私のオフ会体験談
大人数のオフが苦手な私は「少人数でマターリ飲みましょう」という趣旨のオフ会へ参加しました。
参加する前に幹事宛にメールで「当方女ですが他にも女性参加者はいますか?参加人数は合計で何人くらいですか?」と訊ねました。
幹事からの返信メールには「幹事含めて参加人数6名で半数が女性ですので安心して来て下さい」と書いてありました。
ほっとした私は参加表明をし、当日の待ち合わせ場所へ電車で向かいました。
丁度の時間に到着したのに、待ち合わせの場所で待っていたのは幹事一人だけ。
私が「他の人は?」と聞くと「外は寒いから先にお店に入ってもらってる」と言われ、幹事の後に付いて行きとある居酒屋へ入りました。
そこはお座敷個室で男性参加者が10〜11名ほどいて、一人も女性参加者の姿はありませんでした。
少し怖くなった私は用事があるので帰ると言うと、すぐ近くに居た男性5人くらいに周りを囲まれて強引に席に座らされてしまいました。
私にこの時にもっと勇気があれば、大声を出したり無理にでも帰ればよかったのかもしれません。
だけどオフ会の進行に必要なのでと幹事に頼まれ、携帯番号を交換していたので、そのことで後が怖くて逃げ帰ることが出来ませんでした。
男性参加者達に座席を前後左右挟まれて、ほとんどくつろぐスペースもありません。
自分のバックをぎゅうっと握り締めたまま、肩や髪タッチしようとしてくる何本もの手を払いのけるのが精一杯でした。
暴力などの乱暴なことはされませんでしたが、言葉や視線のセクハラや携帯カメラで撮られたりとかを嫌というほどされました。
「私は騙されたんだ・・・くやしい」ずっと頭の中でその言葉がリピートしていて涙が止まりませんでした。
5分ほどしてウエイターが飲み物を持って来たときに、「帰るタイミングはここしかない!」と思い、
「もうやめてください!帰ります!」と言って店の出口まで走りました。
幹事が追いかけてきて私を呼び止めるので、もしかして謝ってくれるのかな?と一瞬思っていたら
「割り勘だから。4000円」と言って手を出していました。
お金を差し出すと幹事は「警察に言ってもムダだから。それに俺は君の携帯番号も知っているから〜」と言われました。
「私だってあなたの携帯番号を聞いてしっているんだから」と言うと、「ああ、あれは飛ばし携帯だから住所とか調べられんよ(笑)」と言って店の中へ戻っていきました。
その足で駅の側の交番へ行き、被害届を出したい旨を警察官に言いました。
警察官は「その位じゃ事件扱いにはならないんだよね〜」と言って、調書だけとるという形で片付けられてしまいました。
私はこの時「これが警察に言ってもムダ」っていう意味だったんだ・・・と気がつきました。
長文すみません。
私が言いたかったことは、幹事だからといってその人を信用してはいけない。
女性参加者を安心させておいて、実際は自分達の私利私欲でオフ会をしている幹事や取り巻き達がいるんだなということを学びました。
私はもう二度とオフ会には出るつもりありませんが、もしも女性でオフへの参加を悩んでいる人がいましたら避けたほうが良いかと思います。
結局、自分の身を守るのは自分だけですから。