【思い出】本日のFF日記【残そう】

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697既にその名前は使われています
少々長めなのですが、失礼いたします。

【前編】
それはシャグナーOutpost近くでのことだった。
合流する他メンバーを待って、我々(戦士22黒23白21)は
のんびりと甲虫など狩っていた。
一戦闘が終わり、白の私がヒールしている際のことだ。
段差の上のソロ戦士がオークと闘っていることに気づいた。しかも勝負はやや不利。
そのうえすぐそばに新たなオークpop。
「上の人あぶない」
パーティに発言してすぐさまケアルII×2をした。すると新たにpopしたオークが
こちらに向かって来るではないか。だがそこは気心知れた仲間。戦士がすかさず
挑発してくれる。
698既にその名前は使われています:02/08/18 13:53 ID:ajr1uqdn
【中編1】
余裕の戦いになるはずだった。
そこにあらたにもう二匹のオークがこなければ!!!
なぜっ!? どこから来たんだ!! と思う間もなくうちの戦士に絡みはじめるオーク。
三匹に囲まれてみるみる削れていく戦士のHP。
「やばい」と呟く戦士が「逃げろ」に変わるのにそう時間はかからなかった。
既にうちの黒も私もさんざん殴られ、しかも二人ともMPが底をついていた。
ダメか、と数歩逃げ、思い直して戻った私は、戦士の側で祝福を使ってから再逃走。
そしてパーティ離脱。案の定、二匹ほどが追ってくる。

699既にその名前は使われています:02/08/18 13:58 ID:ajr1uqdn
【中編2】
ガシガシと削られてゆく我がHP。(途中一匹を戦士が剥がしてくれた。と、聞いた)
ここでようやくヘルプメッセージを打つことを思いつく。場所指定の<pos>システム。
それだけはありがとう■と思いつつ叫ぶ。「助けてーー!!」と。
そしてOutpostに近づくと…………。
なんとその前には、合流しようと来てくれたメンバー二人が!!
助かった……と安堵の思い。
二人以外にも「ヘルプ」を聞いて駆けつけてくれた他パーティやソロの方々5〜6名が、
ぞくぞくと参戦してくる。その場はケアルや黒魔法や闘いのログで埋め尽くされた。
嬉しかった……。
700既にその名前は使われています:02/08/18 14:04 ID:ajr1uqdn
【後編1】
私はoutpostですばやく回復し、仲間を捜してケアルを連発。
その際うちの口の悪い戦士に、
「逃げろっていってんだろ!」とか言われるが、無視。気にしない。
助けを呼んでるうちのタルタル黒も見つけてケアル・ケアル。
合流前だった仲間も見つけてケアル。殴られながらケアル。
我ながらいい仕事をしていると思っていると、私にも誰かがケアル、だ。
いい奴らが多すぎる。正直感動した。

701既にその名前は使われています:02/08/18 14:08 ID:ajr1uqdn
【後編2】

ここまで来たらもう形勢逆転だ。阿鼻叫喚の図となったのは獣人オークたちだ。
頼もしいエル・ヒュム・ガルカ・タルタル・ミスラ【連合】の仲間たちの活躍で、
ついに奴らは滅び去った……。
その場には、先ほどとはうって変わった感謝とねぎらいのメッセージが流れていく。
「ありがとうございます」「いえいえ」「すごかったね」「感謝します」「こちらこそ」
emにも賛美、おじき、敬礼がつづく。
そして他パーティの心美しき白魔導士が言う。
「誰も死なずによかったですね」
一瞬、私は言葉につまった。
「そうですね」と答えて話を変える。いや、思ったことを素直に述べる。
「まるで獣人vs連合でしたね。OPのような」
するとうちの黒さんも続ける。
「OPでは負けちゃったけど、私たちは勝ったね」と。
702既にその名前は使われています:02/08/18 14:18 ID:ajr1uqdn
【完結編】
そのとき私の心に飛来した想いは、なんと言えばいいのだろうか。
TVの前の私は消え去り、まさにヴァナ・デールにいる自分だけが存在した。
獣人たちと攻防を繰り広げる冒険者の自分がいることを実感した。
やがて他のパーティの方々は立ち去り、既知の仲間だけが残る。
改めてパーティを組み直し、我々はあらたな冒険へと出発した……。

…………。
そう、あの美しい雰囲気の中、私は言えなかったのだ。
中編2と後編1の間に実は死んでいたなどと……。
ただ、HPをその場のoutpostに設定していたため、一瞬で戻れてMP満タンで回復に従事
できたのだ。でもって、この方法はヒールの時間ロスもなく便利だなと思ったことも、
秘密だろうな……。
以上。乱文をお許し下さい。(小間切れもごめん)