59.32 ID:m1Jywww8
>>19さん。おつかれさまー。
俺を萌え殺す気ですか。なんか胸にぐっとくるじゃないですか!w
みんなFF12にハマってるのかなぁ・・・。
オアシスには先客がいた。
もちろん、暑さをしのぐために、ではない。
このあたりに生息するカニや、トンボ、ゴブリンなどを“狩る”ためのパーティーだ。
六人の冒険者は終止無言で、黙々と機械的に狩りを続けていた。
疲れも、痛みも、まったく感じてなどいないようだった。
ゴブリンが力尽き倒れていくのを見ると、我知らず胸がきしんだ。
“炎の壁”は、今ごろはジャグナー付近を移動中だろうか・・・。
ともかく俺たちは涼しい場所で休憩することにしたが、ゆっくりはできそうになかった。
なにせパーティーはすぐ近くで戦っている。
ガシャガシャ、ゴリゴリ、ブワァーン! ドゴーン!
・・・うるさくて落ち着かない。
カニの泡や、うっかりすると毒液が飛んでくる。あやうく爆風に巻き込まれそうにもなった。
>>1が、冒険者のひとりと交渉して(ボッタクリ価格で)パインジュースを一本譲ってもらった。
まだ日は高かったが、俺たちはジュースを回し飲みしながらセルビナを目指した。
「お前らの血は何色だにゃー!」
「本人に言え」
砂丘を歩きながら、俺と
>>1はこの世界について話し合った。
一体この世界は何なのか。それはわからない。
だが、今までの経験や見聞きしたことを出し合えば、「らしい」「ようだ」ばかりで確たる結論はまだ出そうにないとしても、俺には
>>1の情報がありがたい。
この世界に取り込まれてしまった人間、それぞれによって世界との関わりかたが違う。
例えば、時間。
>>1が第一報告者だが、人によって飛ばされた時間軸もバラバラらしい。
ずっと過去に飛ばされたものもいるはずだ、と
>>1は言った。
そして俺や
>>100のように時間の流れ自体に違和感を感じる者もいれば、あっさりと馴染んでいる者もいる。
魔法などの使い方もそうだ。精神力で世界に働きかけて、望む結果を引き出すのは同じ。
俺はTabの呪文イメージを構築して念をこめるが、どうやらマイナーなやり方らしい。
通常はスクロールの呪文を暗記するか、「すらっしゅえむえーくうはく・・・」と唱えるのだそうだ。
この世界で長く冒険者として過ごすに従ってリアル世界の記憶は薄れ、いずれ完全にこちらの住人となってしまう。
それだけは確かのようだ。
「経験値とは、本当は“侵食値”なのかもしれないな」
思わず口をついて出た言葉に、自分で薄ら寒くなった。
俺がどのくらいこの世界に侵食されているのか、知るすべはない・・・。
「100にゃんは、マウンテンバイクと、模造刀とトイレットペーパーを持ち込んだにゃ」
・・・トイレットペーパー?
俺は昨夜バックパックに放り込んでおいた、紙の筒を出して見せた。
明るいところで見れば、芯の内側に“玉子製紙”と印刷された小文字が並んでいる。
「これ。拾ったんだが・・・」
「それにゃー!」
>>1は歓声ともなんともつかない声で叫んだ。「100にゃんの!」
なるほど。紙包帯だと思ったのはトイレットペーパー。ぐるぐるに巻いて止血したのか・・・。
あまりに上機嫌なので、俺はそれを
>>1に渡すことにした。俺が持っていても意味はない。
「それにしても、マウンテンバイクとはな・・・」
俺は、
>>100に感心していた。
そういう“ヒラメキ”を持つやつは、赤魔のジョブが向いているかもしれない。
「でしょー。オレなら超強い武器とカネとお気に入りの宝物を持ち込むにゃ」
弾数無制限の四段ロケットランチャーとか、と付け加える
>>1。
いや、それはリアルにもないから。
「
>>161だったら何を持ち込むにゃ?」と尋ねてくるので、俺は答えた。
「酒と煙草とコンドーム」
二人して大声で笑った。
718 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/25(土) 02:39:14.55 ID:m1Jywww8
今夜の自分のは、これにてー。
おまいら、いつになったらセルビナにつきますかw
719 :
>>69:2006/03/25(土) 02:52:49.67 ID:GglbhhcB
やっと店閉めてネット見だした。
帰りしなに知り合いのたこ焼き屋兼フルーツショップの店主、
「たこ焼き焼くのに蛸切れてもういいやーと蛸の入ってないたこ焼きを48個焼いてしまった。食うか?」
「頂こうか!」
カカカッとタダで蛸の入ってないたこ焼きを36個もらってしまった。
うーん。69は多分バス滞在のままで話完結すると思う。
>>69さん、おつです〜。
タコの入っていないタコヤキ・・・。お出汁でいただくなら意外にいけるかも?
ソースでいただくのも出汁でいただくのも意外とイケルよ
722 :
既にその名前は使われています:2006/03/25(土) 07:38:28.78 ID:Ysu/Jt69
保守。
1が8Bだったら英雄通り越して ネ 申 だったんだがな。
(…うーん……)
「ここは……の世界…の?」
(誰かの声が……)
「さぁ……わからな…」
(あれ…みんなの声が……)
「という…おらたち…5人だ…?」
「え…あの………さんもいると思…」
「ああ…あやつは、こんなときでも寝てるの……」
「おーい、……起きろー!」
(あれ……もう朝……?)
「今何時だろ…?」
「11時クポ〜」
(クポ〜…?)
「おはよ〜クポ。」
(なんか白いのがいる…)
「おはよ〜」
「おはよ〜って、あんたそれどころじゃないよ!」
「大変だぞ!」
「だな〜w」
「私、どうしたらいいのか……」
「これ、泣くでない。 それに笑いながら言うな。」
「何があったの?」
5人が揃って言った。
『朝起きたら自キャラになってた』
ふつりと会話がとぎれる。
そして僕はこう言った。
「なに寝ぼけてるの?」
「寝ぼ…」
「ぷw」
5人が笑いだした。
「まぁ、とりあえずどっか集まらないか?」
「そうだね。」
「じゃあ、上層の教会前で。」
5人が頷いた。
「おう」「おkw」「うん」「はい」「うむ」
僕が、教会に行くと、5人はもう揃っていた。
「あー、眠い…」
「おー、来た来た。」
「やっぱり、エルヴァーンやったかw」
「うーん?」
(そういや、自分のこと見てなかったなぁ)
改めて、自分の姿を見てみた。
銀色の長髪。長い耳。長身。首長。
どっからどう見てもエルヴァーンです。
本当にありがとうございました。
726 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/25(土) 13:12:38.15 ID:m1Jywww8
>>723さん期待ageでございます。
とうとうパーティーごと引きずり込まれた犠牲者が・・・w
今日は部屋でゆっくり過ごすとします。
727 :
723:2006/03/25(土) 13:16:49.25 ID:nE/Zm5nV
どもども〜!
実は6人リアルでも知り合いという設定だったりw
あと、みなさんのキャラには出会わないという。
もちろん、俺たちはバカ話ばかりしていたわけじゃない。
途中ヒヤリとすることはあったものの、俺たちはセルビナの町の門をくぐることができた。
オアシスを出るとき真上にあった太陽は、すでに西の空に傾き始めていた。
漁港の町特有の潮くさい空気に、夕日の赤みが増している。
まずは、宿だ。それとメシ。
眠くはないが、疲労と空腹感は律儀に襲ってくるらしい。
それに砂埃まみれの体をきれいにしたい。
宿屋の受付は俺たちを見て意味ありげに頷くと、ダブルベッドの部屋を用意した。
何をどう勘違いしたんだ。
「部屋がココしか空いてないなら仕方ないにゃね」
>>1はそう言うと、まっ先に風呂のある別部屋へと消えていった。
ほどなく水音が聞こえてくる。
「シャワーだー! つめてー! きもちー!」
風呂に冷水シャワー付か・・・。割増料金を取られたのは伊達じゃないらしい。
俺は大きいが堅いベッドに腰掛けて、これからの事を思案した。
エルディーム古墳で目が覚めて、今日で三日が過ぎようとしている。
感覚的な推測では、おそらくリアル世界では三時間しか過ぎていないはずだ。
とはいえ俺の最後の記憶は、ふらりと寄ったネットカフェ。
リアル世界の俺は、外出したまま拉致監禁で行方不明か・・・。
俺は頭を抱えた。
「元の世界に帰る」という共通の目的はあるが、俺は
>>1にくっついて歩くつもりはなかった。
俺はモンブロー先生に頼まれた用事がある。
ウィンダスのシャントット博士に直接謁見できる口実を、先生は用意してくれた。
帰還の手がかりが得られるチャンスを無駄にはしたくない。
>>1が死んだと思いこんだ
>>100はサンドリアに戻っているだろう、というのが俺たちの推測だった。
あの状況なら当然だ。
乗り捨てたマウンテンバイクも、道中でそれとなく探したが見当たらなかった。
この町で野良パーティーなり護衛なりを探してサンドへ戻り、無事な顔を見せるのが妥当なところだろう。
「お・ま・た・せ、にゃ」
顔を上気させた
>>1が、タオルを巻いて風呂から出てきた。
「ぬるくならないうちに
>>161も・・・」
「出てくる」 俺はベッドから立ち上がった。「晩メシには戻る」
思考の袋小路に入っていたからだろうか、無性に腹が立った。
まったく、八つ当たりもいいところだが。
帆を張った定期船が、静かに港へ滑り込む。
夕暮れのオレンジに染まった町並みとあいまって、なかなか絵になる風景だ。
これが・・・これ全部が、作り物の世界なのか・・・。
ぼんやり眺めていた俺に、とんっ、と背後から軽い衝撃。
さすがエルヴァーンだ。何ともないぜ。
振り返ると、転んで膝小僧を擦りむき、涙ぐむヒュームの子供がそこにいた。
10歳前くらいだろうか。そばに、おもちゃのオニオンソードが転がっている。
「ぇぐっ・・・」
その辺りを走っていて、俺にぶつかったらしい。
「泣くな」 俺は片膝をついて目線の高さを合わせた。「男だろ」
「んぐっ・・・っく」
金髪の少年は小さな握りこぶしを作って、こみ上げてくる涙と必死に戦った。
俺は、手を貸さなかった。
辛抱強く、彼が一人で立ち上がるのを待った。
731 :
>>69 ◆FC91vFcmb2 :2006/03/25(土) 18:20:50.87 ID:GglbhhcB
「内密にナ」そういうと獣人達は頷きあった。
そして彼らはゆっくりとナイフとフォークを出した。
「さぁ。食うか」ずるっ!ちょ、ちょいまてぇえええw
…あの!バイン紙幣あと6枚あるけどダメ?「足らん」とはヤグード。Orz
「6枚しかないなら絶対揉めるが服ごと食えば揉めん!」いや、だから食うな。
えっとw僕は工場見学に来た子供でーす♪働くおいちゃんたちすごーい♪
額に大汗かましてそういう僕にヤグードは呆れて言う。
「オマエ、三十路近いだろ」…よくわかるな。
「ごめんなさい」
ようやく立ち上がった少年は、素直に頭を下げた。さらさらと金髪がゆれる。
利発そう、というのだろうか。DQNガキとは違うようだ。
「いや、俺も気づかなかった」
そう言って、俺は彼の膝にできた擦り傷にケアルをイメージした。
濃密なオレンジ色の空気に、キラキラと光の粒子が生まれては消えていく。
「他に痛いところは?」
少年は首を振って、足元に転がるオニオンソードを拾い上げた。
「ありがとう・・・。おじちゃんも冒険者・・・だよね?」
おじちゃんですか。
そうですか。
「あぁ。冒険者・・・なのかな、一応は」
「強い? どこまで行くの? 遠いところ? ゴブリンってこわい?」
落ち着け少年。
「俺は“
>>161”。キミは?」
「ぼくはアルド」
俺とアルドは、町を見渡せる長い石階段の上に座りこんだ。
屋台でローストコーンを買い、二つに割って並んでほおばる。
話すといっても、ほとんどアルドからの質問攻めに近かったのだが・・・。
をおぅっと、69さんゴメン。
続きを書くのは後にしますです。
734 :
既にその名前は使われています:2006/03/25(土) 18:30:04.23 ID:20zuYjQc
735 :
>>69 ◆FC91vFcmb2 :2006/03/25(土) 19:32:55.83 ID:GglbhhcB
う。ヴァナにインしようとしてたwはい。書きます…。
****
「た。食べる前にのむぅー♪」そういう僕に「丸呑みもいいな」とオーク。Orz
「ゴブリンさん。あの…工場見学に来ただけって伝えてくれません?」
「オマエ、見たいとは言った。その後は聞いていない。俺達アフター5」
ゴブリンがアフター5かい!!!!
「最近の人間の雇い主は過剰労働に敏感なのだ」とはクゥダフ。
「最近は5時からは仕事しなくていいだ」とはサハギン。
「まぁクゥダフの身では不倶戴天の敵であるバストゥークの中を
勝手にうろつけんからここにおるがな」
「獣人やガルカを低賃金でこき使うと査察がくるからな」
僕(俺)を食うのには査察が入らんのか!!!!
あわててカバンから抜けようとする僕だがなかなか出れない。
「しっかり縛っとけよー♪」と歌うYagudo PiperはSo sexy。
「おー」と叫ぶよくわからない姿をした獣人。これは僕の知らない奴だ。
736 :
既にその名前は使われています:2006/03/25(土) 19:34:32.62 ID:GglbhhcB
大鍋が出され、酒が注がれる…ここで食われて終わるとは…。
店はどうなってるだろうか。修理車は溢れかえってないだろうか。
ベルひとつ取り替えるだけでも面倒がって修理車に放り込む皆だ…。
仕事中「散歩ついでに寄った」と邪魔しに来る親父やお袋は?
もうすぐ大学の卒業式を控えた弟は?
涙がでそうだが、言葉がひゅうひゅうという吐息に変わりなにも出ない。
737 :
既にその名前は使われています:2006/03/25(土) 19:37:51.00 ID:GglbhhcB
僕を運んできたゴブリンがふといった。「宴。歌必要」
ヤグードがいう「俺がいるが?」「たまには趣向を変えよう」とクゥダフ。
「オマエ、ジュノの下層で冒険者の引退のとき歌う冒険者。マック爺から聞いた」
…よく知ってるな。
が・・・「る・・・る・・・」サハギンが呆れた。「歌えんようだな…食うか」
僕は呆然としながら元の世界のことを思い出していた。
帰るのは午前。朝起きれば昼で親父が呆れる。学生時代やTRPGやってたときのこと。
ネトゲやってたり、にちゃんねるで煽りあってたときのこと…。
気がつかぬ間に歌を誰かが歌っているのに気がついた。歌い手は僕だった。
"…何処までも続く海 逆巻く波を越え 俺達は海を行く"
"危険に 満ちた 冒険は たっぷりの黄金の約束"
獣人達が感心したため息をもらした。…現実世界の僕は音痴のはずなのに!
子供のような歌い方で少々癖があるがすばらしい歌唱技術だ。
確かに僕は詩人をサポで使うため41までは上げていたが
サポ戦で固定している今はまったく意味のない技術である。
こちらの世界のキャラクターに覚えさせた技が普通に使えた事は…。
…魔法以外はない。それどころか25メートルは泳げた僕がまったく泳げないのだ。
…もともと「泳げない」とも言うのかも知れないけど。
738 :
既にその名前は使われています:2006/03/25(土) 19:54:30.55 ID:GglbhhcB
とあるTRPGのワールドガイドにあった歌…。ヤグードが楽器を取り出した。
僕の喉や手振りから次の歌を予測し曲を奏でる。オークが何処からともなくマラカス(?)を出した。
サハギンがドラムを静かに鳴らす。
"ラーラリララー♪ ルールリルルー♪ すべてはあなたのため♪"
"このちから♪この思い♪あなたに伝えるため♪"
サハギンが泣き出す。「弟よー兄ちゃんは元気だぞー」
剣をもったクゥダフが頷く。彼も武人なのだろう。僕も…帰りたい…。
"いつか必ず♪あなたのもとに♪帰るその日を頭に抱き 今日も旅は続く♪"
場が静まる。オークのマラカスのしゃんしゃんとした音。ヤグードの範奏が始まる。
"…何度帰ろうと 思っただろう?"
僕の目から少し涙がでた。獣人達も涙を流す。
"白かったシャツも♪今ではつぎはぎ わが魂もかくの如く♪"
あちこちで嗚咽が漏れる。叫ぶ奴もいる。「兄ちゃんは帰るぞー!」
僕は涙を拭くと凛と振り返り、一気に歌い上げる。
739 :
>>69今日はここまで。明日は映画です:2006/03/25(土) 19:55:10.26 ID:GglbhhcB
"ラーラリララー♪ルールリラルー♪すべては強くなるためー!"
"この身体♪この心♪あなたを守るため♪"獣人達と僕はいっせいに/huraay。
皆の興奮が最高潮に達し、僕は残りを一気に歌いきる。僕は…元の世界に帰る!
"いつか 必ず♪あなたのことを♪両手を広げて 抱けるように 今日も剣を手のひらに♪"
一斉に拍手が起こった。
>>69 乙です。獣人と仲良しでうらやましいな。
でもやっぱりYagudo PiperはSo sexy
私も今から投下します。
「おねーちゃんおねーちゃん!」
うっるさいなぁ。人がベッドの上でまったりとさよなら絶望先生を読んで笑い転げようとしているって言うのに。
「ん?どうしたの?」
「ね、ポストみてみて。」
私は内心めんどくさいなぁと思いながら自分の机のパソコンの前へといく。
「由佳はもう今日FFやらないの?」
「うん、ちょっとした目標達成したしね♪」
「よかった、あさってまでのレポートやらなくちゃいけなかったのよね。」
他愛のない話をしながら私は椅子に座りコントローラーを握る。
ヴァナディールマーチを聴きながら白AFを着てリラコサージュをつけたタルタルを選択してログイン。
私は、手馴れた手つきでポストを確認した。
あ、絹布売れてる。げげ・・・また不幸の杖が売れずに帰ってきてる。
あれ?この花って・・・
YukapipiからYurifinaへと届けられた銘入りリラコサージュ。
「え?由佳これどうしたの?」
由佳は得意げな表情で腕を組む。
「ふふふ、裁縫ここまであがっちゃったから記念に作っちゃった♪お姉ちゃんにプレゼント。」
あ・・・。うるさいとか思ってごめんなさい。われながらいい妹をもったなぁ・・・
「え?いいの!?ありがとう!・・・そうだ、お礼を送ってあげよう。」
私は早速頭のリラコサージュをYukapipi製のものに取り替えながらこう言った。
お礼の品はすでに思いついていた。
「本当?私エンハンスソードが欲しいな。」
「買えるわけないでしょうが!!」
そんなことを話しながら私は競売へとYurifinaを走らせた。
そして宅配サービスに話しかけ、Yukapipiへとアイテムを送る。
「・・・ゴカイ3匹。」
「キュスとか釣ってね♪」
「えーー!そんなものならいらないよ!!」
明らかに不満そうな顔をする由佳。からかい甲斐がある子だ。
「うっそ。本当はこれ。」
リラコサージュ、作『Yurifina』。さっきまで私が装備していたものだ。
「由佳、まだリラコサージュ持ってなかったでしょ?だからこれあげる。」
「え?いいの?」
すごく驚いた顔。そんなに意外だったのだろうか?
「うん、二個あっても仕方ないしね。」
「・・・おねえちゃんのことだからこっちは競売で売ってお金にするとばかり。」
「私はそんなに守銭奴じゃないわよ・・・」
「に、にらまないでよ〜・・・」
にらみたくもなるっつーの!この???????な?????????????娘が!!
「腹立ってきたら喉渇いてきた。コンビニで適当にジュース買ってきて。お釣りはかえしてね。」
「やっぱり守銭奴・・・」
「うっさい!!いいからかって来い!!!」
その日からYurifinaはYukapipiのリラコサージュを、
YukapipiはYurifinaのリラコサージュをいつも装備するようになった。
とりあえずはここまでです。
今も続きを書いているので、もうちょっと書けたらまた投下するかもしれません。
また夢を見ていたような気がする・・・。一体いつのことだろうか?
もう半年近く前のことだったっけな?
頭にそっと手を伸ばす。リラコサージュがない・・・!?
私は慌ててベッドからガバッ!と起き上がり周りを見渡す。
ベッド脇の小さな机の上にリラコサージュはヒーラーミトンと一緒においてあった。
たぶん、眠る時にじゃまだったからいつの間にか外しておいていたのだろう。
なくなっていなくて一安心・・・。
私はリラコサージュに手を伸ばしよくそれを調べてみる。
すると私が探していたものは意外とあっさりと見つかった。
『Yukapipi』と筆記体でされた銀糸の刺繍はリラコサージュの一番外側の花弁のひとつに施されていた。
「由佳・・・」
私はリラコサージュを優しく抱きしめた。小さい時あの子が泣いた時にしてやったみたいに・・・。
「絶対・・・絶対帰るから!泣かないで待っていてね・・・!」
「おめざめなのなの?」
甘いロリ声が仮眠室を出た私の耳に飛び込んできた。キャーーーッ!
クピピちゃんなのなの!・・・ちょっと恥ずかしいところ見せちゃったな。
「うん、たくさん泣いてすっきりした・・・。心配かけてごめんね。あと、仮眠室ありがとう。」
「いえいえなの。それに高ランクの冒険者のクシャクシャの泣き顔なんて結構な見ものだったなの」
にこりとクピピちゃん。・・・さいですか。うぅ、本当に恥ずかしい・・・。
たぶん今の私は耳まで真っ赤だよ・・・
「ところで、星の神子様が用事があるって言っていたなの。
あんまりお待たせしないでちゃっちゃといってこいなの。」
あれ?私はミッションを受けていないってさっきクピピちゃんが言っていたような。
「神子様があなたに特別ミッションを与えたいらしいなの。
ゲートハウスを通さずにミッションなんてそう滅多にないことなの!
とにかくいそぐなのなのー!」
「え、うんわかった。急ぐね。」
私は促されるままに階段へと向かっ・・・う前に!
「そうだ!クピピちゃん。これお土産!」
なかなか名簿を見せてくれない時に使おうと思っていたロランベリーパイとロランベリーを差し出す。
「わっ!クピピにまたお土産なの!?うれしいの!」
こう素直に喜んでくれると本当にうれしいな。私はにっこりと笑う。
「わざわざ仮眠室まで貸してくれたんだもの。当然のお礼よ。」
買収用だったとは口が裂けてもいえません。
今度こそ投下終了です。
749 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 00:02:23.43 ID:kvu81M7x
投下おつかれさまです。
1日ぶりにまとめサイトのほう更新しようとおもったら・・・
みなさんの素晴らしい作品がかなり沢山w
はやく作者さんによるまとめサイトへの編集もできるようにしないと。
#…とおもったら移行途中のページのほうにデバッグ用のログ表示させっぱなしだった。
#かなり恥ずかしいです・・・。
業務連絡ですー
携帯でまとめサイトご覧になる方いらっしゃいますー?
居るようならば携帯専用ページを作ってそちらで見やすいよう改良します。
750 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/26(日) 01:39:16.31 ID:1TKrbVeg
投下おつかれさまです〜
>>652 感想ありがとうございますw
"オス"のミ"スラ"、でオスラらしいですw
>>692 サンドリアでした、すいません。。。
懲りずに書いてみたので投下しようと思いますヽ(´ー`)ノ
外観を見るのは初めてだ。モグハウスは木と石と土で組まれた、アパートみたいな三階建ての集合住宅だった。
サンドリア港湾区に向かう道中何度も道に迷って地図を確認する度に、サンドリア居住地区の構造イメージがなんとなく構築されてくる。
冒険者にあてがわれたモグハウスはサンドリアの北東の外れの城壁の外──さすがに防塁で守られてはいたが──にあり、その西側の城壁際を取り囲むように兵舎や軍舎が配置されていた。
城壁の中に入ると見慣れた石畳で、北サンドリア寄りに貴族達のサンドリア屋敷があり、南サンドと港に向かうに連れ、商人や労働者達の家が割合を増す。
薄々感じてはいたが、冒険者は少なくともこの王国では、あまり信用されていない存在なのだろう。
モグハウスも、大戦で兵力が減って、余った兵舎の再利用といった印象だ。
しかし、防塁のその更に外に柵を張ったり、外曲輪に廃材を積み上げたりしてどうにか住居を得ている難民達よりは、ずっとましだろう。
おれは、悪臭すら漂うそのエリアを抜け、不安と絶望に倦み疲れた人達の眼差しを見ながら、不謹慎にもそんな事を考えた。テレビの中にしかなかった不幸がそこにはあった。
目指す場所……ルジヌの魔法屋に辿り着く頃には、昼時近くなっていた。
サンドリア港湾区は半地下で、巨大な天蓋に覆われた不思議な場所だったが、もしここが南北サンドリアのように開かれた場所だったら、今頃はゲルスバ港と呼ばれていたかもしれない。
それくらい要所なのだろう、ここに詰めている兵士達の数と態度が、その事を物語っていた。きょろきょろしていたおれは幾度か呼び止められ、どこに行くのか尋ねられた。
おれがレベル相応の格好ではなく、ローブを着ていたのが幸いして、初心者だと思ってくれたらしい。そうでなければ下手をすると交番──
こちらの世界では詰め所とか言うのだろうか?──に引っ張られていたかもしれない。おれはこっそりと、髪に挿さっていた金製の髪飾を引き抜いてしまい込んだ。
店主のルジヌは威圧的なくらい長身で、冷酷に見えるくらい美人だったが、話してみるとよく笑う気さくな人物だった。
おかんと婆ちゃん以外の女に笑いかけられたのは数年ぶりの経験で、ちょっと萌えた。リアルに帰れたら、ルジヌ本を探してみる事にしよう。
使えないのなら覚えなおしてやる、そう考えたおれは取りあえずケアルとディアの巻物を買い求め、ギル貨をカウンターに置いた。
「あら、プラチナ貨とはずいぶん気前がいいのね。この店ごと買うつもりなの?」
ルジヌはからかうような口調で、おれの差し出したコインをおれの方に返す。価値が大きすぎるという事だろうか? 釣り銭くらい用意しとけ。
おれは阿呆面でコインをポケットに戻すと、少し小ぶりの銀らしいコインを取り出した。
ルジヌは少し困ったような顔をすると、「ケアルとディアなら、112ギル貨で充分よ。無い? 真鍮で出来たこのくらいのやつなんだけど」と、親指と人差し指で輪を作り、笑った。
からかってるのか、とも思ったのだが、どうやら小銭程度の買い物でお釣りを払うという文化がそもそも存在しないらしい。112真鍮貨といい、これは本当に和製ファンタジーなのか?
おれは改めて、ここが東京ではなく、ましてや日本ですらない事を実感させられた。
銀貨より小さな貨幣を持っていなかったおれは、結局ルジヌの口車に乗せられる形で別の巻物も大量に買い込む羽目になった。何でも、サンドリアがコンクエ1位のうちに買っておいた方がいいんだそうだ。
確かに赤を上げ直すなら押さえておきたい魔法ばかりだった。売れれば何でもいいというつもりで言ったわけではないようだ。
おれは待ちきれず、買ったばかりの巻物をその場で開いた。読める。助かった。巻物の内容は文字が二割、図形が八割で、呆れるほど簡潔だったが、おれは最後まで読まなかった。
おれはこれを知っている。考えてみれば当たり前だ、ケアルだのディアだのといった初歩魔法なぞ、おれがこのゲームを始めると同時に覚えたようなものだ。
ただおれは、それ以前の部分、魔法を使うという基本的な事柄を失念していただけなんだ。
おれは体中を駆け巡る回線から、巻物に書かれた通りにケアル用のものを選び出して回路を閉じると、マナを流して印と詠唱でそれを外の世界に繋いだ。
魔法を使うのは初めての経験であり、そして同時に、幾度と無く繰り返された馴染みの儀式でもあった。
果たして大気中に放出された術式は、おれの体に降り注ぎ、ありもしない傷を癒す作用を果たしてくれた。あ、いや……12点治った。なんだろう…
ルジヌが、ヒュ、と短く口笛を吹いておれの手際を褒めた。
「ケアルを覚えたばっかりにしちゃ、上出来じゃない。雄のミスラって、あっちの方がうまいだけじゃないみたいね」
その顔で下ネタは正直ちょっと勘弁してほしい。
「初めてじゃないんだ、ちょっと忘れていただけなんだ」
しまった。言ってから、とルジヌの顔を窺う。
ルジヌは怪訝そうに眉根に皺を寄せていたが、冗談だと思ったのだろう。返事に困ったような、曖昧な笑いを浮かべた。
「気障ね、普通に内緒って言ってくれていいのよ」
おれは気恥ずかしくなって、ろくに返事もせずに魔法屋を後にした。
余分になってしまった大量の巻物は、出てすぐのところですれ違った初心者らしい初期装備のヒューム女になかば強引にくれてしまった。
今時分初心者は全て外人だろうと思っていたら、「ありがとうございます^^」と頭を下げられた。
いるものなんだなと感心し、すぐ、誰かの倉庫で実は迷惑だったんじゃないかと思い直した。
一回覚えてしまえば当然のことに思えた。おれの体中に、魔法の回線が縦横に敷設されている。
その数は数え切れないほどで、これは確かにジョブを変える度に活性/非活性化させる部分を設定し整理しないと何も……それこそ考える事すら出来なくなりそうだ。
衛兵たちが目を光らせる港湾区を避けて南サンドリアへと向かう。道中、覚えたて(?)の魔法を試す。
ブリ→スト→ブレスパ→アクアベール→エン→ファラ→ヘイストといつもの強化コンボが普通に発動して、おれは少し誇らしげに胸を張って歩く事が出来た。
南サンドリアは人で賑わっていた。大きい図体のガルカから、注意しないと蹴飛ばしてしまいそうなタルタルまで、色んな種族が売り買いしたり、話し込んだりして、楽しんでいる。
ある露店からは肉を焼くいい匂いがしてくるし、その隣の露店には果物や野菜の新鮮さを売り込むのに必死の恰幅のいいエルヴァーンのおばんが大声を張り上げている。
これが、田中だかヒゲだかの脳内にあった本当のヴァナ・ディールか。
おれは広場で大道芸を披露する旅芸人の一座を眺めながら、ぼんやりと感慨にふけった。
時々、酒か何かに酔ったらしい冒険者の、意味の分からない叫び声が聞こえてきたが、あまり気にはならなかった。
おれは、この世界で暮らすのも悪くない、などと考えながら、露店で焼いた肉と果物をいくつか買い求めると、モグハウスに足を向けた。
以上です。
今日も一日おつかれさまでしたm(_ _)m
757 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 02:53:27.82 ID:kvu81M7x
>>750 もうしわけありません。
たすかります。修正しました。
>>756 投稿おつかれさまです。
オスラ【興味があります。】
寝る前にあげますー。
あー俺もヴァナでお前らと絡みたい・・・
文才がないのがもどかしい。
759 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 06:54:51.17 ID:4vahvti6
ごめん。俺は他人と絡む前に朝起きたらヴァナの住人になれるなら、
エルメスやミスラになって倒れるまでオナニーしたかった。
選んだのは可愛いたるっこだったけどな!!
760 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/26(日) 08:39:00.38 ID:1TKrbVeg
オハヨウゴザイマス。
>>757 素早い修正ありがとうございます。■eもこれくらい仕事が早ければ、ねぇ?w
「そろそろ帰らなきゃ」
そう言ってアルドはよいしょ、と立ち上がった。
オニオンソードを腰のベルトに挟む。彼の宝物だそうだ。
「そうだな。家の人が心配する」
母親だろう、こちらを見守る女性の姿が向こうに見えた。
後ろで一つに束ねた金色の長い髪が、風にたなびいている。
「ウィンダスに、ぼくも行ってみたいな」
「大きくなったらな。剣の練習もいいが、家の手伝いもしろよ」
「うん・・・。気をつけて行ってきてね」
軽く手を振りあって、俺たちは別れた。
彼には家族がいて、帰るべき場所があり、追いかけたい夢がある。
それでも、この世界は作り物なのか?
それとも、リアルだと感じてしまう俺が、意識を侵食されはじめているのか?
とりあえず、晩メシだな。
そう思って宿へ足を向けると、いつのまにか
>>1がそこに立っていた。
「ん〜ふっふふふふ」
にやにやしながら俺を見る。
なんだよ。
「あーんな優しい顔ができるなら、いつもすればいいのに」
む、として俺は無視することにした。そんな顔などした覚えはない。
「ぜったいモテるよ〜。モテモテだよ〜」
余計なお世話だ。
「サンドに帰る目処、ついたから」
>>1が手を振るほうを見ると、女性二人組の姿があった。
ずいぶんと値が張りそうな装備をしている。
彼女たちなら大丈夫だろう。
「俺は、朝の定期便で出る。それでお別れだ」
とりあえず晩メシだ。そう言う俺に、
>>1は口を尖らせた。
「メロンパンでも食ってろですにゃ」
なんだそれ?
おはようございます。
>>161さんの投下の途中っぽいのに割り込んでしまってすみません。
>>749 まとめサイトお疲れ様です。早速編集機能を使わせていただきました。とっても助かります。
それと、7と8の間に
>>284が抜けているので、お時間が出来たら入れてくださると助かります。
>>756 オスラの行く末が楽しみです。
オスラってとらっぽくてかっこよさそうw
>>19さん、おはようございます。割り込みだなんて、ぜんぜん気にしないでー。
なにせイッコ書くのに30分かかっちゃうので、その間待ってなんかいられないよねw
編集機能って、もう実装されているんですか?
>>764 私のはもう移行していただけたのでできました。
たぶん、もうじきできるようになると思いますよ〜
セルビナの宿も気が利くものだ。
借りていたやや広めの部屋に戻り、風呂を浴びて出てくると、テーブルには暖かい食事が用意されていた。
「見ろよ! すげーよ!」
>>1が待ち切れなさそうに目を輝かせていた。
ウィンダス風サラダ、真白身魚のシチュー、シャル貝パイン蒸し、ヒラメのムニエル、きのこのリゾット。
ずいぶん豪勢だ。地元新鮮素材を厳選しました、というようなメニューだった。
“新郎様へ”とメモ書きのあった小瓶がこっそり置いてあったが、見なかったことにする。
そういえば、こっちに来てからマトモな食事をしていないことを思い出した。
ジュノにいたときは、少しでも食べなれたものをと、おにぎりばっかり買い食いしてた。
いいかげんな食生活は
>>1も同じだったようで、「こんにゃすごいの食べたことねー!」と喜んだ。
最後に、デザートに出された雪山のロランベリーとサンドリアティーをいただく。
それもなくなると、俺たちは特にやることもなくなってしまった。
まだ夜も早い。
俺はすでに片付けられたテーブルで、剣の手入れを始めた。今の俺には、これだけが頼りだ。
ベッドに上がってぼうっとしていた
>>1が、高い天井を見上げながらつぶやいた。
「なぁ。・・・しようか」
とりあえず、いいとこ(?)で切ります。イヒ!
769 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 12:21:21.06 ID:Eepwdnz9
ちょ
770 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 14:09:00.66 ID:o5iJOZ2u
なにこのスレ。テラおもしろすwwwww
ちょw続きが気になる!w
うちの子はタルっ子だから、アレやソレな展開は出来ないなー。
772 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 15:48:23.52 ID:JVFPl5Se
>>768 ちょwwwおまwwwwwwwwwwwwwww
773 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 16:57:00.71 ID:kvu81M7x
あがりますー
774 :
>>69:2006/03/26(日) 17:03:03.45 ID:4vahvti6
リアフレと話したがうちのこもたるっこだしなぁ。
アルル氏みたいにエル♀と絡むわけにもいかんし。
(自分Lサイズだけどガルカの脛までしかない)
とりあえずキャラ作成時にエルメスやミスラにしておけばひたすら抜く、
死ぬまで抜いてENDにできたのにな!ww
さ、半ドン出勤いってくるか。
775 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:56:39.26 ID:JVFPl5Se
・・・疲れたーっ!もうヤダこの階段!!長すぎ!
天の塔上層の神秘的な雰囲気を楽しむ余裕もすっかりなくなっていた私は
ヘトヘトになりながらも神子様の部屋へつづく扉の前へとたどり着いた。
ヴァナに来るまではただの大学生だった私にはもちろん国の指導者のような人と
話す機会なんてなかった。一体どういう風に接すればいいのだろう・・・。
えーと、尊敬語と謙譲語は・・・そういえば入る前にノックしたり、
入った後一礼したり、敬礼したりしないといけないのかな?・・・どうしよう。
私が困っていると突然扉がひとりでに開いた。
「ユリフィナ。ある程度の事情はわかっています。
あまり緊張せずにこちらに来てください。」
澄んでいるけれど芯が通ったきれいな声。一度も直接声を聞いたことはなかったけれど
すぐにこの人が星の神子だとわかった。
「はい、かしこまりました。」
私は緊張でガチガチになりながらもドアの奥へとゆっくりと歩いていった。
「ユリフィナ。今日あなたをよんだのはあなたの様子が先週から違っていたからです。」
先週!?私がヴァナディールに来た日のことだろうか?
776 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:57:02.01 ID:JVFPl5Se
神子様は続けた。
「最近、このヴァナディールでは不思議な事件が起こっています。
シャントットの報告では、何でも違う世界からヴァナディールに突然呼び出されたと
言う人が何人か現れていると。」
「え!?」
何人か現れている・・・?私だけじゃないの?もしかしたら由佳も・・・。
いや、それならウィンダスのリストに載っているはずだ。
だから由佳は大丈夫・・・たぶん・・・。
777 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:57:12.29 ID:JVFPl5Se
星の神子様は戸惑っている私に優しげに語り掛けた。
「ユリフィナ。正直におっしゃってください。あなたもその一人ではないのですか?」
「・・・はい。」
「やはり・・・。」
しばらくの間の静寂・・・。先に口を開いたのは神子様だった。
「ユリフィナ。あなたはどうやってここに来たか覚えていますか?」
「どうやって・・・。えーと・・・。」
そういえば、私はどうやってここに来たのだろう。
「何かに呼び出された感じは?」
私は申し訳なさそうに言った。
「その・・・覚えていません。」
「そうですか・・・。」
目が覚めたら自キャラになってた。でも、その前に私は何を・・・
778 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:57:32.38 ID:JVFPl5Se
左ほほが痛い。私は枕に顔を押し付けて声を殺して泣いていた。
何で泣いているのだろうか?そうだ、お父さんに殴られて・・・
何で?何でお父さんは私を殴ったの!?何で!?!?
「・・・っ痛!」
私は左ほほを押さえた格好のままその場に崩れ落ちた。
「ユリフィナ!?」
神子様の心配そうな声。あぁ、ちょっと思い出してきた・・・。
私は・・・私はあの日ネ実で『朝起きたら自キャラになってた』というスレッドを見つけたんだ。
面白半分で軽く書き込んだんだっけ。その後・・・その後が思い出せない。
その前・・・・・・思い・・・思い出したくない・・・
「ユリフィナ?大丈夫ですか?」
心配そうな神子様。私、こんな偉い人の前で何をやっているの!?失礼じゃないの!
「だ、大丈夫です!」
慌てて元気に立ち上がる。もう、こっちに来てから自分のもろさばかり目に付く・・・。
「あの、少しだけ・・・本当に少しだけだけど思い出しました。」
私は今思い出したことを話した。とても信じられない話だとは思うけれど。
779 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:57:52.83 ID:JVFPl5Se
「つまり、あなたは別の世界の掲示板に張ってあった文章を読んだことは覚えているけれど
その前後に起こったことは覚えていないというのですね。」
「はい。」
正直なことを言うとなんだか、その前後のことは思い出したくない気がする。
「その掲示板には何か魔法の力がこもったものは一緒に張られてはいなかったのですか?」
「その・・・私がもともと住んでいた世界にはそもそも魔法が存在しないのです。」
神子様の目がまんまるになる。たしかに、魔法を中心にしているウィンダスでは考えられないことだろう。
「魔法がない?そんなことがありえるんですね・・・。」
神子様はしばらく目をつぶり考え込む。
「ええ、簡単には信じられないことだとは思いますが・・・。」
「そうですね・・・。本当に不思議なこともあるものです。
ところで、私はあなたにミッションを出したくて今日呼びました。
そのことはクピピからきいていますね?」
神子様は私のほうをじっと見つめる。
「はい。伺っております。」
いったい駆け出し冒険者のようになってしまった私にどんなミッションが・・・。
正直、ものすごく不安だ・・・。
780 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 20:58:47.40 ID:JVFPl5Se
「あなたには元の世界に帰る方法を調べてもらいます。」
「え?」
信じられない言葉が神子様の口から飛び出した。そんな個人的なミッションを私のために・・・。
「元の世界に帰る方法を探し出し、それを私に伝えてください。
そして、あなたを待っている人達の許へと帰るのです。」
そして神子様は少し寂しげに微笑んだ。
「大切な人を待ち続けるのはつらいですから。」
「あ・・・。」
そうだ・・・この人は20年前の大戦で大切な人を・・・。
神子様は待たされる人のつらさを知っているんだ。
「どうやら、こちらの世界に来た人たちはみな自分なりに帰る方法を模索しているようです。
みなが待っている人の許に帰れることを私はここで祈っています。」
神子様はそう言うと、今度は優しげに微笑んだ。
「ユリフィナ、忘れないでください。あなたはヴァナディールで一人ぼっちではありません。
私達も、モーグリもあなたを支えますから。」
・・・ばかぁ!また泣きそうになったじゃないの!!
今日の投下おしまいです。
>>774 ちょwwそんな終わり方は嫌だwwwwwwwwww
今更っぽいけれどお仕事頑張って。
>>781 投下乙ですー。神子様GJですね。素直なユリフィナの好感度アップですよ。
さて、俺は汚れた大人のSSでも書き(ry
ゴトリ、と俺は手入れ中の剣をテーブルに置いた。
「ミスラはみんな、そんな風に奔放なのか?」
「他のやつはしらねーけど・・・。せっかくこのカラダになったんだし」
>>1は、自分の尻尾をいじりながら、にやっと笑う。
「女は男の10倍気持ちいいっていうし? 試してみようぜー」
付き合いきれないな。
俺はため息をついて、作業を再開した。
「なぁ、いいだろう?」 ベッドを転がり、尻尾をふりふりと揺らす。
「女のオレがいいって言ってんだにゃ。ふつー、ルパンダイブじゃね?」
「バカバカしい。第一、中身は男だろう」
「まーね。だけど、心もカラダの影響を受けるらしい。気を抜くとにゃー語になるし」
目つきが、妖しい。
「なんだかこのカラダ、発情してるんだよ。めんどくさいことは言わない。ヤろう」
「精神が肉体の影響を受けるのはわかった。だが、断る」
「俺とおまえは恋人でもなければ、金で買ったわけでもない」
俺は視線を作業中の手元に戻した。
「そんなつもりで助けたわけでもない」
「このムッツリすけべ」
>>1が言い放つ。何かを溜め込んでいる様子。経験上、女がヒステリーを起こす前兆だ。
「じゃぁ、なんで助けた!? オレなんかほっときゃよかったじゃねーか!」
「それは・・・」
ガキの時に助けられなかった猫と、死にそうなミスラがダブって見えた。
口を開きかけて、言えず、奥歯を噛み締める。
彼女がひたり、と素足で近づいてきた。
「オレ、もう死にそうで、意識飛びそうだったけど、覚えてるよ・・・」
その胸に抱きすくめられ、早鐘を打つ鼓動を聞いた俺は、動けなかった。
上ずったような、かすれた声でささやく。
「オレに、命がけでケアルをくれた。・・・惚れたんだ」
ガシャリ、と俺の剣が落ちた。
「・・・俺は、猫が嫌いだ」
「猫じゃない、ミスラだ」
どちらともなく、唇を重ねた。
わっふるわっふる
わっふるってなにかの合言葉?
787 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 22:59:32.31 ID:Eepwdnz9
まて
これは精神的801だ。
お前らには危険すぎる、
ここは俺に任せるんだ。
よーしつづきこいやああ
>>786 「続きを読みたいときはワッフルワッフルと書き込んで下さい」というネタがあるんだ。
続き、期待してまっせ。
「なぁ。・・・しようか」
「え?」
「これからどうしようか、っていったんだよ」
「そうか・・・」
っていって清く話が進むと予想してたのに一本とられたぜ
>>788 なるほどー。そういうネタがあったんですね。thx!
今夜は
>>784でやめようと思ったけど、もうちょい頑張ってみるか・・・。
791 :
既にその名前は使われています:2006/03/26(日) 23:21:49.54 ID:Eepwdnz9
792 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/26(日) 23:23:11.43 ID:JVFPl5Se
_ ∩
( ゚∀゚)彡 わっふる!わっふる!
⊂彡
二人の行為は、愛し合う、なんて呼べるものじゃなかった。
単純に互いの欲望をぶつけあい、汗まみれのカラダを求めあった。
当然二人ともヴァナでは初めての経験で、好奇心のままに色々試した。
「はっ・・・ふぅ・・・む・・・!」
尻尾を甘噛みしながら後ろから、が一番感じているのが、俺のにも伝わってくる。
自然と荒げる呼吸のリズムを、二人で合わせる。
ベッドが壊れそうなくらい軋んだが、かまわない。
頭の中が真っ白になりそうだ。
俺たちは夢中になった。
二人ともくたくたになって、ベッドで抱き合って眠った。
正確には、俺は眠くならないから横になって腕枕をしていたが。
腕の中で、丸くなって寝息を立てている彼女を見る。
安心しきった顔。
胸に湧き上がってくる奇妙な感情がある。
「好き・・・なのかな」
なんだか自分が言うと安っぽく聞こえて、俺は苦笑した。
窓にかけた鎧戸の隙間から、薄く朝日が差し込んでいた。
ぜんぜんエロくないですが・・・。こんなんで【許してください】
今日はこれにて、投下終了でございます。
乙
次回が楽しみだよ
796 :
>>69:2006/03/27(月) 02:43:22.19 ID:qvCXFpLb
ただいま…そして寝る。
>>19さん。いや、それまで姫属性だった貞淑なヒュム♀やエル♀やミスラが、
いきなり現代人の野郎の意識が入り込んだことでオナニーに狂い、
オナニーで飽き足らず片っ端から女を食いまくり、可愛い樽♂をモグハウスに引きずり込み、
快楽の限りを尽くして死ぬまでヤル。コレはコレで大往生…ってダメ?w
…真面目にたるっこ(♂)の大冒険続けるか…。とほほ。
あぁ…、とうとう
>>1が毒牙に…w
むぅ、自キャラミスラにしとけばよかったのかなぁ、
それかせめてヒュム♂とかエル♂に。
なにはともあれ
>>161さんお疲れ様。
タダイマ(どこから)&皆さんお疲れ様です。
>>161さんが
>>1さんを毒牙に…あれ?
>>1さんが
>>161さんを毒牙にかけた?w
それはそうと皆さん!自キャラへの愛(思い入れ等)よりもエロネタの絡みが大事ですかッ!w
皆さんなんかピンクオーラ出てますよ!GM風の赤から桃色に変わってますよ!
私のSSは現在作成中です。もうしばしお待ちを。 では、おやすみなさい。
目の前が黒から灰色、それから徐々に白んでくる。
いつもと変わらない朝。
に、なるはずだった。
目が覚めると、目の前はキラキラと光り輝いていた。
あまりにその輝きが眩しくて、何度もまばたきを繰り返した。
――…まだ、夢の中なのだろうか。
夢にしてはおかしい。周りが変だ、けど……知らない訳じゃない。
空は薄い水色や、所々はピンクに染まっている。
地面は水の上に薄い硝子を乗せたような海のよう。
ああ、ああ……。ここは『アル・タユ』だ……。
どうして自分がアル・タユにいるのか。信じ難いことだけれど、心当たりはあった。
「あの、ネ実のスレのせい……か?」
「【本当に?】」
思わず呟いてしまった。
独り言を言うなんて大分キてしまっているのだろうか。
けれど突然の出来事にそれは止まらなかった。
バッ、バッ、バサッ。ガシャ。
それから私は唐突に、己の身体を全身撫で擦った。
こんな所に鏡なんてある訳がなく、今の状態を知るには触ることが一番解りやすかった。
私が慌しく動く度、腰の辺りで左右にぶら下げている刀がチャリチャリと鳴る。
そして、大まかに身体の側面を撫で、脚を確認しようと前屈みになった時に気付いた。
「網タイツ……」
着ていたのは忍者AF。――乱波袴、だった。
「えええ、ああ……?えええ」
下手な水着よりも、チラリズムという点で何かエロさを感じるこの一品。
マズい、何かマズい。脱ぎたい、けれどこんな所で着替えられない。
というか、人様に太股など晒せな……、あれ?
「あああ!」
そうだ、これは私の身体ではなく、キャラの身体。
こんな露出の激しいAFを着ているのは、ヒューム♀。
「そう、だよね……。リアルの私が着てたらボンレスハムだよね……」
「あは、あはは……は……、うあああああああああん!!!」
――ドッ、ドグァアアアアアン!!
虚しい笑いと微塵の音が、静かなアル・タユに響いた。
801 :
799:2006/03/27(月) 05:56:19.95 ID:zPVMIjHF
短いけれど、書かせて頂きましたー。
ヴァナのキャラは当たり前ですが、
スタイルいいのが羨ましく、そんな事を書いてみました。
他作品楽しみにしながら、出勤してきまーす。
「・・・きて・・・起きて」
うるせー眠ぃ。今日は休みだっつーの
「ご主人さま起きてクポ〜」
まどろみの中にあった意識が一気に覚醒する
くそ、まさか、マジでか。あのスレ・・・本当だったのか・・・
上半身だけ起こして辺りを見回す。
畳に布団敷いて寝たはずがふかふかのベッドの中だ
だんだん目の焦点が合ってきて浮いている『モーグリ』がやたらはっきり見える
「おはようクポ!」
「嘘つけ!」
「【えっ!?】何が嘘クポ?」
「うるさい、有り得ない、コレは夢だ!寝る!邪魔するな!」
宙に浮いている白豚に枕を投げつけると頭からシーツを被って無理矢理目を閉じる
うっなんか頭が大きい気がするし手足が明らかに小さいけど夢の中のせいだな
休みの前日だからって明け方までFFしてたのが昔の俺なんだよな、おかげで最近変な夢を見てしまうから困る
おお このネタは面白いかもしれん。明日ネ実に貼るかな〜でもちょっと古いか・・・
803 :
802:2006/03/27(月) 07:13:03.43 ID:JroDh8P5
・・・眠れる訳無いだろう
諦めて体を起こし、周りの状況を確認してみる。宙には、どうしたものかと不安気な顔で枕を抱えるモーグリ
自分の身体を見る。小さい。そしてやたら短い。頭が重い。部屋にはアンティークな家具。
お餅。門松。クリスマスツリー。隅にはこっちを見ているタルタルのマネキン。こっち見んな。
どうみてもヴァナ・ディールです。本当にありがとうございました。
「ふ〜〜〜〜〜〜〜〜」
さてと、どうしたもんかなぁ
「ご主人さま どうしたクポ?」
一番の問題はコレが現実なのかどうかだ。
明らかに夢ではないが意識だけがコレを見ていて本当の体は精神病院で縛り付けられている
という可能性もある。というよりその可能性の方が高い。
ヴァナ・ディールはただのプログラムだ。ポリゴンで作られたグラッフィックだ。
本当は存在しないのだ。
しかし・・・手に触れる布の感触、部屋の中でサラサラ流れる水の音、目の前の光景、
部屋の中の混濁とした匂い、五感で感じるもの全てがコレは現実だと証明している
「・・・いや、なんかぐっすり眠れなくてどうやら寝不足みたいだ」
「よかったクポ〜 最近噂の変な病気にかかっちゃったのかと思ったクポ〜」
変な病気・・・やはり他にもいるのか?
804 :
802:2006/03/27(月) 07:16:39.42 ID:JroDh8P5
取りあえずこの世界の事がわかるまではモーグリすら信用出来無い
少しづつ情報を集めよう
仮にコレが現実だとすると、元の世界に戻れるのか戻れないのか
ヴァナ・ディールの中に向こうの世界の概念があればまだ希望はある
シャントットがどうとかスレで言ってたな。くそ、もっとちゃんと読んどけばよかったぜ
まてよ 確かバリスタの係官に地球時間で説明してる台詞があったはずだ
確か、ウィンの係官は水の区のモグハウスを出てすぐの十字路―――。
ベッドから飛び降りて・・・って頭重っ!?
ドサッと床に倒れたままプリケツを晒して起き上がれない。
何だこの欠陥生物は!ちくしょう、ヒュームにしとけばよかった!
「ご、ご主人様大丈夫クポ?」
ええい落ち着け、ヴァナではどうやって起き上がっていた?
転がって一旦仰向けになる。そして下半身を使ってこうピョンと・・・
起きれた。しかし気を抜くとバランスを崩してまた転んでしまいそうだ。慣れるしかないのか
ジョブを意識するとなんとなくLV60くらいの白魔のような気がしてくる
自分の生命を守るためには一番レベルの高い75のジョブになっておくべきか。
「モグ、ジョブチェンジを頼む」
「はいクポ〜何にジョブチェンジするクポ?」
「メインを竜騎士、サポを白魔道師に」
805 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/27(月) 07:17:46.30 ID:iGGzcUPi
オハヨウゴザイマス。しっぽは性感帯だと思います(力説
毒牙だなんて。二人は共犯ですw
>>799さん。投下乙であります。
【微塵がくれ】とは・・・。もしかして唯一の帰還方法だったりして!(マテ
806 :
>>69:2006/03/27(月) 10:39:12.50 ID:qvCXFpLb
『工場』の中にはさまざまな品物があったが
自分が知っているヴァナ・ティールの品々もあった。
オークマシン、ゴブリンのフルオートクロスボウ、ジュノの魔道レーザー砲。
…所謂兵器だ。
「…コレについて聞いていい?」僕がつぶやくとオークはいった。
「勿論兵器。武器。殺す。首はねる。楽しい」たるっこ、思わず/think。
「…何のために?」「勿論兵器。武器。殺(以下省略)」
どうやらオークの一般人は想像以上に頭が悪いらしい。知識階級の地位低いしな。
ヤグードが言う「話してやれ。どうせ我々はアフター5だ」
サハギンが「アフター5といえども人間の世界には守秘義務が」と返す。
知らない獣人がいう。「だからここに迷い込んだ人間は食っていいんだがな」
タルタルの小さな身体だと足元のペンチひとつでこけそうになる。
加えて獣人というのは後片付けが総じて苦手だったりする。
ここは跳ねるように走るタルタルの身では動きにくい。
807 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 10:54:36.02 ID:qvCXFpLb
僕は大きく伸びをすると知らないタイプの獣人に問う。
「なんでおいちゃんたちそんなひみつ教えてくれるん?」
相手は僕が背伸びしても脛までしかない獣人だったので…彼は苦笑した。
「オマエも真意隠して見にキタ、俺達も隠す」
そして僕がペンチに躓いてこけるところを掬い取る。そのまま口に…。
「入れてはいかんな」といって開放してくれた。死ぬトコだった。
808 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 10:55:04.91 ID:qvCXFpLb
それを見ていたクゥダフ族の戦士はにやりと笑う。
「俺は技術武官だ…"元"がつくがな。人間達の技術はほとんど把握している。
バストゥークの技術は見れば瞬時にわかる。
ウィンダスやサンドリアの魔法もわかる。ジュノの技術は…異質だ。
奴らは自分達の使っている技術の作り方や使い方を知ってはいるが
…それがどんな原理で動いているか把握している様子は…ない。
が、コレらは…ジュノ以前に。この世界の技術で作られたものでは…ない」
ゴブリンティンカーとスミシーが言葉をつなぐ。
「ものには魂ヤドル。この子達、俺達に問いかけている。
自分が何者か、何のため生まれてきたのか。俺達、見たものをそのまま作っただけ。
この子達の問いに答えられない。それが、悲しい」
「オマエ、教えてくれ。この子達何のためたくさん作られてるか。
この子達知っている。お前の身体じゃなくて魂。この子達の親と同じ」
809 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 11:17:10.35 ID:qvCXFpLb
「何のために…といわれても僕が知りたいんだが」真意を果たして言っていいものか。
今は人間に雇われているだろうが相手は獣人で基本的に人間の敵だ。
…たるっこ、深いこと気にしない。これでいこう。飲まれてるな。この世界に。
「うーんと…元々はあほな奴ががるかさんにきりかかって…」
子供(タルタル)の不可解な解説を辛抱強く聞いていたヤグードがいう。
「変なものを作っているということを突き詰めて調べに来たのか」「そうそう」
彼は悩ましげに翼を広げると「子供(タルタル)の好奇心を満たすには充分だが。
…好奇心は猫を殺すという言葉を知っておくべきだったな」
「とは言え、俺も興味がある。コレはなんだ?」とモブリンが問う。
僕は手元のビンを取ると解説。「コレはプラスチックでできている。
腐ったりしないし落としたくらいでは割れないように開発された。
熱に弱いけど…器や色々なものに使われている。
ただ、捨てても自然に還らないから僕らの世界では分解する方法が研究されている」
「本末転倒だな」とはクゥダフ。…あんたの都だって環境破壊始まってるではないか。
810 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 11:18:49.60 ID:qvCXFpLb
「この鏡は普通の鏡だよ。特に何もない。この紙は尻を拭くためにある」
「尻?なんだそれはw」笑うオークに僕は真面目に答える。
「うんちするとうんこ尻につくから、それを吹いて取る。
ふき取った分は一緒に便所に入れる。
そうするとウンチに入ってる病気の元を隔絶できる。みんな病気にならない」
「…うんこくらい、出す瞬間にちょっと力出せば尻の穴につかんのだが?」
…そういえばそういう話聞いたことあるな。僕も時々ふいてもついてなかったことある。
「どちらかというと植物からこういう紙が作れる事実がすごいな」
「羊皮紙は作るのが手間だしな。羊は美味いが」
「この駄刀の破片は均質な金属でできているが心当たりは?刃がついてないらしいのだが」
クゥダフの元技官が問う。「刃がついてない刀は僕の世界では普通」
「何故だ?役にたたんだろう?」「練習用と観賞用。だって僕の国には戦争がないもん」
「はぁ?」彼らは目を丸くして答えた。
811 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 12:07:30.20 ID:s433f0B6
「こんどはせんしょ。。ごほっ、戦争だ!」
812 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 15:23:55.32 ID:7dnuUbbi
,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
(.___,,,... -ァァフ| あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
|i i| }! }} //|
|l、{ j} /,,ィ//| 『朝起きたら
i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ 自キャラになってた』
|リ u' } ,ノ _,!V,ハ |
/´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人 な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
/' ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ おれも何をされたのかわからなかった…
,゙ / )ヽ iLレ u' | | ヾlトハ〉
|/_/ ハ !ニ⊇ '/:} V:::::ヽ 頭がどうにかなりそうだった…
// 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
/'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐ \ 催眠術だとか超スピードだとか
/ // 广¨´ /' /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
ノ ' / ノ:::::`ー-、___/:::::// ヽ }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::... イ もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
813 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 18:24:23.71 ID:7dnuUbbi
おちた?
814 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 18:41:52.22 ID:Lbszw8Dy
ミスラ自キャラなはずなのになぜかガルカになってるんだが
815 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:16:29.26 ID:7dnuUbbi
天の塔を出ると石の区は鮮やかなオレンジ色夕日に染められていた。
少しだけ肌寒い。冷たい風が私と『実験台募集中、詳しくはシャントットまで。』
と書かれた怪しいポスターをなでる。
「さむさむっ・・・」
私はふと、連邦のマントがあったことを思い出してそれをストールのように羽織る。
なんでも帰るための方法は神子様や三博士でも見当もつかないそうだ。
神子様は全力でバックアップするとおっしゃってくださったけれど、
なんだかんだ言って自分で何とかするしかないらしい・・・。
自分で何とかするということは必然的に冒険する必要がでてくる。
そしてヴァナで冒険するとなると戦闘は避けられないだろう。
そう考えた私は神子様の勧めもあって耳の院で実戦訓練を明日の昼過ぎに受けることにした。
神子様がそのための手はずは整えてくださるらしい。
・・・神子様・・・本当に親切だ・・・。
816 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:17:20.49 ID:7dnuUbbi
居住区で今日の夕飯の材料とお菓子を買い終わった頃にはすっかり日も沈んでいた。
頼りない街燈と星の光を頼りに夜道を歩く。
居住区にはたくさんの冒険者が住んでいるせいか
こんな時間になっても人通りはなかなか多い。
けれども、一人で夜道を歩くのはやはり不安だ。
私はちょっと遠回りになるけれども人通りの多い道を選んで足早に帰路についた。
「たっだいま〜!」
玄関のドアをあけ、小さなキッチンが備え付けてある通路短い通路を抜け、
がちゃりとモグハのドアを開けた。
開いたドアの先で私の目にまずはいったのは、ベッドにゴロンと横たわっていたモグタン。
そして彼が私に気がついて、
あわてた様子で何かを魔法練習セットの杖が入っているカゴへと投げ込むところだった。
817 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:17:39.50 ID:7dnuUbbi
バサッと紙の束が落ちる音。自然と視線はそちらに向かう。
カゴに入りそびれたそれはちょっとありえないページを全開にして
モグハウスの片隅で猛烈な存在感をかもし出していた。
『見た目はこんなでも、もう大人なんだからねっ!』
そんなキャッチフレーズとどう見ても全裸なタル娘の写真の見開きページ。
きっと、次のページでは『悔しい・・・でも、感じちゃうっ!』
みたいな18歳未満お断りな状況になっていることだろう・・・
「・・・」
「・・・」
私は無言でその本を取り上げた。
「ファイア」
ボウッと激しい炎に包まれたそれは。数秒後には真っ黒な灰となって床を汚していた。
818 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:18:40.82 ID:7dnuUbbi
「クポッ・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
重い沈黙。多分こいつも年頃のオスなんだろう。
だからこのくらいは仕方ないとは思うし、
燃やしたのは少しやりすぎだったとちょっとだけ後悔している。
でも、私はこんなアブナイ生き物と一つ屋根の下で生活して大丈夫なのだろうか。
首輪でもつけてどこかにくくりつけておいた方がいいのだろうか・・・。
あ、そういえば犬の首輪って装備あったな。
「その・・・ご主人様・・・。」
なんだか少しおびえ気味なモグタンがおずおずと近づいてくる。
「・・・何?」
こういうとき、人間はどんな表情になっているのだろう。
鏡がないから確認することは出来ないけれど、たぶん今の表情を無表情っていうのかな?
「私が寝る時は外に行って。毛布はあげるから。」
それを聞いたモグタンはあたふたと手足をばたつかせて慌て始める。
私はどうこの生き物を扱っていいか正直分からなくなった。
たぶん、とりあえずコレが自分の身を守るために一番手っ取り早い方法だろう。
819 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:19:38.24 ID:7dnuUbbi
「そ、その!誤解クポ!!」
無視。どこにどう誤解があると?
さーてと、これからのために冒険者に必要な知識とか、そういう基本を一から勉強しなおしだ!
「じつはモグが散歩中、雑誌の束を見つけてそれを持って帰ったら偶然あんな本まであったクポ!」
無視。そもそも捨ててある雑誌を拾うな。
私は本棚へと向かいこれからの役に立ちそうな本をピックアップしていく。
「だから、ご主人様はそういう対象でもないし、そもそもモグ達はモグにしか興味がないし、
とにかくこれはひどい誤解クポ!外は嫌クポ!!」
無視。冒険者の心得、初めての白魔法、
アビリティを最大限に生かすために、白AFのかわいい着こなし方(タルタル編)。
結構ユリフィナさんは勉強熱心だった見たいだなぁ。
820 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/27(月) 19:19:53.90 ID:7dnuUbbi
「それにそもそも、あの本はほとんどがミスラクポ!
タルタルのほうが珍しいし、むしろタルタルはモグの中ではスルー対象クポ!」
・・・やっぱ読んでんじゃないの。もう・・・エロ生物め
「・・・本っ当に?」
私はくるりと振り返り疑わしげにモグタンを見つめた。
「クポクポ!」
短い首を一生懸命にたてにブンブンと振るモグタン。
・・・ちょっとかわいかったけど私はだまされないんだからねっ!だって・・・
「この前、ムリヤリ私を脱がそうとしたよね?あれは何だったの?」
私は忘れていない。ジョブチェンジしようとしたら今の装備を脱げといって
豪快にヒーラーブリオーを脱がそうとした事を。
「それは・・・ちょっと・・・ムラムラッと来ただけクポ・・・」
私は肺いっぱいに空気を吸い込み右手を思いっきり振り上げた。
「出てけええええええぇぇえぇえええええええぇぇぇぇ!!!!!!!!」
バチーーーンッと景気のいい音がモグハウスに響き渡った。
以上です。鯖落ちしたときにスレが消えてなくてよかった・・・
最近どんどんこっちに来る人が増えてきて嬉しい限りですw
私はオズトロヤから片目を失って逃げ…たりもなく、五体満足で普通に、東サルタバルタを歩いている。
のんびりと歩いているのは身体だけで、頭の中は城を出た時から延々と考えている。
オズトロヤでの出来事は、不可解としか思えないものだった。
あの時、門衛2体は私に気付くと、リンクパールを使い、何者かと伝心した。
直後、城の上からヤグードの軍勢が降り立ち、隙間無く私を取り囲んだ。
強さは恐らく暗号部屋の前…俗に金貨クラスと言われている強さだったであろう。
囲まれた…のだが、敵意が無い…というかヤグが城の方を向いていて、背を向けている者すら居る。
何事かと見ていると、ヤグ達が一斉に城の方を向いたまま跪き、はるか上を見る。
私もつられて上…城の頂上を見る。城の上に何者かが現れた。逆光で影しか見えない。
『 よ く 来 た な。 ミ ス ラ の 盗 賊 風 情 が。 我 が 城 に 何 用 だ ? 』
威厳があり、よく通る、しかしヤグードにしては高い声。…シルエットからして現代神…?
突然頭の中に直接声が届く。tell?私に?誰から?
〈ほう、その模造品はあの時の物か。余程我らの真似事が好きなようだな。>
同じ声。従者が矛盾を感じない為の配慮だろうか。人間は姿を直視したら死ぬって事になってるらしいし。
っていうか獣人とかも普通にtell使えるんだ…それとも神とか王クラスだけ特権…?
ぁ〜…。tellの返し方も送り方も解らないままだった……黙ってるのもなんだから、何か言うか…
「ああ来たさ。コッチに来てから、ずっとあんた達を間近で一目見たいと思って居たからね!」
特に考えずに言ったが、顔見知りである事だけは周りのヤグを刺激しない為に言わないでおく。
『 ほ う、 " コ ッ チ に 来 て か ら "? な ら ば 問 お う。 何 処 よ り 来 た。 』
<やはり報告は本当であったか。しかし、何故tellを返さぬ?使い方を忘れた訳ではあるまい?>
<ごめんなさい図星ですその通りですw>
<なんだ、使えるではないか。して、本当は何をしに来たのだ?>
<ぇ?あ、コレがtell?ちょッさっきのはミスですッわ…ワスレテクダサイw>
「それは私も判らない!だが、「手厚い歓迎ありがとう、ジュノから来ました」とでも言えば良かったか?w」
<本当にヤグードの姿を間近で見に来ただけですw貴方と話せるとは思ってませんでしたがw>
『 減 ら ず 口 を。 今 こ こ で お 前 を 八 つ 裂 き に す る 事 も 出 来 る の だ ぞ ? 』
一斉にコチラに向き直り、殺気立つ従者のヤグード達。
「八つ裂きにしたら、現代神ともあろうお方が感情に流されるなどという愚行を犯す事と同じではないか?」
<ほう、それは結構。だが我はこう見えて多忙でな。お前と2人で話す時間はあまり無いのだ。>
『 無 論 だ。 民 よ、 先 に 言 っ た 通 り、 こ の 者 は 我 が 僕、 敵 で は 無 い。 』
強烈な殺気を一瞬で消し、再び向き直り跪くヤグ達。
<宗教国家もここまでくると凄いな…。>
<うっはミs>
<………誉め言葉として受け取っておこう。>
<って、私僕って事にされてたの?w>
<我独断の個人との同盟や顔見知りだと言っては、民が不安になる。会話は合わせろ。>
<統べる者は大変そうですねぇ…了解〜、適当に話合わせますw>
『 我 が 僕 よ、 ウ ィ ン ダ ス の 情 勢 は ど う か。 』
「あいも変わらず平和ボケを。軍は今も尚大半が大幅な定数割れをしております。」
<星の神子は…黒き使者の件はどうなった?>
<神子様は健在です。黒き使者はいくら貴方でもお教え出来ません。すいません。>
こんな感じで延々と、僕としての諜報報告の会話と、伝心による2人の会話が続いた。
不意に城の頂上の影が2つに増えると、何かを言っている。
「(現代神様、そろそろ……)」
『(うむ、解っておる。) … 僕 よ、 ウ ィ ン ダ ス を 引 き 続 き 調 べ よ。 』
あんな遠くなのに小声の会話が聴こえる…ミスラって聴覚凄い良いんだ…知らなかった…
<我は民へ教義を教える時間なので失礼する。何かあればパールで知らせるがよい。>
「仰せのままに。現代神様。」
<ぇ…ぁ…あぁ、了解です。何かあったら従者の方のお力お借りします。では、また。>
そもそも現代神と会ったのはこの被り物の一件だけ、あそこまで歓迎…されるのは不自然だ…
………現代神が直々に見に来てくれたのは素直に嬉しい。だけど…
報告がどうとか言っていたな…既にヤグードの誰かと似た境遇の誰かが接触した…?
結論の出ない謎を延々考えながら進んでいると、少し先でタルタルが兎と闘っていた。
装備からして忍モ侍のLv8〜13くらいかな…格闘だからモンクか。
横にある登れる岩の上に登り、その戦いの様子を見る。
兎は…リアルだな…動物の敵対心剥き出しの顔はあんな怖い顔してるのか……
タルタルは和装を着てセスタスを装備し殴りかかっているが…無表情だ。殴る一瞬だけ表情が出る。
兎がセスタスの一撃を右目に受け、レンズ…のような目が割れ、凄いグロテスクな状態で蹴りかかっている
タルタルは、強烈な一撃を腕に受けても被弾モーション以外微動だにしていない。服も破れてすらいない。
見ていて余り心地の良いモノでは無かった。
攻撃を受け、ボロボロになりながら必死に闘う兎と、無表情で淡々と兎を殴り続ける人形の戦い。
兎の渾身の一撃でタルが地面に倒れこむ…と同時に淡い光につつまれ、消滅した。HPに戻ったのだろう。
弱っていた兎は…不気味なくらい早い速度で傷が塞がり、目が治り、何事も無かったかの様に去っていった。
これがこの世界の戦闘…自分はあんな風には動けないだろうな…今は生身でココに居るし…
周囲に何も居ない岩の上で座り、空を仰ぎ、呆然と…しかけたが、それは適わなかった。
ポイズンか何かをかけられた気がして、立ち上がり、気の流れてきた方を見る。…黒魔ヤグが立っていた。
「街ノ外デ油断、殺サレてモ、仕方ノ無イこト!死ネ人間!」 ぇー…素手でも勝てそうなんですが……
抜刀はせず、つかつかと歩いて行く。ヤグは焦った様子でストーン、ウォータ、バイオを唱える。
石2、水1、どう見てもレジレジです。バイオを唱え始めようとした瞬間に、私とヤグの距離が0になった。
ゴ ツ ッ
「!?」 お面に素手の一撃を受け、あっけなく崩れ落ちるヤグード
そりゃ、Lv75とLv10程度でやったらこうなるよ…幸いヤグは気絶しているだけのようだ。
近くの木の根元まで引きずって行き、ヤグードを調べる。普段は羽で判らないけど、凄い鳩胸だw
仮面は外して見たが……見なかった事にしよう。うん、忘れよう。
ふと一瞬悪戯しようかとも思ったが、理性で押さえつけ、ヤグを木陰に寝かせ、その場を後にする。
もし冒険者が見つけたら、殺されるかもしれない。だがウィンに連れ込んだら、それこそ殺されるだろう。
ヤグ好きといっても、ソレだけで獣人と人間両方の中間に居ようとすれば、間違いなく両方に攻められる。
片方を敵にするか、両方を敵にするかしか出来ないのなら、曖昧にしてギリギリまで両方を味方にしよう。
両方を味方に出来なくなった時は、なるようになれ。 ソレが私の、この世界で活動する時の結論。
しかし…元の世界に戻る手段は探した方が良いのだろうか…別に無くても……いやいや、調べよう。
元の世界に帰る手段を見つけて、確保すれば、似た境遇の者で帰りたい者相手に取引が出来る。
私自身も、この世界に飽きたらいつでも帰れる。知っていて損は無いだろう。
さて、なんとなく歩いて来たけど、目的も出来た事だし、改めて情報集めにウィンダスに行きますかね。
以上です。
ウィンダスに集まって来てますが、そろそろ入れ違い的演出が出て来そうですねw
私は視覚的に目立つ格好なので、
ガードとかガードとか子供とかにからまれてるかもしれませんがw
皆さんは結構普通の格好をしてたりしますか?AFとか
829 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 20:58:15.35 ID:7dnuUbbi
>>828 乙です。
た、たしかにヤグードの頭をかぶったオスラは相当目立つでしょうね・・・w
ヤグードが好きでかぶっていたんだ・・・w
830 :
まとめの中の人:2006/03/27(月) 21:42:35.62 ID:Osrw8LI2
どうみても再インストールです。本当にありがとうございました。
ビープ音、SMART警告もうだめぽ
まとめサイトのほうの更新、不慮の事故で一時中断されます。御了承ください。
831 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 21:44:01.31 ID:7dnuUbbi
>>830 ひぃっ・・・
早く復旧するといいですね・・・orz
了解しました
832 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 23:03:59.61 ID:nU1WEAKY
>>19さんのモグはタルが趣味、と・・・φ(..)カキカキ
皆様、投下乙であります。斜に構えたオスラ、ちょっとかっこいいかも。
ところで、そろそろ次スレの足音がしたたっ、したたっと背後から聞こえてきそうです。
うまくいえないけど、作品中に出てくる名前("
>>1"とか)は、次スレではどうしたらいいんだろう。
834 :
既にその名前は使われています:2006/03/27(月) 23:34:18.21 ID:1NHAPc3i
161だけとは思いますが、私のは(服装が)まだ女装した格好のままですのでw
作品中の名前は、仮名で名づけるとかどうでしょうか。
幸い本人居るハズにゃので、自分で付けるという形で。
偽名や仮名という形にして、
この作品はフィクションd(中略)実際の人物団体等とは一切関係ありません。 と
ちょっちがッ835のところ、
誤161
正464 です!w
間違えて数字打ったうえに他の人の番号とおなじだtt orz
その後も俺は森の区から港、水の区、石の区と周り全部のチラシの貼り付けや配布を終えた。
途中港の子供には帽子の修理を泣きつかれるし、
水の区ではついでにって、帽子屋のチラシまで渡されるし。
シャントット様の家の前に帰ってきた時、既に陽はとっぷりと暮れ、魔道草が薄闇の中でぼんやりと輝いていた。
「ただいま戻りました、シャントット様〜」
「遅すぎましてよ! チラシ配布程度に何時間かかるのかしら」
ビシッ!
痛い…、机の上の積み木みたいなものを投げつけられた。
そもそもチラシ全部配ってくるまで帰ってくるな、って言ったのシャントット様なのに…。
「あら、何か文句でもありそうな顔してらっしゃいますわね?
聞いてあげても宜しくてよ? 但しつまらない内容なら私ブチ切れますわよ?」
「なななな、なんでもないっす!」
出る前のフレアの詠唱を思い出して俺は全力で否定した。
消し炭にはなりたくない。
「で、どうだったかしら?」
「は?」
「どうだったか、と聞いているのですわ。
貴女はこちらの世界の人ではない、でもウィンダスの街でいろんな人とお話をして
少しはこちらの世界を理解できましたかしら?」
あー、なるほどそういう事だったのか。
確かにチラシ配りしつつ、色んな人と話をして少しヴァナが分かった気がする。
ゲーム画面で見ていたような無表情でもない、無表情なのはあくまでプレイヤーだけだ。
他のNPCだと思っていた人達の表情が豊かなのには驚いた…、
改めて思い返すと、確かに少なくとも初日よりは遥かに慣れてきた。
「そ、そうですね…。もうウィンダスの中なら大丈夫かと」
「そうでしょう、オーッホッホホホ、貴女には早いところなれていただかないと困りますからね」
「それで、この後は何を…」
「今日はもう終わりですわ、時間も遅いですし、貴女もお疲れでしょう。
帰って休んでくれて宜しくてよ」
「わかりました」
「そんでは失礼しました〜」
はぁぁぁ〜〜〜〜、疲れた。あの人と話してるとなんか疲れる。
今日はとっとと帰って寝るか…。俺はトボトボと石の区へ向けて歩き始めた。
「見つけたーー、お姉ちゃん!」
はぁ? お姉ちゃん? 俺に言ってんのか?
でも他に周りには誰も居ない。
振り返るとそこには、子供ではないが小さいタルタルの娘が立っていた。
「ぇ? 誰?」
「何言ってんのよ、お姉ちゃん以外に誰が居るのよ! っもう!
森の区のカカシガードさんにチラシ貼ってる変な人が居るって聞いて、
特徴聞いてみたらまさしくお姉ちゃんだし…。
お母さんに話したら、最近帰ってきてないから引っ張って来なさいって言われるし…。
とにかく一回家に帰りましょ」
訂正
>>839 4行目
誤 正
石の区へ → モグハウスへ
>>835 ふむ、名前ですかー。
うちの子は自分自身のキャラを元にしてるからなぁ…。
考えておきます。
仮名賛成です。実はそろそろ誰がどんなか分からなくなってきてたんですよ。
簡単にテンプレっぽく作ってみました。
初出番号:503
名前(仮):アルル
ジョブ :赤魔道士/なし
レベル :21
活動地域:サンドリア周辺
あらすじ :謎のエルとの出会い、NM撃破
まとめサイト、データなしpcからも書き換えられるところだけ書き換えておきました。
(つまりindex.htmだけ。)
>>841 ちょうどよかったです。
まとめサイトのデータベースのほうにて「あらすじ」用のスペースと「キャラクタ情報」用スペースを
作ってあったんですー。
早いうちにそこに書き込めるようにします。
(そうすれば他人との接触状況などもわかりますしね。)
843 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 01:43:26.31 ID:FQTmM7T1
ただいまです。みなさま。
まとめサイト様お疲れですー。復旧…お気の毒です。
自分は…リアフレのS(彼はFF11やったことない)から、
「お前新作かいてるなら読ませてくれ」と言われて、
FF11未経験者のS氏にわかる文章にする必要性がでて困ってます…。
同時に「お前絵描けるんだから描け」とも言われましたがOrz
ルールは…上の流れみたいに
デジョンのホームポイントは上野駅?
とかいった小ネタのほうが自分は好きだったりしますんで、
自由にヴァナにいったらこうする。こうなったって話でいいかと。
ただしあくまで「自キャラになっていた」で話や小ネタを作るで。
自キャラになって現実世界にいたというのもアリだと思う。
(ガルカやミスラだと悲惨だ…。エル樽ヒュムは誤魔化せる可能性あるけど)
844 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 01:44:27.19 ID:FQTmM7T1
初出
>>69(一スレ目)
仮名P(通称ぴーたん)中の人の仮名(コレはマジ仮名にさせてください)S
ジョブ&レベル 赤75/戦士37
特記事項。最初からレベルが高い上、タルタルであることに慣れだしたため、
早くもこの世界に飲まれかけている。
活動地域:バストゥーク
あらすじ:現実世界に戻る手がかりしっていそうな
>>1を探してバスにきたが、
そこでバストゥークを揺るがす事件に巻き込まれてしまう。
他キャラとの接触。アルテパかラバオでブリザドIIIで作った氷を誰かにあげていたはず。
845 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 02:21:24.24 ID:PQKB2MTJ
初出
>>464での愚痴の一言より。初投稿は
>>566 PC(仮)名:サン 中の人:464 ◆PCl7Dh0dlY
ジョブ&Lv シ75/謎(コロコロ変わる予定)
特記事項。高Lvで、しかも元々親和性に富む人間の為侵食の境界が曖昧。
戦闘面は回避、逃げを基本としており正々堂々は不得手。
活動エリア:ジュノ開始→バタリアに様子見→徒歩でオズ経由、現在ウィン森の区の手前。
あらすじ:ジュノで目覚め(?)、バタリアで317にリアルの情報を聞き、
3国のどれかに行こうと思い、所属国というだけでウィンに決定。
現実への帰還手段は交渉の手札目的で探す事に。
他キャラとの接触:バタリアで317と遭遇、他とは未接触
846 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 02:30:15.24 ID:WN+YWeF4
なんか
さっきからリアフレの、俺を見る眼が明らかにヤバいのだが。
なんか欲望の影g
847 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 02:52:03.61 ID:FQTmM7T1
現実世界で自キャラになっちまった奴が早くも・・・。
ガルだったらアメリカ軍や朝鮮総連あたりに拉致られてしまうんだろうか。
生物兵器として。
よし、ということは俺は朝起きたらタル忍。
おい!蝉枚数はどこみりゃわかんの?!
アパカッ
849 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 03:17:41.29 ID:FQTmM7T1
目の前に並んでるたるっこ(お前さん)の数で見る。
…空蝉ってフラッシュあったなぁ。ムービーリンク消えたからないんだろうけど。
おはようございます。昨夜は書く気が湧かず、自分の投下なしでした。
疑問(というか心配)に意見ありがとうございます。
自分としては、朝起きスレを読んでくれる人が混乱してしまうので、
ヴァナに行っちゃった人たちと、リアルにきちゃったキャラたちで、
ヴァナ編とリアル編、姉妹スレとして別でいかがかと。
仮名をつけよう、に自分も賛成です。
うーん、自キャラの名前晒すのも一興ですがw
トリップから名づけます。
852 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/28(火) 07:10:29.11 ID:mk+Fdgg1
初出:
>>161 PC(仮)名:Lead、リード/中の人:161 ◆zmxSLEadCU
ジョブ&Lv:不明
設定事項:ヴァナでの、自キャラに関する記憶がない。ジョブチェンジ機能使用不能。
サンドリア所属エルヴァーン♂。フェイスは本文より、一番不機嫌顔のF4Aに。
活動エリア:エルディーム→ジュノ→ラテーヌ→バルクルム→セルビナ。ウィンダスへ向かう予定。
あらすじ:初期装備、片手剣、正義バッジ、100紙幣のみ所持して墓場で“目覚め”る。
道中、さまざまな人(?)に助けられながら、ウィンダスへ帰還方法を求めて移動中。
他キャラとの接触:バルクルム砂丘で瀕死の
>>1を救助。セルビナで接触どころかセッk
853 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 10:37:20.19 ID:Nyhb/LYk
オハヨウございます。実は私も最近誰が誰だかわからなくなり始めていたりw
なのでまとめサイトが大活躍です
初出番号:
>>19 名前:Yurifina ユリフィナ
ジョブ :白/黒
レベル :70
活動地域:ウィンダス もうしばらくウィンダス周辺にいる予定
特記事項:エロモーグリと同棲。シスコン。合成スキル、特に裁縫が高いので
それを生かす事があるかも。
あらすじ : ヴァナで一週間ほど生活を楽しんでいたけれど、ホームシックに。
情報収集をする途中、神子様から元の世界に帰るというミッションを与えられる。
今はこれからの為に実戦訓練をうけることに。
他キャラと接触:今のところなし。ただ、ちょくちょく他の人のやったことに影響とかをうけるかも
すでに少しだけ影響を受けた場所があるけれども気がつきました?w
朝起きたらエル♂になっていた
せっかくだから首装備を複数装備できるか試してみた・・・!
この後、家族出現で名前で呼ばれる予定だったのでちょうど良いかも。
初出:
>>228にて
PC(仮)名:Miena/ミーナ
妹:Mepipi/ミピピ 母:Nanami/ナナミ 父:Rungo-rango/ルンゴランゴ
ジョブ&Lv:白71/黒(他に詩74/黒61/狩46/忍30等もアリ)
特記事項:ヴァナ内ではウィンダスに家族アリ、もちろん本人一切知らない
ウィンのランクは6、他は一切手付かず。
活動エリア:今のところウィンダス限定、もうすぐジュノデビュー(?)予定
あらすじ:
>>228にて初めてヴァナ内に取り込まれる、モグをいぢめつつシャントット様にいぢめられつつ
この後もとの世界に戻れる方法を探す旅に出る(予定)
他キャラとの接触:一切無し、のつもり。絡みが難しいんで。
856 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 14:04:12.64 ID:Nyhb/LYk
857 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 14:40:11.31 ID:FfvF8uPM
よんこ
858 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 23:12:24.20 ID:xaHV2O+w
あげだま
859 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 23:20:17.23 ID:Nyhb/LYk
私服に着替えて読書を開始したものの、
エロ生物がドアをドンッドンッと叩く音がうるさくて全く読書が進まない・・・。
仕方がないので家からたたき出したモグタン・・・もといエロ生物を仕方なくモグハウスに再び入れてやった。
何かしたらボンボンをちょん切ってやると何度も何度も脅したからたぶん大丈夫だろう。
いや、やっぱりちょっと甘いかな?・・・平気・・・だよね?たぶん
「ねぇ、エロ生物。」
私は冒険者の心得を読みながらアレに声をかける。
ふむふむ、冒険者ライセンスには魔法の力が込めてあるから
時計とかも勝手に動くし、レベルが上がれば勝手に書き換わってくれるんだ。
「な、何クポ?」
少しビクビクしながら答える哺乳類。へぇ、自分がエロ生物って自覚してるんだ。
860 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 23:20:28.53 ID:Nyhb/LYk
私は左ほほに鮮やかな赤色の手のあとをつけた奴に質問した。
「一週間くらい前にさ、急に変わったことってあった?」
「・・・変わったことクポ?」
どうやら考え込んでいるらしい。ほほに手を当てて首をかしげている様子が目に浮かぶ。
「ちょっと、太っt・・・」
「あなたは自分の立場ってわかってる?」
私は本をガシッとつかみ振り上げる。
私が太ったんじゃない!最初からタルタルが丸いだけ!!きっとそう!!!
そもそも一週間でそんな急に体重が動いたりしないし!
変態脊椎動物は私の殺気を感じ取ったのか、
クポポポポとわめきながらベッドの陰に飛び込む。
「クポポ・・・思ったことを素直に言っただけクポ・・・」
・・・もう一度外にたたき出してやろうかしら?
861 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 23:22:00.90 ID:Nyhb/LYk
わざわざエロ生物におしおきするためだけに立ち上がるのも
ちょっと面倒だったので一度にらみつけてからもう一度本を読み続ける。
魔法やWSの使い方、冒険者ライセンスの使い方、競売の使い方などなど。
敬礼の仕方なんかも書いてあった。
「んー、とりあえず冒険者ライセンスを良く見るべきかな〜」
私はベッドの脇に無造作に放り出してあった鞄からライセンスを取り出す。
表面には私の写真と名前、そして称号とランクと現在ついているジョブのレベルなどが書いてあった。
「あ、私と同い年・・・」
21歳という文字が目に入った。偶然なのか、必然なのかは分からない。
ただ、妙な親近感とヴァナに取り込まれているという恐怖が同時にうまれてきた。
862 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 23:22:16.75 ID:Nyhb/LYk
隣には冒険者になった年も書いてあった。
「18歳から3年間冒険してるんだ・・・。偶然じゃないんだね。」
私はポツリとつぶやく。3年前友人に勧められてFF11をはじめたことを思い出した。
血液型、誕生日、他にもいろいろと現実の私とリンクしているものがたくさん見つかった。
そして、共通点を見つければば見つけるほどだんだんと申し訳ない気持ちになっていく・・・。
「ごめんね、ユリフィナ。あなたの体とか立場とか全部持っていっちゃって。」
そうだ・・・私はこの人のためにも早く帰らなくちゃ。
きっとユリフィナさんにもやりたいこととかいっぱいあるんだし。
早く返してあげなくちゃな・・・。
「ご主人様、さっきからブツブツ不気味クポ。」
とりあえず、手近にあった枕を投げつけてやった。
『Yurifina (タルタル ♀) 殺タルタル容疑者 白魔道士LV70 ランク7 21歳』
これが、ヴァナディールでの私・・・か。と、とりあえず、称号変えなきゃ・・・っ!
863 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/28(火) 23:23:57.68 ID:Nyhb/LYk
以上で今日の投下おわります。
念のために言っておきますがYurifinaは架空のキャラクターです。
万が一同じ名前の方を見かけても私ではないのでご注意を・・・
864 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 23:24:31.85 ID:VR9iroRf
朝起きたらイマキヨさんになってた
865 :
既にその名前は使われています:2006/03/28(火) 23:26:18.87 ID:nSd8eplM
前触れなく、ぱちり、と
>>1が目を開けた。
しばらく彼女の寝顔を眺めていた俺は、逆にビックリしてしまった。
「・・・まだ、寝てていい」
「ふーん」 にやにやしながら言う。「オレにも、優しい顔してくれるんだ?」
「そうかな」
「そうだよ」
鎧戸のおかげで、部屋は薄暗いままだった。外はもう朝なのだろう。
「10倍だったか?」
そういえば、と昨夜
>>1が言っていた事を思い出して訊いてみる。
「くらべもんににゃんねぇ。・・・良すぎて、死ぬかと思った」
不意に、俺の胸に微かな痛みが走る。
「キスマークつけてやった。これでおまえはオレのもんだ」
そう言って悪戯っぽく笑う。
俺は首筋に唇を這わせた。襟で隠れるかどうか、微妙なラインにつけてやろう。
「お返しだ」
その時の俺たちは、まったく気づいていなかった。
ヒトではなくエルヴァーンとミスラとして交わる事。
それは、この世界での存在を自ら認め、魂を侵食される行為だったということに。
わっふるわっふる
わっふるわっふる
結局、俺たちが宿を出たのは昼近くになってからだった。
宿の外では、
>>1の護衛をしてくれる女性冒険者の二人組が待っていた。
俺のほうも、定期船の昼の便がそろそろ来る時間だ。
別れの時が近づいている。
俺はウィンダスへ。彼女はサンドリアへ。
自分ではテレポも使えない二人には、あまりにも遠い距離だ。
言うべきなんじゃないのか。俺と一緒に来いと。
「やめろよ。俺をそんな目で見るにゃ」 視線を落とす。「・・・オレまで寂しくなるだろ」
俺は、言いよどんだ。うまく言葉が出ない。
「
>>100に無事な顔見せたらさ、オレもウィンダス行くから。な?」
>>1が鞄からごそごそと、小さな袋を取り出し、俺に握らせた。
開けてみると、中にはリンクパール。
「何かわかったら連絡くれよ。それに、もし同じ仲間がいたらパールを渡してやって」
「あぁ」
俺は、ただ頷いた。別れにふさわしい、気の利いたセリフは思いつかなかった。
ぐぃ、と彼女を引き寄せ、唇を奪う。
どんな別れの言葉より、俺たちには似合っているはずだ。
長い、長いキスを交わした。
ワッフルワッフル(*´д`*)
ラヴだねラヴ(*´д`*)
人目をはばからない俺たちに、二人組が好奇の目を向けてくる。
あたりから冷たい視線も感じる。
いいさ、かまうものか。
「・・・そろそろ行くよ」
名残惜しそうに、彼女が体を離した。ごちそうさん、と、ニヤッと笑う。
「浮気すんにゃよ? ミスラは嫉妬深いんだからな」
しおらしくないところが、らしいよな。俺はエルっぽく肩をすくめてみせた。
テレポの詠唱が聞こえてくる。
「すらっしゅえむえーくうはくてれぽほらくうはくかっこえむいーかっことじる・・・」
「っ!」
まさか、この二人も・・・!
俺が何か言う前に呪文は完成し、三人の姿は光に包まれて・・・消えた。
船着場の定期船から、汽笛の音が響く。
俺も、行かなきゃならない。
出発の定刻に遅れそうだった俺は、船に走りこんだ。
そう、俺はその時、もっとよく周囲を観察すべきだったんだ。
873 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/29(水) 01:38:54.70 ID:IzkUlAkt
今日の投下は以上です。ジョブLVを上げなくても、侵食は進んでいくんじゃないかと。
べ、別にエロが書きたいからじゃないんだからね!(ぇ
875 :
既にその名前は使われています:2006/03/29(水) 02:23:17.59 ID:h5LBg2kP
ヴァナで樽赤/戦だからまだよかったのかも。現実世界で樽だったら…。
仕事に出勤。「Sさんは?」「…僕」「ぼうや。帰りなさい」
自転車を積み下ろしできない。並べるのにすら一苦労。
修理はできてもベルにすら手が届かないので修理スペースがたくさんいる。
夜勤でレジ扱うのに机に登る必要がある。
会社のほかの面子に事情説明するのが大変。
深夜労働している幼児みてお客さんが滅茶苦茶不審がる。
(いつもの態度のでかいアンちゃんは?といわれても、
「僕今日はおてつだいー」といえば納得してくれるかもしれんが)
まぁデジョンで即帰宅できるのはよさげだ。ヘイストとリジェネもある。
自分にリフレヘイストリジェネかければ耐えられ…ないな。
チャリの積み下ろしができん。
でも、うちのおかんは息子が急激に縮んでも気にしない可能性があるな。
「なんか身体がちっこくなる病気らしい」とかいえば納得しそうだ。
161(リード)さん乙です〜
えろえろデスネw 私の方は、パッとしないまま進んでますw
森の区へと通じる門のミスラガード2人に挨拶し、冒険者証(シグネット)を見せ、入国する。
普段はダウンロードと表示されてた…べき所は、思ったより距離があった。20mはあっただろう。疲れた。
=== エリア:ウィンダス森の区 ===
…などとは残念ながらどこにも表示されなかったが、門を越えると、見慣れた国がそこにあった。
ただし、記憶にある祖国より、遥かにサイズが大きい。2倍近くあるんじゃないだろうか……。
歩いていくと、駆け出しっぽい初期装備の禿ガルカに話しかける、白い服を着たミスラが居る。
禿ガルが外見に見合わない少年の声で「ありがとう!」と言うと、ミスラは満足げに頷き、こちらに歩いて来た。
「おや、「なぜ私がココに居るのか」といった顔をしているな。」
「え…いや…そーいう訳では…」
「この国は我々が治安を維持している。それとも、長は天の塔の中で怠けていろとでも言うのかな?」
「いえ…決してそんな事は…ただ私もああして貰ったので懐かしいな、と…」
「ふふ、冗談だ。よくぞ帰られた。守護戦士長として歓迎する。ゆっくりしていくが良い。」
「あり…がとう…ございます」
昔の憧れ…もといセミ・ラフィーナは、挨拶を済ませると、森の区の門のほうへと歩いていってしまった。
おそらく門の所にあるガードの詰め所に向かう途中だったのだろう。
守護戦士長の姿を見送っていると不意に、背後から近付いて来る者の不穏な気配を感じた。
ギリギリまで接近を待ち、突然振り向く。さぁ誰だ不届き者め!(怪しい格好の者の台詞じゃ無い)
「……あらぁ、やっぱり気付いてたのねぇ。」
手を伸ばせば届きそうな距離だと思った。しかし振り向いてみれば大人のガルカ2人分近くの間があった。
そして、そこに立っていたのは、ウィンダスで、ある博士の次に悪名高き、ナナー・ミーゴ
「そんなに身構えなくても、何も盗ったりしないわよぉ。」
そう言ってはいるが、明らかに目が得物を見る目にしか見えない。金目の物取られそうだ。
「…今は貴女にあげれそうなモノはありませんよ?」
「何も盗らないって言ってるでしょぉ〜、それにわざわざ会いに来たのはあなたに伝える事があるからよぉ。」
「えぇ〜〜〜〜〜」
あからさまに信じていない、不服という顔をする。こうでもしないと気付かないフリをされるだろう…
「なによぉ〜、別にあたしは教えなくてもこれっぽっちも困らないのよぉ〜?」
「貴女〜、最近増えてる別世界から来たとか言ってる冒険者の1人じゃないのぉ?」
「なぜソレを…」
最も言ってはいけない相手の1人に思わず言ってしまい、言った後に気付く。
「あらぁ〜、やっぱりそうだったのねぇ〜♪」
馬鹿(私)が策にかかり嬉しそうにくねくねとしている年m泥棒猫
「…カマかけたな?」
とりあえず恨めしそうに睨んでおく。こんな手に引っかかるなんて……情けなさ過ぎる… orz
「子供でもわかるわよぉ。貴女…いいえ貴方、前に会った時と違いすぎるものぉ〜」
「そりゃどうも…私が男なのはまぁ気にしないで…女装してるけどコレは趣味じゃ無いとだけ言っとく。」
「あらぁ〜、まんざらでも無さそうなのに残念ねぇ」
敢えて言おう、断じて違う。私は女装趣味じゃ無い。…違うハズだ。誰か信じて……
「……で…伝える事っていうのはなんですか…?」
「あなたのお仲間が、石の区辺りに数人居るらしいわよぉ。会ってみたらどうかしらぁ?」
「なッ…!?」
来て早々に似た境遇の者の情報!?…しかし最も信憑性に欠ける相手からの情報か……
ふとナナーの方を見ると…居ない。腰に掛けてあったオークから回収した小銭袋も無くなっている。
……やられた…まんまと曖昧な情報掴まされて情報料持ってかれた……。
その後ナナーの家まで行ったが、親分は留守だと子分x2に追い返された。
今度会ったら捕まえて自国ハウスのクローゼットに収納してやろう。
そう決心しつつ、森の区モグハウス(自宅)へと着いた私は、自室へと入って行った。
いじょ。 セミ様はウィン開始の時、
説明してくれるバリエーションがあるのでソレを適用しました。
ナナ−ミーゴは、シーフAFクエスト等で色々世話になるので、シフとしては顔見知りなのです。
途中「年m泥棒猫」とありますが、年m が何を指すかは…想像に任せますw
881 :
既にその名前は使われています:2006/03/29(水) 02:51:42.42 ID:h5LBg2kP
ミスラと樽は外見上は年とらんからね。ナナと族長様同い年くらいらしいし。
882 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/29(水) 07:12:03.19 ID:IzkUlAkt
オハヨウゴザイマスage
投下乙でございます。
>>853 他からの影響というと・・・モグが持ってたエロ本とか・・・?w
あ。今回チョイ役で出た冒険者二人組は、特に誰ということはありません。
他の方のSSでも出せる素材かとw
デカ羊? むしろ狩りたい! みたいなLVの方々でしょうねぇ・・・。
883 :
854:2006/03/29(水) 09:17:32.41 ID:+3xDZOXh
884 :
既にその名前は使われています:2006/03/29(水) 10:18:58.41 ID:81YHepRn
>>883 上から
インフェブルトルク
ディバイントルク
スパイダートルク
ストンスキントルク
あー・・・もうおもいつかねw
886 :
既にその名前は使われています:2006/03/29(水) 18:23:47.10 ID:81YHepRn
あげてみる
>>464 俺はスターオニオンズが来たなぁ・・・
なつかしい・・・
まとめサイト見た。
161ってエロいだけじゃなくてかっこいいな。
テラスゴス(*´д`*)
888 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/30(木) 00:17:34.18 ID:ZyK2XXqL
定期船には、お世辞にも客室と呼べるものはなかった。
荷を積み込んだ船倉の空きスペースに、ついでに人が乗る、といった印象だ。
実際、乗り込んだ客もまばらで、滑り込みセーフの俺が最後の乗客だった。
自分以外には冒険者もなく、釣り人といった風情の数人がいるだけだった。
昼の便が出港する。マウラ到着予定は、夕方過ぎ頃。
外はいい天気だ。何も問題はない。
船が動き出すと、物言わぬ彼らは釣り道具を手に甲板へ上がっていった。
俺は甲板に出る気にもなれず、薄暗い船倉で腰をおろしていた。
手の中で、リンクパールの入った小袋をもてあそぶ。
さっきの今で、さっそく連絡を入れるのもカッコ悪い、か。
カタッ
俺は何か物音を聞いた気がして、あたりを見回した。
・・・なにも、異常はないようだ。
ゴソゴソ
ネズミ、だろうか?
わっふるわっふる
890 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 00:19:57.99 ID:8wD94wra
わくわく
891 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 00:21:44.17 ID:T7WTWd5J
わっふるわっふる
今日はエロないですw
スイマセンw
わっふるわっふる
ネズミくらい放っておけばいいのだが、俺はとにかくヒマを持て余していた。
船倉は所狭しと荷箱が詰まれ、壁のようになって見通しが悪い。
足を忍ばせ、音のするほうへ近づいた。こういうときに、重苦しい鎧を着ていないのは助かる。
ガタッ、ガタン!
「あっ、わ!」
荷の一部が崩れ、子供が転がり出た。
俺は剣の柄を握っていた。反射的に抜き打ちしそうになって、危うく踏みとどまった。
床にひっくり返った、金髪の少年。
「アルド・・・!?」
「リードさん! ぼくも、ウィンダスに行きたい!」
透き通った瞳で、俺をまっすぐに見つめるアルド。
勘弁してくれ。子供が純真無垢だなんてウソだ。
絶対、出るタイミングを狙っていたな・・・。
「無理だ。密航者は、舳先に吊るしてサメの餌と決まっている」
俺は申し訳なさそうな表情で、静かに言った。
「たとえ俺でも、海の掟には逆らえないんだ・・・」
895 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 01:26:56.89 ID:UqCjk5ki
さめのエサktkr!
「掟を破る者を、海の男は許さない。周りにはサメが泳ぎ、船に逃げ場はない」
俺は天井を見上げて、もうダメだとジェスチャーをしつつ、ちらりと彼を見やった。
腰のベルトに挟んだ愛用(?)のオニオンソード。
ぱんぱんに何かを詰め込んだ帆布のバッグを、たすきがけにしている。
なるほど、冒険・・・か。
「サメのえさ・・・」
「そうだ。海面すれすれにぶら下げて、アルドが頭から食い千切られるのを待つんだ」
怯えた顔で立ち尽くすアルド。もう半泣きだ。
「ぼく・・・ぼく・・・」
「道は二つ。このまま隠れて誰かに見つかって、サメの餌になるか、それとも・・・」
俺は心の中で、五秒数えた。
「船長に正直に話して、マウラまで乗せてもらうか。どっちにする?」
アルドの幼い心の中で、物凄い速さで思いを巡らせているのが、見ていてわかる。
たっぷり時間をかけて、ようやくアルドは声を絞り出した。
「・・・船長さんに・・・、話します・・・」
午後の日差しが照らす操舵室で、船長は舵を取っていた。
ヒゲのコワモテなマッチョ。
思わず俺が逃げたくなった。
今日はこれにて。
しばらくエッチぃことはおきないと思いますw
898 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 08:36:20.24 ID:0dVd/wzo
物語思いつくんだが、暗い。
多分1ワールド辺り100単位でプレイヤーが死ぬ。
で完全独立型(他の作者に絡む話がない)だ。
それでも【いいですか?】
899 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 09:33:47.07 ID:UqCjk5ki
>>898 + +
∧_∧ +
(0゚・∀・)ワクテカテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と_)_) +
朝起きたら、ミスラになっていた
起き上がろうとしても、何故か起き上がれない
諦めて、ずっと寝ていた
しばらくすると体が勝手に動き出した
自分の意思とは関係なく、部屋を出た
まるで操られているかのようだ。。。
901 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 12:19:51.50 ID:UqCjk5ki
魔法は体の中の魔力に意味を持たせること。
WSは物理攻撃のエネルギーを武器に蓄えてそれを利用する方法。
小難しい理論武装に私の脳みそは核熱気味だった。
「・・・ま、使えるし気にしないでいっか♪」
ライセンスの裏面を見ると時間は9時、寝るまでにはまだ時間は結構ある。
「モグタン、遅いけどそろそろ夕飯食べようか。」
「クポポ、もうモグはおなかペコペコだったクポ!今日の晩御飯は何クポ?」
熱心に読んでいた私が貰ってきた魔法パラダイスを本棚に納めるためにパタパタ飛びながら
エロ生物がたずねてくる。
「今日は市場で鶏肉が安かったから・・・鶏肉の塩焼き!」
私は裁縫スキルを生かして作ったエプロンをつけながらこう答える。
裁縫スキルがまさかこんなところで役に立つとは・・・。
今着ているシャツやカーディガン、スカートなんかも金庫の奥に眠っていた
糸や布で作ったものだったり。
「モグは鶏肉大好きクポ〜♪お手伝いするクポ〜。」
「それじゃあキュウリとキャベツ洗っておいてね。」
私は胸の前で両手を近づけて目の前のかまどに小さな炎の意味を持たせたような感じで魔力を解き放つ。
「うん、よくわからなくても何とかなるじゃない。」
私は鼻歌まじりに鶏肉に下味をつけ始めた。
902 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 12:20:26.88 ID:UqCjk5ki
夕飯も食べ終わったところで私はまたベッドに横たわり読書を始めた。
お昼にもらってきた先々週号の魔法パラダイスをぱらぱらとめくる。
「シャントット博士熱愛発覚!ミスラの戦士のえっちな一日、チャママのお手軽クッキング・・・かぁ」
どうみても役に立ちそうな記事はない・・・。先週号にとりかかる。
「生活の役に立つ白魔法黒魔法、峠のタイサイがリフレシュを落とした、冒険者の過激な夜・・・ねぇ」
・・・うわー、ダメダメだクッキングのページくらいしか役に立ちそうにないや。
私はこの雑誌をゴミ箱に投げ込もうとしたところでふとある記事が目に付く。
『バストゥークで新発明!その名も自転車!!』
「自転車ぁ!?」
私はベッドから跳ね起きる。自転車ってことは・・・もしかして・・・
903 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 12:20:50.30 ID:UqCjk5ki
「ヴァナでもサイクリングができる!?やった!」
「サイクリング?それって何クポ?」
私がベッドの脇に置いた先々週号の魔法パラダイスを読んでいたモグタンがこちらを向く。
「えーとね、このバストゥークで発明された自転車ってのに乗って散歩することだよ。」
「なんだか足が疲れそうクポね。チョコボのほうが楽チンクポ。」
うーん、そういわれるとそんな気が・・・。
「それもそうね。たいしたことでもないか。それじゃ、私は水浴びに行ってから寝ようかな。」
「モグも行くクポー。」
魔法パラダイスを机において自分のタオルと私のタオルとかパジャマをもってくるモグタン。
「ありがとう、それじゃ行こうか〜。」
「クポポ〜♪」
私はベッドから降りて水浴びセットを受け取った。
「・・・覗いたらホーリー。」
「ののの、覗いたりしないクポー!!」
それなら何故どもる。また少し不安になりながらも私達は水浴び場へと向かった。
モグタンがいれば夜道も安全かと思ったけれど、
実はモグタンと二人きりが一番危ない事に気がついたのは帰り道での事だった。
904 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 12:21:32.71 ID:UqCjk5ki
以上です。
>>897 :::::::::: :.::. . . Λ_Λ . . . .: ::::::::
:::::::: :.: . . /彡ミ゛ヽ;)ヽ、. ::: : ::
::::::: :.: . . / :::/:: ヽ、ヽ、i . .:: :.: :::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ヽ、_ノ  ̄
905 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 18:50:21.31 ID:UqCjk5ki
落ちないとは思うけど念のためにage
じゃあ僕は保守ちゃん!
907 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 20:34:06.52 ID:K0lcY2EP
wktkしながらアゲェアゲェ
908 :
161 ◆zmxSLEadCU :2006/03/30(木) 20:41:07.92 ID:ZyK2XXqL
>>904 (゜△゜;)
Lead@161はツンエロなので、えちーな展開は
>>1が出てこないとありません・・・よ。
魔法パラダイス【興味があります】
詳しい理屈はわからないが、この定期船は動力を内蔵した機船だ。
甲板から階段で上がった操舵室から、運行を一括制御できるようになっているらしい。
天気は上々。
操舵室は、すばらしく見晴らしがいい。右手を見れば遥か大海原が広がり、左手には陸地が流れる。
「ごめんなさい・・・」
そんな風景を見る余裕もない少年が一人、怯えて立っているわけで。
熊のような大男の船長は、鋭い目つきでアルドを睨みつけている。
腕組みのままムッツリ黙って、小さな密航者の言葉を聞いていた。
もし直接的な行動に出るようなら、俺はさすがに止めるつもりでいた。
「・・・今回だけだ」
長い沈黙の後、船長が口を開いた。
「だが、マウラからの戻り便に乗せて帰る。説教は、帰ってからマチルドにしてもらうんだな」
複雑な表情をしながら、アルドは頭を下げた。
「ありがとう・・・ございます」
さすがに虐めすぎたかな?
俺はしゅんとしているアルドの髪をくしゃ、っと撫でてやった。
「天気もいいし、釣りでもしよう。やったことないんだ、教えてくれよ」
「うん!」
ニッ、とアルドが笑う。
やっぱりウソ泣きだったか。なかなかやるな・・・。
俺は苦笑しながら、小走りで甲板に降りていくアルドを見送った。
「密航者をサメの餌にするなんざ、初めて聞いたぞ?」
「ヒマだったんだ」 俺もニッ、と笑ってみた。「船長には一つ借りができたな」
「俺はタブナジアにあった港町の生まれでな」
船長が、遠くの風景を眺めるように目を細めた。
タブナジア候国は、20年前の大戦で滅んだ国だ。
その大部分は海中に没したといわれている、隔絶の地。
「アルドんとこのジイさんは、俺の命の恩人だ」
まぁそういうことだ、と船長はひとりごちると、視線を前へ戻した。
「俺は故郷に帰るのが夢だった。人生ってのは、うまくいかねぇもんだな」
返す言葉が、なかった。
今日はこんな感じで。
912 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 22:00:40.78 ID:UqCjk5ki
913 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 22:21:58.39 ID:sZwWb81H
161巧いね
読ませる文章に関心
「・・・っ!」
アルドが小さく悲鳴をあげた。
「ダメ・・・っ・・・あっ」
逃げようとして左右に暴れるのを、俺は無理矢理、力でねじ伏せようとした。
緊張と興奮で、手に汗をかいている。
「おとなしくするなら、乱暴にはしない」
そう言いつつも、俺の腕にはさらに力がこもった。
「そんな・・・言ってるコトとちが・・・っ! あ・・・ダメ・・・ダメだよ・・・っ!」
バキン!
釣り竿が折れた。これで2本目だ。
とられた釣り餌は、軽く3ダースを超える。
「やっぱり、俺には無理だ」
俺は深いため息をついた。リアルでも船釣りなんて経験はない。
「力じゃなくて、タイミングだよ。竿の動きを、魚に合わせるの」
なかなか、師匠は厳しい。
アルドの足元に置いた桶には、もう何匹も魚が泳いでいた。俺のほうは、言うまでもない。
「最初からでっかい一本釣りの竿だもん。初心者用の竿、選んであげる」
あぁ・・・金が飛んでいく・・・。
こうですか? わかりません!
とか言ってみたりw
レスありがとうです。皆様の投下を期待しつつ、自分は今夜の投下これで終了です。
916 :
既にその名前は使われています:2006/03/30(木) 22:30:29.84 ID:qNbFBK/r
レダス「ああぁ…あ…ん……ああああぁぁぁぁぁ…」
レダスは放尿感から声を漏らしながら腰を抜かし、その場でしゃがみ込んでしまう。
やがてズボンに大きな染みを作り、床に黄色い水溜りを広がらせていく。
それは、誰が見てもレダスの放った尿に他ならなかった。
レダスの勢いの激しい放尿は長く、そして多量だった。
恐れていた悪夢のような出来事が、今や紛れもない現実となってしまったのである……。
917 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:09:05.58 ID:UqCjk5ki
>>914 く・・・くそう・・・だまされたwwwwwwwwwwww
今から投下します
918 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:09:52.21 ID:UqCjk5ki
「むぅ・・・んぬ〜・・・」
意味不明なうめき声をあげて私はベッドの中で一度大きく伸びをする。
「・・・んみゅぅ・・・。」
朝弱いのはリアルの私と変わらない・・・。でも、起きなくちゃ・・・。
私はまだボーっとする頭のままベッドから這い出した。
ペタッと冷たい石の床に足をおろすと足の裏から一気に体温が奪われる。
私は思わず小さな悲鳴をもらし、また足を引っ込めた。
「スリッパスリッパっと・・・」
寝ぼけまなこできょろきょろと足元にあるはずのスリッパを探す。
「はいクポ。」
ベッドの反対側にあったらしいスリッパを手にモグタンが私の前へと飛んでくる。
モグタンは家事もできるし気も利くし、ホントいい子だ・・・。
同居しているモグがモグタンで本当によかった。スケベだけど。
「ありがとぉ〜」
私はモグタンが持ってきたスリッパを受け取ってクローゼットへと着替えを取りに行った。
919 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:11:02.43 ID:UqCjk5ki
あ゛ー・・・やっぱりまだねむい・・・。
「朝のご主人様は面白いクポ〜」
「・・・朝弱いんだから仕方ないでしょう。」
からかうモグタンを適当にあしらいながら今日の予定を思い出してゆく。
えーと、まず石の区で称号を変え、お昼過ぎに耳の院で実戦訓練を受ける。
実戦訓練かぁ・・・。あんまり痛いのとかえぐいのは嫌だけど、
そういうのに慣れるためだし我慢しなくちゃなぁ。
そんなことを考えながらとりあえずは私服に着替えた。
今日は桜の花びらの模様の白い半そでのワンピースあたりにしようかな。
あ、せっかくあるんだからスカーレットリボンで髪結ぼうかな。
でもコサージュと色があわないかなぁ。
そんなことを考えながら着替えるついでにエプロンも引っ張り出す。
「モグタン、今日の朝はパンと卵焼きね〜。」
そういってクルッと振り返って初めて気がついた。
さっきから生着替えをいやらしい目で楽しんでいるエロ生物に・・・
920 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:11:32.81 ID:UqCjk5ki
『ストーンチーズ。石のように硬いチーズ。』
さっきからガリッガリッという音がやかましい。やや不機嫌になりながら私は最後の卵焼きにぱくついた。
私の正面ではさっきからエロ生物が前歯を立ててリスのように必死にストーンチーズと格闘していた。
ざまーみろ。
「ごちそーさまっ!」
そういって一気にカップに少しだけのこっていた紅茶を飲み干す。
「エロ生物、私が帰ってくるまでに食器全部洗っておいてね!あ、洗濯とアイロンがけも。」
「クポポォ・・・おなかがすいてそんな元気ないクポ・・・」
左ほほに鮮やかな赤色の手のあとをつけたモグタンが泣きそうな声で訴える。
実際泣いているのかもしれない。
私はエロ生物を見つめながら黙ってすっと右手を振り上げた。
「ス、ストーンチーズでお腹いっぱい元気いっぱいクポポポポ〜!!」
ガリガリガリガリ必死にチーズをかじり始めるモグタン。こうみるとモーグリは獣人ではなくて、
げっ歯類なのではないのかと思えてくる。
921 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:11:44.77 ID:UqCjk5ki
私は流しへ自分の食器を運び終えたので、出かける準備を始めた。
「それじゃ、私はお昼ごろまで出かけるからお留守番と家事よろしく〜。」
「わかったクポォ・・・」
しゅんとするモグタン。悔しいけどやっぱりかわいい・・・。でも・・・
「それじゃ、ちゃーんと残さずに食べるんだよ〜。あ・さ・ご・は・ん♪」
でも、私の生着替えは高くつくんだからね!・・・何よりもモグタンいじめると面白いし。
私は捨て猫のように切なげにこちらを見つめているモグタンに
イジワルそうにニヤッと笑ってからモグハウスを後にした。
922 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/30(木) 23:13:01.31 ID:UqCjk5ki
今日は以上です。
どうしてSSはどんどんかけるのにエントリーシートはいまだに全然かけないのだろう・・・
>>922 乙であります。だまされましたね【/grin】
エントリーシート?
>>923 就職を希望する時に自分についてや、企業に入ってから何をしたいかとかを
書く紙ですよん
>>924 なるほど。それはムズかしい・・・。
職業:白/黒、特技:平手打ち、なぁんて間違って書いちゃわないようにw
モグハウスに入る前に、ガードにレンタルハウス登録解除を頼んでおく。
コレを忘れると、ただのハウスになり、ジョブチェンジはともかく、何故かポストを開けたり出来なくなる。
部屋に向かう途中、石壁一面に怪しげなビラ…被験者募集広告が張ってあるのを…見てない事にする。
脳裏に口の院での記憶が浮かぶ……シャントット博士の所に行くのは最後にしよう。
4つの区画に分かれて存在するモグハウスだが、実の所、1つの場所にあったりする。
区画分けはされているが…各角部屋(物置)の壁が壊れており、半分物置、半分通路として使われている。
一応は物置といえど部屋なので、誰かに教えて貰わなければ、知る事は稀だろう。
で、この物置の隣が私の固定部屋のハズ…だが…鍵が合わない。シーフツールで鍵を開け中に入る。
………あれ?こんな家具あったっけ? ………ヤベ!ここ他人の部屋かッ!
幸い部屋主は他国で部屋を借りているらしく誰も居なかった、シーフツールで鍵を閉め直しておく。
…ジュノのガードしてる人から何が違法で何がグレーか聞いた所、人間相手の犯罪はやはり普通に犯罪
獣人相手の場合はグレーになるのだそうだ。獣人の殺傷は、バスとサンドでは推奨行為らしい。
ウィンダスは、外交を行って協定を結んで居る事になっているので、表向きは殺すなという事だそうだ。
今度は自分の部屋へ来れた様だ。正規の鍵で扉を開け中に入る。上からの視点で見慣れた部屋。
そこに今私は主観視点固定で立っている。中に。そして目の前には頭に包帯を巻いた白い有機ぶt…モグ。
タルタル風見…だったか?まぁ、布の仕切りだ。その仕切りでモグの居る中央と周りを分け、
部屋の奥に半個室を造り、そこにベッドや洋服ダンスなどの家具がある。
入り口側には、少し前まで自分の寝床だった寝ワラが、今はモグ用として山積みになっている。
部屋の何箇所かに、さも生活していて突然時が止められたかの様に動かない、人影がある。
本棚を前に考える様なポーズをとっていたり、扉の横で威嚇するようなポーズをとっていたりするマネキン。
今こうして見ると、出来が良いだけに凄い不気味だ。夜動きそうで怖い。小心者の私に耐えられるのか…?
そろそろ無視しようにも一通り見てしまい、背後からの哀愁を漂わせる視線が痛くなってきた。
「非道いクポ…あんまりだクポ…ジュノから急いで帰って来たのに無視するなんて非道すぎるクポ!」
「五月蝿い謎の細目獣人!その触覚の先のサルタオレンジ絞ってジュースにして飲ませるぞ!」
「クプ……」
ショックだったのか諦めたのか、寝ワラに入り込み静かになるモグ。解け掛けた包帯が少しはみ出ている。
少しだけ言い過ぎた気がするので、妖精リンゴを寝ワラの前に置いておく。
ポストを見る、特に何も届いてはいない。家具をあさる、PCだった頃使わないけど棄てれなかった物ばかり。
どこかの部屋から「サイクリング」とか聞こえたが、恐らくWSの「サイクロン」だろう。ヴァナに自転車は無い。
外は月明かりで薄暗く、夜風が冷たい。そろそろ寝るとする。眠く無いが、半ば無理矢理就寝した。
現在書けた文は以上です。
パソコンの音の部分のコードがイカレて無音PCになった464ですコンバンワ
>161さん
私は騙されませんよ!騙されてません!最初から解ってたんですからね!
もしヴァナで会ったら掘…じゃない、オサイフ落とさないように気をつけてくださいねw
>19さん
エンプティーシードだかエントリーシートだかが履歴書の事なら、
案外近い年代かもしれませんねw 私もソレ書くの苦戦してます。字が汚いから尚更ね… ( -_-)
他の方の作品にあわせて、矛盾が出にくいように書いていきたいです。
あと、次回辺りから サン464◆〜 としてみるかもしれません。
929 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 03:18:29.59 ID:rC48gp3b
何処の国の諜報員もまだ把握しきれていない軍事機密(?)を
あっさり報道するゴシップ誌。週間魔法パラダイス。侮りがたし!!ww
まぁ
>>100が
>>1載せて超スピードで野を越え山を越え砂漠を突き抜けていっているからなぁw
一応、
>>69の冒険では自転車を見たものの報告書から
今回の悪役さんの議員さんが実物を作ろうとしている段階という扱いです。
議員さんは国に秘密で独自に秘密兵器扱いでつくってても、バスは既に完成に向かって着手してるかもね。
他にも
>>100氏の模造刀がズタボロになっているらしいので、
変なものを持っていたエルヴァーンの娘の持ち物の欠片として持ち帰られ、
カーディアンの新装甲の技術に転用されたり、
低ランクで交換できてしかもAFレベル以上になっても使える
超高性能な金属鎧がサンドリア戦績品に追加されたり、
弾道が極めて安定している新型銃がバストゥークで開発されたりしてるようです。
930 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/31(金) 10:13:48.80 ID:aS8O96gT
>>928 白い毛皮に包帯・・・。そろそろ「モグが死んでも、かわりがいるクポ。」とかいいだしたりw
モグに逆襲されないように気をつけて・・・ww
>>929 あわわ・・・週刊魔法パラダイスの記事はあくまでゴシップということにしてください・・・。
931 :
初投書 898:2006/03/31(金) 11:00:58.19 ID:wC6J52Zp
朝起きたらいつも通りの自分の部屋…。
その当たり前が始めて崩れた瞬間だった。
訳が判らなかった。どこだ、ここ?いや、この部屋俺は知ってる。
「モグハウス?」そう、FF11のあのモグハウスだ。
呆然としてる俺にパタパタと羽ばたいてるモーグリが近づいてきた。
「おはようクポ〜、ご主人様〜。ポストに何か届いてるクポよ〜。」
黙れ、小動物。ご主人様が混乱してるのがわからないのか?
と、とりあえず落ち着こう。モーグリにオレンジジュースを出させ、一息付く。
…落ち着かねぇ…。
そりゃそうだ。俺のキャラはタルタル。ゆうに3分の1は縮んだはず。落ち着くはずがない。
慣れない体に四苦八苦しながらベッドから降り辺りを見回す。確かにモグハウスだ。
耳の院のガキから貰った筆記用具や競売で買ったチェスト、
タルタルスツールに水がめも俺が設置したように並んでいる。
なんでこうなった?確か仕事で帰ってFF11を少しやって寝たんだ。
いつもと同じだ。まったく同じだ。じゃあなぜこうなる?
ますます混乱する頭を振る。心なしか振りの勢いがいい。
「どうしよう…。」とりあえず外にでよう。まずはそれから。
932 :
初投稿 898:2006/03/31(金) 11:04:34.43 ID:wC6J52Zp
〜ウィンダス 森の区〜
「なるほど、モグハウス出るとああなってたんだ…。」一人納得しながら階段を下りる。
階段を下りきると、確かに森の区が広がっていた。辺りを見回し、「うわぁ…。」
普通にゲームしてる時は気にもしなかった寝バザの裸が眩しい。
(あれをじっと見てた俺って変態じゃん…。)少し鬱になる。と、
「希望ないところすいませんが、PTいかがですか?こちら暗白狩です 狩場はアルテパの予定です」
突然頭の中から女の声が響いた。「うおおおっ????!!!!」おもわず両手を上に上げる。
「え?なに?何ですか?よく聞いてませんでした。もう一回お願いします。」
「PTいかがですか?こちら暗白狩です 狩場はアルテパの予定です」
PT? レベル上げか。是非参加したいところだが今はこの状況だ。
「すいません、今立て込んでるのでPT参加できないんです。今度また。」
「寝落ちしてますか? PTいかがですか?こちら暗白狩です 狩場はアルテパの予定です」
? 日本人でもしつこい奴いるもんだ。「いや、あのね…。」
……違う。こっちの声が届いてない。相手はおそらく俺にtellを使ってる。
俺はいまsayで話してるんだ。届く訳がない。
933 :
初投稿 898:2006/03/31(金) 11:04:59.53 ID:wC6J52Zp
その証拠に複数の視線を感じる。体全体、なにも見逃さないようにじっとりとした視線が。
「……ミス。」
真っ白になった頭でなんとかこの場を取り繕う台詞を搾り出した。
「返事がないようなのでまたの機会によろしく」
丁寧にtellしてくれる人にどうやってtellを返すか、それを思案する余裕もないまま、
俺はモグハウスに逃げ帰った。いま現在もっとも安心できる場所(ところ)へ。
934 :
初投稿 898:2006/03/31(金) 11:10:44.27 ID:wC6J52Zp
〜モグハウス〜
「こんちわ〜。」「リンクシェル間違って捨ててしまった。またくれ〜。」
「ひゃっほ〜い。」相手の名前を思い浮かべsayを繰り返す。延々届かないtellを。「ダメだ。返事がない…。」
スツールにドサッと腰掛ける。まず間違いない。今の俺はsayとshoutしか使えない。
なんてこった…これじゃまるでリアルと同じだ。いや当たり前か。
…うん?待てよ、他にできないことあるんじゃないか?
ヴァナで普通にやってきたことができない。そんなことがまだ他にも。自力で検証するしかないな。
できないこと
会話コマンドが使用できない(sayとshout以外)
サーチができない
プレイヤーの名前を知ることが出来ない
プレイヤーをじっと見てもレベル、称号、装備アイテムは解らない。
(anon on,off関わらず)
バザーコメントを見れない
「…なるほどな。」限りなく現実に近い。普通に生活してればなんとか…。
「…できるかぁぁぁっ!!!!!」床をバァンッと叩く。ここはゲームだ。
リアルと同じ感覚で暮らすと廃人そのものじゃないか。…ひとりだ…。孤独が俺の周り暗く包む。
視線を感じ、ふと右後ろのモーグリのほうに目を向ける。独り言延々言ってりゃそりゃ気になるか。
935 :
初投稿 898:2006/03/31(金) 11:13:47.00 ID:wC6J52Zp
まっすぐに俺を見てる。でも、外で感じた粘着した視線ではなく柔らかな眼差しだった。
「…えっと、ご主人様?」モーグリが話かけてきた。たまに発音する「クポ」の声で。
「何?」何故か細いモーグリの目が開き瞳が輝いた。
「ご主人様?」「だから何?」
「ご主人?」「なんだよ?」モーグリのほうに体を向ける。
「ご主人、ご主人、ご主人様〜〜〜〜〜!!!!」「うるせぇ!!何なんだよ!!用事があるなら…」
ずいっと顔を俺に近づける。「うっ…」瞳がさっきより輝いてる。
「ボクの声が聞こえるクポね!?今ボクの声に答えたクポね!?」両手を祈るように組みながら俺に叫ぶ。
「あ?聞こえて当然だろ。てかさ急にな…」
「ヤッタークポ!!ヤッタークポォッ!!」お馴染みクルクルダンスを突然踊りだすモーグリ。
「ご主人と話ができたクポッ!!やっと通じたクポォッ!!」「へ?」?え?どゆこと?
そう、この瞬間ヴァナディール史上初めて冒険者とモーグリの会話が成立した。
そして後に、この時の会話がこのあとのクリスタル戦争以上の大規模な被害をもたらした
ある事柄において重要な意味を持つようになる。
踊るモーグリ、真の名をフリート・カコックというそのモーグリの姿を
呆けて見てる俺にそれを知る術はまだなかった。
冒険が、始まる。
936 :
初投稿 898:2006/03/31(金) 11:17:47.42 ID:wC6J52Zp
一応こんなもので…。
明日また追加します。
改行の最大数がワカランカッタ…
937 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 11:21:04.49 ID:aS8O96gT
>>936 乙です。
なんだか壮大な雰囲気が・・・
ワクテカしながら続きを楽しみにしています
938 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 13:37:02.72 ID:RtWqcAD9
というか週刊魔法パラダイスって魔法人形のことじゃなかった?あれ?
939 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 13:37:34.33 ID:aS8O96gT
>>938 あれは魔法パラダイスの情報がはいった魔法人形じゃなかったっけ?
940 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 13:49:10.96 ID:RtWqcAD9
ああ、そうなのか。
クエやったのが大分前なんで記憶がぐちゃぐちゃw
941 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 14:05:13.99 ID:aS8O96gT
>>940 俺ももう記憶ぐちゃぐちゃだから自信ないけどそうだったはず・・・たぶん
942 :
既にその名前は使われています:2006/03/31(金) 18:01:25.48 ID:aS8O96gT
ほすあげ
943 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/31(金) 21:34:46.98 ID:aS8O96gT
石の区の吟遊詩人はあっさりと見つかった。楽しげに笛を吹きながら誰かを称える歌を歌うという、
一般人にはとても出来ない荒業をやってのけている彼にさっさと物騒ではない称号に変えてもらった。
『編集長の刺客』ちょっと刺客って言葉がかっこいいと思っただけで選んだのだったり。
思ったより称号を変えるのに時間がかからなかったので
私はお昼までの間に競売でいろいろな糸を買って布にして売って生活費の足しにしたり、
早めに居住区にある市場で今日の昼ご飯や晩ご飯の材料を買ったりした。
「ひき肉が安いな。ハンバーグにでもしようかなぁ。」
冒険者というよりは軽く主婦はいっていたり・・・。
ま、まぁいいか・・・。
買い物も終わったしモグハウスへと向かう途中、ふとバザーを見るとタルタル屏風が目に入った。
(これを目隠しにすれば着替えるたびにエロ生物を追い出さないですむかな?)
ちょっと高さをチェックさせてもらう。丁度私の目と同じくらいの高さだ。ていうことは・・・
エロ生物の動きを監視したまま着替えられるっ!お値段もお手ごろだし買おうっと!
稼いだばかりのお金の一部をバザーしているエルヴァーンのおじいさんに手渡して
から折りたたんだ屏風を背負う。
私はよい買い物ができたので、ウキウキした気分でモグハへと向かった。
ただ案の定、屏風の重さのために途中ですっかりばてたのは秘密だ。
944 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/31(金) 21:35:09.05 ID:aS8O96gT
「ただいま〜。」
玄関を開けて買い物袋を床に置く。
「お、お帰りクポ〜。」
少し慌てた様子のモグタンの声。ストーンチーズでも処理していたのだろうか・・・。
まぁ、そんなことを気にしていても仕方がない。とりあえずモグタンにも手伝ってもらって
屏風をクローゼットの近くに設置する。うん、いい感じだ。
屏風の設置も終わったので一息つこうとお昼ごはんとお茶の用意をはじめる。
今日のお昼はボスティン菜とマウラのニンニクと野うさぎの肉のスパゲッティにしよう。
あとは何かスープかなぁ。何のスープにしよう・・・
ふと、ヴァナで一番困るのは味噌がないことかもしれないと思った。汁物は味噌汁が一番なのに・・・。
ボスティン菜をゆでながら野ウサギの肉を切り分けていると
モグタンが少し困り顔でキッチンへと飛んできた。
「ご主人様、今この部屋の重大の欠陥に気がついたクポ・・・。」
「重大な欠陥?」
え?ヴァナでも手抜き工事がはやってるの?少し不安になってくる。
「な、何?柱でも腐ってた?それとも風水的によくないの?」
ごくりとつばを飲み込む私・・・。モグタンが重い口を開く・・・。
「これだとモグがご主人様の着替えを楽しめないクポ。」
包丁はさすがに危ない。そう思った私は包丁を置いて、
代わりに手近にあったフライパンでエロ生物の横っ面をひっぱたいた。
945 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/31(金) 21:36:26.68 ID:aS8O96gT
以上です。最近あまり筆が進まなく・・・w
SS書く人がどんどん増えてきて嬉しい限りです
946 :
19 ◆/GKRtxSDWQ :2006/03/31(金) 22:23:35.03 ID:aS8O96gT
>>938 Naiko-Paneiko:うちの「週刊魔法パラダイス」を
本かなにかだと思ってたのか?
Naiko-Paneiko:我々を、甘くみちゃ困るね。
なんていったって、「週刊魔法パラダイス」は
時代の最先端を突っ走っている存在なんだからね。
ごめんなさい。本ではありませんでしたorz
947 :
まとめの中:2006/03/31(金) 22:53:48.07 ID:liDOnkPG
pc復活だったりします。
(できたら)明日まとめて更新!更新!・・・できるかなぁw
>19さん
お疲れ様ですw
魔法パラダイス・・・えっ・・・w 本じゃなかったとはw
自キャラの(仮)名前をコテに入れて定着を図ってみる事にしてみました。
私のIDをBLしてる方はお手数ですがこちらも登録しておいて下さい。
>なんていったって「週刊魔法パラダイス」は
>時代の最先端を突っ走っている存在なんだからね。
魔法人形は記録する媒体の1つで、見る側が何を介して見るのかは不明です。
「週刊魔法パラダイス」(の調査記録)を本かなにかだと ともとれるので、
もし配布発行物が本という形態でもそんなに問題無い気もしますw
「おい。起きろ。朝。」
聞きなれた声が聴こえる…誰だ…?
「おい。いいかげん起きろこの夜更かし野郎!」
蹴撃を受けベッドから転がり落ちる俺。気だるいが仕方なく起きる。
ここは…見慣れた自分の部屋だ。朝飯を持ったHNM:God Motherが足元に転がる俺を睨みつけて居る。
目が合った。 God Motherは計り知れない強さです。 脳内に敵を調べた時のログが出た気がする。
FF11に毒されすぎだなw俺w
「起きたな。んじゃコレさっさと喰って、私仕事で行けない用事済ませておいてよ。」
そう言い朝食を押し付け、去っていくGod Mother。いつもの事だ。
しかし何か違和感を感じる。FF11…ヴァナ…そういやどこで何してログアウトしたっけかな…。
PS2の電源を入れ、いつもの体勢になり慣れた手付きでパスワードをカカッと入力し、POLに入る。
いつものようにショートカットアイコンからFF11を選択し、規約をろくに読まずに承諾、FF11のタイトルへ。
キャラクター選択画面に入って、メインの自キャラを選択す……あれ?
自キャラがいない。いや、そんなハズはない。ていうかキャラクタ−選択画面じゃない?
ふと気付くとコンシュタット高地のようなキャラ選択画面の草原に立っている自分。
「ぁ〜なんで俺バスの官僚のハズなのにサンドなんて国で倉庫番なんてしてるんだろ…」
水着+Lv1錆び装備一式のアパッチヒュームが胡坐をかき愚痴をこぼしながら煙草を吸っている。
「あら、わたくし嫌煙者でしてよ?その煙が少しでもわたくしの呼吸の邪魔をしたらブチキレますわよ?」
ウィンで一番恐ろしい暴君に似せたタルタルがアパッチを睨んでいる。
「にゃーハ過去〜♪」 「にャ〜はちョっと過去ー♪」
あるミスラ(自キャラではない)の過去と脳内で考えてた猫x2が謎の歌を歌いながら互いに盗みあっている。
「メインが居ない。」(本当に?) 「見当たらない。」(見えてないだけじゃないのかい?)
「お前は誰だ。」(あんたは誰だ?) 「俺は俺だ。」(私は私だ。) 「ここはどこだ。」(ここは世界だ。)
「俺は何をしようとしていた。」(それはお前しか知らない。) 「俺は何をした。」(この世界の一端を創った。)
頭の中に響く声と会話…になるのか?会話をしていると、ふと視線に気付く。
「何やってんだ?クライアント」「あまり馬鹿なことしてるとわたくしブチキレますわよ?」
「にゃーニしテるノ〜?」「にャ〜にシてタのぉ〜?」
いつのまにか倉庫キャラに囲まれている。
「私は…何を…?」
「世界救ったり国を救ったりを押し付けられながら便利屋。」
「なんのために…?」
「そんなことわたくし達は知りません。ご自分で思い出しなさい。」
「なぜここに…?」
「自分デのゾんデキタんじゃナイの?」「己ノ意思デ来たンじャなイノ?」
「私は……」
「「「「あんたはサン、俺(わたくし)(うち)のクライアント(雇い主)(ほゴしゃー)」」」」
突然目の前に巨大な鏡が現れ、無意識に自分の姿を見る。
「―――ッ!?」
視界に映る鏡の中に居る自分の姿こそ、ゲーム中で最も見慣れた自分自身の姿だった。
「―――ッ―ハッ!!」
勢い良く起き上がり、いや、跳び上がり。勢い余ってベッドから正面の石床に空中で一回転して頭から墜ちる。
―――ゴツッ
鈍い音と共に頭の中でスカルブレイカーのような星がチカチカと瞬き、視界が擬似的な★で埋め尽くされる。
頭が割れるように痛いが、暑い。やたら暑い。密室で運動したかのように暑い。
無意識に崩れた髪型を左右に分けようとした手が顔に触れる。濡れている…いや、汗をかいている。
脂汗とかいう汗、べっとりとして胸糞の悪いその汗で全身がグショグショになっている。
「う"あ"ぁ……」
思わずよくわからない声を出し、途方に暮れる。どうしたものか。
とりあえず顔を洗うか身体を洗いたい…左右を見渡すと、右側に水場があり、水が延々流れでている。
あそこで顔洗うか…朦朧としたままフラフラと水辺に歩き、顔を洗う。適度に冷たくて気持ち好い。
顔はサッパリとしたが頭全体が脂汗でイヤな感じがする。水に頭を突っ込み、少しして水から出る。
――ザバッバシャポチャパシャポチュポツポツポツ…ポツポツ…ポツポツ……
髪から滴り落ちる水が心地よい音を出しながら水場へと帰っていく。
目を開け、何の気無しに水辺を視る。 自分の顔が自キャラだった。ソレはまぁ驚かなかった。…が。
―――なッ!? 水場の水が…モグハウスの水が真っ赤に染まっていた。
以上デス。
なんか自分でもどういう方向に行こうとしてるのかワカンナクナッテキマシタ。
もしかしたら途中で誰かの方に関わった挙句死ぬ気がシテキマシタ。ドウシヨウ。
954 :
既にその名前は使われています:
自分もネタはあるんだけどね〜
癖というか、やたらと描写が細かくなっちゃうだよね
それでもよければ書きますw