「SMAPを客寄せに......」SHINeeの"仕込みゲリラ"に見るK-POPのヤラせプロモーション
2011年12月20日 11時00分
http://www.excite.co.jp/News/entertainment_g/20111220/Cyzo_201112_post_9366.html 韓国の男性5人組アイドルグループ「SHINee」が今月7日に東京・渋谷で開催予定だったゲリラライブが、安全上の理由から中止された。
これは新アルバムの発売を記念したシークレットイベントで、事前告知なしにも関わらず、会場周辺には1,000人以上が殺到。
現場は混乱し、渋谷署の中止要請を受けて、イベントは開始30分前に"強制終了"となった。
翌日のスポーツ紙では、それを「人気のほどを表す現象」と捉えていたが、"真相"は違う。
当日、現場にいた女性記者によると、事前に「サンタクロースは全部で5人」「グループ名は"S"から始まる名前」などと書かれたチラシが配布されていたという。
5人組でしかも頭文字が「S」......。そのヒントで「SHINee」と判別できる人は少なく、案の定、Twitterなどでは「SMAPでは?」という話が拡散していたという。
「SMAPだと思って来た女性ファンも多くいました。当日になって『SHINee』だと分かると、一部ファンは激怒。
『詐欺だ!』とか『SMAPを客寄せに使うな!』といった声が上がりました」(同女性記者)
主催者がSMAPを連想させるチラシを確信犯的にばら撒いたのかどうかは不明だが、
少なくとも翌日のスポーツ紙が報じた"SHINee人気"に疑念が生じたことは間違いない。
週刊誌記者は「主催者サイドは中止になることも想定して、イベントを企画した疑いがある。
渋谷署の警察官はそりゃあ怒っていましたよ。『悪意がある』と判断された場合、関係者の処分もあり得ますね」と話す。
こうした"ヤラせ"が牽引するK-POPブームに未来はあるのだろうか。