199 :
AN ◆xbAEeFXwes :
****************************
「世界史OFF」のお知らせです
****************************
【開催日】5月4日(月・祝)
【時間】午後1時
【場所】ジュンク堂書店大阪本店(堂島アバンザ)
堂島地下センターC72出口
(地図)
http://www.junkudo.co.jp/osaka.htm 1階四ツ橋筋側入り口から入って「新星堂」とエスカレーターの前
(店内見取り図)
http://www.junkudo.co.jp/oosakahonntenfloorguide.htm 【持ってくるもの】
世界史関連の本、グッズなど。(自己紹介&近況報告用)
専門書から同人誌、ネタもの、おみやげ類などなんでも可。
一見「世界史」に見えないものを強引に結びつけて説明する、というのもアリ
●参加を希望する人は、だいたいの参加確認のためできるだけ「持ってくるもの」を書いて
参加表明をしてください。当日飛び入りもOKです。
世界史初心者、初参加でもお気軽にどうぞ。
私は「アメリカの時代」展の図録を持って行きます。
かなり前の展覧会ですが、モダニズムの時代の布教でもしようかと。
初参加の人がいたら手に持ってますので目印にしてください。
200 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/04/29(水) 23:41:31 ID:67y/BBZn
日付変更、ありがとうございます。
僕は、以前ヤフオクで入手した玉壁・玉蝉・銅鏡・勾玉を持って行きます。
古本市で仕入れた明治時代の世界地理教科書も。
201 :
188:2009/05/03(日) 14:32:50 ID:STmYbdOA
遅くなりました。「戦うハプスブルク家」持っていきます
202 :
18:2009/05/03(日) 22:06:41 ID:80waHCXR
自分はアラビア語由来の星の名前についてリスト化している『現代星名事典』と
スーフィーの『星座の書』のコピーを持って行きます。
あと、
>>199 AN様、モンゴル時代の史書にカイドゥの娘アイ・ジャルックっぽい人物の
記事がやっぱりあったのでそこの部分のコピーなども持って行こうかと・・(汗
203 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/05/05(火) 09:38:01 ID:sEzJUpSp
第10回OFF会、無事終了しました。
常連の方4名で、近代建築の喫茶店での歴史おしゃべり。
恒例の濃厚な時間を過ごせました。
内容は、20世紀初期のモダン時代・明治期の世界地理教育・
ハプスブルグ家と三十年戦争・元朝その他でした。
アイヤルクさんが父親のハイドゥと関係していると囁かれていても、
ちゃんとイケメンと結婚して幸せに暮らせたのが良かったですね。
204 :
18:2009/05/06(水) 20:32:41 ID:gH0CAkpk
みなさん、お疲れ様でした。
今回は現在も残る昭和初期のモダン建築が取り壊され続けて勿体無いよ的な切り口から。
朝日新聞社の建物は大阪空襲以前の建物だったんですね・・・
プラハの窓外投擲事件とか三十年戦争は高校の授業でならったきりなのでこれは要復習かも。
百年ちょっと前の尋常小学校の地理の教科書でしたが、日清戦争後の時代性みたいなのが
伺われる内容でしたね。
カイドゥの長女らしいクトゥルン・チャガという人物がマルコ・ポーロに出て来る
男勝りな「アイ・ジャルック」姫のことじゃないかという話でしたね。
原書の刊本を見ただけだと固有名詞とか人名を見つけだすのに苦労するのもあってうっかり
見落としていたということもあるんですが、マルコポーロも『集史』もちゃんと英訳で確認して
いなかったのが原因です。以前見付けられないとか適当な事を言って大変申し訳なく・・(汗
娘が父の墓所を見守っていると現在進行形で語られていることと(カイドゥの没年は1301年)、
文中に登場するイルハン朝君主ガザンへの祈願文が、在位中の人物に捧げられる物だから、
恐らくこのクトゥルン・チャガの記事が書かれた時期は1301年〜1304年のいつかだろう
という感じでした。(多分)長女が父親の墓所を見守っているという記述に個人的に興味を惹きますね。
205 :
188:2009/05/07(木) 19:01:15 ID:smxes06u
遅くなりましたががOFF会の感想です。参加の皆さんお疲れ様でした。
>モダン建築
大阪にもせっかく身近な所にあるのに気づきませんでした。勿体無い事です。
>明治時代の教科書
充分読める状態で驚きました。時代性が漂ってました。
>玉、勾玉
勾玉は綺麗な色でした。中国の副葬品で有名な玉をはじめて見ました。
>モンゴルの史書
東方見聞録とのリンクが面白かったです。
今回も大変満足なOFF会でした。ありがとうございます
206 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/05/08(金) 02:17:52 ID:EtYp6Paj
世界史OFFに参加した皆様、お疲れ様でした。
アク禁くらってたので遅くなりました。
三十年戦争はよく知らないというか、あのあたりはぐちゃぐちゃで
手を出すと大変そうだと思っていましたが、改めてお話を聞くと
面白そうと思ってしまいます。
明治時代の教科書は当時の国際情勢だけでなく、
当時の人が世界を見る感覚がわかっておもしろかったですねえ。
ハイドゥの娘の史料は興味深かったです。ああいったものがちゃんとあるんですね。
「東方見聞録」ではおとぎ話のような記述でしたが、その後の人生がわかるとは。
星の名前の由来の本ももっとじっくり見たかったです。
207 :
18:2009/05/23(土) 07:16:56 ID:arrq0ZjV
208 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/05/29(金) 23:11:50 ID:ai9QvYAB
ロシア探検隊とは珍しい。
では次回の世界史OFFはこれにしましょう。
209 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/06/20(土) 05:01:57 ID:xGtMWVXT
なんか濃い
210 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/07/14(火) 00:19:41 ID:TQCOjswF
そろそろ展覧会が始まりますので日程調整にはいりますか。
私は都合の悪い日が多すぎて、果たしてOFF会が実現できるのやら。
ということで、
>>207の展覧会を見るOFF会に参加したい人は希望日あるいはダメな日を書いてください。
私の希望日は…
・日曜日…8月9日、30日のみOK。
・土曜日は8月1日と15日以外ならなんとかなります。
・お盆休みはありません。ただし日によっては休暇を取ることも可。
211 :
18:2009/07/16(木) 02:21:38 ID:HBS0dxcc
今の所はお盆前後は微妙ですが、
8月の下旬であれば29日土曜を除けば大丈夫そうです。
>博物館主催で開いている「土曜講座」をちょっと受けてみようかと思ってまして・・
212 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/07/21(火) 22:57:02 ID:XPGiTwoO
僕は今のところ特にダメそうな日はないですが…、
9日か30日か、ですかね。
213 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/07/28(火) 01:08:14 ID:KoB1wr79
8月9日(日)がよさそうですね。
214 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/07/30(木) 00:44:52 ID:jZl9/g6I
いつもは昼過ぎ集合ですが、真夏真っ盛りなのでその時間では暑すぎるかも。
現地に10時ぐらいでもいいですか。
「そんな早く起きられへん」という人がいたら申し出てください。
特に異議がなければこのセンで募集を考えてみます。
215 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/08/03(月) 22:44:57 ID:Plo0aL0r
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「世界史OFF」のお知らせです
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【開催日】8月9日(日)
【集合時間】午後10時
【集合場所】京阪本線七条駅4番出口
駅構内図(PDF)
http://www.keihan.co.jp/traffic/eki/pdf/160.pdf 【行き先】京都国立博物館
「シルクロード 文字を辿って ロシア探検隊収集の文物」
http://www.kyohaku.go.jp/jp/tokubetsu/090714/tokubetsu.html 【持ってくるもの】
世界史関連の本、グッズなど。(自己紹介&近況報告用)
専門書から同人誌、ネタもの、おみやげ類などなんでも可。
一見「世界史」に見えないものを強引に結びつけて説明する、というのもアリ
●参加を希望する人は、だいたいの参加確認のためできるだけ「持ってくるもの」を書いて
参加表明をしてください。当日飛び入りもOKです。
世界史初心者、初参加でもお気軽にどうぞ。
●私は『「満洲」都市物語』を持っていきます。
初参加の人がいたら手に持ってますので目印にしてください。
展覧会のテーマとかけ離れてますが、今はコチラの気分なので…。
中央アジア関係の資料も持っていくつもりです。
216 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/08/03(月) 22:48:22 ID:Plo0aL0r
↑スミマセン!!
集合時間間違えました!!!
【集合時間】午前10時
です!!
217 :
まぐらぃと(猫茶屋) ◆ctcowr87l6 :2009/08/03(月) 22:54:11 ID:KHOht0ct
(゚Д゚)y―~ 先カンブリア代とか
218 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/08/06(木) 23:41:15 ID:tY6KcKe6
僕は昭和15年の地図帳(日本・世界)を持っていきます。
219 :
18:2009/08/08(土) 00:47:37 ID:9yqQCzEw
自分は講談社学術文庫版の『イブン・ジュバイルの旅行記』を持って行きます。
あと、余裕があれば中央アジア関係の本や資料などもいくつか。
220 :
18:2009/08/09(日) 22:57:34 ID:sNPnM3or
みなさん、お疲れ様でした。
今回は雨の降りしきる中での集合でしたが、11時から入館してお昼も取らないまま
4時くらいまでひたすら文字資料を観賞すると言う、かつてないゆっくりとしたオフでした。
1500年くらいは前の漢訳仏典が多かったため、読めないまでも展示資料ひとつひとつの
字面を追っていけたのが今までと趣が違う感じでした。コータン・サカ語にしろ漢文にしろ
西夏語にしろ、扱う経典が大乗仏教典だったために、(無論中央アジア独自の経典も多かった
ですが)『法華経』『華厳経』『大般若経』『金光明最勝王経』etc...といった日本の仏典でも
馴染み深いものが特に目立ちました。
言葉は違ってもやはり『法華経』とか『華厳経』とか『大般若経』とかは大好きなのだなと(w
図版や写真などでソグド文字や(古代)ウイグル文字資料は普段から目にしていますが、図版や
写真などで触れられる現物を見るのは今回の展示がほぼはじめてでしたので、感慨もひとしお。
西夏文字資料現物も初観賞でした。しかも西夏語解読の根本資料がこれだけ直に見られるというと
のはまず専門外の人間にはなかなか機会が無いので非常に有難いことです。
博物館主催の講座で聞いたことを、折角ですのでもうちょっとあれこれお話したったですが、
五時間近く会場に居ながら時間はあっという間に過ぎた感じでして、天気がいまひとつ良好
だったら、とやや悔やまれます。ジリジリ炎天下に焼かれるよりは良かったでしょうけれど(w
今回も質量共に甚だ充実した展示会でした。
221 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/08/10(月) 00:51:14 ID:esGYkg0E
OFF会参加者の皆様、お疲れ様でした。
今回博物館に5時間近くいた計算になるんですが、
一体どこでそんなに時間を使ったのか?
どこかで時間をワープでもしたんじゃないかと思います。
中央アジアで使われたさまざまな言語、文字史料が見られて、
改めてこの地域の言語の構成の複雑さを感じました。
第一目的のトカラ語はあまり多くありませんでしたけれど。
西夏語文書がたくさんあって楽しかったです。
その後は持ち寄った本、資料をネタにしゃべってたら
やはりいつのまにか「こんな時間?!」に。
昭和15年の地図帳は、現在の国、国境線とあまりにも違う世界で
国境線とは時代を映すものであって、「固有の領土」なんてないんだなあと
改めて思いました。
イブン・ジュバイルの時代の十字軍を含めた当時の情勢や
イスラムの天国の詳細な描写なども面白かったです。
18さん、「講座で聞いたこと」ってどんなことですかー?
mixiでもいいので教えてください。
7月の講座は聞いてみたかったんですが、休みじゃなかったので…。
222 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/08/10(月) 09:54:29 ID:buRflBD6
書き込もうとしてたら、そのまま就寝…今日はお休みを貰っていてよかったです。
皆さん、お疲れさまでした。
午前10時集合・午後9時解散、というのは凄いことなのです。
あまりよくわからないながらも、西域の諸仏典に触れることができたのは眼福でした。
漢文ならなんとか理解できたところもあった…と思うんですが、はて本当にそうなのかは微妙なのですが。
やはり、ロムスカ・パロ・ウル・ラピュタ氏や沢渡桜子さんは天才なのです。
(西夏文字の難解なこと!)
満州の西洋風建築の写真やムスリムの天国描写は面白かったです。
223 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/10(木) 23:01:45 ID:NPyjLJrf
age
224 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/10/24(土) 00:44:25 ID:Gs1xN5JN
年内にもう一回ぐらいOFFしませんか。
展覧会など行き先を思いつかないので、誰かご推薦の場所があれば教えてください。
なかったらカフェでしゃべるOFFにになります。
日程調整をしますので、参加したいと思う人は都合のいい日、悪い日など
希望をカキコミしてださい。
初めての人、世界史初心者も歓迎します。気軽に参加してください。
日・祝で私が都合の悪いのは…
11月3,8,15
12月13,20
土曜日は微妙。
225 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/24(土) 22:15:05 ID:kjDXKEq3
International Alliance Against “Tibet:Treasure from the Roof of the World” Exhibition (IAATE)
「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」展に抗議する国際連盟
「聖地チベットーポタラ宮と天空の至宝」展は、アメリカ数都市とヨーロッパを巡回し、日本に来ました。
この展覧会については、中国のチベット支配を正当化する政治宣伝色の強い内容が問題視され、巡回先の世界各地で抗議の声があがりました。
展示では中国のチベット侵攻と過酷な支配に伴うチベット人虐殺や、貴重な文化遺産の徹底的破壊などの説明はありません。2008年3月のチベットでの反中国蜂起と中国当局による武力弾圧も無視されています。
2009年、日本では九州国立博物館、北海道立近代美術館を経て、現在は東京の上野の森美術館で開催中。
そこで同館の館長および研究者、協賛企業(朝日新聞、TBS他)に抗議する運動が日本でも始まっています。美術館周辺での抗議活動も行われています。皆さんの参加とご協力をお願いします。
本展期間中の現地抗議活動についてはこのサイトをご参照下さい。皆さんの参加、ご協力をお願いします。
Press Release :プレス・リリース
「聖地チベット」展に抗議する国際連盟代表:ソナム・ワンドゥーによるマスコミと展示側関係者向けの要望書、展示内容の問題点を記した参考資料を掲載。
★上野の森美術館「聖地チベット」展実行委員会責任者が暴言。
2009年9月18日聖地チベット展プレス内覧会「チベット人は存在しない」
9月18日上野の森美術館で「聖地チベット」展のプレス内覧会で、抗議に訪れた在日チベット人女性に対し、応対した同展実行委員会責任者は、「チベット人は存在しない。チベット族というもののみがあると思っている」と言い放った。
http://www.seichi-tibet.com/
>>224 わたしは来月は15日以降微妙です
12月はたぶん土日は大丈夫だと思いますが
227 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/11/07(土) 23:48:49 ID:SHOOTL3G
アク禁でなかなか書き込めません。
11月22(日),23日(月・祝)はいかがでしょう?
それか12月5日(土)。
228 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/11/15(日) 22:21:16 ID:0wHVzLm0
>>227 それだったら23日の勤労感謝の日なら行けますです…。
22日と5日はどちらも無理なのです。
229 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/11/21(土) 23:26:54 ID:UtKHZs1x
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「世界史OFF」のお知らせです
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【開催日】11月23日(月・祝)
【時間】午後1時
【場所】ジュンク堂書店大阪本店(堂島アバンザ)
堂島地下センターC72出口
(地図)
http://www.junkudo.co.jp/osaka.htm 1階四ツ橋筋側入り口から入って「新星堂」とエスカレーターの前
(店内見取り図)
http://www.junkudo.co.jp/oosakahonntenfloorguide.htm 【持ってくるもの】
世界史関連の本、グッズなど。(自己紹介&近況報告用)
専門書から同人誌、ネタもの、おみやげ類などなんでも可。
一見「世界史」に見えないものを強引に結びつけて説明する、というのもアリ
●参加を希望する人は、だいたいの参加確認のためできるだけ「持ってくるもの」を書いて
参加表明をしてください。当日飛び入りもOKです。
世界史初心者、初参加でもお気軽にどうぞ。
私は「ならシルクロード友の会」のタクラマカン沙漠の文化財についての講座の資料を持って行きます。
「ならシルクロード友の会」の薄緑の封筒を持っていますので、飛び入り、初参加の人は目印にしてください。
230 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/11/21(土) 23:31:16 ID:s5FUV2ie
11月23日の午後1時にいつもの西梅田のジュンク堂書店前
>>199に集合なのです。
もちろん、常連以外の方もふるってご参加ください。
さて、何を持っていこうかしら…。
231 :
18:2009/11/22(日) 00:15:49 ID:3tOuEx/C
了解しました。23日の午後1時に堂島のジュンク堂ですね。
今回は東洋文庫版のイブン・ファドラーン著
『ヴォルガ・ブルガール旅行記』(家島彦一訳注)を持って行きます。
余裕があれば夏のシルクロード展関連で催された公開講座の資料なども。
232 :
226:2009/11/22(日) 23:24:19 ID:GTU+iRqs
明日はよろしくお願いします
ベル・エポックのファッションカタログを持っていきます
233 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2009/11/23(月) 22:19:57 ID:BQNfGZgf
第十二回世界史板オフ会も無事終了しました。
常連さんばかりでしたが、今回も七時間半ずっと濃かったですね。
僕が持っていったのは鳥山石燕の「画図百鬼夜行全画集」と
「鋼鉄の虹・イェーガーハンドブック」でした。
前者は水木しげるの元ネタ妖怪画で、
後者は昔のPBMの設定本で第二次大戦前の中欧ケルンテン公国の内戦を扱っています。
ファッションカタログの内容は、当時のブルジョワ階層向けでしたが
女性>>子供・男性という現在のものと似たようなジャンル分けなのが面白かったですね。
服装の変遷がかなり急速に進展していくのもよくわかりました。
あとは、元代の印象についてはかなり明のプロパガンダが尾を引いているんですねえ。
234 :
AN ◆xbAEeFXwes :2009/11/24(火) 00:35:06 ID:rxKaw3Nh
最初に書店に入ってしまったため、予定外の本を買ってしまいました。
妖怪の画集を見て、ベル・エポックの百貨店カタログを見て…。
どちらでも盛り上がれる楽しいOFF会でした。
100年ぐらい前でも意味不明の道具があったり。たまたま仏和辞典を持っててよかったです。
モンゴル史について、また知識が増えました。
遅くなりましたがOFF会参加の皆さんお疲れ様でした
今回百貨店カタログを持ってきたのですが、詳しい解説をしていただいたおかげで
より読み応えを感じられるようになりました。ありがとうございます。
他の方の本や資料も面白かったです。今回もとてもためになるOFF会でした
236 :
18:2009/11/26(木) 00:23:06 ID:b8yxy+8R
遅くなりましたが、先日は皆さんお疲れ様でした。
ゲーム設定本は設定が凝りに凝っているいかにも80〜90年代の雰囲気あふれるもので、
何とも懐かしい感じでした(w 百鬼夜行図の江戸時代版は某漫画でもおまけで良く
取り上げられていましたので、こちらも感心することしきり。水木しげる御大の
模写力はやはりなかなかの物だったのだと改めて思いました。
ベル・エポックのカタログは、丁度100年前の中上流階級の人たちのためのもの、
という感じに溢れていましたが、第一次世界大戦が勃発する直前の1910年代に
なったくらいから、コルセットの呪縛から解放されて(w 人々のファッションは
くびれのきつい砂時計みたいなフォルムから、すとんと筒状のシルエットに変化していて
非常に興味深く見させて貰いました。幸いフランス語辞典をお持ちだったので、
今の人間には用途不明の謎の道具も何となく使い方が判明出来たようで、それもまた
楽しかったですね。
小公女のフランス語版っぽい本はアニメになっているのだそうですが・・・ 絵柄で
登場人物の性格やらがそれとなく分かりやすいのですが・・・ 果たして日本のアニメで
目が肥えているであろうおフランスの視聴者層に、あの絵柄は受け入れられている
んだろうかと思えるような、ややアメリカンっぽいカクカクした造型に感じられました(w
意外とフランスは外国人の自国語教育には高めのハードルをしているのですね〜
>初学者用の教材がそんなにはない
今回も色々話題が飛び交う楽しいオフ会でした。
237 :
18:2010/02/18(木) 04:22:46 ID:HE2+5te5
皆さん、お疲れ様です。
関西での次回OFF会について、大阪の国立民俗学博物館で開催中の「西アジア再発見」展が
候補として予定されております。
○大阪の国立民俗学博物館
「春のみんぱくフォーラム2010年−西アジア再発見
アラビア文字の造形美、パレスチナの刺繍の妙、ウードの優美な響きなど、
西アジアの色・形・音がお楽しみ頂けます。新しくなった西アジア展示を見に、
ぜひみんぱくへ!」
「<新しくなった西アジア展示の概要>
中東とも呼ばれる西アジアの人びとは、自分たちが暮らす地域をマシュリク(日出ずる地)とよび、
マグリブ(日没する地)とよばれる北アフリカと深い関係を保ってきました。乾燥地帯が大部分を占め、
遊牧を生業とする人びとが移動する一方、バグダードやカイロなどでは古来より都市文化が栄えてきました。
多くの住民はムスリムですが、ユダヤ教やキリスト教発祥の地でもあります。 地球規模の変動の時代に
移り行く人びとの暮らしを、信仰、砂漠の生活、女性の装い、音楽と芸能をテーマに紹介します。」
ttp://www.minpaku.ac.jp/museum/event/w-asia_renewal09_sp.html 開催期間:2010年1月8日(金)〜3月30日(火)
参加したい!という方は良い日ダメな日を上げて行って下さいますようお願いします。
今ところ、おおよそ三月の上旬、中旬の土日が候補に上がっております。
238 :
18:2010/02/18(木) 04:35:37 ID:HE2+5te5
※その他の関西で開催中の展覧会について。
京都国立博物館でハプスブルグ展が開催されていますが、それ以外の世界史関係の展覧会も
開催中ですので一応貼っておきます。
○大阪歴史博物館
「特別展「聖地チベット ―ポタラ宮と天空の至宝―」
大阪歴史博物館では、平成22年1月23日(土)から3月31日(水)まで、
特別展「聖地チベット−ポタラ宮と天空の至宝−」を開催します。
世界的に注目されているチベットの歴史や文化を紹介するわが国初の
本格的な展覧会です。」
ttp://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2009/tibet.html 開催期間:平成22年1月23日(土)〜3月31日(水)
○京都府京都文化博物館
「古代カルタゴとローマ展 --きらめく地中海文明の至宝」
今からおよそ2800年前、海洋民族フェニキア人によって現在のチュニジア地中海沿岸の地域に
植民都市カルタゴが建設されました。カルタゴは、地中海世界での異文化交流と巧みな海上交易により
繁栄をきわめ、大国として長く覇権を握りました。」
本展覧会では、チュニジア国立博物館群より日本初公開作品9割以上を含む160点余りの出品作品を
1章「地中海の女王カルタゴ」と2章「ローマに生きるカルタゴ」の2つのテーマで構成し、歴史に
様々な影響と多くの謎を残したカルタゴのダイナミックな軌跡をたどります。」
ttp://www.bunpaku.or.jp/exhi_carthage.html 開催期間:平成22年2月11日(木・祝)−4月4日(日)
個人的には都合がつけばこちらも両方かどちらかひとつでOFF会がしたいところです。
239 :
◆xbAEeFXwes :2010/02/20(土) 02:03:51 ID:uMNeuSLQ
アク禁解けました。
私の都合の悪い日は
20日(土)、27日(土)、28日(日)。
それ以外の土・日・祝なら、たぶんなんとかなります。
240 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2010/03/07(日) 00:25:49 ID:EIrJPOOy
3月13日になりそうですね。
241 :
◆xbAEeFXwes :2010/03/08(月) 00:30:20 ID:HRV4jEPy
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/03/08(月) 23:43:09 ID:vq6Jo7zm
こんにちは。初参加ですが,『イブン・ジュバイルの旅行記』(講談社学術文庫)を持って行こうと思います。
243 :
とてた ◆0Ot7ihccMU :2010/03/09(火) 00:07:40 ID:nlqF8hAJ
おそらく開館から閉館までになる可能性が高いので、
歩きやすい靴で軽めの荷物で参加されることをお勧めします…。
僕は「いっそイラストハワイ単語帳」と「あなたの知らない・知りたいハワイ」を。
…そろそろ手持ち本が少なくなってきました。
244 :
18:2010/03/13(土) 07:02:24 ID:kzSzkVYk
どうもお疲れ様です。
今回は東洋文庫の『ペルシア逸話集 カーブースの書/四つの講話』と
S・A・プリェートニェヴァ著『ハザール謎の帝国』(城田俊訳)を。
できればその他のものも持っていけたら〜
245 :
AN ◆xbAEeFXwes :2010/03/14(日) 00:39:01 ID:/+3tirfq
OFF会参加の皆様、お疲れ様でした。
みんぱくをゆっくり見てたら本当に閉館ギリギリになりました。
今まで来たときは「管轄外」のところはすっ飛ばしていたのですが、
今回ほぼ全部しっかり回りました。ただ改装中のため見られない
スペースがあったのが残念です。
歴オタ的に興味深いものから現在の日用品まで豊富な展示を見ていると
時間のたつのも忘れました。
その後お茶&食事で濃い話題で盛り上がりました。
ハザールは確かに謎の帝国です。
ソグドの末裔はどうなったとか、ササン朝の衣装は史料がなくてわからないー、とか
モーツァルトの時代には今の世界の名所の類が驚くほど存在していないのに
気がついたとか、ドラマの時代考証とか、一般人には通じにくい話が
いくらでもできるのでつい話し込んでしまいました。
246 :
18:
遅くなりましたが、OFF会当日は皆さんお疲れ様でした。
メインは中東関係だったはずですが、民博の特徴上、オセアニアやアフリカ、
新大陸方面の展示も満遍なく回ったため、途中で昼食を取るのを除くと閉館まで
会場をずぅ〜〜と歩きっぱなしでした。
数回来た事があるはずなんですが、今までそうとは知りませんでしたので、
直接手で触れられる展示とかが豊富なのはとても新鮮でした。
>アフリカの首長が座っていたような椅子を休憩のため一息ついて座るとか
ハザール(アラビア文字転写やテュルク語の発音からすると「ハザル」と第二母音は
短音で読むのが近いですが)はオカルトっぽい分野から有名になったのでアレですが、
中東やルーシ、ビザンツ側からの資料を使えば大体の栄枯盛衰が分かる分野のようでして、
会場を見た後でお見せしたムカッダスィーなど10世紀後半の資料によると、ルーシなどに
攻められた後は、ハザルの住民はムスリムに改宗したらしく、13世紀半ばのモンゴルの
侵攻時には政治勢力として存続していた様子が無いので、その頃には解体していただろう、
みたいなのが本の内容だったと思います。
『ペルシア逸話集』もそうですが、こういう学術的な本は希少なので既に絶版しているのは
悔やまれますね〜
歴史関係の濃いお話は好むところですので、やはりいつもながら時間が過ぎるのは早いですね(w
>あとアラビア語はまた勉強し直さないと(汗