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伊吹文明議員 弔辞1:
弔辞
中川昭一先生と永遠のお別れの時を迎え、惜別の情を抑え難く、政策集団志帥会の同志一同を代表し、
シュウギョウ※の一端を申し上げ、天国に旅立つ君への惜別の言葉と致します。
中川昭一さん、あなたとの初めての出会いは昭和58年12月の初当選の時でしたから、26年のご厚誼を
頂いた事になります。あの時の当選者は84人で、自民党で当選した者は23人。
昭一さん、貴方はその中で一番若い30歳の青年代議士でありました。
当選・落選はありましたが、今政界に残っているのは衆議院で各党合わせて8人、参議院に移った2人の
僅か10人に過ぎません。
一番若い貴方には必ず政界に復帰し、同期の中で一番最後まで日本の為に働いてくれるものと誰もが期待
していただけに、突然のご逝去は日本の為、また難しい時期にある我が自由民主党にとっても大きな損失
であったと思います。
私達の政策集団志帥会は、中曽根康弘元総理の政治理念を大切にしている保守主義の政策集団です。
中川昭一さん、貴方は本日お見えの亀井静香先生や平沼赳夫先生とご一緒にその政治理念に共鳴され、
10年前に志帥会に大同団結されました。それ以来、幾度も離合集散ありましたが、貴方は志帥会に留まり
不出来な私を会長代行として支えて頂きました。
また、その間政府に於いても党に於いても幾多の要職を歴任され、日本国の為貢献された事は、多くの方々
の知るところであります。