ネ実創価学会2

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(2)餓鬼界

餓鬼界は、欲望が満たされずに苦しむ境涯です。
とどまるところを知らない激しい欲望の火に身も心も焼かれていく心の状態を餓鬼界と表現します。
飢えて子までを食べるかのような貪り。すなわち限りない欲望に振り回され、
そのために心が自由にならず、苦しみを感じる心の状態です。
欲望そのものには善悪の両面があります。人間は食欲などがなければ
生きることができないのも事実です。また、欲が人を向上させる力になることもあります。
しかし、欲望を創造に使えず、欲望の奴隷となって苦しむ状態があります。
それを餓鬼界といいます。