【中川昭一】功績と辞任を無駄にさせないためのスレ

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アルコールと一般的な総合感冒薬、鎮痛剤との併用で、かなりヘロヘロになります。
けど、今回酒は風邪薬の他に抗生物質も摂取していた。
それが何か、具体的な成分は分らないが、
例えばセフゾン(抜歯した後によく処方される、ピンク色のカプセル)なんかは
服用した後に飲酒すると「ジスルフィラム様作用」と云って、
エタノール代謝の中間物質であるアセトアルデヒドが代謝されずに体内に蓄積し、
結構早いスピードで「二日酔い」と同じ症状が出る事が知られています。

また、効果の強い鎮痛剤は胃腸障害を起こす事が知られています。
胃腸障害を起こしにくいものもありますが、鎮痛効果はかなりマイルドなので
動けなくなる程の腰痛持ちである酒には出ていないと考えて良いと思い、除外。
よく知られているものではロキソニン、ボルタレンあたり。
その胃腸障害を防ぐためにH2ブロッカー(ガスターetc)を併用する事は良くあります。
しかしこのH2ブロッカーはアルコールと併用すると、
胃壁からのアルコール分解・吸収が妨げられて血中濃度が急上昇しその後一気に吸収される為、
血中濃度が急上昇し、急性アルコール中毒の原因となる事が知られています。

今回、酒がH2ブロッカーを服用していたかどうかは分りませんが、
(風邪薬+鎮痛剤+セフゾン+H2ブロッカー)×アルコールのコンボで摂取していたら
・風邪薬&鎮痛剤×アルコール→眠気等のSE増強
・H2ブロッカー×アルコール→アルコール吸収阻害後、血中濃度の急上昇
・セフゾン×アルコール→肝代謝阻害によりアセトアルデヒド濃度急上昇
それを倍量服用してた事で、結果として酷い二日酔い症状が出る事が予想されます。
以前、資料でセフゾンでのジスルフィラム様作用は、ごく少量のアルコールでも
結構酷い症状が出る事もあると読んだ事があるのですが、正直うろ憶えなのでちょっと自信がありません(汗)

ここ数日いくつかスレを見てきたけど、抗生物質とアルコールの関係に
触れたものは無かったので、ちょっと書いてみました。
以上、街角の薬屋でしたノシ